恋も友情もノープロブレム[小説 心に吹く風]

少しだけ、穏やかな気持ちの自分を取り戻しました(・///・)

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私は、人様によく言われるのです。

「流移さんって、何でも出来て悩むことなんてあんまりないでしょう?」って・・・・。

いやぁ・・・。

そんなに褒めていただかなくても・・・その通りなんですから・・。ハハハ・・・。

なんてね!

そんな訳ないじゃないのぉっ!!!!

ひとたびこの胸の中を開いたら、それはもう、ぐっちゃぐっちゃのドロンドロンで、

閻魔様もビックリのウソとゴマカシの絡み合い・・・。

・・・え・・・・とまぁ、そういう状態なんですけどね。

でも、とりあえず対外的にはポーカーフェイスがうまくいってるという事なんだな。

「何でも出来て」という事には少々複雑ですね。

私は大人で、年齢の分だけ色んな経験もしてきているから、とりあえず出来る事は多い。

だけど、何でもかというとそうでもないことを、自分が一番知っているんですよね。

もちろん人様が言う「何でも」という事は、一般的なことで、という意味で

専門的なことまでは含まれてはいませんが、得意分野の専門的なことでさえ

抜けたりするのが私ですからねぇ・・・。

全般的に見たら、私を良く知っている人なら間違いなく吹き出していることでしょう。

「ドジでのろまな(のろまではないと思うけど)カメ」に近い流移を勘違いしているって!!

それなのに、私の近辺にいる人は私の事を「デキルこわい人」だと思ってるようだから

他人の評価というものがいかに当てにならないか、これでよくわかりますね!

ヾ(@°▽°@)ノあはは



私は意地っ張りなのかな・・・。

少なくとも、自分に密接に繋がる子供や友人には、自分のダークな部分を見せたくなくて

どんなに心が苦しくてもどんなに傷ついていても、一切その片鱗をも見せないのです。

遠く離れた、心を許せる存在にだけ、胸の内を明かして泣いたりすることはありますが、

いかんせんそうなると、なぐさめもいたわりも遠く離れているわけで

暖かな手も、優しい言葉も間接的に推察の範囲でしか感じる事が出来ず

結局は一人で自分に向き合っているという、お粗末な結果に終始しているのです。

それでも、自分を褒めてあげようと思うことが一つだけあります。

私は、自分が感じている痛みや苦しみから、目をそらす事だけはしないという事実です。

逃げたいけど、放り出したいけど、それをしたら成長できない。

そんな気がして、後ろに後退出来ないのです。

ま、そんなこんなで今日も優しい人の優しい言葉に支えられながら、

何とか自分の足で今日を持ちこたえているんです。

この頃、この1歩の重みというか、大変さを心から思い知りましたよ。

だからこそ、今日を支えてくださる全ての存在に感謝!感謝!!!

皆様、ありがとう!!!

春が来た!!

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九州地方は、景色がかすんでしまうほど黄砂の襲来を受けている。

目が痒くて、くしゃみが止まらなくて・・花粉症に近いアレルギー症状に苦しんでいる友人もちらほら・・・。

だけど、この数日で気温も一気に上がり、一時の冷え込みで固くつぼんでいた桜も

勢いあまって咲きほころんでいる。



ずっと暗く苦しく目の前が開けない思いに閉じこもっていたが、

久しぶりに外出をして、色とりどりの花々を眺め、暖かい陽射しの中を歩いていると

自分がどれだけ時間に置き去りにされていたのかが見えてきて、少々あせってしまった。

そんなつもりはなかったのだけど、私はまだ冷たい風の吹く寒い冬の中に立ち尽くしていたんだな・・・。

こんなにも世間に春が訪れているのを、目では見ていても心には感じていなかったんだ。

心はもう、この春の陽気に解放してあげよう。

苦しいからこそ、解き放ってやる事にしよう。

そう思いながら、明るい色彩のこの季節の空気を、いつもより深く吸い込んでみた。

春の訪れが、誰の心をも、救ってくれますように!!

背中を押す



孤独と、心の痛みに耐えかねていた私の背中を押してくれた詩を、ここに載せさせてもらいます。


          君……


       君が生まれたのは偶然の中の必然。
       君が君として今そこに存在するのだから
       君は君として精一杯生きなきゃいけない。

       君の短所は長所なのかもしれないょ。
       君のやさしさは人を救うかもしれない。
       君の厳しさは人を立ち直らせるかもしれない。
       君の甘さは君を無限に成長させるかもしれない。
       君の弱さは人に生きる意味を教えてあげられるかもしれない。
       君の笑顔は誰かの心の光を与えるかもしれない。
       君には無限の可能性がある。
       君じゃなくていいかもしれない。
       でも、君じゃなきゃダメかもしれない。
       人生には楽しいことも
       辛いこともある。
       成功する人も
       失敗する人もいる。
       求めるのではなく、与えなさい。
       与えた分だけ、いつの日か必ず返って きます。
       当然と思わないで下さい。
       感謝の気持ちを持って下さい。

       素直に生きなさい。
       相手の気持ちになって、
       考えなさい。
       発言しなさい。
       行動しなさい。
       憎まず、許しなさい。
       心を広く豊かに持ちなさい。
       視野を広げなさい。
       何事も楽しむ心を持ちなさい。
       君はこの世に生まれた。
       そしていつの日か必ず死ぬ。
       君が生きる意味は必ずあります。
       死ぬために生まれる命はありません。
       君が君を嫌いな理由はなんですか?
       容姿ですか?
       性格ですか?
       能力ですか?
       じゃぁ、全て揃ってる人は
       この世に何人いると思いますか?
       皆、何かしらの劣等感は抱いている。
       でも、理想に近づけようと
       美容室行って
       化粧して
       ダイエットして
       ジム通って
       食事に気をつけ
       洋服買って
       自分で思う悪い性格直そうとして
       他人に指摘された悪い部分を直そうとして
       学校行って学んで
       資格取ったり
       免許取ったり
       スポーツしたりして
       自分ができることをやって、
       自分を少しでも輝かせようとしてるんでしょ?

       今の君が嫌いなら好きになる君に変えようよ。

       人は変われる。
       君も変われる。
       だから、動こう!






私と同じように傷ついて、痛みに呻いているお友達の女の子の日記から頂きました。
「傷の舐め合いはするまいね」
と、お互いに言い合いながら、それぞれの傷と向き合いました。
そして、この詩をそれぞれのニュアンスで受け止め、またそれぞれのペースで
歩き出していこうと誓い合いました。
『変われる。
私は変われる。
貴方も、君も変われる。』
そう信じていることが伝わりますように・・・・。



        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/80/34/quarashi326/folder/1118814/img_1118814_11728758_8?20060717001304
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/67/nekonoillustrator55/folder/1454358/img_1454358_44511891_0?20070207184245





  長い長い時間を、どっちに向かって歩けばいいのか
  わからないままに歩いていました。
  今も、道が見つかったわけではないのだけれど
  立ち止まっているのにも疲れたし、同じ風景は見飽きてしまいました。笑
  この目に見えるものが全てではないと心から思います。
  だからこそ、一つ一つ確かめながら歩かざるを得ませんよね。
  ちょっとだけ、傷ついたことが怖くて臆病になったと思います。
  でも、私は私でしかないから私のペースで歩き始めますね。
  

  
  私を見捨てないで励ましてくださった方々へ

  たくさんの言葉と気持ちをありがとうございます。
  いつの時もそれに支えられていた事を心から感謝します。
  本当に本当にずっとありがとう。


雨が連れてきた

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              〜〜〜濡れているのは雨のせい?〜〜〜






今日は、久しぶりの雨が降っています。

あんまり泣き続けていたから、空まで涙で一杯になっちゃったのかな・・・。





               雨の朝の出来事

 「ダメだよ」
確かに幼い男の子の声でそう聞こえた。
洋子はちょっとだけ差していた傘を上げると、キョロキョロと辺りを見回してみる。
しとしとと小雨のぱらつく河川敷に人影はなかった。
一瞬、気のせいか、と思った時再びその声は聞こえた。
「ダメなんだよ。連れて行けないんだ。」
河川敷を見下ろす土手の道を歩いていた洋子からは、死角になっている
橋の下の橋脚の陰から聞こえてきたようだ。
いぶかしげに眉をひそめると、洋子は自分の腕時計をちらりと横目で見る。
時計の針は午前9時を大きく回っていた。
子供が学校に行く時間はとっくに過ぎている。
アパレル業界で働く洋子だから、通勤のラッシュを外れたこんな時間に歩いていたのだ。
いつもの洋子ならこのあと、肩をすくめて歩き出し、数秒のうちに
今聞いた子供の声など気にも留めずに忘れ去っていただろう。
でもその日、複雑な思いを胸に考え事などしながら職場に向かっていた洋子には、
ふと好奇心のようなものが働いて、駅へ向かう足は土手の下の橋脚の陰へと進んでいた。
雨で滑りそうになりながら、土手を下りていく。
橋の下の橋脚は何本かに分かれていて、その橋脚と橋脚の間に子供がいるようだ。
黒いランドセルの一部が見えている。
近づいていくと、かすかな甲高い鳴き声が耳に入ってきた。
に〜に〜と、どうやら小さな子猫のようである。
橋の下に入ると、洋子は傘をたたみながら声をかけた。
「ねぇ、学校に行く時間とっくに過ぎてるよ。遅刻なんじゃない?」
懐に抱きこんだ子猫に気をとられていたその子は、ビクリと大きく全身をびくつかせた。
「ごめん、脅かしちゃった?」
洋子は慌てて愛想笑いを浮かべる。
びっくりして振り向いた男の子の大きな瞳が、突然声をかけてきた洋子を警戒していた。
「やぁねぇ、上の道を歩いてたらあんたの声が聞こえたから、どうかしたんじゃないかと思って
わざわざ下りてきたのよ。そんな、敵対心むき出しにしないでよ。」
その子は、ジリ・・・と半歩下がった。
胸に黄色いキジの、生後2ヶ月にも満たないような子猫がしっかりと抱かれている。
「わぁ、可愛い子猫!!・・・それどうしたの?」
洋子は、か細い声で鳴いている子猫の頭を撫でた。
一瞬体を固くした男の子は、それでもゴロゴロと喉を鳴らし始めた子猫を見て
全身で息を吐き出した。
「学校に行く途中で、どこからかこいつが鳴きながら付いてきてるのに気が付いたんだ。
はじめは知らん振りしたり追っ払ったりしたんだけど、雨降ってるのにずっとついて来るから
びしょ濡れになってるしさぁ・・・。置いていけなくなって濡れないここに連れてきたんだよ。」
雨の粒がついた名札に、5年3組と書いてある。
5年生って10歳だっけ?もっといってた?
洋子はそんなことを考えながら子猫を撫でていた。
「おばさんコイツ飼ってくれない?」
唐突に男の子はそう言った。
「え?私?私がこの子を?・・・・無理無理無理!!とてもじゃないけど飼えないって。」
洋子はしどろもどろで両手を振る。
「このままここに置いて学校なんか行けないじゃんかよ。」
男の子はさも不満げに口を尖らせた。
あぁ、関わらなきゃよかった。
一瞬洋子の脳裏を後悔の念がよぎる。
何とかこの場を退散しなくては・・・。
「おばさん、コイツ小さいから雨に濡れたら体温が下がって死んじゃうこともわかんないんだよ。
誰かが守ってやらないと死んじゃうよ。一人ぼっちでなんか生きていけないよ。」
男の子の言葉が、洋子の胸の奥のまだ生々しい傷をかき回した。




「一人で生きていけよ。俺はいなくても平気だろ。」
最後に口にしたその言葉が、自分自身を深くえぐっているんだと分かるような
そんな傷ついて疲れ果てた眼差しだった。
そして、ちらりと洋子を一瞥すると、雨に濡れるのも構わず暗闇の中にその背中は消えていった。
洋子には、掛け値なしで愛しい存在だった。
彼がいるから、業界の激しい競合の中で連日続く深夜までの会議や残業にも耐えられたし、
会社に要求される無茶な売り上げを、不満たらたらの従業員をなだめすかして達成しても来れたのだ。
だが彼にしてみれば、いつもいつも残業や研修でそばにいない恋人に
寂しい思いを重ね続けていたのだろう。
洋子には突然と思われたその別れ話も、彼にしてみればもう限界だと考えた末だったに違いない。
返す言葉も見つからないまま呆然としている姿を、諦めたような眼差しで見つめていた彼は
最後の言葉を口にすると雨の中を去って行った。
一人残されてみると、そこは全く知らない場所のようだった。
仕方なく歩き始めたが、どこに行っていいのか分からない。
まるで帰るところを失くしてしまった迷い猫のようだ。
いつの間にか、彼と二人で入っていた傘がなくなっている。
降りそぼる雨に紛れて声をあげて泣いてみた。
惨めで孤独で、どんなに雑踏の中にいても一人ぼっちだと強く感じた。
明日私は生きていけるのだろうか。
そんなことを考えながら、冷たい雨を全身に受けていた。




「おばちゃん、頼むよ。こいつを飼ってあげて!」
昨夜の生々しいシーンの数々をフラッシュバックのように思い出していた洋子は
その声にハッ!とする。
「だからね、無理なのよ。・・・・って言うか、あんたさっきから人のことおばさん、おばさんって
失礼じゃない?」
男の子がニカッと笑う。
「じゃぁさ、お姉さん。お願いします。こいつを飼って!!!お願い!!!」
自分の頭より高く子猫を掲げると、洋子の胸の前に差し出した。
「ちょっ・・・現金だなぁ・・・。あんた調子いいね。」
洋子は苦笑しながらそう言った。
「俺ね、かけるっていうんだ。翔ぶっていう漢字だよ。」
名札に書いてあるから知ってるよ、と思いつつ頷いた。
「私の名前も聞く?」
からかうように言うと、一瞬顔を見上げて、どうでもいいよと答える。
ちょっと慌てて、洋子というのよ、と言った。
「俺さぁ、いつもこんな捨て猫とか捨て犬とか拾って帰ってお母さんに怒られるんだよ。
団地で飼えないの分かってて・・・って」
あぁ、そうか川上にある大型団地の子なのね。
「だってさ、せっかくこの世に生まれてきたのに、一人ぼっちで死んだりしたら最悪じゃん。
死ななくても、誰にも助けて貰えずに一人ぼっちで生きていくのも可哀相だと思うんだよ。
でも、俺じゃぁ、何にもしてやれないんだよね。だけど、置いて学校に行けなかったよ。」
『一人は嫌いなのに、一人で生きていけると思われた私は、一人ぼっちの子猫とよく似てる。』
洋子は何故だかその濡れて鳴き続けている子猫が、自分自身のように思えた。
思わず、翔という子の手から子猫を受け取って胸に抱き上げる。
「お前・・・私の家に来る?」
洋子の指より狭い鼻先を撫で付けると、気持ちよさそうに目を閉じた。
「やった!!本当に飼ってくれる?おばさん!!」
翔の目がキラキラ輝いている。
不思議なくらい迷いもなく洋子は答えていた。
「あんた・・・翔!!ちゃんと様子は見に来てよ。翔のとこの団地の手前の
自転車屋さんの前が家だからね。」
子猫を捨てずにすんで安心したらしい翔は、もう学校に向かって走り出しそうだ。
「なんだ。おばさん家あそこだったのか!わかったよ。絶対に見に行くから頼んだよ!
ありがとう、おばさん!!」
大きな瞳を一杯に見開いて笑いながら手を振る翔の背中に洋子は精一杯毒づいた。
「こらっ!!翔!!!あんたと子猫を救った天使みたいなお姉さんにおばさんって言うんじゃない!!
お姉さんと呼べぇっ!!!」
一瞬振り返った翔の顔は、青い傘に隠れて見えなかったが、
大きな笑い声だけが洋子の耳に届いてきた。
そして、土手を駆け上がって橋を渡る駆け足の音が響き、頭の上を通り過ぎる時
翔の声が大きく響いた。
「ありがとう!!!おばさん!!!!」
洋子は降り止まぬ雨を見上げると、小さくつぶやいた。
「こちらこそ、ありがとう。翔・・・」


                                       終







初めてのショートショートに挑戦してみました。
久しぶりの雨と、我が家にちょこちょこ訪問滞在する野良の子猫を見て書きました。
それと、孤独な人の心と・・・・。
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