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ドッグヴィル(2003)
グレース・・・・・ニコール・キッドマン
トム・・・・・・・・・ポール・ベタニー
監督・・・・・・・・ラース・フォン・トリアー
ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。
ある日、ギャングに追われた美しい女性グレースが村に逃げ込んできた。
小説家志望の村の青年トムは、村人たちにグレースをかくまうことを提案。
それは、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”が条件だった。
グレースは必死で働き、村人達も彼女を受け入れるのだが。。。
衝撃の問題作です。
数年前に初めてこの作品を観たとき、とてつもなくイヤな気分になりました。
監督さんは、あの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を撮った人です。(ボクのワーストエンディングの映画です。)
それだけでも、なんか後味悪そうでしょう?
閉鎖的でよそ者を受け入れない村に、とびきりの美人が迷い込んできます。
何かワケアリなのですが、頑なに口を閉じ、ただ村人の言いなりになるだけ。
彼女は村人に気に入られようと、どんな仕事にも文句一つ言いません。
そして徐々に受け入られて行くのですが、最大の問題は彼女が美しすぎること。
村の男たちはグレースをあからさまに性のはけ口と見るようになり、女たちはその美しさに嫉妬します。
そして表向きの友好関係は脆くも崩れてしまうのです。
で、この映画ですが、かなり実験的なんです。
セットと言えば、床に白い線を引いただけで、壁もドアもなし。
役者は、あたかもそこに家が存在するように演技してるし、
壁がないってことは、家の中まで素通しで見えるので、関係ないカットでも演じてなければならない。
吼える声だけ聞こえる犬は、犬の形に白い線で横に「DOG」と書いてあるだけ。
さて、散々村人に蹂躙された挙句、ギャングに通報されたグレースはある方法で村を救済しようとしますが、
それがまたショッキングなんです。
最後に「権力」を得た彼女がそれまでの「仕返し」を行使するのです。
人間の傲慢さ、残酷さ、そして無知さなどを思い知らされる作品だと思います。
でも、100%イヤ〜な感じになりますので、その点覚悟されて鑑賞してください。
しかし、ニコール・キッドマンは超キレイです。
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