一国の国民を抹消するための最終段階は歴史の記憶を失わせることである。その歴史を消し去った上で、新しい歴史を工作させることだ。そうすれば間もなくその国民は国の現状についてもその過去についても忘れ始める。
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海上自衛隊に勤務され、『海の武士道』や『昭和天皇の艦長』の著者である恵隆之介さんはこのように講演会でお話されています。
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帝国海軍軍人は今の海上自衛隊よりも旧敵国であった米・英海軍軍人によって尊敬されている事実をご存知でしょうか。
日本海軍の佐久間艇長の遺書は、イギリス海軍とアメリカ海軍で精神教育用に使用されています。人間魚雷回天の考案者である黒木博司海軍大尉の遺書は、イギリス、アメリカ、パキスタン、イタリアで、それぞれ四カ国語に訳され各海軍兵学校で精神教育用に使われています。
一方、日本の海上自衛隊では幹部候補生学校でもこのような先人たちをまったく教えません。
アメリカの練習艦隊が沖縄に入港した時、アメリカの海軍大佐が私にこう言いました。
「自分の父親はペリリュー島で日本軍と戦った。しかし、自分が幼い頃から、父親は旧敵日本軍についていつも敬意をもって語っていた。ところが何だ、今の若い海上自衛隊の士官連中は、佐久間艇長の話を訪ねても黒木大尉の話を訪ねても、全くわからんではないか。一体どういう教育をしているのか」 ・・・。
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田母神閣下が歴史認識で政府見解と異なる論文を発表したということで、「再発防止」と「文民統制の面から適切でない」ということで自衛官の教育内容が適切であるかどうかチェックされるようになりました。
これで一層、若い自衛官は正しい歴史教育から遠ざかってしまいました。
なぜなら、今や良識ある国民はご存知の通り、歴史に関する政府見解こそおかしいのであって、田母神閣下の歴史認識は正しいものであったからです。
歴史を軽視してはいけません。こういう言葉もあります。
「一国の国民を抹消するための最終段階は歴史の記憶を失わせることである。
その歴史を消し去った上で、新しい歴史を工作させることだ。
そうすれば間もなくその国民は、国の現状についても、その過去についても忘れ始めることになる」(ミラン・クンデラ『笑いと忘却の書』)
日清、日露、大東亜戦争と、先人達は国難にあたって我が国を護るために命をかけて戦いました。今日、我が国の繁栄と平和は先人たちの尊い犠牲の上に築かれているものです。
ところが、マスコミや日教組は自虐史観に凝り固まって、英霊の皆様の崇高な自己犠牲の精神に感謝も崇敬の念もなく、日本の残虐な侵略戦争とか帝国主義と言っています。その主張するところは、なぜかシナや韓国が言ってくるものと同じです。
彼らは日本がどうしても悪くなければ都合が悪いのでしょう。日本を二度と立ち上がれないように抑えておきたい。そして、偉人などは日本人の記憶から消し去りたい。だから教えない。
これは日本人に誇りを持たれ、またあの強い日本になっては困るからです。
白人支配に奴隷のように扱われてきたアジアの国々では、同じアジアの小さな国である日本が大国ロシアに堂々と勝ち、さらにアジア人が絶対に敵わないと思われた大国アメリカ、イギリスとも堂々と渡り合って戦っている姿を見て「我々にもできるんだ」という勇気を与えました。・・・
大正10年、スリランカはイギリスの植民地で、人々は牛馬のごとく扱われていました。
ところが昭和天皇が皇太子時代にヨーロッパに御巡遊されるため、お召し艦の「香取」、供奉艦の「鹿島」の二隻で編成された第三艦隊がスリランカ(当時はセイロン)の首都コロンボに入港されました。
この時、ある少年の母親は丘の上に少年を連れて行き、このように言いました。
「見よ、あれがロシアを破った日本海軍の艦隊だ。同じアジア人なのよ。アジア人もやれば出来るのだよ」と諭されたのです。
この時、丘の上には多くのスリランカ人が集まって来て、遠い眼差しで帝国海軍の艦隊を見つめていました。
以来、この少年は猛然と勉強して、スリランカの独立運動に加わり、やがて大統領になるのです。
この少年の名はジャヤワルダナです。
「アジアの諸国民は、なぜ日本が自由になることを切望しているのか。
それはアジア諸国民と日本との長きに渡る結びつきのゆえであり、植民地として従属的地位であったアジア諸国民が日本に対して抱いている深い尊敬ゆえである。
アジア諸国民の中で日本のみが強力かつ自由であって、アジア諸民族は日本を守護者かつ友邦として仰ぎ見た。
ビルマ、インド、インドネシアの指導者たちの中には祖国が解放されることを願って、日本に協力した者がいたのである。・・・」
この発言に吉田茂全権は感泣しました。
その後、日本はスリランカにとって最大の資金援助国となります。
そのことをスリランカの人たちはよく知っていて、日本人に対してとても感謝しているのはご存知の通りです。
昭和天皇の大喪の礼の時にはジャヤワルダナは強く希望し、時の大統領に代わって参列されました。
きっと、あの時、母から言われたことを思い出していたことでしょう。
ジャヤワルダナは亡くなった時に遺言で「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」として、日本人に角膜を寄贈されたのです。
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清瀬一郎さんの本は読みました。冨士信夫さんの本も。^^
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