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今の日本、人の心が失われている。尼崎の列車事故のJR西日本の対応も異常である。
仕事柄海外出張が多く、さまざまな国に行った。しばらく生活することもあった。その観点で言えば、日本人の人間性は決して悪くはない。しかし、歪んでいる。日本人は優しい心、正しい心を出すことを怖れている。「人それぞれ」という個人主義が社会の基本の仕組みである、と間違って理解しているのである。
例えば、個人主義が発達していると思われるアメリカでは「人それぞれ」が成立する前に、まず第一に「神の前に平等」あるいは「国家において平等」という強い観念がある。犯罪者の人権に配慮する彼らは、犯罪者は「神の裁きを受ける」と確信しているからだ。
今の日本にはそれがない。それがないのに「個人主義」を適用するから問題なのだ。国家すら否定する戦後教育だったからだ。
「エルトゥールル号」および、それに関連する話は、我々を勇気付けてくれる。なぜこれを皆は知らないのだろう。それが異常である。TB先の記事を含め、FLASHムービーなど、志のある人たちが「今の世に表現すること」を試みている。心強い限り。戦おう。日本人の人間性を取り戻そう。
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トラックバックありがとうございます。いまの僕らがここで戦わないと、ご先祖様にも、これから生まれてくる子孫にも申し訳が立ちません。なにも特別なことをしようと言っているのではなく、普通になろうということなのですよね。
2005/5/15(日) 午前 4:41 [ teikokubungaku ]
戦うというと大げさですけど、事なかれ主義が実は無関心や怠惰であり、「組織的、確信的」無法者につけこまれていたということですね。
2005/5/25(水) 午後 0:15
日本型個人主義の歪の原因には、宗教的裏づけがないからという知見に対して、なるほどと思いました。そう言った意味で砂上の楼閣なのかもしれませんね。
2005/6/13(月) 午後 2:22