恋も友情もノープロブレム[小説 心に吹く風]

少しだけ、穏やかな気持ちの自分を取り戻しました(・///・)

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もう一つ5男ネタ・笑


夏休みの後半から、5男は実に忙しい毎日を送ってきました。
というのも、9月30日には小学校の運動会が、10月7日には相撲大会が
そして10月21日27日28日には、ミニバスケットボールの6年生最後の公式戦があったからです。
その上、春から始めたアイスホッケーもシーズンに入ってきます。
当然全て、練習が頻繁に行われます。
5男の毎日は、夏休みからこっち今日のこの日まで、一日たりとも休みはありませんでした。
平日は、昼間学校で運動会の練習を猛暑の中こなし、夕方からはバスケットボールか相撲の練習が、
連日7時か7時半までありました。
週末は、土曜日はミニバスケットボールの試合に臨み、日曜日は朝方5時から7時まで
アイスホッケーの練習をした後に、そのままミニバスケットボールの試合に直行する・・・という日々でした。
当然!・・・それにお付き合いする私も忙しかったです。
特に週末は全く家にいません。
そして、月曜日が一番疲れている、というサイクルです。
それでも、例えばバスケットボールの試合でも、アイスホッケーの試合や練習でも
後からビデオを見ながら反省したり修正の材料を探したい、という、5男から頼まれた
ビデオ撮影を欠かすわけには行きません。
でまた当然の事、普段休日にしていることも出来ない事が殆どなのだから
その分平日にツケが回ってきて、平日も忙しくて中々自分の時間が取れずにいるのです。
この不毛とも思える忙しさにも、終わりが見えてきました。
昨日、5男のミニバスケットボールの最後の公式戦が行われました。
この日のために、夏休みからずっと練習以外でも走り込みをして、
監督に怒られながら練習に励んできたのです。
週末ごとの、遠征につぐ遠征で重ねた練習試合も、必死でこなしてきたのです。
だけれども、チームの状態は決して良い方ではなく、この3週間ほどの練習試合では
格下(今は2部上位チームなのです)のチームに惨敗する事が多くありました。
2部の中でも、1部から落ちてきたばかりの2チームは、実力が数段も上で
でもそこに勝たないと、昇格はありえません。
5男たちの3学年上の時は1部だったのに、チームのメンバー数の減少と共に
だんだんと降格して、今は2部で4位か5位にまで落ちました。
しかも、ここに来て実力をつけてきた隣町の3部のチームにまで、負ける事が増えてきていたのです。
『もしかしたら今年は3部落ちかなぁ・・・・』という不安を、
保護者はもちろん、監督も持っていました。
多分、子どもたち自身も・・・・。
そんな時に配られた、対戦相手の試合予定表は、その不安に拍車をかけました。
なんと、1部落ちの強豪チーム2チームと、最近は練習試合さえ組んでもらえない
2部トップのチームとの3連戦だったのです。
私は、「あ〜あ!よりによってこの3チームと当たるなんて、捨て駒みたいなものかな」
と笑うしかない状況に最悪の事も考えましたね。
もちろん子どもには、「いつも通りに自分たちのバスケをやれば勝てるよ」といいましたが・・・。
2部のチームを、いくつかのパートに分けて総当りで試合をして、上位は次の上の大会へ行き
下位チームは、降格の入れ替え戦に行くという形でした。
もちろん入れ替え戦で、負けなければ2部残留です。
さて、毎日のように5男とチームメイトに、暗示作戦を敢行しましたよ。
「大丈夫!絶対勝てるから!!」
と、顔を見るたびに吹き込みました。
もっともらしくするために、彼らのいいところをズラズラと(というほどもなかったのですが・笑)並べ立てて!
そして、試合当日の昨日!!
私と5男は午前3時起きでした。
5時からアイスホッケーの練習試合が入っていたため、早めの集合がかかっており
3時半には家を出なければならなかったからです。
3度目の練習試合でしたが、なんとなく5男が一人前に見えました。
体格には恵まれませんが、それでも6年生です。
バスケットをやってたおかげで、攻守にわたり指示を理解は出来るようでした。
ここに来て、ようやくスケーティングも困らないくらいには追いついたので
後は本人のやる気と体力かな?笑
とにもかくにも、とっても上手なチームメイトのおかげで試合は圧勝!
1セット目に入れてもらっただけでも驚きなのに、試合でも邪魔にはならなかったようなので
とりあえず胸をなでおろしました。
その後に行われた、娘の低学年チームはぼろ負けで、更に末息子のおチビちゃんたちもぼろ負けでした。
娘のチームになると、負けて悔しくて泣いてる子もいましたが、おチビちゃんたちはというと・・・
まだ、滑るのだけが楽しくてスティックにパックが当たるだけで喜んでいますから
試合という感覚は全くないようでした。
これからがんばるだろうということに期待します。(-^□^-)



さて、アイスホッケーの試合が終わると、5男を連れてミニバスケットボールの試合会場に
大急ぎで駆けつけました。
第3試合が初戦でしたが、少しでも早くチームメイトの中に入れ込まなければ、と
娘や末っ子も連れて行くことになりました。
幸いにも、2戦目3戦目で当たる1部落ちのチーム同士が試合をしていました。
子ども達は自分たちのウォーミングアップのために外を走っています。
その間、両チームのキーマンと弱点探しに私の目はランランです・笑
走り終えてきたレギュラーの子達に、対戦相手がどんなチームで、どの子をマークしなければいけないか
私なりの偵察結果を伝えるのは、最近の決まりごとになっていました。
3チームのうちの1チームの強さは、全く変わらず対戦相手を全く寄せ付けない感じです。
でも、後の2チームは、先に点を取って勢いに勝れば競り勝てそうだと思いました。
なので、調子に乗せる事だけでいいかも・・・と、自信を持たせる言葉だけを選んで伝えました。
すると監督も同じように感じたようで、同じような事を子どもたちに言ってましたね。
試合が始まると、子どもたちの顔に終始笑顔がありました。
この試合で絶対に勝たなければというプレッシャーで、練習試合でさえも楽しめていなかったのが
まるで箍が外れたように、みんな試合を楽しんでいるのです。
誰かのナイスプレーに心から喜び、得点に大はしゃぎして相手を圧倒していきました。
気がつくと、ポンポンと2試合を圧勝していました。
相手の方は、うちにまさか負けるとは思ってもいなかったのでしょう。
愕然としているのが見て取れます。
それに比べると、5男達はどの子も笑顔・笑顔です。
3戦目の相手は、先の2試合を大差をつけて勝利していました。
本当にそんなことは「当然」の事のようで、チーム全体に風格さえ感じさせるようです。
でも、結局は同じ小学生。
何もどこかのプロチームと戦うわけじゃないんです。
だから子ども達に言い聞かせましたよ。
「相手だって同じ小学生じゃない。勝てないわけないじゃないの。」
「あそこはあの4番だけが要注意で、後はあんたらと全く大差ないよ。」
「最後まで、試合終了の笛を聞くまで走り続けなさいよ。足が止まった方が負けるからね。」
と、この3つを繰り返し一人一人に言い続けました。
戦略や戦術は監督が話すでしょうから、私は気持ちのことだけ!笑
どんなスポーツも足なんだからって、走り抜け、といいました。
みんなにっこり笑って、大きく頷いてくれました。
私は、勝っても負けてもきっと心に残るものは大きいだろうなって
試合が始まる前から勝手に感傷に浸っていましたけど・・・・笑


試合は、1点とか、1ゴールを競り合う形の非常に緊迫したものになりました。
しかも、1クォーターが終わるごとに、その僅差で5男のチームがリードしています。
何よりも、相手チームのキャプテンで、とっても背の高い上手い子のマークを
5男が任されていて、親の私はずっとハラハラし通しでビデオを構えていましたよ。
ビデオのレンズの向こう側で、その相手チームのキャプテンが、得点出来る位置に入り込まないように、
全力で5男が抑えているのが分かります。
このキャプテンを抑えていれば、他のメンバーは互角に渡り合えるのです。
お互い激しく体と体で押し合って、ポジションを確保しようとしますが
体力に勝る5男の方が分が上のようでした。
あまりにも仕事をさせてもらえないことに切れた相手が、手を使って5男を激しく押し飛ばして
ファウルになり、そこから試合の流れが一気にうちのチームに来ました。
そして、本当に一進一退のゲームでしたが、3点差で勝って終了のホイッスルを聞くことが出来ました。
いつもなら、大声で試合中に檄を飛ばしたりするんですが、ビデオを構えている時はそれも出来ず
心の中だけで、応援したり叱ったりしている私です。
『絶対に勝てないだろう』という大方の予想に反して、伸び伸びと自分達のプレーを貫き、
チーム全体で力を合わせて戦った子ども達の表情が、ビデオカメラの向こうで、
無茶苦茶かっこよく輝いていた事を、私が一番よく知っています。
いつもなら絶対にビデオの方には視線を向けない子供達が、試合後の監督の話を聞き終えた後に
一人一人ビデオに向かってにんまりと笑い、Vサインを向けてきました。
どの子もどの子も汗だくで、その試合の激しさが伝わってきます。
だけど、初戦からこの死闘を演じた第3試合まで、子供たちにはずっと笑顔がありました。
苦しい場面も、お互いを励ましながら笑っていました。
ビデオカメラのレンズを通してそれをずっと見ていた私は、あまりの感動のために
思わず泣きそうになりましたが・・・この試合が最後ではありません。
来週また、昇格のためにもっともっと強いところと試合しなくてはいけないのです。
その時のために取っておこうと思いました。
来週は、勝っても負けても思い切りやれればそれでいいのです。
本当の意味での最後の試合を終えた時には、子ども達を称えて頑張り通した時間を思い
親として、感慨にふけようかな!

子育ては親育てだなぁ

2,670g

3,500g前後で生まれてきたほかの兄弟とは違って、何もかもが小さく生まれた子だった。
お地蔵さんのようなパ〜ンと張った顔に座布団みたいな大きな手をした赤ちゃんばかりを
見てきた私にとって、『クシャクシャッとしたお猿さんのような小さな赤い顔』も
『もみじのようにちっちゃな手』も、それはもう珍しくて可愛くて可愛くて仕方がなかった。
その小さく生まれた五男は、今も小さく育ってクラスでも前から数えた方が早い。
でも、確実に年齢を重ね今では小学校最後の学年の6年生だ。
この子だけが、小学校4年生の時に「ミニバスケットボールのジュニアクラブチームに入りたい」と、
自分のやりたい事を真っ向から要求をしてきた。
野球にしろサッカーにしろバレーにしろ、ジュニアチームクラブに入部するとなると
必然的に親が深く関わらざるをえなくなる。
チームによっては、親のお茶当番、車出し、練習に付き合う(見守る)当番
果ては監督のお弁当当番など、子どもが単にそのスポーツの練習を一生懸命頑張ればいい・・・
というだけではすまなくなっているのが現実なのだ。
ただ、幸いに五男が入りたいというミニバスケットボールのチームは、
体育館の鍵を開ける鍵当番の他は、特に当番はないということだった。
更に、五男を誘ってくれた同級生のお母さんが、我が家の繁忙さを理解してくれていて
出来るだけ自分がカバーするから入れてあげて欲しいと言って下さり
「しょっちゅう親が関わらなければならないようだと、家は無理だから・・・・」と難色を示していた私も
とうとう折れることとなり、晴れて五男はミニバスケットボールのジュニアチームの一員となった。
週3回の練習と、週末の練習試合に精を出し、試合遠征もきちんと参加した。
ただ、いかんせん本人の特性である『不器用さ』は中々手強く、
身体的な強さや敏捷性は飛び抜けているものの、ボールの扱いに関しては
目も当てられないということが多かった。笑
ドリブルが下手。シュートは入らない。フェイントや小細工が出来ない。
・・・こんなんで、何が楽しいんだろう・・・・って思いたくなるくらい
バスケットボールというスポーツが下手くそだったのである。
学年が上がるにつれ、後輩たちがたくさん入部してきてチームとしての形もだんだん変わってきた。
鍵当番だけではなく、車出しも当番制になった。
「・・・・結局かぁ・・・・」と思ったが、子どもが所属している以上、やるしかない。
特に6年生ともなると、嫌でも役員の一人になってしまい、雑用が増えた。
何かと練習日でも関わらざるを得ない。
ただ、そんな中で五男の存在の位置が変わってきていることに気がついた。
去年までは、同級生がレギュラーの人数ちょうどしかいないという事で、
五男でもいないよりはいてくれた方がまし、という感じだったのだ。
ところが6年生になって、試合に出れば出るほど五男の働きは評価され
重要な存在になってきているようだった。
不器用ではあるが、元々筋肉質で身長は低くてもがっしりと力強い体をしているのだが
そのおかげかとっても当たり強く、自分よりはるかに大きな選手と激しく当たっても
先ず滅多な事では倒れないのである。
倒れないという事は、チャンスを潰さず生かせることが多くなり
また味方のプレーを守る事にもなって、チームメイトに強く信頼されるようになっていた。
バスケットボールというスポーツでは、致命的とも思えるほど、五男のチームはみんな背が低い。
なので、相手チームに背が高くて、技術的にも上手い選手がいると
全く歯が立たずに惨敗する事が多かった。
でも、夏ごろから五男がその大きな選手を押さえ込む役目を仰せつかって
その強靭な足腰で小さいながらも相手の動きを封じ込めるので、勝機が出てきたのだ。
母親の私は、冷静に自分の子どもを判断しようとするあまりに、
五男のその特性がこんな風に生かされるとは思っていなかった。
だから、その成長に心底驚いた。
あの小さく生まれて小さく育ってしまった五男が、こんなにも逞しかったとは・・・・
子どもを見る目が厳しすぎたかなぁ。
もっと、一つの能力でも色んな使い方がある事を認めていかなければならないなぁ。
そんな風に反省しきりの母でした。
まだまだ母親としても発展途上の私です。
親育ちの方が、実は本当に難しいんだな・・・・とは実感でした。

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