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Amazonで販売されている4.3インチ液晶モニタの中身が違う

 ビデオ入力端子付きの4.3インチ液晶モニタがAmazonで1650円(送料込)で販売されています。このモニタは、購入するたびに特性が異なります。今日は、この液晶モニタの中の回路基板の違いについて、調べてみました。
 このモニタの電源入力仕様は12Vです。また、このモニタをIchigoJamやRaspberry Piの表示用として使われることがありますが、これらのマイコンボードはUSB用のACアダプタから5Vで電源供給するので、モニタが5Vで動作するかどうかは重要です。

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Pancakeのビデオ出力を表示した例(表示されない場合もある)

4.3インチ専用Ver 1.0基板(2012年12月)

 基板に「V1.0」と書かれていることや、基板の形状が4.3インチモニタ専用となっていることから、おそらく初期の4.3インチ専用基板です。特記点は、調整用のスイッチがメインボードに実装されていることと、基板が液晶を固定する構造となっていたことです。
 この基板では12Vの電源入力を5Vに変換しているので、変換ICの出力に5V電源を接続して動かすことが出来ます。右の方にある8ピンのICの2番ピンが5V出力なので、ここに5Vを入力して動かします。
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4.3インチ専用小型基板(2014年10月)

 次は小型の基板です。基板には「ZCD706 4.3INCH-V1.0」と、ここでも「V1.0」が表示されています。小型タイプの第1号品ということでしょうか。ICも小さくなっています。このモニタは5V入力で動作しました。液晶の種類やバックライトの消費電流などにもよるので、同じ基板で必ずしも動作するとは限りません。

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さらに小さな小型基板・5.0Vあり

 次は、さらに小さくなった基板です。この基板は基板単品でも売られています。4.3インチ専用ではなくなったようです。電源電圧12Vを、一度、内部で5.0Vに変換し、その後、3.3Vに変換しています。出典に5V入力方法が公開されています(この情報がきっかけて、本ページを作成しました)。

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Facebook IchigoJam-FAN グループ 中村 正明さん

さらにさらに小さな小型基板・5.0Vなし

 内部に5.0Vの電圧をもたない小型基板です。12Vから、一気に3.3Vに変換します。下の中央やや右にある「M7」と書かれたショットキーダイオードを、ERA81-004(VF=0.3V)に変更すると、電圧降下を0.5Vくらい改善することができ、電力変換効率が向上し、6VのACアダプタで動作させることが出来ました。残念ながら、5V動作には至りませんでした。

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動作可能電圧

 動作が可能な最小電圧は、同じモニタでも購入したモニタのロットによって異なります。この理由の一つが、以上のような基板の違いです。ただし、液晶パネルや電源回路部品のばらつきなどによって、同じ基板であっても消費電力が異なります。一般的に、消費電力が高いほど、低い電圧での動作が難しくくなります。
 まだ、基板と消費電力の関係について傾向をつかめるほどの実験はしていません。

液晶パネルも違う

 今日は、基板に違いがあることを確認しましたが、液晶パネルやバックライトなどの消費電力も異なります。なお、液晶パネルやバックライトの消費電力がロットによって異なるのは、この製品だけではありません。

IchigoJamとPanCake

 本モニタをIchigoJamやPanCakeの周辺機器として使っている人も多いです。ところが、電源電圧を上げないと同期が外れる場合や、その反対に電圧を下げないと同期が外れる場合もあります。
 PanCakeは、カラーグラフィックを表示させることが出来るので、より正しく映らないリスクが高まります。


ボクにもわかるIchigoJamマイコンボード

ボクにもわかるRaspberry Pi



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