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http://www.oct.zaq.ne.jp/poppo456/in/b_femi_hayashi.htm
フェミニズムの害毒
林道義、草思社、1999.08/30。
序章 フェミニズムの変質
フェミニズムは女性の味方ではなくなった。
フェミニズムは真の男女平等を目 指すものではなくなり、
歪んだものへと狭隘化し、硬直化してしまった。
フェミニズムは男女が平等に協力し合える関係を築くのを妨害する働きさえしている。
フェミニストの間では、「男なんて利用すればいいのよ」「だまして使えばい いのよ」
と、半ば公然と話されている。
日常の仕事を軽蔑し、外の、文化的な活動の方に価値があると見なす心理を、
私は「青い鳥コンプレックス」と名付けた。
この心理に取り付かれると、女たちは家事や育児の手を抜き、
ひたすら外の世 界に刺激を求めるようになる。
1998.11/〜12/、朝日新聞特集、「専業主婦の憂鬱」
寄せられた投書は、始 めは主婦で憂鬱というものが多かったが、
後半は、主婦で幸せという調子に変わった。
こういう特集を組むこと自体が間違っている。
勤労を貴ぶ近代精神が、女性に対しても「働けイデオロギー」を押し付けた。
この働けイデオロギーに取り付かれた女性インテリは、旧来の価値観を検証もな しにぶち壊した。
三才までの幼児は母の手で育てた方が良い、という事さえ、「三 才児神話」と名付けて一蹴した。
フェミニストは、「多様な生き方」や「多様な家族形態」を認めよと言い立て るのに、
専業主婦という生き方だけは全面的に否定し、汚い言葉で貶め、軽蔑を 隠そうとしない。
乳幼児にとって母親の育児が必要なのは、心理学、教育学、生理学、大脳生理 学、で常識である。
これを反証する研究はひとつも見当たらない。
「厚生白書 平成10年版」には、「三歳児神話には合理的な根拠はない」と記 載された。
たったひとりの愚かで不勉強な女性官僚の記載を、厚生省の誰もチェッ ク出来なかったばかりか、
新聞各紙は快挙として持ち上げた。
育児休暇は一年では不充分。多くの女性は、子供の手が離れたら再就職したいと願っている。
ところが、フェミニズム行政は、ゼロ才保育を推奨して、
育児休 暇の延長を実現する方向には動かなかった。
M字型就労形態を否定した事で、フェミニズムは女性の社会進出を逆に妨害する形になった。
フェミニストを量産しているのは、権威主義的な、家父長的な男性である。父 親の、
「稼いで来る者がえらい」という論理が、娘の、「では外で働こう」とい う論理を招く。
夫婦、家族はそれ自体助けあって成り立つという視点が欠けている。
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