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★☆☆☆☆ この本は図書館で随分長いこと待たされて回ってきたもの。たしか100人位は並んでいました。 吉田修一が人気があるのか、この作品が人気があるのか。 私は吉田修一さんに関しては、好きな作家、という感覚とともに好奇心、という感じでここのところ何作か読み、 『悪人』でバチーンとホームランに出会い、好奇心も満たされたため、吉田氏に関してはある種、呆けた状態になっていたのです。 で、忘れた頃に回ってきたこの作品。 ANAの機内誌連載の短編集、小説12編とエッセイ6編に、所々きれいな写真やイラストが添えてある、という本の作りになっています。 内容は残念ながら、印象に残るものはほとんどなかったかな。 短編の中にはちょっといいものもあったけど、スッスッと読めすぎるし。 飛行機という空間の中、空の上で読むための読み物、という感じそのまんまで、 がっぷり四つに読むぞ、というものではありませんでした。 旅のエッセイは、雰囲気はあるけれどわりと傍観者的なスノッブな旅の小景という味わいで、 「吉田修一」と署名がなくても機内誌に載っていそうな感じです。 図書館で吉田作品は後一作『元職員』に、これまた長蛇の列中並んでいる状態です。 回ってきたら読むけれど、『悪人』で呆けた私に再び吉田修一への好奇心を掻き立ててくれるでしょうか? 果たして私は吉田ファンなのか?という疑問も感じつつ、楽しみに待つことと致しましょう。 (2008年10月、木楽舎) |
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最近私も重松清の短編集が印象に残りません
季節風シリーズ、春夏秋冬の4冊とも読んだのですが
これといって記憶に残った作品がありません
重松ファンだと思うし、長編の「希望ヶ丘の人びと」は
思い出しただけで泣きそうになるほど強い印象があるのに・・・
2009/4/24(金) 午後 2:58 [ macska ]
マチカさん!印象に残らない小説、って何なんでしょうね。時として読む側の集中力の問題か?とも思ったりもするのですが、そうとばかりも言えない場合が多々あり、不思議です。重松さんを4冊読んで・・・というのもすごいわね。当たり外れというか相性というか、そういう事があるんですよね。
2009/4/25(土) 午後 11:31 [ booklover ]
「翼の王国」を定期購読していたことがあります。
それにしても100人とは…読書好きな人が多いエリアということ
素敵ではないですか。
印象に残らない小説がみなさんおありでホッとしました。
自分の力不足だとつい思っちゃうものですが、そういうことあるものなんですね。
2009/4/26(日) 午後 5:02
「悪人」が重量級の作品だったこともあって、このあっさりめの味付けが物足りなかったようですね^^;
機内誌で重量級でも困ると思うので、これはこれで良いという気がしました。少なくとも旅への憧れはかき立てられましたよ^^
2009/4/28(火) 午後 9:15
あおいさん!『翼の王国』を定期購読していたとは驚きました。私もあれ、飛行機では一通り目は通すんですが、吉田修一さんとか、著名な人の記事に気が付いたことはありませんでした。斜め読みだったのかな。一番熱心に見るのはやはりショッピングのページで・・・^^;
印象に残らない作品、ありますよね〜私も真っ先自分の力不足を疑います(汗。
2009/4/30(木) 午後 10:09 [ booklover ]
ねこりんさん!TBしてくれた記事、じっくり読ませてもらいました。なるほどなぁ、なんて、ねこりんさんの文章のきれいな流れとホッとするような感想に、思わず心洗われた気分^^。ありがとう。
読んでいたときの私のコンディションも悪かったんです。眠くてたまらない日にがんばって読んだので・・・。
私はアパートの他の部屋に届いた、おばあちゃんからの手紙を開封してしまう話が一番好きでした。
2009/4/30(木) 午後 10:14 [ booklover ]