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京都の町並み等を紹介しているブログです。

京町家

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中2階(厨子2階)

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 気合が入った中2階(厨子2階,つしにかい)の京町家,現役の民家ですから凄いでしょ。普通の2階建の建物より,2階部分が低くなっており,主に物置(今で言う「ロフト」です。)として使用されています。
 駒寄せ,出格子,一文字瓦,土壁,虫籠窓(むしこまど)など本格的な京町家です。
 
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 入口の横にある木製の柵が駒寄せと言われるものです。庇下の空間部分に作られ,大八車などが家に直接当たるのを防ぐ役目をしていました。
 庇の出桁(庇先端部の横桁)や腕木(庇を支えるため,庇と直角に出ている木)それと,写真には写っていませんが,板庇(庇の裏の板,京町家は板庇が道と直角方向に敷かれています。)もシッカリしています。
 
 
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 上の家より,2階部分が高く,中2階と呼べないような感じの町家です。焼杉板壁と虫籠窓があり,家の端には,「お地蔵さん」が祀ってあります。子供の健やかな成長を願って,毎年,8月の終わり頃に各町内で行われる「地蔵盆」,私が子供の頃は,多くの子供たちが集って賑やかでしたが,最近は少子化が進み,子供の数より,世話人の方が多い町内もあります。関西以外でも「地蔵盆」ってあるのでしょうか?
 
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 虫籠窓と鍾馗さんです。虫籠窓は,虫籠のように縦格子となっていることから名付けられました。格子に壁と同じ素材が塗り込まれていることが多く,換気と採光の役目をしています。細かな格子ですから,外から内部の様子は見えにくく,中からは外の様子がよく分かります。
 
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 あるお店の前にあったバッタン床几(しょうぎ)です。床几を終うのは,壁側に折りたたむのですが,近頃,これを見ることが少なくなりました。
 
 
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 2種類の犬矢来(いぬやらい)です。左側の写真のものは,よくご覧になるでしょ。犬矢来は,ワンちゃん等のマーキングから建物を守るためのものです。写真は花街のお店ですから,スカッとしてますね。

総2階

 京町家の特徴?「イメージでは,分かるような気がすんのやけど…。」とおっしゃる方が多いと思います。
 チョット文章が長くなりますが,京都観光に来られた時に,違った目で町家を見ていただけると思います。上京区,中京区,東山区,下京区は大通りから少し入れば,新しい家に混じって普通の京町家を見ることができます。
 
 昔,間口の広さによって税が課せられていました。節税の知恵として,間口は狭く,奥行きが深い建て方(うなぎの寝床)となりました。
 入口を入ると「走り庭」と呼ばれる通路があり,履物を脱ぐことなく裏庭まで行くことができます。「走り庭」を通って裏庭に行く途中に台所があり,そこには「おくどさん」(かまど)が設けられています。2階建の場合は,「走り庭」が吹き抜けとなっており,その天井には,採光用の天窓があります。
 1階の部屋数は3室が基本(1列3室型)です。「走り庭」に沿って,入口から玄関の間,中の間,奥の間となり,奥の間の裏庭面には縁側が設けられ,トイレは縁側を通って行くようになっています。
 このような京町家は築60〜70年以上になるため,内部はリフォームされて使い勝手優先になっている建物がほとんどです。
 京町家の建て方には,3階建,総2階建(一般の2階建),中2階建,平屋建がありますが,多いのは総2階建と中2階建です。
 
 
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 写真は,典型的な京町家の総2階建です。総2階建に限っての京町家の特徴は特にありませんが,京町家全般の特徴は,次のようなものがあります。
 紅殻(べんがら):木の防腐を目的として塗られています。
 出格子:格子は表(外)からの目隠しであったり,換気(通気)が目的です。
 土壁と焼杉板:本来の京町家は土壁と焼杉板で覆われています。
 その他の特徴として,入口に柱が見える,一文字瓦,虫籠窓(むしこまど),鍾馗(しょうき)さんが1階の庇の上に置いてある,駒寄せ,犬矢来(いぬやらい)がある等です。これらの特徴を全て持ち合わせている京町家はまずありませんが,特徴の幾つかが当てはまれば,京町家として見てください。
 
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 家の側面には焼杉板が貼られています。この頃は,トタンや新素材になった家がほとんどです。
 
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 写真は,お茶屋の2階のスダレを撮影したものです。1番上の写真で,雨戸と2階の庇の間に棒があります。写真の右下をクリックして拡大で見てください。この棒にスダレをかけます。
 2階に格子の所もありますが,スダレの方が多いように思います。
 
 
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 出格子の格子は外すことができます。また,入口の両側に柱が見えています。
 出格子の柱の下(基礎部)には石が置かれ,柱を少しでも水から守ろうとしています。
 
 
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 道と平行に葺かれた一文字瓦(瓦の端がスパッと切れた瓦)の1階の庇には魔除けの置物として鍾馗さんが置かれています。
 右側の瓦は万十瓦(まんじゅうかわら,饅頭瓦)と呼ばれるもので,一文字瓦と異なり,瓦の端が饅頭のように丸くなっています。一文字瓦で屋根を葺く方が手間はかかると言われています。

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