ポンコツラビリンス

2輪という名の迷宮に入ってしまい、戻ろうにも入り口を忘れてしまったおバカさんです

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ツバメ號

リム無くしてスポーク無し!!
 
開口一番何を言ってるんだ?って思わるかもしれませんね〜(^^;
今回は丸リムネタであ〜だこ〜だ言うつもりはありません!今回はTOP画像にリンクして、
昭和自転車に纏わる記事を投稿させて頂く所存でございます。。
 


 
オートバイ用のチェーンやリムでもお馴染み、愛用者も多いと思われるDID(大同工業)
このDID、実は本社が当地の石川県の加賀市にあるってご存知でしたか?(^^)
 
現在の大同工業の礎となる国益チエン株式会社、この会社は3社の合同出資による設立でして、
その3社というのが自転車で有名な宮田工業、丸石サイクル、新家工業となるのですが・・・
 
最後の新家工業、これまた発祥地が大同工業と同じく、石川県加賀市なのです↓
※現在は本社を大阪府に置いています
 
イメージ 1
 
 
新家工業株式会社・・・明治36年、創立者の新家熊吉が地場産業で有名な山中漆器
の工程からヒントを得て木製リム製造に着手、日露戦争で需要も盛んとなり、大正4年
にはイギリス製(おそらくはラレー?)を手本に国産初の金属製リムの製造に成功。戦後
からツバメ号自転車の製造を開始、現在でもリム製造では国内最大手であり、競輪用の
リムも国内産では新家工業一社のみが製造しているそうである。凄いっしょ?新家のリム!
 
解説文にも触れたツバメ号、GWに山中漆器祭りの会場にも展示されていたそうですが、
当方もツバメ号がスゲー気になって、所有者であるY自転車店さんに寄らせてもらいました♪
 
 
 
 
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ムムッ!!この琺瑯看板・・・
Y自転車店さんの創業年も
新家に負けず劣らず歴史アリ!!
 
 
ちょうどタイミングよく店主のYさんが
配達から帰って来られた様子、
 
『ツバメ自転車を見せて頂けますか?』
唐突なお願いにも関わらず、快く保管
場所の倉庫まで案内してくれました♪
 
 
 
 
 
 
Yさん曰く 『再生したと言っても、錆も残ってるしさ〜、綺麗な状態とは言えないんだよぉ〜』
 
 
 
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だからこそ、余計に見たかったのです!!(笑)
 
永い間、店の倉庫奥に眠っていたというツバメ自転車・・・カッコイイ〜(><)
ペダルやサドルは原型とは異なるそうですが、上手に当時の雰囲気を生かした
修理&再生だと思います!タイヤも当時モノってのが素敵過ぎる!!
 
 
イメージ 10
 
 
曲線美、極まる。。
 
ヘッド部とシートチューブを結ぶ間に、欄間のような細工が施されているのも凄い!!
 
 
 
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ヘッドバッチも七宝仕上げの美しい意匠、
この頃の自転車って、現代の安物チャリと
比較にならないほどに凝った造りですね〜
 
 
まぁ〜当時の自転車の価格って、それこそ
現代の貨幣価値に変換すれば、超高額な
商品だったに違いないのでしょうけど(^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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アチラコチラにツバメマーク・・・
チェンケースにも執拗なまでに
細かな細工が施されてます!
 
 
クランクホイールのカバーを
開けてもビックリですよ〜(^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
Yさんの手を煩わせるのも何なので、
以前に開けた時の写真を参考にどうぞ→
 
 
チェンケースの中に3羽のツバメが
円を描いて舞っているかのような・・・
 
カバーをすれば全く見ない場所なのに、
こんな凝った仕事をするなんて〜(驚)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
今の自転車では見慣れない、ドラム
タイプのブレーキを前後に装備
 
そのパネル部にまでスワローの
文字が誇らしげに刻まれています!
 
ガード部のリンクプレート?も
気合入ってますね〜(^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
プレート部にも使用されていたけど、あらゆる部分に使われるツバメマーク入り謹製ネジ!
往時にはツバメの向きにまで徹底して拘り、ツバメ自転車は組み立てられていたそうだ(汗)
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
荷台も見た事がないカタチ
 
実用車とは異なる部類に
入る自転車とは思うけど・・・
 
鍍金のダメージも少なく、
薄っすらと緑青が吹いている
状態に、しばし見入る(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
後部の反射板にも当然ツバメマーク、
色褪せていますが・・・それがまたイイ!(笑)
 
 
泥除けの濃紺色も当時の鮮明な発色とは
異なるのかもしれない。けど縁取りのライン
も当時の職人さんが一本ずつ手で引いた
モノだと思うと・・・再塗装は勿体無い!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
漆器の流れを汲むせいだろか?
手間隙を惜しまない工程を経た
かに見えた風切り板にも注目→
 
昭和自転車には色んな風切り板や
マスコットが付いているけど、ツバメ
号のモノは特に凝った造りですね(^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
最後に肝心要のリム画像〜
 
リム製造から始まった新家工業、
今では地元中山工場での自転車
製造は無くなってしまい、ツバメ自転車
のブランドも同じく消失してしまった。。
 
とても残念な事ではあるけれど、
石川県にも誇れる自転車メーカー
があったと知り、それを間近に
見れて、本当に良かったです(^^)
 
Yさん、ありがとうございました!

閉じる コメント(19)

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この間 地元新聞に掲載されていました 崔君の知り合いだったとは
流石 錆世界は狭い

2011/5/24(火) 午後 11:34 万年NA

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ARAYAは新家工業なんですね〜♪
知らなかった…
我が家のビアンキのリムもARAYAですよ〜

2011/5/25(水) 午前 0:02 たくん

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ス、スイマセン(^^;)
ちょっとディープ過ぎてシャバ僧の私にはムズカシすぎますぅ(爆)

でもあのツバメ三羽はすばらしい!
私ならついうっかり(?)カバーをはずして走っちゃいそうです( ^皿^)b

2011/5/25(水) 午前 0:02 airheads_masa

このスプロケは凄いですね!!細部までのこだわりが素敵ですわ〜

素人のオイラでも感じる物があります♪

2011/5/25(水) 午前 6:43 [ - ]

大量生産で忘れてしまった物作り精神。ツバメ自転車を見てそう思いました。
見えない所にも手を抜かない職人魂、実に粋でカッコイイ。
しかし実物を見てみたいです。

2011/5/25(水) 午後 0:49 ケンケン

私、自転車やバイクに疎いのですが
この新家工業は20年位前から知っていますよ!
数年前まで、大田区の本羽田と言うところにこの会社ありました。
仕事で毎日のように前を通り過ぎていました。
こんな素敵な自転車作っていたのですね(^^)

2011/5/25(水) 午後 6:58 [ ぽよ〜ん ]

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こんばんは。
あの新家工業も、加賀市発祥とは知りませんでした。
ツバメ自転車というブランドは、記憶にあります。
かなり昔、1台自転車をすべて組み立てたことがありますが、その時のリムは「カガ」というブランドでした。今は無い会社かも知れませんね。

2011/5/25(水) 午後 9:31 たからった

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万年NAさん

そうらしいですね〜、この調子で懐古的な昭和関連記事を載せて欲しいものです!

錆世界?の範囲については比較するモノサシが無いので分りかねますが・・・
この世の万物それぞれに深度も計り知れない、ディープな世界があるんじゃないかな〜って思います(^^;

2011/5/25(水) 午後 10:02 崔君

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たくんさん

そうなんですよ〜♪別に知らなくとも自転車に乗る分には関係無いのかもしれませんが、
雑学として知ってるだけでも、リムの見方が違ってくるかと思います(^^)

ビアンキに新家のリムですか!?近年は新家も海外生産のリムが殆どだそうで、
過去のクオリティーが保たれているのか、少し心配でもあります(^^ゞ

2011/5/25(水) 午後 10:11 崔君

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masaさん

オートバイの世界もディープなのですが、自転車はそれ以上に底なし沼な気がします(^^;
当方も少しずつ学んでいるつもりなのですが、ぜ〜んぜん先輩方の会話についていけません。。

たしかに、カバー外したくなるかもしれませんね!(笑)
それほど美しい造形なのは間違いありませんよ♪

2011/5/25(水) 午後 10:18 崔君

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ぱぱんさん

このツバメ号もそうですが、同時期の自転車は実用車でも凝っているんですよ!!

他のメーカーでも同じく凝った意匠のクランクを見る事が出来ます(^^)
琺瑯看板でも出ている冨士の自転車の場合、富士山のカタチだったと思いますよ〜♪

2011/5/25(水) 午後 10:22 崔君

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ケンケンさん

仰るとおり、大量生産&コスト削減の海外生産!!看板は日本でも中身は・・・
新車すら数千円で買えたりもしますが、結果的に使い捨て扱いになるのが悲しいですよね(^^;

ここまでビシッっと作った自転車なら、少々高額だったとしても納得の買い物だと思います♪

2011/5/25(水) 午後 10:30 崔君

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ぽよ〜んさん

おそらくは旧東京工場の新家の会社だと思われますね〜(^^)

需要の多い場所に工場を作るのは当然の成り行きでしょうし、
きっと多くの自転車が大田区から出荷されていたのでしょうね!!
自分も出来るものなら、その工場を生で見てみたかったです♪

2011/5/25(水) 午後 10:39 崔君

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たからったさん

こんばんは!
今では元祖の新家工業より、今も県内に本社を持つ大同工業のほうが加賀で有名な企業になるのかもしれません(^^;

ツバメと表記はされてなくとも、スワローの名で今も自転車があるとか!?
これまた似て非なるモノにも思えますが、その名残があるだけでも良いのかな。。

加賀リムは聞いたことあります!その組み立てた自転車、ミヤタの自転車ではなかったですか!?ややこしい事に、加賀新家のダブルネーム?もあるとか無いとか・・・まだまだ知らない事がいっぱいです(^^ゞ

2011/5/25(水) 午後 10:57 崔君

う〜ん
自転車も奥が深こうざんすネ
当時、自転車一台あれば、いろんな商売(物売りや配達)して食って行けた、、と父に聞きました。

2011/6/3(金) 午後 10:45 アチャオ

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アチャオさん

一説によれば、オートバイ以上に深い世界が繰り広げられているとか(^^;

自転車を使った商売、当時は色んな業種があったらしいですね!
自転車を売るより、自転車を貸し出して繁盛した販売店の逸話なんかもありますね♪

2011/6/4(土) 午後 9:56 崔君

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ツバメ自転車初めて見ました。美術工芸品の風格がありますね。
今の日本にもこういう自転車を作るメーカーがあればいいんですけどね。

2011/7/13(水) 午後 0:33 [ hanzakwanon ]

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hanzakwanonさん

街に溢れている多くの自転車、国産メーカー品であっても生産しているのは・・・

過剰なまでに凝った作りのツバメ自転車ですが、
数十年の歳月を経た現代においても、その完成度の高さには驚きを隠せませんでした。。

2011/7/13(水) 午後 9:24 崔君

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ツバメ号の検索でヒットして伺いました。岡山のtoshiと申します。
実はこの山下自転車店さんには、数年前にお邪魔しました。その後同型の自転車を手に入れることができ、友人のブログで紹介してもらいました。当時の自転車に対する思いとプライドが感じられて、日本の自転車の黄金期のすごさがわかります。
ブログは、しげPの自転車日記 です。よろしければご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/sigesanijoy/folder/495910.html?m=lc&p=2

2015/3/31(火) 午後 5:09 [ tos*i*938 ]


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