なんちゃって牧師の日記

説教要旨と牧師という職業で日々感じることを日記にしてみました。

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船越通信(409)

       船越通信、癸苅娃后   。横娃隠糠4月21日   北村慈郎


・今日はイースターです。イエスの復活の出来事を想い起したいと思います。


・ 青野太潮さんは、パウロのイエスの十字架と復活理解をこのように言っています。パウロにとっ

て、「『復活者』とは『十字架につけられ給ひしままなるキリスト』(ガラテヤ書3:1の文語訳)なのだ」と

(『最初期キリスト教思想の軌跡』267頁)。そして「復活を可能としてくださる神を、パウロはずっと

以前から信じていたにちがいないと思われますが、しかし実は、そのことを本当に心の奥底深くで体験し

たのは、まさに彼がイエスの苦難に重ね合わせる形で理解した自らの苦難の只中においてだったのです。

それはあのイエスの『十字架』への神の『然り』こそが『復活』であったのだという理解にピタリと符合

しています」(同上244頁)。「パウロの宣教の中心にある『十字架につけられてしまっているキリスト

(コリント1:23)とは、この世的に見たら、愚かさ、躓き、弱さ以外の何物でもないのだが、しかし神の目

から見たら、そこにこそ真の意味での知恵、賢さ、救い、力(すなわち強さ)があるのだ、との『十字架

の逆説』がここでは主張されている「(同上246頁)。「パウロにとっては、『十字架のキリスト』につ

いて語らないままに『復活のキリスト』について語るということは、実は全く不可能なことだったのであ

る。なぜならば、パウロにとっての『復活のキリスト』とは、ただ『十字架につけられ給ひしままなるキ

リスト』のもつ『愚かさ、躓き、弱さ』を経てしか、つまりそれが逆説的に捉えられた時にしか、真に現

実のものとなることはなかったからである」(252頁)。


・14日(日)は棕櫚の主日の礼拝でした。礼拝説教は、現在マタイ福音書を連続して説教をしています

が、7日の日曜日にマタイ福音書6章が終わりました。14日は棕櫚の主日でこの日からの一週間は受難

週になりますので、マタイ福音書のイエスの受難の記事の中から27章27-44節をテキストにしました。礼

拝後、何時ものように残れる人でお茶を飲みながら懇談してから散会しました。その後、私は次週の準備

をしてから、その時にはまだSさんが庭の掃除をしていてくれましたので、Sさんに「お先に失礼します」

と声をかけて、船越教会から鶴巻に向かいました。


・15日(月)には、本当に久しぶりになりますが、国会前の辺野古新基地建設反対の座り込みに出かけ

ました。連れ合いが直腸がんの宣告を受けてから7か月半になりますが、その間一度も国会前の座り込み

には参加していませんので、去年の夏以来の座り込みへの参加になります。座り込みに参加している高齢

の女性の方々4人は、今も健在で4人とも座り込みに来ていました。私は久しぶりでしたので、その方々

に挨拶をして、連れ合いの様子などを話してから、以前と同じように午後1時過ぎから4時まで座り込みを

しました。政府と防衛省による辺野古への土砂投入が、沖縄の民意を全く無視して現在も継続中です。イ

ンターネットで見ますと、アメリカ側は辺野古新基地建設が完成するとは思っていないのかも知れませ

ん。「2019年4月3日、米太平洋軍司令部は米海兵隊が年次の航空整備計画である『2019年度海

兵隊航空計画』 (2019 U.S. Marine Corps Aviation Plan) を公開しました。その内容から、同18年

度、17年度の計画に比べ「辺野古移設計画」(”普天間代替施設計画”)と「在沖海兵隊基地再編計

画」(”沖縄基地統合計画”)の2つの日程が今年度の計画から削除されていることが確認されました」

と言われています。もしアメリカ側が辺野古新基地建設は無理であると判断しているにも拘わらず、日本

政府と防衛省が辺野古新基地建設を進めているとすれば、普天間の代官施設としてではなく、つまり米軍

のためではない日本政府と防衛省独自の考えがあるのかも知れません。船越教会の裏にあります海上自衛

隊の基地の強化も進んでいますが、それとも一体となって、日本政府は軍事力強化を進めていると思われ

ます。目取真俊さんが御自身のブログで、「軍隊は住民を守らない。沖縄人がけっして忘れてはならない

沖縄戦の教訓だ。いざ戦争となれば自衛隊も米軍も沖縄の住民を守りはしない。辺野古新基地建設も沖縄

の住民を守るために造られるのではない。ただ、米軍と自衛隊、軍需産業、基地建設の利権に群がる企

業、政治家たちの利益のために造られるだけであり、住民はその犠牲になるだけだ」(「海鳴りの島か

ら」2019年4月16日)と記しています。イザヤ書2章4節の言葉を噛みしめたいと思います。「主は国々の

争いを裁き、多くの民を戒められる。/彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。/国は

国に向かって剣を上げす/もはや戦うことを学ばない」。


・18日(木)午後4時半から高座渋谷教会で教区の基地自衛隊問題小委員会(以下基地小)がありまし

た。新年度になりましたので、今年度の計画についても話し合いました。基地小としては、沖縄交流委員

会との協力関係を構築していく必要があることを確認しました。また、沖縄交流委員会と「沖縄から米軍

基地撤去を求め、教団『合同のとらえなおし』をすすめる連絡会」(略称もとすす)という教団内の有志

の会とも連携を探っていく必要を確認しました。この連絡会の代表世話人は現在私がしています。また、

教区の性差別問題特別委員会が「神奈川の占領軍慰安所」をテーマ講演会を開くので、基地小への共催を

打診してきましたので、基地小は共催に加わることにしました。その他基地小として今年度講演会開催を

予定し、準備を進めることにしました。講演会はできれば他委員会との共催を視野にいれて計画すること

を確認しました。


・連れ合いは、現在今迄十数回投与していた抗がん剤が効かなくなりましたので、癌細胞の免疫を調べて

新しい抗がん剤を選ぶために、2週間一回の抗がん剤投与を中断しています。来週木曜日に新しい抗がん

剤の投与が始まる予定です。ですから、3月28日の抗がん剤投与以来抗がん剤投与をしていませんので、

体調は良好のようで元気にしています。医者もはっきりと抗がん剤は癌細胞以外の体には毒ですからと

おっしゃっていました。近くを散歩して、春の木々や草の彩り豊かな花を見て楽しんでいます。ハナミズ

キが咲きました。


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