あなたの知らない世界・・

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ニンジン

真夜中と言うより、朝方に近い時間だった。
遠く白み始めた空に、山の輪郭がくっきり浮かびだす。
梅雨入りしたせいか、湿度が高く風は生温かい。
ヘッドライトに照らされるラインが時折霞んで見えるのは
薄く霧が掛かって来ているせいなのか。

夜通し走りまわったためか、頭の中は半分睡眠状態。
集中力は無くなり、ただ惰性でバイクを走らせている感じ。
この時間、時たま長距離トラックの集団に追い付くぐらいで
ほとんど他の車両に合う事はない。
スピードメーターの針は70マイル程を差していた。

振動でブレ続けるミラーに、後続車のライトが光った。
走行車線の左側へバイクを寄せ、わずかにアクセルを戻す。
後続車のライトは、見る見るうちに追いついて来て、
追い越し車線からバイクを抜き去り、車線変更のウィンカーも
出さないままに走行車線へと割り込んできた。

スポーツタイプのツーリングワゴン。
「ちぇっ、覆面じゃないやん」

それまでの眠気も、このワゴン車の登場で醒めてくれた。
シフトダウンして、追撃姿勢に入る。

ワゴン車のスピードに合わせ、背後に張り付く。
緩いカーブの手前で追い越し車線に出て、イン側から抜きにかかる。

と、ワゴン車の横に赤い棒が見えた。
よくガードマンが交通整理の時に振ってる、あの赤く光る棒。
通称、ニンジンってヤツである。

「何、コイツ!?」

アクセルを戻し、再びワゴン車の後ろにつく。

高速道は、緩やかな上り勾配の道になり登坂車線が設けられている。
ワゴン車はウィンカーを点滅させながら、ゆっくりと登坂車線へと
移って行った。

バイクは、走行車線をそのまま加速して行く。
ワゴン車に再び追いつき、抜きにかかる。

ヘッドライトに照らされたワゴン車の側面に、あのニンジンは見えない。
ただ、運転席のドアに女性の姿が見えた。
不思議なのは、その女性が上半身を車内から外に出している事。
どう考えても不自然な姿勢のまま、上半身だけが窓の部分から車外に出ている。
そして、赤いニンジンに見えた棒は、彼女の喉元から飛びだすように刺さった
ビニール傘であった。
透明なビニール傘が血に染まってしまい、ヘッドライトの灯りを受けて
まるでニンジン棒のように赤く光って見えた。

「ヤバい!ヤバい!ヤバい!!」
ビビッて一瞬、ブレーキをかけた。
キュッ!とフロントタイヤがロックし掛ける。
車体を立て直しながら、再びワゴン車に追いつき並んだ。

そこに女性の姿は無かった。
運転席の窓も閉まっており、男性ドライバーの横顔が見える。

「寝ぼけてたんかぁ?」

追い越し車線に移り、一気にワゴン車を引き離しにかかった。
下り坂に入り、スピードはグングン上がってワゴン車のライトもミラーから消えた。

「あ〜〜、眠気も吹っ飛んだ。」

80マイルにスピードを落とし、走行車線に戻ろうとミラーと目視で
安全確認をしたとき・・・



自分の腰の左部分が視界に入った。

そこには、赤い血で染まった傘の先端部分が見えていた。

その後の話。

前回アップした心霊体験の記事・・

アップしたその夜の話なんやけど。。。

実家に帰省してた嫁さんとぴぃ〜も帰って来て
久しぶりに賑やかになった我が家。
日曜日は、仕事が入ってたのでオイラは先に寝る事にした。

深夜、3時を回った頃だっただろうか?
寝苦しくて目が覚めた。
エアコンのタイマーが切れたのかと思ったが、まだエアコンは動いてる。
もう一度、夢の世界に入ろうと寝返りを打ったら
和室の押し入れの中から
「♪タッタッタ〜タッタッタ〜タッタタラッタタ、ハッハッハッ!メリークリスマス!!♪」
と何やら賑やかなメッセージが・・??(・ω・ )??
押入れの奥に押し込んだクリスマスの飾りつけグッズの中にある
セサミストリートのエルモ人形らしい。
このエルモ、サンタの帽子を被り小太鼓を持っている。
本体をポンと押すと、「♪タッタッタ〜タッタッタ〜タッタタラッタタ、ハッハッハッ!
メリークリスマス!!♪」と歌いだす。

今までも、押し入れから布団を出すときとか収納ボックスを動かすと
偶然本体に触れて歌いだすこともあった。
気にもせず、目を閉じて寝ようとすると、また押入れの奥から
「♪タッタッタ〜タッタッタ〜タッタタラッタタ、ハッハッハッ!メリークリスマス!!♪」

和室で寝ているぴぃ〜も、目が覚めたのか寝返りを打っている。

起き上がって、押し入れの襖を開けてみようかと思ったが
ただの偶然だろうと思い、また目を閉じた。

しばらくすると、また押入れの奥から
「♪タッタッタ〜タッタッタ〜タッタタラッタタ、ハッハッハッ!メリークリスマス!!♪」
この人形、ポンと本体を押さなきゃ歌いださないのに変じゃね??
さすがに気持ち悪くなってきた。

その後も、連続して歌ったり時間を置いて歌ったり・・・

ついに我慢できず、起き上がって押入れの襖を開けた。
でも、何か居るハズもなく(居たら怖いけどw)
奥に押し込んだ袋にも異常なし。
袋の中からエルモ人形を取り出し、本体をポンっと押した。
「♪タッタッタ〜タッタッタ〜タッタタラッタタ、ハッハッハッ!メリークリスマス!!♪」

押入れに戻すのは嫌なので、リビングのテーブルに置いた。
これでまた歌いだしたら、やっぱ心霊現象だなー

朝になって、嫁さんとぴぃ〜の3人で「昨夜はビビったねー」などと話してた。
ぴぃ〜は嫁さんが、うなされてるので目が覚めたらしい。
嫁さんが「うーん、うーん・・」とうなされてるときに
エルモが歌いだしたので怖かったんだって。

そこに自分の部屋で寝ていたゆーまが起きてきた。
眠そうに目をこすりながら「オヤジ、昨夜は何かあったと??」と聞く。
「ん?何で??」
「オヤジ、1時半ごろ悲鳴をあげよったよw」

そんな記憶、まったく無いんですが・・・( ̄▽ ̄;)

お盆も終わって、霊はみんな帰って行ったと思ったんやけどねぇ。
まだまだ遊び足りない霊でも居たんかな??

久しぶりの心霊体験。

お盆休みももう終わり・・・
みなさま、休暇はのんびり過ごせましたか??

今年は休暇が短かったので、キャンプツーリングにも行かず
近場をウロウロするだけで終わってしまった。

で、木曜日のお話。

久しぶりにモンキー号で走る事にした。
ガソリン満タンにして、目指すはN淵ダム。
山の上にあるダムって、涼しげやん♪

モンキー号、エンジンの調子も良好で快適に走る。
篠栗の町を抜けて、N淵ダムへ。
水辺公園で遊ぶ子供たち、いいね〜楽しそう。

暑さのせいか、釣り人の姿も見えずダム湖を覗いても
鯉の群れが泳ぐだけ。
バスは深みに落ちてんのかな?

N淵ダムから猫峠に入って、次の目的地R丸ダムへ向かう。
今まで何度となく釣行し、好成績を収めたR丸ダム。
犬に襲われ、大怪我した事もあったが(苦笑)

R丸ダムに流れ込む八木山川の水が濁り気味だった。
短時間に降る、局地的豪雨によって土砂が流れ込んだ為か
水量が少ない割に濁ってる。
いつもなら深みの川底まで見えるのに・・

ダム湖も水位がかなり下がってる。
水は緑色に変わり、なんとなく淀んだ感じ。
こりゃ釣りに来ても期待できそうにないなぁ。

R丸ダムには、ダム湖を1周できる取りつけ道路がある。
ダム上流部にある狭い脇道から入って行くんやけど
普段は通る人も居ないから、樹木や草に覆われてほとんどケモノ道状態。
前々から、この奥はどうなってんのか気になってたんよねぇ。

ってな訳で、気分は川口浩(笑)
モンキー号なら、ケモノ道だって入って行けるっしょ〜〜
道幅、約1,5mほどのケモノ道に進入。

最初のうちは、アスファルトの舗装道路だったが、進んでいくうちに
路面は荒れだして、走りにくくなる。
右側、雑木林の樹木の根が道路にまで浸食し、アスファルトを持ち上げてしまっている。
枯れ葉や土砂が堆積して、そこに草が生えた為もはや舗装道路では無くなっている。

モンキー号のタイヤ、TT100はオンロードタイヤである。
堆積し腐葉土と化した路面では、すぐにグリップを失い車体は何度も横を向く。
道幅はどんどん狭くなり、上から垂れ下がった枝葉により前方も見えづらい。
こぶし大の落石が多数転がっていて、乗り上げる度にフロントフォークはフルボトム。
スピードを落としながら、2速でトライアルのように障害物を避けて進んだ。

と、その時何かが聞こえてきた。
最初はエンジンの異音かと思い、アクセルを戻す。
今度はハッキリ聞こえた。
歌声だった。
誰かが歌っている、男の人だ。

その場に停車して、エンジンを切った。
でも聞こえて来るのは蝉の鳴き声と、木々の枝が風で揺れる音だけだった。

気のせいかと思い、エンジン始動して再び走り出す。
道路の状況はますます酷くなり、深さ15cmほどの水溜りや倒れてきた倒木を乗り越えて
前に前にと進む、
走ってると、またあの歌声が聞こえる。
いや、歌と言うより詩吟かお経みたいな感じ。

その声は、段々とハッキリ聞こえるようになってきた。
オイラは気味が悪くなって、スピードを上げる。
樹木に覆われた道路は、真昼だというのに薄暗くモンキー号の
小さなヘッドライトでは、路面の状態もよくわからない。
キツいカーブの先に水溜りがあって、それを避けようとブレーキを掛けたけど
後輪がスリップ。
危うくダム湖側への崖に突っ込むところだった。
引き返そうかとも思ったけど、あの不気味な歌声が気になって
そのまま突き進む事にした。
もうちょっとで出口のハズだし。

走り出すと、またあの歌声が聞こえて来る。
今度はさらにハッキリと。
確かに詩吟かお経のような調子であった。
その時、気づいた。
オイラはヘルメットを被っているのに、その声は
まるで耳元に近づいて歌っているように聞こえるんよ。
それも左耳だけに・・・

『左肩に誰かが乗ってきている!!』

マジでビビリました。
全身、鳥肌状態だったかもしれない。
とにかく、早くこの道を抜け出さなければ!!

もう水溜りだろうと、落石だろうと構わない。
昔やってたモトクロスが役に立ったのか、モンキー号の車体を振り回しながら
悪路を突っ走った。
行けども行けども悪路は続き、自分はこのままこの道に閉じ込められてしまうんじゃないかと
不安になりながら走った。

ようやく、ケモノ道から脱出しダムの管理棟が見えた時は脱力してしまった。
モンキー号もオイラも、泥だらけでクモの巣が絡んでる。
振り返ると、暗いトンネルのような狭い道。
あの歌声の主は、何を言いたかったんやろ・・・

R丸ダムからの帰り道は、あの有名な心霊スポットである犬鳴峠を通らねばならない。
でも今、めっちゃ怖い体験をしたんで、なーんも怖く無かったw

今まで、怖い体験をして「もう二度とこの場所には行かない」って
決めてんのは犬鳴の旧トンネルと某大学の施設棟なんだけど
R丸ダムの、あのケモノ道も二度と行かないと思う。
ホント、ヤバ過ぎ。
崖崩れによる落石で塞がった道路や、覆い被さった草で狭くなった道路を
デジカメで撮ってたんやけど、不気味なモノが写ってたんで、即削除しました。
んだから画像はナシ。

parasite

先日、俳優の里見浩太郎さんが左耳の鼓膜再生手術をしていたってニュースがあった。
何でもゴルフ中に耳の中に虫が入り、そのまま放っておいたら
耳の中で虫が死んでしまい腐った死骸によって炎症を起こし
鼓膜が破れてしまったらしい・・・

怖くね??
想像しただけで鳥肌が立つよ。


皆さんはハリガネムシを知ってます??

水生生物の癖に、バッタやカマキリの体内に寄生し
成虫になると宿主を水辺に誘導して体内から飛び出してくるって寄生虫。
コレ、ホント気持ち悪いッスよ〜〜
カマキリを捕まえて、お尻を水に着けてみぃ。
お尻からニョロニョロと不気味な生命体が這い出して来っから( ̄□ ̄;)
1匹のカマキリから、3匹のハリガネムシが出てきた事もあった。
全長はカマキリより長いッスよ。
一体、カマキリの体の何処に入ってたん??って感じ。

・・・このハリガネムシが人間の体内に入ったら・・・
何でも爪と皮膚の隙間から体内に侵入し
人間の体内で成長。
成虫になったハリガネムシは、宿主である人の意識をコントロールし
その人を入水自殺に追い込み、水中に脱出する・・・。

と言うのは、あくまでも都市伝説みたいな話なんだけど
人間の体内に寄生したという事例もあるらしい。
何にせよ、こんな気持ち悪いヤツに寄生されたかねぇよなぁ。

画像は気持ち悪いので、皆さんでググってくだされ(笑)

しがみつく女

地元の観光スポット?に志賀島ってところがある。
夏は海水浴、冬はサーフィンで賑わうところ。
ダイビングの好ポイントでもある。

昔からドライブデートの人気も高く
週末ともなれば、一晩中車の行き来も多い。

オイラも昔っから遊びに行く事の多いところで
中坊ん時は自転車で(博多港から船で行ける)
免許を取ってからは、バイクや車で走りに行ったものである。

悪友GとNの3人で深夜のドライブに行った。
このメンバーで志賀島に行くのは初めてだった。

その当時、海ノ中道は片側一車線で道幅も狭く
雁ノ巣を過ぎたところから海岸線を走る道路だった。
雁ノ巣のレクリエーションセンターには、古い格納庫があって
不気味な雰囲気である。
戦時中、この場所には雁ノ巣飛行場があって
その飛行機の格納庫が取り壊されないまま残っていた。

余談だが、この雁ノ巣飛行場の滑走路で
バイクのレースが行われていた。
米兵相手にバイクチューンをしていたのが
あのポップ・ヨシムラだった。

ドライブ中、くだらないバカ話で盛り上がっていたのだが
雁ノ巣を過ぎて海岸線に出た頃から、後部座席に座っていたNが
急に静かになってしまった。
Gとオイラは、相変らずふざけあって
カーステから流れる曲に合わせて合唱してた。
後ろを振り返ると、Nは下を向いたまま動かない。
「N、寝てやんの〜」ぐらいにしか考えて無かった。

西戸崎の町を抜けて志賀島に入る。
島の外周は海沿いの道で、福岡市の夜景が見える。
若者達の溜まり場にもなってる駐車場に車を停めて
車外に出た。
後部ドアを開けてNを起こそうとしたら・・

Nは起きていた。
真っ青な顔をして汗ビッショリになっている。
車内はエアコンで涼しかったのに。

「ふぅ〜〜〜〜〜、やっと離れてった・・」とNが呟く。
意味が分からず「どうしたん??」と聞いたら
「雁ノ巣の所から女が車にしがみ付いとったんよ。後ろの窓から
 ずっと車内を睨んでた・・・」
そんなバカな事がある訳無い。
Nがオイラ達を怖がらせようと言ってるのだろうと笑ってたのだが
Nの表情は真剣そのもの。
「その証拠に、ほら・・・」
Nが指差した所を見たら、薄汚れた車のボディに
まだ新しい手形がクッキリと付いている。
いかにも車の外にしがみついたように、
後部ドアと天井に・・・。
それを見て、鳥肌が立った。
Nはウソを言ってない・・。

更にNが言う。
「ねぇ、駐車場の奥にスペースが空いてるところがあるやろ?」
見ると、ほとんど満車状態の駐車場に空きスペースがある。
車の出入りが多いのに、そのスペースには誰も停めようとしない。
「あそこ、霊の集まる場所みたいっちゃが。さっきの女もあそこへ行ったし」

霊が見えなくても、本能的にその場所を避けるのだろうか??
誰一人、その場所に車を停める事は無い。
「あの女、誰かを探してるみたいだった。色んな車にしがみついて
 誰かを探してんやろね」
Nも言葉に身を震わせながらオイラ達は、そのまま志賀島を後にした。

あれから20年以上経った。
今でも志賀島にはよく行くけど、あの駐車場へ行っても
奥の方には入って行かない。
今でもあの女が誰かを探しながら立っているかもしれないし・・・

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