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キャロル・キグリー著『Tragedy and Hope(悲劇と希望)』
歴史学者であり、高知大学名誉教授、新しい歴史教科書をつくる会副会長であります福地惇先生の小論文を紹介いたします。
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国際政治・軍事における自由主義と共産主義の相克(承前)
「国際主義」勢力は欧州大戦の成功で力量を格段に増強した
「国際主義」指導部は、英、米、仏やソ連などの、第2次世界大戦時の「連合国」諸政権の上部に陣取る。「そんな馬鹿な」と反発、憤慨する人が普通の常識人、知識人だ。
しかし、この言説は筆者の妄想ではない。巧妙に秘せられた歴史の真実であり現実なのである。
「国際主義」勢力のネットワークの要員(インナー知識人)キャロル・キグリー(当時ジョージタウン大学教授)は、『Tragedy and Hope(悲劇と希望)』なる大部な力作を1966年に合衆国で公刊した。重要文献だが邦訳はない。
「連合国」の大戦勝利で、世界支配達成は目前だと舞い上がったためか、それまで巧妙に隠蔽されてきた「国際主義」指導部とそのネットワークの実態を解り易く暴露している。暴露したが故にと推察できるが、キグリー本は出版後直ちに書籍販売市場から姿をかき消したのである。上部陣営が世間に知られてはいまだに具合が悪い詳細情報だと判断したからだ、と理解するのが自然であろう。
筆者は「国際主義」勢力と表現してきたが、キグリーはこれを「国際銀行家」と呼称している。そして、「この当事者は、国際銀行王国の確立を熱望した。少なくとも政治支配者王国並の成功を収めた」(原書51頁)、「彼らは世界主義かつ国際主義の立場をとる」(原書52頁)と説明している。この文献が教えることは、1914年から18年の欧州(第一次世界)大戦とは、この国際銀行王国の確立を熱望する勢力が、英米と独とを激突させて創作・推進した戦争である。彼らの目的は、世界連邦建設の障碍になるドイツ帝国とロシアのロマノフ王朝を壊滅することだった。戦後直ちにジュネーブに国際連盟が設置された。共和制ドイツと共産ロシアが誕生した。国際主義指導部の目的は見事に達成されたのだ。国際的な公認の歴史とは全く異質な説明なので驚愕される方々が多いのはやむを得ない。なぜなら、国際情勢を牛耳る力量を格段に増強した該勢力は、これまで以上に有力メディアと学界を操縦、彼らに都合よく創作した歴史像を土台にして国際世論を形成、世界支配の野望の事実を巧妙に隠蔽したからである。
「日支闘争計画案」は1次大戦の末期に出現していた
欧州大戦終結のおよそ2か月前、1918(大正7)年9月、モスクワで開催のソヴィエト会議に上部機構から「日支闘争計画案」が下付された。同文書は日本政府も入手したが、あまりにも荒唐無稽な情報だとの甘い判断で重視しなかったと伝えられる。
この計画書はそもそも何だったのか。簡潔に言えば、東アジア征服の手段として、日支両国を反日・激突させ、両民族を疲労困憊させて、頃合いを見て漁夫の利を得ると共に、東アジアの広大な地域を共産圏に組み込むという、壮大な東アジア改造(共産化)計画であった。潰しの対象の二つの勢力を巧妙に増悪・反発に誘導して戦わせ、自己の目的を達成する手法は、昔も今も国際主義陣営が行使する常套手段、戦略・戦術なのである。
彼らは、対日・対支工作の中で、シナ大陸に反日侮日運動を猖撅させて、日本政府・軍部・国民を対支強行論に導いて行った。そして、シナ政府、ソ連政府には対日挑発行動を計画的に連発させて、日本軍を大陸の深部にまで進撃展開させ、最終的には国家的疲弊=敗戦=共産革命へと誘導する長期的計画だと言ってよいであろう。
欧州大戦後に族生した幾多の国際機関は国際主義勢力のネットワークである
さて、欧州大戦で疲弊した英国から世界の力(パワー)の中心は大西洋を渡って米国に移ったことは世間の常識だ。しかし、実態は別であるとキグリーは表白する。ジュネーブには国際連盟、ロンドンには王立国際問題研究所(RIIA)、ニューヨークには外交問題評議会(CFR)が設置されて、英・米両国政府の政治・外交・軍事・経済政策をコントロールしている、と言うのだ。そして何とモスクワに設置されたソ連政権とコミンテルン(第3インターナショナル)も、上部陣営が統制する別系統の組織だというのである。
キグリーは「1919年から1927年にかけて相次いで国際問題に関する同じような機関が英国の主だった自治領や合衆国に設立された。1925年以後にThe Institute of Pacific Relations(IPR 太平洋問題調査会)という似通った組織が太平洋地域の12カ国に設立されたが、基本的には英国の各自治領に置かれている円卓会議グループと王立国際問題研究所との抱き合わせである」(原書132頁)と記述する。そして、1921(大正10)年暮れ、米英主導のワシントン体制が成立した頃には、RIIAをトップにして、CFR−国務省―モスクワ、IPR−国務省―モスクワと言う、世界中で突発的に起こる政治的・軍事的衝突と国家破壊を推進するネットワークが形成された、と暴露している。
RIIAやIPRが巧みに誘導した日支激突の真相は戦後巧妙に隠蔽された
IPRには、日本の親英米派知識人が参加していて、最先端の国際情報を交換する国際問題研究機関のように偽装して世間に知られていた。だが、事の真相を知る少数の日本人もいた。渡部悌二『攘夷の流れ』(私家版・平成5年に『ユダヤは日本に何をしたか』と改題して刊行)には、「本格的には大正15年から常設となり、ロックフェラーとソ連の指令下にあった秘密工作機関である。勿論、表面は公設機関と見せて民間機関と称していた」(刊行本97頁)とある。これはほぼ正しい指摘である。内部告発者のキグリーの次の発言に注目しよう。「極東問題に関する米国内の実行グループがIPRであること、この組織に共産主義者やそのシンパが浸透していること、このグループの及ぼす影響力の多くが金融家財団から学術活動への資金の流れに近づいたり支配したりすることから生じている」(原書935頁)、「IPR路線はクレムリンの極東に関わる綱領や国務省の極東政策とも多くの共通点を持っていた」(原書947頁)と記述しているのだ。
「日支闘争計画」推進司令部が、太平洋問題調査会(IPR)なのである。昭和4(1929)年、京都で開催されたIPR第3回会議は、胴元ジョン・ロックフェラーⅢ世や歴史家トインビー(RIIA幹部)が出席している。日本側代表は新渡戸稲造、副代表格に松岡洋介、鶴見祐輔、幹事長は斎藤惣一(YMCA指導者)、米国代表はシナ通オーエン・ラティモア(ソ連スパイで戦時中はルーズベルト大統領の極東問題顧問)であった。
日本帝国解体後、大戦争の実相に関わる真に重要な情報は隠蔽された。先ず占領軍の真実情報隠蔽政策の発動、次いで各界上層部を占拠した日本人の親英米派と容共派(どちらも本質的には国際主義者)による占領軍政策の積極推進で、「連合国側は善、日本軍国主義は悪」との偽装歴史が学術・言論・教育を通じて大量宣布されて公認の歴史認識になった。この流れの中で、また米ソ冷戦状況に眩惑されて、自由・共産両陣営の上部に鎮座する戦争指導部の存在は、日本国民大衆の歴史認識から巧妙に消されてしまったのである。(了)(日本戦略研究フォーラム季報掲載より)
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日本のマスコミ、評論家などは刊行後に市場から消されたキグリーの『悲劇と希望』についてはだんまりを決め込んでいます。なぜ、このことに触れることをしないのか?
イルミナティ権力に対する恐れなのでしょうか、かつて福地先生がこのことに触れる原稿を書いて、ボツにされたことを思えば、この小論文を書く価値がご理解いただけると思います。
福地先生がご指摘された「上部」という部分が昭和の戦争を知る上で大切なことでありましょう。
アメリカによって仕組まれた、コミンテルンに仕組まれた、というよりも「上部」によって計画的に日本は敗戦に導かれたことを如実に知ることが出来るでしょう。それが、プラザ合意、金融ビッグバン、郵政民営化、TPPと繋がれば歴史を通じて理解を深めることが出来るのです。
このような隠蔽されたことを学校で学べれば、日本国民が目覚めることの早道になるはずです。
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転載させて頂きます。
応援&今日のランクリ イイポチ凸
2012/7/22(日) 午後 8:30
理解します。近衛公爵の大日本帝国のソ同盟への献上計画との関連は?。
[ - ]
2012/7/22(日) 午後 8:49
東西冷戦構造を画策、実現させたのも、この「上部機構」でしょうか?
としたら、この「上部機構」は第二次大戦後、仲間割れしたのでしょうか?
傑作!
イイね!
ランクリ
転載させてください。
[ tearface ]
2012/7/22(日) 午後 8:57
こんばんは。
歴史は正しく教えなければいけません。
いいね・ランクリ2
[ ユニコーン ]
2012/7/22(日) 午後 9:17
阿呆な左翼が見るべき記事です☆
[ ちびっこライダー ]
2012/7/22(日) 午後 11:21
戦争特需で儲けていた商人と人種差別撤廃を声高にいった日本を嫌ったアメリカ人の一部が手を結んでF.ルーズベルトを操ったことや日本は戦前もアメリカが憎むような共産主義ではなかったこと、僅かな左翼工作員が朝日に入り込んで戦前・戦後も工作したこと、これらすべて日本人はよく知るべきだと思います。
米国は一枚岩ではないので、TPPで米国化してシナから守れるという保守もおられますが、実際は米国の反日企業はむしろシナとつながっているのですから危険度の増す可能性があります。法整備と核武装しかないでしょうね。
いいね、クリック
[ -- ]
2012/7/22(日) 午後 11:44
福地先生の存在を知ったのは、何月号でしたか、WiLLの対談を読んだ時です。高知大学は母校なのですが、このような先生がいらっしゃったことをまったく知らずあわてて調べ始めた時に、この、さくらの花びらさまのブログにも出会いました。
本当に、もしも学生時代に福地先生に教えを乞うことができていたら、どれほど貴重な時間を過ごせていたことでしょう。
残念ながら、おそらくわたしの在学中にはすでに高知大では教えていらっしゃらなかったのではないかと思いますが、返す返すも残念に思います。
[ キレネコ ]
2012/7/22(日) 午後 11:45
日本もスパイ防止と国家機密の漏洩を厳しくしないと駄目ですね
やはり左傾化した人間マスコミが邪魔をしますし本当の歴史を歪曲しますなんとかせねばと思いますが先ずは左派の国会議員を減らさないと☆ラン
[ 誇り君 ]
2012/7/23(月) 午前 0:33
本当にそうですね。
こうした事を知らなければ、気にも留めなければ、騙され好き勝手に蹂躙されるだけです。
☆!
2012/7/23(月) 午前 0:45
本当に日本人が知らないこと 事実が多すぎますね
正しい歴史が必要です
[ 道後 ]
2012/7/23(月) 午前 1:02
正しい歴史を学べる機会があまりにも少ないように感じます。
クリック。
2012/7/23(月) 午前 4:55
転載させていただきます。
本日のランクリ
2012/7/23(月) 午前 6:26
転載いたします。
[ MUGEN ]
2012/7/23(月) 午前 6:55
裏の世界はあくまで裏ですね。
白人至上主義・・・・
イイね、ランクリです。
[ nadarechan1113 ]
2012/7/23(月) 午前 7:22
教育界も大掃除が急務です。
いいね・ランクリ○です。
2012/7/23(月) 午前 7:40
石原莞爾もここを見透していたんですね。
有色人種と白人種との最終戦争かあ・・・・・
2012/7/23(月) 午前 9:05
歴史には必ず裏があります。日本人一人一人がもっとしっかりしないとまた先の大戦のようにやられる気がしてなりません。
いいね!&ランクリ
[ 鳳山 ]
2012/7/23(月) 午前 10:29
当然に傑作
らんくり
[ - ]
2012/7/23(月) 午後 0:29
ポチ、転載させていただきました。
[ いかづちまる ]
2016/6/2(木) 午前 8:18
再転載しました。
米のオレンジ計画とソ連の日支闘争計画が
ピタリと合わさって、、でしょうか。
[ いかづちまる ]
2016/10/27(木) 午前 2:53