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久しぶりのBontaka亭です。
鹿児島生まれの方のお誕生日会を開きました。
メニューは雑穀押し寿司、黒寿バージョン。砂糖も勿論、黒砂糖です。
鯖の頭は味噌汁に使いましょう。
具は、鯖、ウナギ、エビ。鯖とエビはお酢で締めます。
鹿児島の方なので、Bontaka亭の玄関の浮世絵には薩摩十字の歌川派、デザイン画を選びました。デザイン画は、Bontakaのブログを読んでいる方は御存知だと思いますが、三代目豊国が始めたものですね。
この国周の絵でも、良く受け継がれています。
この絵を見て、その方曰く「あ、明石屋だぁ〜♪」
ぼんたかは浅学にして知りませんでして、それがまた一つの感動になったのですが、そう、鹿児島の方にはとってもお馴染みですね。明石屋。
安政元年(1854年)創業の「かるかん」の名店が明石屋さんなのだそうです。
そうと分かると、そうかぁ、あんたも「かるかん」食べてツマヨウジかぁ。とか、楽しくなります。
安政元年はアメリカのペリーが浦賀に再び来航し、日本政府に不平等条約を結ばせた年です。 一枚の浮世絵は、江戸へのタイムマシンとなり、色々なことを想わせます。
時に美しいデザインであり、、歴史であり、今に続く美味しいものであり。
あなたは何を見つけますか?
鹿児島の明石屋のかるかんさんのホームページを見つけました。
続いているのですね。
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Bontaka コレクション
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日本美術、浮世絵や伊万里など、Bontaka個人蔵コレクション。
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夏ですねぇ。昨日のデュッセルドルフは38度まで上がり、近くの湖で泳いで来ました。
さて、実は、Bontakaは知る人ぞ知る、質の高い江戸の浮世絵のコレクターでして、コレクター暦は20年以上になります。
久しぶりに江戸情緒、江戸の浮世絵コレクションから一つ披露しましょう。
夏ですので羽子板絵です。
江戸では蚊遣りに「カーン!カーン!」と夏に羽子板をしていたんですよ。
三代目豊国、天竺徳兵衛
羽子板絵は、羽子板の形に切り取って、貼って遊ぶのが基本です。
このように当時のまま状態良く残っているものは貴重です。
浮世絵の絵師は、筆で一本の線を描いたら、それが木の様に硬いものなのか、肌のように柔らかいものなのか、描き分けられなければなりませんでした。当時の西洋画には無かった技法です。
この浮世絵でも羽子板の木目のリアルさ、髪の毛の一本一本の細かさが楽しめます。着物のデザイン性の高さ、粋に結んだマフラーもセンスの良い感じです。弧もの中に大小の刀も隠れていたりと、見方によって様々な江戸情緒を感じられます。
「天竺徳兵衛」さんは実在の人。天竺はインドですね。では何故、天竺徳兵衛と言われるようになったかと言うと、寛永3年(1626年)、15歳のときに京都の角倉家の朱印船貿易に関わり、ベトナム、シャム(現在のタイ)などに渡航。さらに天竺(インド)へ渡り、ガンジス川の源流にまで至ったとの事で、「天竺徳兵衛」と呼ばれるようになったそうです。
最初の鎖国令が発布されたのが、寛永10年(1633年)なので、まだ合法的に渡航できた時代です。
その後、江戸中期以降の近松半二の浄瑠璃『天竺徳兵衛郷鏡』や四代目 鶴屋 南北の歌舞伎『天竺徳兵衛韓噺』で主人公となり、妖術使いなどの役回しで人気を博しました。
この浮世絵の持ち主も、かなりのファンで、この浮世絵を切るに しのびなかったのでしょう。
そういう心情は、現代にも通じますね。
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Bontaka亭の浮世絵は、だいたい一月に一回くらいで展示換えをしています(^^)
先日まではちょっと珍しい歌川広重のクレポン。クレポン文化的にも非常に貴重なもので、色が凝縮され、立体感が生まれます。ゴッホも大好きでした。
たなびく煙。江戸情緒ですね。
下の絵は雄大な景色の中に、おなじみの直江兼次や、長尾景虎が出てきます。
遠近法と、左から右への視線の流れをたくみに生かし、効果的に使われる黒。素晴らしい構図。
あえて、画面を切ることでさらに広がりを感じさせます。
今月は、春らしい景色の源氏絵をかざりましょう。
目玉は、ゴッホ・コレクションNo.73
「五十三次名所圖會 四十五 石薬師 義経さくら 範頼の祠」。
この絵の解説は、東藝術倶楽部(http://www.azuma-geijutsu.com/)の会員専用浮世絵ギヤラリーに出ているのですおゆずりしましょう。
カレンダーにもなっていますが、、この右上の絵ですね。 東藝術倶楽部の会員専用の「浮世絵ギャラリー」は、会員の浮世絵に対する理解や知識を深めてもらうために、このような浮世絵の解説も掲げています。まだ浮世絵の事をよく知らない、あるいはまだ実際に所有したことがない会員の方の所有・収集する機会を提供する場にもなっています。
東藝術倶楽部に入会されたい方は、お知らせ下さいね。
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菊水の辛口に、ウニ、お気に入りの伊万里。 あしたから仕事。 今夜は、まったりとコンナ感じ。 この伊万里、精密な技術を使って伊万里の陶工、松尾さんが製作されたもの。
彼はもうこの世にいないけれど、作品は残っています。 |

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三代目歌川豊国の代表作、今様押絵鏡シリーズの一つ、「快童丸」です。私が浮世絵を集めだした初期の頃に、かなり頑張って購入した思い出深い一枚。今様押絵鏡シリーズで唯一、正月に出版されたもの。かの大英博物館の収蔵品にもなっています。役者は後にシーボルトに手術された事でも知られる沢村田之助です。 昨日掲載した歌川広重は、後にヨーロッパで人気が先行し、それがそのまま明治以降の日本人の評価となりましたが、江戸当時は、広重よりこの三代目歌川豊国の方が遥かに人気がありました。 優れたデザイン、アイデアから、今では「デザイン豊国」と呼ばれるシリーズもあります。 歌舞伎役者を描いた作品を「役者絵」といいますが、「今様押絵鏡」は鏡に映った役者を配したアイデア作品。 江戸の人気者、三代目歌川豊国ですから、紅のような高い絵の具も豊富に使えます。色使いも鮮やか。着物の白い四角の部分には、空ずりと呼ばれる高度な手法も使ってあり、模様が浮き出ています。 さて、浮世絵は版画ですが、日本画の伝統を受け継いでいます。墨の線一本で、それが肌のように柔らかいものなのか、石の様に堅いものなのか、書き分けられなければなりません。 浮世絵の線の生々しさ、美しさは、ヨーロッパに渡った時に大変な衝撃を与えました。その流れが、現在の日本のアニメに続いているのです。 ※写真を枠に入れてみました。枠への入れ方は、『ゆう』さんのWiki文法[枠を書いてみよう!] で勉強させて頂きました。ありがとうございます。[http://blogs.yahoo.co.jp/hy53336/11380731.html#11380731] |




