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今日は子供の日。
いよいよゴールデンウイーク千秋楽です。
東京は50年ぶりともいわれる、全日晴天(時々曇り)で、
気持ちの良い日が続きました。
その前の4月が、まるで冬が終わらないような陽気でしたので
余計日差しのありがたみを感じております。
その良い方の影響として花が長く咲き続けています。
まだ八重桜も残っていて、つつじ、ハナミズキとの饗宴になって
います。
「明日も君は咲いていますか?」
散り際の八重桜さんに聞きました。
「さあ、それはわかりません。
きっと少しの風でも、散っていくことでしょう。」
八重桜さんの答えでした。
「それで悲しくはありませんか?」
「悲しい?なぜそんなことを聴くのですか」
「だって、東京では染井吉野さんも、山桜さんも
散ってしまって、もうつつじやハナミズキの季節になっていますよ。
八重桜さんが散ったら桜の季節は終わりです。」
「確かに。でも桜は散り際も楽しむものです。
散ることが悲しいなんて考えたこともありません。
来年も咲くことができますから。」
「なるほどね」
「そんなことを考えるより、次々と盛りを迎える
花々に目を向けてあげてください。つつじさんなんか
日に日に、赤や白の花を咲かせているではありませんか」
東京では八重もそろそろ緑に変わることでしょう。
ドイツのベルリンの壁跡に植樹した数千本の桜は八重桜で、
今が盛りです。20年ほど前には、この美しい桜並木の地で、
東から西に逃げていく人が命を落としたり、悲惨な事件が
あったとは思えないような美しい情景です。
ベルリンの方も、桜は散り際の美しさ、花吹雪の素晴らしさに
言及されていました。
ベルリンの桜です。
今日はドイツの話題満載になりそうです。
ミッドタウン近くの新国立美術館に行ってきました。
ドイツ人の陶芸家ルーシー・リーの大規模な作品展です。
1995年に他界されましたが、とても素敵なおば様で、
バーナード・リーチを師と仰ぐ、旺盛な創作意欲をもって
いらっしゃいました。作品もどれも素晴らしいものです。
中でも有名な溶岩を模した釉の使い方も面白いと思いましたが、
やはり、1920年代にドイツで残したバウハウス時代の作品が
いちばん素敵だと、私は思いました。
1930年代の作品(ロンドンに行く前)
私がベルリンに行ったのは、9年ほど前でしたでしょうか、
もう東西の壁はありませんでしたが、まだ東の経済力との
不均衡がはっきりと見て取れることができる状態でした。
欧州の夏の音楽祭周りでしたので、桜とは縁がありませんでしたが、
同じ都市で、全く飾り気のない、人の少ない地域と、店も多く
華やかで多くの人が行きかう地域がはっきりとブランデンブルグ門付近を
境に分かれていることが、不思議でした。
それでもベルリンは魅力的な街です。いつも成長を続ける街、東京と
似ているところがいくつもあります。
ただドイツにしかないもの、バウハウスの記念館、バイロイトの
ワーグナー音楽祭、おとぎ話のような好みの色に塗られた棟々の連なり、
ニュルンベルグの町中にある深い森、などなどは、ベルリンの魅力とは
異なる、ドイツの歴史がもたらすものなのでしょう。
それは同じドイツ語圏のオーストリアでも感じました。ウイーンに
ちょっと長く滞在していたのですが、リング(輪の中が旧市街、その外が
新市街)の中はまさに中世の趣を持ち、国立歌劇場、楽友会館、ホテルザッハ、
などなど、思い描いていたウイーンそのものでした。しかしリングの外は
郊外まで市電が走り、とても気軽に緑の森の中に入っていくことが
できます。ザルツブルグもしかり、モーツァルトの生家がある旧市街と
新市街では、かなり趣が異なりますが、いずれも歴史の色濃い旧市街の
魅力はかなり深いものがありました。でも私は新市街で市電に乗ったり、
ウイーンっ子の指揮者の家を訪ねたときの、ドイツらしい整い方に
より強い魅力を感じましたし、フランスのパリなどとは違った人懐こさ
があることにも気づきました(パリも大好きですよ)。
桜並木がある国というのは、近しい感じがするのは私だけでしょうか。
とにかく、ドイツ、オーストリアの列車の旅はとても楽しい思い出に
なっています。
そんなこんなで楽しい過ごしやすいゴールデンウイークでした。
薫風や 端午の節句 大人の日
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5月にはいってrずっとよいお天気ですね。今日は夏日です。窓を開けるとさわやかな風が入ってきて鶯の鳴き声も聞こえます。少し得しました。
2010/5/5(水) 午前 11:21
いいお天気でしたね。うちの近くも八重桜からはなみずきやつつじに季節が変わりつつあります。ドイツはお決まりの観光コースをまわっただけでよく知りませんが、桜の植樹の話は聞いたことがあったように思います。明日からの普通モードお元気でお始めになられますように。
2010/5/5(水) 午後 8:49
PARKさん、こんばんは。こちらも夏日になって晴天でした。ゴールデンウイークがずっと晴天だったのは今までなかったことだそうで、5月は雨といわれていたのが、今年は4月は雨になったようですね。さわやかに、ゆったりとお過ごしください。
2010/5/5(水) 午後 10:48
mamanさん、こんばんは。そうなんです。明日からまた普通の通勤人に戻らなければなりません。でもそれもまた楽しいと思えばよいのでしょう。東京はやたら混みますので、まだ休みの人が多いといいなとは思いますけど。ドイツ・ベルリンの八重桜、私も実際には見ていないのですが、テレビに映った様子では、花吹雪は相当奇麗だろうなあ、と思いました。明日からも元気に頑張ります。ありがとうござました。
2010/5/5(水) 午後 10:52
こんばんは〜☆
ステキな色の器ですね!!
GWはゆったりとした時間を過されたようで、
爽やかなお天気でよかったですね。
私も近所ですが、出掛けてみました。
少しゆっくりと時間を過してみました。
2010/5/7(金) 午後 8:35
東京の八重桜もベルリンの桜も美しいですね。ポチ!
楽しい音楽に関係した旅のお話も懐かしいことでしょう。
2010/5/7(金) 午後 9:34
morinokoさん、おはようございます。本当に良いお天気でよかったです。GW全部晴天は厳密にいうと初めてのことだそうです。そのような中遠出はしなかったのですが、美しい器、本物の芸術に触れることができて楽しい時を過ごしました(おいしいものも食べました)。morinokoさんもお元気そうでなによりです。ありがとうございました。
2010/5/9(日) 午前 7:48
Kさん、おはようございます。八重桜はいつも咲いている期間が長いのですが、今年は特に、花をつけ始めて散るまでかなり長く咲いていました(まだ残っていますから)。ヨーロッパ、クラシック音楽祭めぐりの旅は、大変楽しいものでした。パリから始まってベルリン、ニュルンベルグ、バイロイト、リンツ、ウイーン、ザルツブルグ、ブダペスト、等々、ハンガリーの温泉湖にも寄ったりして、あわただしいけれども中身の濃い旅を経験させていただきました。ブルックナーが過ごしたザンクトフローリアンの修道院はその荘厳さに心打たれ、ザルツブルグでちょうどウイーンフィルのブルックナーの8番を演奏しましたので、第三楽章では涙が止まりませんでした。Kさんもお体にお気をつけあそばして、ゆったりとお過ごしくださいますよう、お願いいたします。いつもポチッ、ありがとうございます。
2010/5/9(日) 午前 8:02