恋も友情もノープロブレム[小説 心に吹く風]

少しだけ、穏やかな気持ちの自分を取り戻しました(・///・)

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パズル

この2日というもの、断続的に雨が続いた。
おりしも、傷つくような事が起きたばかりで、気持ちが滅入った。


人生って不思議だなぁ・・・と思う。
そう。。。それはちょうど壮大で緻密なパズルのような気がするのだ。
自分の上に起きている事が、一体どういうことなのか
渦中にいる時にはさっぱり見えないことが多いと思う。
何がなんやら訳も分からず、ただただ振り回されて目の前の事に傷ついてしまうだけ。
目の前の事象が悲しくて辛くて泣いているのに、次の展開で真実が全く違っていた事に気がついたり
自分が信じ込まされていた事実が、大きく彎曲されていたことを知ったり・・・・。
時間の経過と、自分がいる当事者の立場を離れて遠くから客観視をする事で
事の本質が見えて来る事が多いのだ。
それは人間という枠を超えて、もっと大きなものからその一人の人生を眺めた時に
壮大で緻密なパズルのようなものではないかという気がして仕方ない。



例えば、私が多く傷ついたひとつの事に関して考えてみる。
私はその事について、最初はその人の行動に傷ついていた。
その人の言動を理解する事が出来なかったからである。
「どうして?」と思った。
そして、「どうして?」と思ったのだから、その疑問を解消しようともがいた。
すると、私がもがいたのでその人から回答と思われる「言葉」が届いた。
届いたというよりは、投げつけられ吐き捨てられた感じはするが・・・・。
私はその「言葉」の意味を必死に考え、咀嚼し飲み込んだ。
その人間関係では、そうせざるを得なかったから。
そして、原因は自分に付帯する周囲の状況にあったのだと理解し、不本意ながらも
それを飲み込んで自分が傷つくこともやむなしと受け入れた。
その傷は大きく、自分ではどうしようもない付帯する状況にまで怒りを覚えた。
だが、不思議なことに心のどこかで納得していない私がいた。
そして、その納得していない私は、『真実』を無意識のうちに求めていたようだ。
これが偶然なのかどうかは分からないが、求めたものはいつか得られるものなんだ・・と思わせられる
そんなことが確かに今までにも幾つもあった。
私が不本意ながらも嚥下した事が、1年近くの時間をかけて明らかになってきたのだ。
「仕方ない」と思って、私は自分を律してきたが、その私の元に
明らかに関係のない立場の人から、思いもよらない情報がポツリポツリと寄せられた。
中にはその事と全く関係のないような情報も多々あって、その時はさっぱり結びつかなかった。
それは、順序よく入ってくるわけではなく、また関連性を示して寄せられるものでもなかった。
ただ、三々五々と単品の情報が集まってきただけのようだったのだ。
時には、「あれ?」と思わせることもあった。
「これって、この前聞いたあの事と繋がっているんじゃないかしら」
という事が幾つかあって、バラバラのはずの情報がちらほらと繋がり、おぼろげな輪郭を映し出す。
それでも、心には引っかかるものの、それがどういう意味を成すものか、まだ分からなかった。
そして、決定的な情報が四方から同時期に寄せられた。
驚いた事に、1年近く前に私が感じた違和感の、核をなすものだった。
その核は、多くの関係ないと思われた様々な情報をも、見事なくらいに繋いでしまったのである。
それは一つのパズルの完成を見るようだった。
私の知り得ていた事実と、その裏で行われていたもう一つの事実が
なぜこういう現実を作り上げたのか、という辻褄をぴったりと表していた。
1年近くも過ぎて、ようやく「あぁ、それでこういう事になったのか・・・」と
心の底から得心がいった。
と同時に、何もわからなかったその頃の自分が情けなくなってしまった。
信じる事と、冷静に状況を観察して分析する事は別だったのに、
あの時の私にはそれが出来ていなかった。
そして、まんまと騙されて今まで自分を責め続けてきてたのだ。
騙された事は、自分の不注意だから仕方がないと思った。
だって、その他にも幾つも騙している事を承知していたし、把握しているつもりだったから。
ただ、私がとても傷ついたのは、どこかでそうやって性根を分かっていながら
肝心の部分を信じ込もうとしていたことである。
信じていたかというと、ずるさや脆弱な卑怯な部分を知っていたために信じることは出来なかった。
でも、信じようとして目をつぶる事が多かったのが実際のところだった。
一番用心しなければいけないところにまで、目をつぶっていたのだ。
そして、相手はその事を良く分かっていたのだろう。
だから、とことんまでしらを切る事で騙し果せてしまった。
私はその信頼関係に絶対の自信を持っていた分、この1年近くも前の裏切りに
今更ながらひどく傷ついた。
既に、感情的な部分は切り離せていたが、それでもこの過去の事実は
私には致命的なほど響いたし、衝撃は大きく悲痛だった。
怒りとは違う形容しようのない感情に苛まれて、眠れぬ夜を持て余した。



私が認識していた現実とは、全く違う真実がパズルの完成によってもたらされ
つくづく人間のちっぽけさを思い知る事になった。
一人の人生には、罠や落とし穴や隠し扉など、人の思いつく裏の裏を斯くような真実が
たくさんちりばめられていて、まるで人智を超えた大きな力で「試練」という名の下に、
試され淘汰されてるような気がする。
私は、今回は『不合格』というところか。笑
だって、人の闇や悪心など、全く計算できなかったから・・・。
「騙すより騙された方が・・・・」なんて、負け惜しみに聞こえる。

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なんだかよくわからないけどパズルは完成したんや!
誰も他人の闇や悪心を計算して生きている人はいないと思うけど
その良心を欺くような企みをしてる人がいるのは悲しい事やね。

2007/10/10(水) 午前 11:10 蓮花(*^――^)れん


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