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失敗体験を生かす関わりを


 人間関係の難しさ、受験競争など

さまざまな社会状況を見るにつけ、わが子が

「心の強い子に育ってほしい」と願う親御さん

は多いと思います。家庭で、どのようにかかわれば

よいのでしょうか。


心の強い子に育てるためのポイントを

心理療法士の星一郎さんに聞きました。


負けないことが強さ


 ――心の強い子に育てるためには

何が大切なのでしょうか。


 まず、「心の強さ」とは何か。少し考えて

みましょう。


 「決めたことは、最後までやり通す」

 「何事もあきらめない」

 「友達に悪口を言われても落ち込まない」


 このようなことをイメージする人は多いと思います。


しかし、心理学の見地からは、心の強さとはこうした

“鋼のような心”のことを言うのではありません。


 ――もう少し詳しく教えてください。


 完ぺきな人間はいません。


誰もが、さまざまな感情を持って生きています。


時には、嫌になったり、意欲がわかなかったり

悲しかったり、つらかったりすることがあるのは

当然でしょう。


 私は、心が強いとは失敗に負けないことだと

思っています。


失敗を自分の成長の機会と前向きにとらえ

立ち上がっていける人が、心の強い人です。


 人生は、うまくいかなかったとき、失敗したときに

どう行動するかが大切です。


失敗したときに「自分は駄目な人間だ」と過度に

思い過ぎて、自暴自棄になってしまっては意味が

ありません。


 本当は、どのような失敗だって、若い時に

取り返しのつかないことなどは、めったにない

はずです。


最近の若者は、ちょっとした失敗で挫折したと感じ

引きこもりがちになる人が増えており、心配です。


対処の方法を教える


 ――失敗に負けない子にするために、親はどう

かかわればよいでしょうか。


 たくさん失敗を経験させることです。


最近の子どもは、失敗の経験そのものが少ないようです。


少子化の影響からか、親が過保護になって、子どもが

失敗しないように、おぜん立てをして、安全な方向へ

子どもを導いていきます。


 しかし、失敗する経験が少ないと、失敗を乗り

越える方法と心構えが身に付きません。


 ――幼い時には、たくさんの失敗を経験させて

よいのですね。


 そうです。そこで大事なのは、失敗したときの

親のかかわり方です。


特に、言葉掛けには注意しましょう。


例えば、食事のお手伝いをしている子どもが

皿を運んでいるときに誤って落とし、割って

しまったとします。


 「だから言ったでしょ!」

「何をやっているのよ!」


と、つい言ってしまいがちですね。


しかし、これだけでは、よい失敗体験になりません。


割ってしまった経験を通して、次はどのように

運べば割らないで済むのか。そこを教えることが

大事なのです。


 持ち方を変えたり、皿の数を減らしたり

足元を注意したりすれば、割らないで運んでいけるよ

と教えてあげることです。


そうすると、子どもとしては一度失敗しても

やり方を変えることで、成功することができる

と分かり、自信が持てるようになります。


 失敗したときには、対処の方法を具体的に

教えることを心掛けてください。


人格でなく行動を注意


 ――同じ失敗を繰り返す子もいます。


 失敗を反省していない、失敗しないやり方が

分からないなど、いろいろな理由が考えられます。


 ただ、子ども自身が困っていないことが原因で

ある場合も多い。


忘れ物をしても親が届けてくれたり、部屋の

掃除をしなくても親が掃除をしてくれたりした場合

子どもはさほど困りません。やはり本人が

「失敗したらまずい」と感じるような工夫も必

要なのでしょう。


 ――ほかに気を付けたい点はありますか。


 しかり方ですね。失敗した時に


「あなたはいつも駄目ね」

「本当に嫌な子だね」


と、人格面を否定する、しかり方をする

親によく出会います。


しかし、これは効果的ではありません。


 人格面を否定されても、子どもは、どこを

どのように変えたらよいのか分かりません。


むしろ、親に愛されていないと感じ、自信を

失ってしまうことにもなりかねません。


 否定するのは、人格ではなく、行動です。


やり方です。


 「あなたのことは好きだけど、そのやり方は

駄目だから、このように変えてほしい」と伝える

ように心掛けてください。


 行動を注意されれば、どこを変えれば

よいのかが分かります。


 これは、「いい子だね」と褒める場合にも同じ

ことがいえると思います。


単に「いい子だね」と言うだけでは、

何がいいのか分かりません。


それよりも、「早起きして、いい子だね」と

行動面を褒めてあげてください。


 このような会話の心掛けが、自分の行動に

責任をもち、失敗に負けない子を育てるのだと

考えています。

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“ほほ笑み引き出す人材”を養成

笑いで温かい家庭と地域を


 青森県では、「青い森のほほえみプロデュース事業」

という、ユニークな取り組みを行っています。


これは、不安やストレスを和らげる笑いの力に注目し

家庭と地域に、ほほ笑みをもたらす人材を養成しよう

というものです。


この取り組みの内容と、ほほ笑みを引き出すための

ポイントなどについて、青森県こどもみらい課に

聞きました。


職員の提案で事業化


 ――「青い森のほほえみプロデュース事業」について

教えてください。

  
 職員からの提案を事業化する、県の庁内ベンチャー

制度で採択された事業です。


 昨年度と本年度の2年をかけ、実施しています。


狙いは、家庭や地域に、たくさんのほほ笑みを生み

出すことです。

  
 ――事業を始めるきっかけは?

  
 全国的に増加傾向が続いている「児童虐待相談」です。


児童虐待を予防する取り組みはないかと考え、提案しました。


 虐待の背景には、親の「孤立」や「ゆとり」のなさがあると

いわれています。


そこで、不安やストレスを和らげ、癒やしをもたらす

ほほ笑みや笑いの力に注目しました。


 これらを通して、思いやりをもって子どもを育てる

和気あいあいとした家庭、温かく広い心で触れ合う

地域社会を築きたいと考えています。

  
 ――具体的にどういう取り組みを行っているのですか。


 事業では、相手の心に寄り添い、ほほ笑みを引き出す

ための幅広い知識と技術を持っている人材を3段階の

仕組みで養成します。


このために特定非営利活動(NPO)法人「21世紀癒し

の国のアリス」会長で、日本医科大学准教授の高柳和江さん

の協力を頂きました。


 まず、この取り組みの中核となる「コア笑いプロデューサー」

と各地域での推進役である「笑いプロデューサー」を養成します。


そして、その皆さんが、各市町村で講習会の講師となって

一般県民の方々に、ほほ笑みを引き出すポイントを伝えています。


 この講習を受けた人を、「ほほえみプロデューサー」

と認定します。


これまでに「ほほえみプロデューサー」が1万2600人

誕生しました。


まず、相手を褒める


 ――講習会で習う、ほほ笑みを生み出すためのポイント

について具体的に教えてください。

  
 相手からほほ笑みを引き出すためには、自分がほほ笑む

ことが必要です。


その前提になるのは、「私が好き」という自尊感情です。


この部分を分かってもらうために、講習会では、ペアを組み

お互いが良いところを言い合います。


 普段だったら、面と向かって褒められると

「そんなことないわ」と照れ隠しで、否定してしまいがち

ですが、この場では否定しないで受け入れます。


そうすると、「今まで、嫌いだと思っていたところも

人によっては良いところだと認めてくれるんだ」と気付き

自分のいろいろな部分を肯定的に受け入れられるように

なります。


 お互いが良い部分を認め合うと、とても気持ち良くなり

笑顔が生まれます。


この経験を通して、笑うためにはまず、相手の良いところを

見つけ、伝えることから始めましょうと提案しています。


 ――気持ちに余裕がないと、なかなか笑えません。


 そうですね。大変なこと、不安なことが多いと

なかなか笑えないものです。


講習会では、大変なことが詰まってきたら、分かって

もらえる人に聞いてもらいましょう、と伝えています。


 つらい気持ちをどんどん表に出すことで、心に詰まって

いたものが出てきて、ほほ笑みが生まれる、心のゆとりが

できます。


 また、相談された人も、「もっと、がんばれ!」と

突き返すのではなく、まずは相手の大変な気持ちに共感

してあげることを第一に考えましょう、と伝えます。


大変な気持ちを誰かに聞いてもらえれば、多くの人は

自分の力で元気を取り戻し、笑うことができるように

なるからです。


会話にちょっと工夫


 ――会話の中で、気を付けるべき点はありますか。



 PNPと呼ばれる会話の方法も紹介しています。


 PNPのPは「ポジティブ」(積極的・肯定的な)の

頭文字。


Nは「ネガティブ」(消極的・否定的な)の頭文字です。


何か注意しなければいけない、ネガティブなことを伝える

時には、少し心を落ち着かせて、ポジティブでネガティブ

な部分を挟んで伝えます。


 ――どういうことでしょうか。


 例えば、妻が塩辛いみそ汁を作ったとします。


これを、そのまま「みそ汁が塩辛いよ」と伝えると

妻は嫌な気持ちになります。


 そうではなく、「いつもおいしい料理をありがとう」


「でも、今日のみそ汁はちょっと塩辛いんじゃない?」


「君の作るみそ汁で、元気が出るんだよ。


たくさんお代わりしたいから、明日は薄味がいいな」と

伝えます。


 ネガティブなことをポジティブで挟むと、伝わり方が

かなり柔らかくなり、笑顔が生まれるものです。


 ――講習会を受けた県民の皆さんからは、どのような

感想が寄せられていますか。


 「笑顔は相手を癒やしたり、励ましたりする力がある

と教えてくれました。


家族に対して、反発してしまう時がありますが、笑顔を

心掛けていきたい」


「子育てで大変な気持ちを、自分の中で押し殺さなくて

良いと分かり、気持ちが楽になった」


 このように、ほほ笑みを増やすために心掛けることで

家庭環境が改善したという声がたくさん寄せられています。


 事業は本年度で終わりますが、今回誕生した1万人を

超える「ほほえみプロデューサー」を通して、地域と家庭に

たくさんのほほ笑みが生まれることを願っています。

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 産後の母親は心身共に疲れがたまりやすいもの。


この時期の心構えとして大切な点や、役に立った

工夫など、体験に基づいた声を寄せていただきました。



暖かく過ごす工夫を


東京都練馬区 (中学校教員<育児休業中> 35歳)


 昨年10月末に長女を出産。そのため最初の子育ては

寒さとの戦いでもありました。


赤ちゃんだけを温めようとしがちですが、母親の体も

大切です。


そこで、一緒に暖かく過ごせるように、そして少しでも

子育てが楽になるよう工夫しました。


 具体的には次のような点です。


 (1)夜中の授乳やおむつ替えの時、はんてんや布団を

かぶる(カーボンヒーターなど、すぐに暖かくなる

器具があると便利)。

 (2)赤ちゃんの衣類など洗濯物が増えるので、たくさん

乾かせる場所をつくる(冬はなかなか外に干せないので

部屋干しできる物干しスタンドを用意)。

 (3)赤ちゃんにぐっすり寝てもらうために布団を

暖める(湯たんぽを布団に入れるなど)。


 また、意外とたくさん必要なのがタオル。


赤ちゃんの枕代わりに使ったり、胸に当てて母乳が

漏れるのを防いだり。


赤ちゃんの敏感な肌に直接触れるのだからと思い

20枚くらい、新しい物を買い足しました。


 産後は、子育てにかかりきりになるので、買い物に

出掛けたり、部屋の環境を整えたりする時間が取りづらい

ものですが、思い付くところから、少しずつ用意して

いけるといいと思います。



毎日、自分を褒めて


大阪府茨木市 (主婦 35歳)


 (1)妊娠中から産後まで、ママはとにかく自分を

褒めていただきたいと思います。


  産後は特に、昼夜なく、生後間もないわが子を

「生かす」ためだけに、母親は奮闘しています。


  母乳育児の方は、時に1〜2時間置きに起こされる

生活が続き、もうろうとする日々だと思います。


私は、自分が女性であることも忘れ、必死に育児を

していたある日、友人の姿と比べて落ち込んだことが

ありました。


  でも、自分の体を使って生命をはぐくみ、育てることは

何と尊いことでしょうか。

そのことに気付いた時から、毎日毎日、何度も自分を

褒めています。


 (2)育児経験者から、たくさんのアドバイスを受けると

思いますが、自分の判断で取捨選択することも大切。


私は、駅のホームでも、バスの中でも、初対面の方

ご近所の方から、とにかく多くのアドバイスを受けました。


  でも、育児を卒業された方の多くは、「なんとなく」しか

覚えていません。


生後3カ月の時の話も、2歳の時の話も、同時期のこと

としてアドバイスしてしまうのです。


  「母親は医師よりも鋭く、その判断は正しい」と聞きました。


自分の目と感覚が頼りです。周りに笑われようが、諭されようが

「母の勘」を信じて行動していいと思います。


 (3)気負わず、無理せず、家族や協力者に甘えられるだけ甘えて

頼ること。とにかく赤ちゃんを大切に、ご自身を大切に。



産後の養生を大事に


神奈川県海老名市 (助産師 32歳)


 助産師として、日々多くの妊産婦さんにかかわらせて

いただいております。


その中で常に思うのは、産後の過ごし方が、その後の

人生にいかに影響するかということです。


 私の勤務する助産院では、「産後養生」をとても大事に

しています。


産後はみんなの視線が赤ちゃんにばかり行きがちですが

お母さんは、自分で思っている以上に「私にも目を向けて

ほしい」と望んでいるのです。


 その思いをはき出し、赤ちゃんと一緒に泣き、癒やされ

お母さんが穏やかで、心から子を愛せれば、子も穏やかで

おっぱいもよく飲み、お母さんもゆったりと育児ができます。


 まさに出産は母にとっても劇的に生まれ変われるチャンス。


そこからどの道を行くかは、産後の養生にかかっていると

感じます。


 インドでは昔、妊産婦への奉仕が最も善業であるとされ

子どもたちがこぞって奉仕したといいます。


すべての人間が妊産婦から生まれてきたことを思えば

現代でも見習うべきではと感じます。


 悪循環を良い循環に変えられる、産後のお手伝いが

これからもできればと思う毎日です。



子育て支援制度を活用


大阪市平野区 (主婦 44歳)


 私は13歳、8歳、3歳と、3人の子どもを5年ごとに

出産しました。


2人目を出産したあと、早くから動き回り、何でも一人で

頑張りすぎたせいか、半年で抑うつ状態となり、長い間休養

しなくてはならなくなりました。


 そんな経験から、産後すぐは、あまり頑張りすぎず、第三者の

力を借りることがとても大切かと思います。


 私の場合、産前産後は買い物が大変なので、食材の宅配

サービスを利用しました。


また私の住む自治体には「ファミリー・サポート・センター」

という子育て支援制度があります。


登録すると、コーディネーターの方が、依頼したい人と

援助したい人との間に入って調整してくれ、決まった報酬で

援助してもらえます。


うちの場合、長女の塾のお迎えを約2年間お願いしました。


本当に助かりました。


多くの方に支えてもらっているという実感が心の安定にも

つながりました。


 産後すぐ、「お産は病気じゃないから大丈夫でしょ」という

言葉に、とても傷ついた経験があります。


 産後は、喜びと同時に、一つの生命を守り育てるという責任の

重さに、押しつぶされそうになることも。


どれほど尊く、素晴らしい日々を送っているかを実感できるよう

「本当によく頑張っているね!」との温かい言葉が大切なのでは

と思います。

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適正な睡眠が健康の根本

子どもの一日は就寝時間から始まる


 「寝る子は育つ」とよくいわれます。


睡眠は子どもの成長に、どのような影響を与えている

のでしょうか。


快適な睡眠のためのポイントなどについて

『眠りで育つ子どもの力』(東京書籍)の著者で

国立精神・神経センター精神保健研究所の白川修一郎

室長に聞きました。


学習能力 心の安定に影響

 ――昔から「寝る子は育つ」といわれていますが

どのような意味なのでしょうか。


 睡眠は、生命維持にとって、とても大切です。


記憶、学習能力、創造性、意欲や心の安定にも影響を

及ぼすなど、さまざまなことが実験から分かっています。


 特に思春期の子どもにとって、睡眠は脳や神経系を休ませる

とともに、成長ホルモンの分泌にも大きな影響を与えます。


 寝不足になると、成長ホルモンが十分に分泌されません。


よく、「寝る子は育つ」というと、幼少期までの子どもを

指していると考える親が多いようですが、実際には

10代の思春期まで、睡眠は発育に影響を与えているのです。


 もちろん、睡眠自体は一生涯、重要なものですが、この時期の

睡眠には特に気を付けなければいけませんね。


 ――適正な睡眠時間を教えてください。


 多くの研究論文の結果をまとめて、公開しているアメリカの

睡眠財団によると、次のようになります。


 ●新生児(1〜2カ月)は10・5〜18時間

 ●乳児(3〜11カ月)は9〜12時間(これに加えて1〜4回の

30分〜2時間の昼寝)

 ●幼児(1〜3歳)は12〜14時間

 ●学童前期(3〜5歳)は11〜13時間

 ●学童期(6〜12歳)は10〜11時間

 ●ティーンエージャー(11〜17歳)は

8・5〜9・25時間

 ●成人は7〜9時間

 ●高齢者は7〜9時間


 個人差がありますので、あくまで目安として参考に

していただければと思います。


生活リズムを整えよう

 ――予想以上に、長い睡眠時間が理想とされている

のですね。


 日本は、伝統的に睡眠を軽視する傾向があります。


寝る時間を割いて頑張ることを美徳とする風潮も根強い。


しかし、これは科学的には間違いです。


 しっかりと寝て、起きている時間に集中して頑張る

ことが、最も効果的であり、健康的です。


少ない睡眠で大丈夫と思っている人でも、日中に眠気が

襲ってくる場合は、寝不足と考えた方がよいでしょう。


 睡眠が崩れると、生活リズムが崩れます。


寝不足の場合、朝起きても、食欲がわきません。


結果的に、朝食を抜いて学校に行くこともあるでしょう。


こうしたことが習慣になってしまうと、学校に行っても

脳が十分に働かず、集中力や注意力の低下をもたらし

学力にも影響を与えます。


 ――睡眠時間をしっかり確保するために、どのような

心掛けが大事でしょうか。


 就寝時間を決めることです。


子どもたちは学校があるため、朝起きなければいけない

時間は決まっています。


だから、睡眠時間を取るためには、寝る時間が遅く

ならないようにするしかありません。


子どもの一日は、就寝時間から始まると考えてください。


 小学校の低学年の場合、母親の就寝時間がそのまま

子どもに影響を与えるケースが多いようです。


母親が遅い場合、子どもも遅くなります。


子どもと一緒に寝る時間を早めるなどの心掛けも大切ですね。


寝室は小まめに掃除を

 ――快適な睡眠を取るためのポイントを教えてください。



 まず、親子の1週間分の睡眠履歴を調べてみましょう。


 何時に寝て、何時間眠り、何時に起きたのか。


このリズムを調べれば、規則的に寝られているか

十分な睡眠時間は取れているかを確認できます。


乱れていたら、規則的に十分な睡眠を取れるように

生活リズムを整えることです。


 睡眠不足の場合は、いきなり修正するのではなく

30分ずつ、徐々に就寝時間を早くするとよいでしょう。


 ――ほかに工夫することはありますか。


 寝室は清潔にしましょう。体の防御機能が最も

低下している睡眠時には、できるだけ、きれいな空気が

必要です。


寝具はダニが発生しやすく、布団やベッドもほこりが

出やすいので、小まめに掃除をしたり、干したりして

ください。


 掃除は、リビングなどの人がよく集まる場所を重点的に

してしまいがちですが、実は寝室こそ、しっかり掃除しな

ければいけない場所なのです。空気清浄機を設置しても

よいでしょう。


 ――子どもが、なかなか寝付かない時にはどうしたら

よいでしょうか。


 お客さんが来ていたり、見たいテレビ番組が放映されて

いたりすると、興奮して寝付かないことがよくあります。


 ほかに、日中、家の中でゲームばかりしていて

よく体を動かしていない場合や、午後3時以降に覚醒効果の

あるカフェインを摂取している場合も寝付けない原因になる

ので、注意してください。


 特に学童期前の子どもには、就寝前に、お母さんが

子どもに寄り添って読み聞かせをしたり、お話をしたり

しながら、「睡眠は楽しいこと」「安心できるもの」と

意識をもたせてあげましょう。


こうしたかかわりが、その後の健全な睡眠習慣の定着に

つながると思います。

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☆欲求を伝え、元気を取り戻す機会


 子どもの大泣きは、育児ストレスの原因に

なっています。


泣く行為の意味や親のかかわり方について

「癒しの子育てネットワーク」代表で『子どもの

「泣く理由」がわかる本』(リヨン社)の著者で

ある阿部秀雄さんに聞きました。


☆共感の言葉掛けを


 ――子どもが「泣く理由」を教えてください。

  
 まず乳児期の場合を考えてみましょう。


 「おなかがすいた」

 「おむつがぬれた」  

 「痛い思いをした」

――こうした生理的な欲求を伝えるために泣くことは

よくご存じですよね。


 そのほかに、心理的な欲求で泣くこともあります。


 例えば、両親の夫婦ゲンカが慢性的に続いていて

お母さんが切ない思いをしているとき

「心配でたまらないよ」と泣くことがあります。


 成長すると、こうした欲求は言葉で伝えることが

できるため、泣きは減っていきます。

  
 ――言葉が話せるようになっても、大泣きを頻繁に

する子はいますね。

  
 心理的な欲求を言葉で伝えるというのは、大人でも

難しいことですからね。


 でも、もう一つ、大切な理由があります。


泣く行為には欲求を伝える以外に、感情ストレスを解放する

という面もあるのです。


つらい、悔しい、怖いなどの感情ストレスを吐き出し

親に受け止めてもらい、不快感をぬぐい去ってもらおうと

するわけです。


大きくなればなるほど、感情ストレスを解き放つための

「泣き」が主になります。


 ですから、頭ごなしに「泣くな」と注意するのではなく

泣く理由に注目し、感情に共感してあげましょう。


「つらかったね」

「痛かったね」

「怖かったね」

「悲しかったね」

と言葉を掛けて、気持ちに寄り添ってあげたらいいのです。



☆手を添えて導く


 ――駄々をこねながら泣く場合は、どうしたらよいでしょうか。

  
 駄々をこねたくなる気持ちに共感しながらも

立派なお兄さん、お姉さんとして振る舞えるように

上手に導いていったらいいのです。


子どもにも向上心があるので、そこにうまくつなげて

あげるといいでしょう。


 言葉で、「こうしようね」ということを伝えるだけでなく

必要なときには、手をしっかり添えた上で導いてあげる

ことも、時には必要です。


すると、案外、すんなりと、「うん、分かった」と

納得してくれることがあります。


 逆に、手を振り切ろうとして泣き続けることも

ありますが、そのようなときは「嫌なんだね、ヨシヨシ

……でも、こうしようね」と、子どもの気持ちを受け

止めながら、親の言い分を受け取ってもらえばいいのです。


泣いているからといって、子どもの言いなりになる必要

はありません。

  
 ――体に触れながら親の言い分を伝えることを

心掛けるといいのですね。

  
 子どもとの体の触れ合いを通して、気持ちの交流が

できます。


スキンシップは愛情表現にだけ使うものではありません。


 楽しく遊ぶときも、つらい思いを慰めるときも

聞き分けを誘うときも、聞き分けてくれたことを喜ぶ

ときも、スキンシップが役に立ちます。

  
 ――泣くことは悪いことではないのですね。

  
 そうです。


「泣いていい」と考えるようになっただけで

ずいぶん子育ては楽になるものです。


泣く子は、親を頼りにして泣いています。


泣くことで欲求を伝え、元気な自分を取り戻します。


 「元気に泣いて→受け止められて→さわやかに泣きやむ」

という、泣きだし上手・泣きやみ上手が理想的です。


☆泣き下手は心配


 ――今は、泣き下手な子が多いのでしょうか。

  
 昔は「泣く子は育つ」「泣く子と地頭には勝てぬ」など

と言って、子どもが泣くことにはおおらかでした。


 ところが戦後、大人自身が一人で頑張るしかない

泣いてなどいられないという、競争社会になって

“泣かせない子育て”をするようになりました。


 そのため、泣き下手な子が増えました。


普段、泣くのを我慢している分だけ、我慢しきれなく

なって泣きだすと大泣きになりがちです。


 感情のマグマを抱え続けてしまうと、大きくなってから

ささいなことでキレて、非行に走りやすくもなります。

  
 ――泣き続けられると、つい「いつまで泣いているの!」

と注意してしまうこともあります。

  
 わが子の泣き声を聞いて平気な親はいませんが

親自身が泣かせない子育てを受け、心ゆくまで自分の

気持ちを聞いてもらえなかったという「古傷」を抱えて

いることが多いように感じます。


 「泣く子は弱い子」「泣く子はわがまま」などと

泣くことを否定的に教えられ、泣きたいときも感情を抑えて

我慢して泣かないように生きてきたのではないでしょうか。


 昔から、母親のことを「おふくろ」と言いましたが

大きな袋のような包容力で、子どもの泣き声に耳を

傾けましょう。


「私が泣きたかった分まで泣いておくれ」といった

おおらかな気持ちでかかわってあげればよいのだと思います。

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