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子どもたちの遊びがテレビやゲームに
偏りがちな昨今。
「わが家では、こんな遊びに夢中です」という
具体例、お薦めの遊び、またテレビ視聴やゲーム
の時間を減らすことに成功した工夫例などを寄せて
いただきました。
☆寝る前の「しりとり」
茨城県筑西市(主婦 42歳)
小学6年生と4年生になった娘たちと
幼いころから現在まで、よく「しりとり遊び」
をしてきました。
寝る前のひととき、布団の中で、一日の出来事や
明日のことなどをおしゃべりした後、最後にしりとり
をします。
今は、日本全国の都道府県名や歴史上の人物名など
に発展。
その中で出てきた疑問は、そのままにせず
翌日調べたりしているようです。
長女は、社会科で日本史を学習し始め
たくさんの偉人の名前を覚えたり、調べたりする
ことが楽しくなったようです。
二女も伝記を読むことが好きになり
また分からない地名は地図を見て調べたり
しています。
「ママ、調べたら、分かったよ!」と言って
来た時は、たくさん褒めてあげます。
中学生になれば、一緒に寝る時間もなくなる
でしょう。
それを思えば、この布団の中での「しりとり」も
わが家にとって、かけがえのない「遊び」だと
思っています。
☆親子でおもちゃ作り
群馬県桐生市 (主婦 37歳)
4月から幼稚園に通い始めた3歳の息子がいます。
わが家では、乳児のころから、テレビやビデオは
午前中に30分、午後に30分と決め、一つの番組が
終わったら消すことにしてきました。
もう習慣になっているので、見終わったら自分で
消しています。
もちろん、大人もなるべくテレビを見ず
新聞や本を読むようにしています。
食事の支度は、子どもが寝ている間にし
洗濯や掃除は、子どもを巻き込んで
“遊び感覚”でやっています。
天気の良い日は、散歩や畑の手伝い
家にいる時は、一緒におもちゃを作り遊びます。
今年の正月、羽根突きを見た息子が
「キンコンやりたい」と言いました。
そこで早速、手作りしました。
かまぼこ板にラップのしんで柄を付け
回りに厚紙を張り付けて“即席羽子板”
の出来上がり。
発泡スチロールでピンポン玉大の球を作り
部屋の中で、「グラウンド・キンコン」。
「キン」「コン」と言いながら、打ち合いっこを
しています。
転がすので、危なくないし、球が当たっても
痛くないので、息子のお気に入りの遊びになりました。
テレビに子守をしてもらっていれば家事は
はかどりますが、常に言葉を掛けながら
子どもとかかわる時間を優先してきました。
おかげで、言葉もたくさん覚え、起きている間は
ずっとおしゃべりをしています。
一日中、1回もテレビを見ないで遊べる日も
多くあります。
☆祖父母へ「手紙」を
愛知県大府市(主婦 32歳)
幼稚園年長組で5歳の長男、もうじき3歳に
なる二男がいます。
わが家がテレビを見なくなって
1年半がたちます。
第一の理由は、幼い時期に、不快な番組を
見せたくなかったこと。
そして、食事や着替えなどの際に、ダラダラとした
時間を過ごさせたくなかったからでした。
当初は不満を抱いていた子どもたちも
今では、公園でくたくたになるまで走り回るのが
一番大好きな「遊び」になりました。
家の中では、記憶力を養うことができる
トランプの遊び「神経衰弱」に夢中です。
さらに長男が好きなのは、祖父母への「手紙」遊び。
手紙を書き、それをお手製の「ポスト」に入れます。
“郵便配達人”は私。
ファクスで「配達」してあげると
祖父母から喜んで返事が来ます。
本当に手紙を出したような気分になり
楽しみながら字を覚えます。
自分から読書をするようにもなりました。
視覚からの情報も大切。
時にはインターネットで世界の事象を学び
地球儀や事典でも確認します。
子どもたちだけに我慢を強いることはできません。
私たち夫婦も、テレビの視聴をやめました。
社会人として必要な情報は、ラジオ、新聞
インターネットを活用して得ています。
おかげで、安易に過ごす時間が減りました。
☆折り紙で春の“大作”
岡山市(主婦 32歳)
わんぱく盛りの、6歳の長男と4歳の二男。
長男は、友達の持っているテレビゲームや携帯型
ゲーム機を欲しがった時期もありました。
でも、夫も私も“今は元気いっぱい遊べる時。
ゲームばかりに熱中してほしくない”と思い
「体を動かして遊んだほうが、体が強くなるよ」
と話して聞かせています。
毎日、外で友達とリレーやドッジボールを
している姿はとてもたくましく、仲間と一緒の
“空間”を楽しんでいる様子は、きっと大切な
思い出の1ページになると思います。
雨の日の室内遊びで、意外にヒットしたのが折り紙。
折るだけでなく、切ったり張ったり、色紙が
さまざまな形に変化します。
最近も、大きな白い紙を用意し
「春」をテーマに壮大な作品に挑戦。
花、小鳥、大きな木……。
思いつくままに折っては張り、見事な
「春」が完成しました。
さまざまな紙飛行機やコマなども作って遊び
時間を忘れて熱中することもしばしば。
時には大人の目から見て、紙の無駄遣いに映ることも
ありますが、目をつぶって、見守っていると
思わぬ“大作”ができていることも。
子どもの創造力には、本当に驚かされます。
親も一緒に楽しんで、童心に帰ることのできる
貴重な触れ合いのひとときです。
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