お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題を扱っていこうと思います。

鉄道公安官

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今回は、先週しそびれてしまったドラマ『鉄道公安官』の総括感想記事です


全42話・ほぼちょうど1年間放送された作品を14回に分けて感想記事を投稿してきた本作品。当時のブルートレインブームなどを受けて制作されたとはいえ、なかなか脚本面でも制作費面でも力の入れられていた作品であったように感じます。






先述したように、当時は空前のブルートレインブーム。しかし一方で国鉄の財政はとうの昔に火の車を通り越しており、「スト権スト」などがまだまだ活発に行われていた70年代後半。このドラマはそんなさなか制作されました。


しかしこのドラマは「鉄道公安職員」モチーフだからと言って安易に国鉄を持ち上げる、あるいはこきおろすというワケではなく、“警察業務は行うけど刑事ではない”という独特の立ち位置を重視し、それをベースにドラマを作っていたのがとても面白い点だといえるでしょう


こういった特殊チーム系の刑事ドラマは、メンバー全員が個性的で特殊な才能持ちだったりということが多いですが、『鉄道公安官』の場合はメンバーは個性的でもあくまでドラマを生み出していたのはスリやら車内での暴力沙汰といった、一般的に鉄道車内で起きやすいことばかり。それが後半のマンネリ化を引き起こしたことも事実ですが、あくまでもそういったことからほとんどブレさせなかったことが、ドラマとしてのある程度のリアリティを生み出しました


そのうえでさらにこのドラマの驚異的な点は、1週間に一度のレギュラー放送ドラマなのにもかかわらず、大体1クールに2〜3度遠方ロケを行い、おまけにゲスト出演陣にも豪華な面々を起用していたこと。


北は仙台・南は長崎、そして当時はテレ朝系がなかった山陰・山口県などにも果敢にロケを敢行。レギュラー出演陣も当時から知名度の高い俳優ばかりでしたので、スタッフのスケジュール調整の苦労、そして膨大な制作費などがあったことでしょう。しかしこれが、『鉄道公安官』だからこそできる鉄道の華やかさの表現につながっています



当時はその多彩な国鉄車両の登場から、多くの鉄道ファン視聴者の獲得にも成功した『鉄道公安官』。「刑事ドラマ」と「鉄道」、まだ十津川警部シリーズがドラマ化されていなかった当時、このドラマはそういったものの先駆けになったといえるのかもしれませんね。





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「どうも長い間、ありがとうございました。また、新幹線でお会いしましょう!」


そう言って榊は日々の警乗勤務に戻り、『鉄道公安官』の物語は幕を閉じた。


しかしこれからほぼちょうど7年後、ついに国鉄は解体。JRグループが出発する陰で、鉄道公安職員たちは一般警察官と同等の扱いになり、そのほとんどは“警察官”として全国の警察へと配属されることになりました。


榊たちは運よく鉄道警察隊に配属されて任務を全うしたのか?それともほかの公安官と同じく各地の警察署に配属され、警察官として残りの職業人生を歩んだのか?その顛末は、誰も知らない―





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

・感想記事の余波


さて、この感想記事を約3か月投稿して3点ほど個人的に感じたことがあったので、それらもまとめることにしましょう。


①リアルタイム世代の訪問者増加

この記事を投稿し始めてから、『鉄道公安官』のリアルタイム世代であろう40〜50代の訪問者数が増えました。
特に週1回の当感想記事投稿日は、40代の訪問者がブログ訪問年代別割合でトップを占めることが当たり前になっていました(管理人はまだ20代前半なのに…)。


②検索ワードの効果

この記事を投稿し続けるようになってからしばらくすると、「鉄道公安官 感想」のワードで検索すると、大体3〜5番目あたりに当ブログの記事がいくつかヒットしまくるようになりました。
もともとレビューをやってる人が少ない作品ということもあるのでしょうが、こういった個人ブログの感想記事はネットの海に埋もれがちなので、これは個人的には大きな手ごたえですね。


③記事の安定供給

これは管理人個人の問題なのですが、やはりブログを投稿しているとどうしても記事のネタが不足したりすることがあります。そういった中、このような「感想記事を週1回投稿する」という決めごとをベースにあらかじめ記事を作っておけば、そういう事態にも柔軟に対処できるというワケです。
もちろん感想記事の方だって力を入れて作るわけですが、上記のような理由で「文章を作る→即投稿」という形にしないことで、より内容を濃くできるというメリットもありましたね。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





さて、今回を含め全15回。約3か月半にわたって続けた『鉄道公安官』の感想記事。いかがっだったでしょうか。


『ジャンボーグA』の感想記事投稿以来、約3年近くぶりの感想記事レギュラー投稿となりましたが、個人的には上記のような手ごたえを感じた他に、『鉄道公安官』という作品自体をさらに好きになることができました


やるかどうかはまだ未定ですが、今後もこう言った感想記事の企画は続けていきたいなと考えているので、お楽しみに!








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、2007年放送の『仮面ライダー電王』後期OPテーマ他使用曲「Climax Jump DEN-LINER Form」です。


OPテーマとしてAAAが歌っていたものを、モモ・ウラ・キン・リュウ4人のイマジンの中の人たちがカバーで歌うノリノリの曲。声を作るだけでも難しいはずなのに、その声をベースに歌うとは声優さんもさすがその声を仕事の道具としているだけありますね。


特撮で「鉄道」というとまあいろいろ思い当たるものはたくさんありますが、一般向けにもわかりやすいものの1つが『電王』ではないでしょうか。まあデンライナー以外に鉄道要素ほとんどないけど…。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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今回は、ドラマ『鉄道公安官』の感想記事第14回目。今回をもって全話の感想記事投稿が終了、つまり純粋な『鉄道公安官』の感想記事の最終回となります


最近は鉄道要素がすっかり薄れたお話が増えてきていた『鉄道公安官』。さあ、その最終回はどのようなものだったのでしょうか。
 
 
 
 
 
40話「追撃!殺人警官」
198033日放送
主な登場列車:EF65電気機関車、153系急行電車、新幹線「ひかり」号
主な登場駅他:東京駅、広島駅、広島港、宮島港、宮島ロープウエー獅子岩駅
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「雨の日も風の日も、安い給料でブツブツ言わねぇ。下積みの警官のために、沢井のヤツをふん捕まえてやりてぇんだ。」
 
 
STORY:山手線沿線でとある男性が射殺された。捜査の結果使われた拳銃は警察拳銃であり、星野の大学時代の同級生であった沢井のものであることが判明した。なぜかこの捜査に並々ならぬ執念を燃やす不愛想な刑事:反町に、何とか負けまいとする榊たち公安官。沢井の足取りを追って、反町と公安官たちは広島へ、そして宮島へ!沢井がこのような凶行に至った理由は、いったい何なのか―?
 
 
広島ロケ後編となる今回は、星野公安官と後述する反町刑事がメインとなる回。星野も反町もそれぞれこの事件に対する思いを持っており、それらがぶつかり合うことでドラマを生み出しています。
 
 
なぜか鉄道公安官が捜査に介入することを快く思わず、この事件に異常な執着を見せ広島まで出張し沢井に銃撃されてもなお捜査を続けようとする反町。彼が頑張るのは、「下積みの警官のため」。この反町刑事は梅宮辰夫さんが演じており、本間公安官役の中条さんとの絡みや、被害者の1人への尋問シーンでのシブい演技が見ものです
 
 
捜査の結果、最後の被害者となりうる人物は広島市内に住んでいることが判明。榊たち公安官は、反町刑事よりも先に広島へ向かいます。聞き込みの際に広島平和記念公園などにわざわざ出向いたりしているのは…やっぱり視聴者サービスかな?
 
 
今回は梅宮さんがゲストであるからか()前回とは打って変わってアクション中心のドラマに。沢井の発砲により反町が被弾、ロープウェイ付近の急斜面での追跡劇など、観ていて楽しいものに仕上がっています
 
 
沢井が警察官としての誇りのなげうってでも被害者たちを襲った理由。それは彼の妹の死と関連がありました。結果的に被害者たちは沢井の妹の死に関連しておりまさに鬼畜の所業ではありましたが、クライマックスシーンでは星野が沢井に対して必死の説得を試みます。このシーンの前で何回も星野と沢井の回想シーンがあり、またBGMも相まって切ないシーンになっています
 
 
ゲスト出演者としては、メインゲストとなる反町刑事役として先述した通り梅宮辰夫さんが出演。また沢井に命を狙われる被害者であり、沢井の妹の死に関連する人物の1人として、『トリプルファイター』の早瀬勇二/グリーンファイター役で知られる小野川公三郎さんが出演されています。
 
 
 
 
 
41話「山手線・傷だらけの男を追え!」
1980310日放送
主な登場列車:寝台特急「出雲」、山手線103系普通電車
主な登場駅:東京駅、新橋駅
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「私は、朝早い時間の国電が好きだ。車内の空気はどこか凛とした感じに澄んでいて、窓の外では、まるで電車の歩調に合わせるように、大都会東京がゆっくりと目覚めていく。」
 
 
STORY:勤務を終え山手線に乗っていた和子は、新橋駅から乗車してきた柏木という男性がナイフで腹部を刺されていることに気づき、介抱した。柏木は出所したての前科者であり、かつての家族だった妻娘は彼のもとを離れてしまっていた。そんな彼が何者かに襲われる理由は何か?かつて罪を犯した父親を、娘は本当に憎んでいるのか?榊と和子の捜査は、家族愛を取り戻せるのか―。
 
 
出所したてのある男:柏木とかつての妻と娘の間の家族愛、そして彼が抱えていたものから引き起こされる壮大な汚職事件の発覚と、ドラマの構成として登場キャラの心理面・設定面ともに面白さを両立している一編。ただし、その代わり相変わらず鉄道との関連性は希薄になってしまっています。
 
 
「犯罪者の家族は、本当に心の底から罪を犯した家族を憎むことができるのか?」という、刑事ドラマで扱っても遜色のない思いテーマを提示する今回のお話。ただしあくまでも『鉄道公安官』であるから、そのあたりの家族の葛藤はそこまで描かれず、その分「柏木はなぜ腹部を刺されたのか?」という事件の謎を解明していく展開にドラマが割かれています
 
 
ここ最近仕事が忙しく、20日連勤で非番も取れない状況であるらしい榊。「独りもんだから大丈夫」だとは言うけれど、さすがに…。
 
 
犯人たちに捕らわれた柏木を救出すべく、またも変装作戦を敢行する榊たち公安官。榊は今回清掃員のおじさんに化けていますが、モップを使って犯人を取り押さえるシーンはなかなか見ものです。
 
 
最後は娘との関係を修復し、テニスの試合を見に訪れる柏木と榊たち。元妻との関係がどうなったかは描かれていませんが、「金以外に大切なものがあることを教え」られた彼にとっては、娘との関係修復だけでも十分な心の支えになっていたのかも知れません
 
 
ゲスト出演者は、今回のメインとなる柏木役に、本作2回目の出演となる井上孝雄さんが。前回出演とは180度違うキャラを演じています。また犯人側の主犯格として深江章喜がこちらも2回目の出演。しかし役柄は変わらず犯人役でした。
 
 
 
 
 
42()「青春特急・いのちよ走れ!」
1980317日放送
主な登場列車:急行「奥久慈」、キハ58系急行型気動車、水郡線キハ20系普通列車、エル特急「ひたち」
主な登場駅:常陸大子駅、水戸駅、上菅谷駅、岩間駅、石岡駅、土浦駅、上野駅
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「よし、手伝おう。スリよりも人の命の方が大事だ。」
 
 
STORY:茨城県大子町で、悲劇は起きた。ある高校の野球部の少年の頭部に、クラスメイトの素振りが当たり昏倒してしまったのだ。スリのガセネタにより偶然常陸大子駅で少年と医師たちを見かけた榊たち公安官は、少年の母親の希望もあって上野駅まで鉄路で少年を運ぶことを決断。水戸駅での決死の乗換え、土浦駅への臨時停車。すべては時間との勝負、榊たちは少年の命を救えるか―!?
 
 
『鉄道公安官』最終回を飾る今回は、特に大きな事件が起こるわけではなく、鉄道ダイヤを駆使していかに重態の少年を東京まで運ぶか、そしてそれをめぐる登場人物たちの心理描写や回想が中心。あえてハデな事件にせずにこういった鉄道をめぐる人間模様を最終回に据えたのは、やはりこのドラマが『鉄道公安官』であるからでしょうか
 
 
最終回ということもあって、第30話以来久々に準レギュラーキャラである島村泉が登場。この当時演じる夏目雅子さんは『西遊記2』の撮影を抱えており、多忙を極めていた中での出演だったようです。
 
 
現在もその名称が残る特急「ひたち」は、当時は水戸を出ると上野までノンストップ。しかし少年の様態が悪化したため土浦駅から脳外科医を載せることを決断した榊たちは、駅員常駐の通過駅である石岡駅にその旨を書いた文書を詰めた通信筒をホームに投げ、それを駅員が読むことで土浦駅に連絡を取らせるという通信手段をとっています。当時は当然携帯電話なんて一般には普及していない時代。国鉄の現場では、こういったことも行われてたんですね〜。
 
 
我が息子の無事を祈る母親、ケガをさせてしまった公開と自責の念にかられ思い出の地をひたすらめぐり自殺未遂までしてしまうクラスメイト―。先述したように今回は登場人物の心理描写も重要なポイントの1つ。一見すると鉄道があまり関係ないようにも感じますが、こういった様々な人の思いを描写することで「少年の命を運ぶ鉄路への思い」ということにつなげ、表現しているといえるでしょう
 
 
最後は少年も無事回復。「鉄道公安官の快挙!」として新聞記事にもなりますが、当然榊たち個人の名前は出ることもなく、静かに喜びながら日々の警乗勤務へ。記事を書いたのはどうやら泉のようですが、泉は旅雑誌のルポライターだったはずじゃあ…?
 
 
ゲスト出演者としては、少年に誤って素振りのバットを当ててしまったクラスメイト役で、のちに『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルブルーを演じることになる石井茂樹さんが出演。またラストシーンで公安官の活躍の記事を読む2人組のサラリーマン役には、当時人気を博していたというお笑いコンビ:Wコミックのお二方が出演されています。
 
 
 


 
こうして『鉄道公安官』は最終回を迎え、ほぼちょうど1年間の放送を終えました。
 
 
次週は、この『鉄道公安官』という作品全体の総括感想、そしてこれらの記事が生んだ(個人的な)手応えについて記事を投稿することにしましょう。








◎今日の特ソン◎


今日ご紹介するのは、1985年放送の『電撃戦隊チェンジマン』挿入歌「ソルジャー・ドラゴン〜勇者の道〜」です。


ギターをメインに据えちょっとしんみりな感じで歌われた、チェンジドラゴンのテーマソング。とはいえ、若い頃の影山さんが歌ってるからか暗い感じはしません。


ヒロインのカラーの組み合わせがホワイト×ピンクの戦隊は、『チェンジマン』の後は『ニンニンジャー』までナシ。そういえば、『ニンニンジャー』の情報が解禁されたときにそんなこと言われてたような、そんなことはなかったような…?




(ニコニコ動画非会員でも視聴できるニコビューアへのリンクです)



 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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本日は、ドラマ『鉄道公安官』の感想記事第13回目です。


物語もいよいよ大詰め。とうとう鉄道がほぼ関係なくなってしまったお話も出てきますが、一方でゲスト出演者に力を入れるようになり、最終回直前である第39〜40話では最後の遠征ロケを敢行。当時のアクション刑事ドラマブームを受けつつも、根底にある『鉄道公安官』というドラマのスタンスを崩さずにストーリーを作り上げる、制作側の奮闘が垣間見えます





37話「遠い旅・殺人者の青春」
198024日放送
主な登場列車:赤羽線(現:埼京線)103系普通電車
主な登場駅:王子駅
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「君に近づいたのも仕事だった。しかし!それだけじゃなかった!」
 
 
STORY:王子駅などで、海外旅行を控えた旅行者を狙ったドル紙幣の強盗傷害事件が頻発!犯人の遺留品から、犯人に関係があると思われる雨宮裕子を突き止めた榊たちは、彼女の勤め先を張り込みすることに。しかしひょんなことから小林が彼女と知り合いになったことで、捜査は潜入捜査に変更。やがて小林は裕子に思いを寄せるようになって―?
 
 
意外にも、最初で最後の小林公安官単独メイン回となる一編。小林はメンバーの中でも露出が多かったものの、星野とコンビで活躍することが多かったのでメイン回が少くなってしまったんですね
 
 
そんな今回のお話は小林の淡い恋模様を描いた一編。完全に雰囲気は刑事ドラマそのものとなり、とうとう鉄道自体がほぼ全く絡まないストーリー展開になっています
 
 
海外旅行直前の、外貨を大量に持つ旅行者ばかりを狙う凶悪な犯人。外貨を執拗に狙う理由は後々明かされますが、ちょっと理由付けが甘いんじゃないかなとも思います。また当時は成田空港が開港して間もない頃。「外国便が成田に行っちゃって、朝5時くらいに出ないと間に合わない人も」という和子の発言が、当時まだ貧弱だった成田空港への交通アクセスを物語っています。
 
 
裕子と知り合いになることで潜入捜査をすることになったものの、じょじょに互いに惹かれあうようになっていく2人。鉄道公安官の身分をなんとか隠し続ける小林ですが、鉄橋を走るエル特急を見ただけで「ひばり12号東京ゆき」と一発で言い当てるのは、やはり職業柄から来ちゃったものなのかな?
 
 
最後は小林と犯人、11の取っ組み合いで決着。小林は本心を伝えるも裕子は彼のもとを静かに去り、彼の恋が悲恋に終わったことを暗示しています
 
 
ゲストには、犯人役の青年として『ウルトラマンレオ』でおなじみ真夏竜さんが出演。また雨宮裕子役として、時代劇への出演が多かった吉沢京子さんの姿があります。
 
 
 
 
 
38話「逃亡公安官を追え!!」
1980218日放送
主な登場列車:エル特急「ひばり」、山手線103系普通電車、小田急電鉄9000
主な登場駅:上野駅、西武鉄道池袋駅、東京駅、池袋駅、営団地下鉄(現:東京メトロ)明治神宮前駅
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「俺たちは俺たちの手で、真実を追求してやりたい。公安官が公安官を信じられなくなったら終わりだ。そうだろう?」
 
 
STORY:榊の後輩で上野公安室所属の丸山公安官は、上野駅の東北本線ホームで、置き引きの指名手配犯を目撃。廃工場まで追いつめてもみ合いになって気を失うが、目が覚めると犯人は射殺されていた!警察の捜査が丸山を容疑者とする中、彼は事件の真相を突き止めるために突如病院から脱走した。後輩を、そして鉄道公安官の名誉を守るため、榊たちの捜査が始まった―!
 
 
丸山公安官が気絶していたわずかな時間の間に起こった事件の謎を解くという、36話とはまた違った趣向のミステリー仕立ての一編。容疑者たちのとる不可解な行動、無実を証明するために勝手に動き回る丸山公安官など、事件関係者が多様に活動することでこの事件における「駆け引き」を描き、それがこの話をさらに興味深いものにしています
 
 
丸山公安官は榊の後輩でありかつての部下であるという設定。丸山公安官は入職後ずっと上野駅で勤務しているようですから、榊も上野公安室で勤務していた時代あったのでしょうか。そして今回はいつも以上に榊はヒートアップし、星野たちも手が付けられない状態に…。
 
 
捜査はするもののほぼ犯人を丸山公安官と決めつけて捜査を行う所轄署の刑事たちと、丸山公安官の無実を証明するために捜査をする榊たち公安官。この対立構造がドラマ性をより強いものとし、そこに丸山公安官の逃避行が加わることで3者が事件捜査に絡み合い、競争するような形で捜査が進展していくさまが、観る者を飽きさせません
 
 
犯人側も一筋縄では行かず、射殺された置き引き犯の遺した大金を手に入れるため、騙しあいや捜査攪乱を行う始末。さて、この事件の本当の犯人は誰か?大金の行方はどうなるのか?この点は、観る人ぜひご自身で確認していただきたいですね
 
 
最後は疑いも晴れ、刑事たちの謝罪に対して特に声を荒げることもなく業務に戻る丸山公安官。さすが榊が認めるだけある…と言えるのかな?
 
 
ゲスト出演者としては、当時からスターとして名を馳せていたにしきのあきらさんが丸山公安官役に。また犯人役の1人として、任侠ものや特撮作品への出演が目立つ友金敏雄さんが重要な役回りを演じています。
 
 
 
 
 
39話「女子大生探偵旅行」
1980225日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、伊予鉄道モハ1000
主な登場駅他:東京駅、新大阪駅、広島駅、広島港、松山港、伊予鉄道道後温泉駅
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「小沢くん。私たち、いつまでも友達よ。いいわね?」
 
 
STORY:広島在住の女子大生3人組:リツコ・スズエ・タマミと、ひょんなことから広島まで「ひかり」号に同乗することになった榊。その「ひかり」号車内で強盗事件が発生し、スズエの姿が消えた!強盗事件の裏には拳銃密売が絡んでおり、スズエはそれを目撃したため誘拐されたようだ。榊たちの捜査と首を突っ込むリツコの証言により、事件の舞台は広島から松山へ。そして、スズエと犯人グループをつなぐ意外な接点は―!
 
 
今回と次回の第40話は、広島市を中心とした遠征ロケに。結果的にはこれが『鉄道公安官』最後の遠征ロケになりました。今回はそれにプラスして松山市にも足を延ばしていますが、あくまでもそこでの目的は聞き込みや犯人の追跡のため松山駅などの国鉄四国鉄道管理局関連のものは一切登場しませんでした(その代わり、伊予鉄道はチラッと登場している)
 
 
大学ではよくある長い春休みを利用し、東京に旅行に来ていたリツコたち広島の女子大生3人組。そのおてんばっぷりは榊もドン引きするくらいで、特にリツコは驚くべき行動力で結果的に榊の捜査について回ることになります。サブタイトルは「女子大生探偵旅行」ですが、東京から広島へ戻るリツコたちからしてみればむしろ旅行ではなくその帰り道という感じ。まあ、そこら辺は気にしないことにしよう…。
 
 
拳銃密輸業者から拳銃を強奪した犯人の1人は、じつはスズエの高校時代の同級生:小沢。今回は犯人側のドラマも丁寧に描かれており、おびえつつも高校時代と同じようにふるまおうとするスズエと、非情になりきれない小沢が、物悲しさを演出しています
 
 
遠征ロケでは定番である、特定のホテルの登場。しかし今回は「なぜ犯人がそのホテルの一室をわざわざ選んだのか?」ということに理由付けを行っているため、そのホテルが舞台になることへの違和感を和らげることに成功しています。まあ、とはいえタイアップ先のホテルがそこに決まってから考えだしたんだろうけど…。
 
 
負傷して病院に搬送されることになるも、その後は罪の償いが待っているであろう小沢。しかしそんな彼に対し「いつまでも友達だ」とスズエが声掛けをして事件が終わるというのが、なんとも“救い”があるエンドになっていると感じます。
 
 
ゲスト出演者は、事件に首を突っ込みたがるリツコ役として、『噂の刑事トミーとマツ』で石立鉄男さんと共演し今や国立市議も務める石井めぐみさんが快演。また誘拐されるスズエ役として、7080年代にかけて刑事ドラマへのゲスト出演が多かった竹井みどりさんも出演されています。





今回はここまで。次回は、第40〜42話(終)をご紹介予定です。








◎今日の動画紹介◎


今日ご紹介するのは、1999年放送の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』挿入歌「流星合体!ビクトリーマーズ」です。


ゴーゴーファイブ4機目のロボとなり、地上・宇宙空間共にマルチな活躍ができるようになったビクトリーマーズのテーマソング。個人的に、リアルタイムで観たこともあって「スーパー戦隊シリーズ」で好きなロボットの1つです。


当時発売されたDX超合金は、確か銀メッキやダイキャストがふんだんに使われていた仕様に。ほかのロボに比べて変形させにくかったことが今でも鮮明に思い出せますね。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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今回は、『鉄道公安官』の感想記事第12回目。ここ数回連続して毎週土曜日の投稿になっていますが、あくまでもたまたまです


今回のお話は、どれもやはり刑事ドラマ要素の濃いお話に。『西部警察』をはじめとするアクション刑事ドラマが再び活気を取り戻していたこの時期、ある程度そういった“煽り”を受けるのは仕方のないことだったのでしょうか。





34話「公安官抹殺指令」
1980114日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、西武鉄道101系普通電車、都電7000
主な登場駅:東京駅
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「俺たち鉄道公安官にとって、靴ってのはね、商売道具なんだよ!」
 
 
STORY:東京駅構内で、榊が射殺されたという情報が東京公安室に飛び込んできた。実際に射殺されたのは榊の名を騙った別人だったが、状況からみて犯人は榊の命を狙っていることは明らかのようだ。やがて犯人グループの攻撃は激しくなり、星野は被弾し榊は捕らわれの身に!犯人グループがそこまで執拗に榊の命を狙う理由は、いったい何なのだろうか―?
 
 
新年2回目の放送となったこの回は、今までの『鉄道公安官』とは明らかに違うテイストで作られた一編。『西部警察』をほうふつとさせるカーアクション採石場で繰り広げられる果てしない攻防戦そして車や小屋を実際に爆破!完全にアクション刑事ドラマのノリです
 
 
この当時、前日の同じ枠(日曜よる8)に『西部警察』が放送開始されてちょうど1クールが過ぎて人気が安定してきた頃。それに便乗したのでしょうか
 
 
ベコベコにつぶれた靴を買い替えるため靴屋に寄り、かつ犯人側がまだ顔を知らなかったため難を逃れた榊。このつぶれた靴が、後半の展開で重要な役割を果たすことになるとは思いもしませんでしたね。


事前に榊のことを調べ上げていた犯人グループ。彼らの調査曰く、榊は「35歳。典型的三枚目。性格:非常にノリやすい」とのこと…
 
 
激しいカーアクションの末クラッシュ、敵の銃撃により被弾、満身創痍でも捜査を続行するなど、今回はかなり身体面でムチャをしている星野。演じる加納さんはこの数か月後から『西部警察』でレギュラー出演することになるので、今回に限っては星野公安官というより桐生刑事に見えますね。
 
 
最後は大量のパトカーとともに激しいカーアクションをや銃撃戦を行う、犯人と刑事たち。ですが星野をはじめとする公安官はやはり一発も発砲しません。ここに「あくまでもこの番組は『鉄道公安官』である」という制作陣の意地が感じられるような気がします。
 
 
ゲスト出演者は、当時に限らず刑事ドラマ等の作品で数々の悪役を演じてきた成瀬正さんと八名信夫さんが、主犯格である高林らを熱演。うーん、やっぱりこの人らは公安官の手におえる人じゃないよ…。
 
 
 
 
 
35話「ちびっこ大捜査線!」
1980121日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、新幹線「こだま」号、大井川鉄道C11蒸気機関車、寝台特急「さくら」
主な登場駅:東京駅、小田原駅、静岡駅
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「僕は1年で母の日が一番嫌いだ。僕にはお母さんがいないからだ。」
 
 
STORY:古賀が無賃乗車の常習犯である純一少年に説教するさなか、大阪で銀行強盗を働いた2人組が東京駅に逃げ込んだとの通報が入ってきた。そしてその後、純一少年を送り出した直後に、博という男の子が東京駅から消えた!純一少年と博のドタバタ珍道中、銀行強盗の主犯格:田村の逃避行。やがて全く違う2つの事件は、意外なところでリンクする―!
 
 
完全とは言えませんが、本作では最初で最後の古賀公安官のメイン回。一番の若手でアクション担当な印象のある彼ですが、今回は子供相手に優しさを見せる好青年の一面も見せてくれています
 
 
無賃乗車の常習犯で、おまけに近所の子供にいたずらするようになってしまったやんちゃ少年:純一。最初はそういった負の面が描かれることで単なるクソガキのように感じてしまいますが、中盤以降純一少年の秘めていた想いなどを公安官たちが知っていくことで、純一少年が彼なりに抱えていた葛藤や悩みを知ることができます。
 
 
博と純一少年は東京から新幹線に乗り、本来降りるべきはずの小田原駅を通過して静岡駅で下車。そして東海道本線で金谷駅を経由し、大井川鐡道のSLに乗車します。このシーンなどでは「ホームタウン急行」がBGMとして流れており、純一少年たちの“旅”が楽しそうに描かれています。まあ、とはいえ実際はただの家出に近い冒険なんだけど…
 
 
銀行強盗犯の一件と純一少年たちの冒険がどのようにリンクするかと思えば、本当に「たまたま出会った」ことで1つになるというオチ。終盤の展開はありがちなものになりましたが、古賀公安官と純一少年の最後のシーンは、どことなく爽やかな、でも男らしいエンディングになっています。
 
 
ゲスト出演者としては、銀行強盗の一味の1人として大谷朗さんが客演。数多くの特撮作品にゲスト出演しストレートヘアーが印象的な彼ですが、今回は頭にパーマをかけており貴重な()姿を観ることができます。
 
 
 
 
 
36話「新幹線・消えた美人画を追え」
1980128日放送
主な登場列車:新幹線「こだま」号
主な登場駅:東京駅、小田原駅、上野駅
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「誰にだって夢がある。僕だってそうだ、最初から公安官をやろうと思ったわけじゃない。しかし今、公安官になったことで後悔はしていない。」
 
 
STORY:榊と古賀は突如、東京駅前のロータリーで沖一成という新進気鋭の版画家が轢き殺されるのを目撃する。そして同じ頃、小田原駅付近を走る新幹線「こだま」号車内で、貴重な版画が盗まれるという盗難事件が発生した。保険金はキッチリ支払われるようだが、なぜか捜査に協力しない関係者たち。謎が謎を呼び、事件が事件を呼ぶミステリー。実はこの事件、実はひとつの線でつながっていた―!
 
 
一見すると全く関連性のない2つの事件が、実は裏では1つにつながっているというミステリー仕立てのお話になっている一編。それぞれの事件を各公安官たちが担当することにより、メインキャストをバランスよく活躍させることに成功しています
 
 
事件自体は東京駅地下入口前と新幹線「こだま」号車内で起きているため、いわゆる鉄道公安官の管轄内での事件ではあるものの、公安官たちの捜査や主な活躍は周辺や関係者への聞き込み調査が中心。そのため、相対的に鉄道要素が薄く感じられてしまいます
 
 
中盤になると沖の妹が事件に介入し、第3勢力のような形で事件を引っ掻き回します。これがバラバラだと思われた事件を「何かウラがある」と公安官に思わせ、同時に銭谷たち犯人側を焦らせることになり、より両者のバトルを過熱させ面白くしていきます。
 
 
後半になると、榊と沖の妹の話がメインに。榊は沖の妹を説得するうえで「最初から公安官をやろうと思ったわけじゃない。」と語っています。榊が少年時代から国鉄に入職したかったことは既に第1クールで明かされていますが、あくまでも駅員業務等の志望で、公安官になる気はなかったということなのでしょうか?
 
 
最後は上野駅郊外の公園で事件が決着。沖の子供を抱いて沖の妹が新たな人生を歩むことを決意するエンドになっており、スッキリとお話がまとめられています。
 
 

ゲスト出演者には、のちに『爆走!ドーベルマン刑事』で小林公安官役の星正人さんとレギュラー共演することになる神保美喜さんが。また『冒険ファミリーここは惑星0番地』でレギュラー出演していた西川ひかるさんが、インパクトの強いおばさんを演じています。






今回はここまで。次回は、第37〜39話ををご紹介予定です。








◎今日の動画紹介◎


今日ご紹介するのは、1960年12月公開の映画『ガス人間第一号』使用BGM「エンディング」です。


本編終盤、ガス人間である水野の最期に流れるBGM。憐れというべきかなんと言うべきか、その言葉にしにくい独特の悲哀を、このBGM画より盛り立ててくれます。


ちなみにこの映画の主人公は三橋達也さん。『鉄道公安官』で瀬川室長を演じられている、のちに十津川警部も演じることになる名俳優です。







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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今回は、なんだかんだで毎週恒例となった『鉄道公安官』の感想記事第11回目です


劇中ではクリスマスや正月などのイベント回が連発する今回紹介の3話。コメディタッチありシリアスありと、なかなかバラエティに富んだ構成になっていました





31話「南紀白浜・ハネムーン大混戦!」
19791217日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、エル特急「くろしお」
主な登場駅:東京駅、新大阪駅、天王寺駅、白浜駅
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「新婚旅行にまでついてくるのは、花嫁に対してあまりにも思いやりがなさすぎるんじゃないかって、それを言いたいんだよ。」
 
 
STORY:東京駅から南紀白浜へ新婚旅行に旅立った、2組の中村夫妻。一方は暴走族の女頭領である房子で、もう一方はお節介な父親に悩んでいる美雪だった。そんな全く面識のない2組が、たまたま新大阪駅で荷物を取り違えたことから事件は勃発した!なぜか見ず知らずの犯人に命を狙われる美雪とその夫。榊たちはこの騒動を無事解決し、家族の絆を取り戻せるのだろうか―?
 
 
今回の舞台は、海水浴場として有名な南紀白浜。前回が重いテーマのお話だったからか、かなりのコメディ編に仕上がっており、つい最近引退してしまった381系エル特急「くろしお」の勇姿も観ることができます
 
 
この当時のエル特急「くろしお」は、現在とは違いほとんどが天王寺始発。というワケで阪和線天王寺駅の頭端式ホームが映るのですが、大まかな部分は現在とほぼ同じ構造であることに改めて驚かされます
 
 
なぜか娘の新婚旅行にまで同行してくる、お節介で構ってちゃんな美雪の父。「子離れできない親」の問題が出てきたのはこの頃からなのでしょうか?結局事件解決まで美雪の父は美雪らと事件に巻き込まれることになり、榊も夫妻に対し「親孝行だと思って」とさじを投げてしまう始末…。
 
 
房子殺害未遂の計画犯は、房子の叔父。ですが、彼が服装的な特徴しか言わなかったせいで、現地で犯行を実行することになった2人の地元民がドタバタ騒動を起こすことになります。まあ、結局全員キッチリ逮捕されるんですけどね。
 
 
中年になっても未だに独身の榊のことを思い、事件解決後伊勢神宮へ参拝する東京公安室一行。おそらく次回のロケの都合もあって挿入されたシーンなのでしょうが、白浜から紀勢本線→参宮線or近鉄利用で伊勢神宮へ参拝って、とんでもなく時間のかかるルートだぞ…
 
 
ゲスト出演者では、実行犯役の気の弱い2人として平泉成さんとうえだ峻さんが面白おかしく熱演。とくに平泉さんは、第2話ゲスト出演時とは180度違うキャラを演じています。この他、名優:大坂志郎さんが美雪の父役で出演されています。
 
 
 
 
 
32話「サンタが列車でやってくる」
19791224日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、急行「志摩」
主な登場駅:二見浦駅、鳥羽駅
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「ただの心象?私たちは機械じゃないのよ!物的証拠をインプットして動くコンピュータじゃないわ!」
 
 
STORY:久しぶりに休暇を取った和子は、医師である父親とともに伊勢志摩へ旅行に来ていた。しかし、乗っていた急行列車が偶然殺人事件に遭遇したことから、和子はその事件の捜査に介入。犯人はすぐに自首してきたが、どうも納得がいかない。和子が捜査を続ける中、次第に地元住民は口を閉ざすようになり、和子は謎の集団に命を狙われることになってしまった。この事件、何か裏がある―!
 
 
前回の南紀白浜に続いて、今度は伊勢志摩ロケとなった一編。近鉄との熾烈な競争に押され、現在ではJRの中でも隠れた大赤字路線としても知られる参宮線を舞台にした和子メイン回に。当時は京都から気動車急行「志摩」が走っており、貴重な参宮線優等種別の活躍を観ることができます
 
 
父親との磯釣り旅行のため、伊勢志摩へ旅行する和子。行程としてはおそらく、名古屋まで新幹線で行き、そこから関西本線を経由して参宮線二見浦へ向かったのではないかと推測されます。当時から伊勢志摩観光は近鉄のほぼ独壇場だったはずだけど、あえて国鉄でのルートを選択したのは、やはり公安官だからでしょうか?
 
 
旅行中に不運にも殺人事件に遭遇したことから、事件に首を突っ込む和子。その積極性には鳥羽公安室の人々も困ったようで、東京公安室から榊と小林を応援で呼ぶ始末。仕事熱心なのはいいんだけどねぇ…。
 
 
事件の核心に近づくにつれ、何やら地元の人々の様子に変化が。こうしたよそ者への村八分的な扱いへの変化は、ある意味田舎らしい描写ともいえるかもしれませんね(褒められたことではありませんが)
 
 
正直言ってサブタイトルとほぼミスマッチな重い展開で進む今回のお話。しかし最後の最後で、事件関係者家族に本当の“サンタさんのクリスマスプレゼント”が届くことになります
 
 
ゲスト出演者には、『ゴリラ』などへの出演で知られる名優:鈴木瑞穂さんが和子の父親役で出演。なぜか逃亡を繰り返す勝青年役には、『スーパーロボットマッハバロン』の下塚誠さんが。さらに本作二度目の出演となる『コンドールマン』でおなじみ佐藤仁哉さんが、クセのある若者を好演されています。
 
 
 
 
 
33話「公安官V.S怪盗55号!」
198017日放送
主な登場列車:新幹線「ひかり」号、エル特急「あやめ」、エル特急「さざなみ」、新幹線「こだま」号
主な登場駅:東京駅、静岡駅
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「日本一の公安官を向こう()に回したのが、どうやら私の一生の不覚だったようだ。」
 
 
STORY:昭和55年、お正月。新年を迎えた東京公安室に、「怪盗55号」と名乗る人物から晴れ着とスリの犯行予告のカセットテープが届いた。変装の名人である怪盗55号は義賊気取りであり、黒い噂がある大物から大金や金品をスってみせるのだという。当初は何度も犯行を許してしまった榊たちであったが、瀬川室長の機転により犯人の容疑者が浮上。榊は、その容疑者を徹底的にマークするのだが―。
 
 
本放送時は新年一発目の放送となった一編。派手なロケなどはしていませんが、怪盗55(実際はただのスリ師)と榊たち公安官の攻防戦を楽しむことができる、お正月ならではのボリュームたっぷりのお話になっています
 
 
怪盗55号は変装の名人。髭の長い老人・着物を着たおばあさん・はたまたインド人など、様々な人に化けてスリを実行します。これに対抗して()、榊はピエロなどの変装をして相手をマークするなどしています。榊とゲスト出演者である宝田さん双方の七変化が楽しめます
 
 
そんな榊と怪盗55号に触発されたのか、本間も代議士への変装シーンでは悪ノリ気味。乗務員室に文句をつけたり、電話口ではやたらと高圧的なしゃべり方になるなど、さすがのこれには瀬川室長もあきれ気味。本間公安官役の中条静夫さんの演技に注目です。
 
 
怪盗55号は当初ただの義賊気取りのスリ師かと思いきや、その裏にはかつて自分が関係した一件に関する重大な秘密が。こうした背景を丁寧に描くことで、怪盗55号の人間性も浮き彫りにし、ドラマに深みを与えています
 
 
「目には目を歯には歯を」、そして「変装には変装を」。終盤の怪盗55号の大捕物では、瀬川室長を除く全員が変装して逮捕するという、なかなか大掛かりなシーンが用意されていました。
 
 
ゲスト出演者では、怪盗55号役に「ゴジラシリーズ」などでおなじみの宝田明さんを起用。キャストクレジットにも「(特別出演)」のクレジットが追加挿入されています。また、冒頭和子の潜入捜査により逮捕される晴れ着専門の痴漢役に、円谷特撮で頻繁にゲスト出演されていた大村千吉さんの姿もあります。





今回はここまで。次回は、第34〜36話ををご紹介予定です。








◎今日の動画紹介◎


今日ご紹介するのは、1974年放送の『行け!牛若小太郎』OPテーマ「行け!牛若小太郎です。


『レッドマン』や『グリーンマン』等が放送された、『おはよう!こどもショー』の枠で放送された特撮作品。歌の途中で何度も転調するなど、朝の短時間特撮のOPにしてはかなり凝った作りになっています。


そういえば、ベストフィールドがこれのDVDかBlu-rayを発売するとかなんとか。あれっ、私の勘違いだったかなぁ…?







 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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