ポンコツラビリンス

2輪という名の迷宮に入ってしまい、戻ろうにも入り口を忘れてしまったおバカさんです

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ジュノオ回想

去る先月の15日、午後10時頃に福井県の昭和倉庫館に隣接する民家の火災発生により、
昭和倉庫館も延焼してしまうという、昭和レトロ好きには悲痛なニュースがありました・・・
 
イメージ 1
 
タイトルにあるジュノオとは、ホンダが1953年(昭和28年)の11月に発表、
翌年の1月から発売したホンダ初のスクーターなのであります!
 
以前、この昭和倉庫館を訪れた時の記事にも採り上げた記憶ありますが、
恐らくは焼失してしまったであろう、貴重な未再生ジュノオを今一度思いおこそうかと。。
ちょうど館内一番奥の展示コーナー、ジュノオは木造船に身を隠すようにありました(^^;
 
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全長2070mm・・・デカッッ!!
展示位置も要因にありますが、フレームアウトで納まんない(苦笑)
 
その大柄なボディは夢の素材として注目されつつあったFRPで形成されており、
当時主流だった鉄板ボディでは出来ない曲面や曲線を見る事ができる。
当初の計算では鉄板より軽量で・・・というのも謳い文句のひとつになるハズだったが、
斬新すぎるのFRP素材に翻弄された結果?かえって鉄板より重くなったのだとか。。
 
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こちら反対側、さすがFRPだけあってサビ知らずですね〜(苦笑)
初代K型と比べて、改良版と言えるこのKA型はオーバーヒート対策としてエアダクトが
設けられています。そのダクトもアルミ鋳造品・・・リアステップ共に重厚感アリ〜
実際、このジュノオは相当ヘビー級だったらしく、同車のエンジンベースとなった3E(97kg)
比べても195kg(KA)にも膨れ上がってしまい、パワー不足を否めなかったらしいですね(^^;
 
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側面には目立った傷等は無かったかと思いますが、フロントパネル部には補修した形跡アリ
いつ頃の傷かも分かりませんが、当時はFRPを知っている人(店)も少なかったのでは!?
ジュノオの生産にあたっては、樹脂製造プラントを含むFRP専用工場を神奈川県内に建設
するほどに投資したホンダ、しかも専売会社の「ホンダジュノオ販売」も設立したのも驚き!
 
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ハンドル周り、ハンドル中央部に嵌る王冠マークの意匠を持つのも、
ホンダが満を持して発売した自信と誇りの表れだったのかもしれませんね!!
 
たしかに結果的にはお世辞にも成功したモデルと呼べないのかもしれないけれど、
メーカーとして夢のカタチを作り上げたってのは、本当に素晴らしい事だと思います(^^)
左右のボックスには当時オプションでラジオが付くってのも、これまた夢の装備ですよね♪
 
イメージ 7
 
テール&ウインカー部分とバンパー、大柄なボディのわりには小さいテールランプ
ステーの横に付いているのは尾灯のスイッチだろうか??
ウインカーレンズ共に欠損もなく、ホントに状態が良かっただけに惜しい。。
 
イメージ 8
 
これまた恒例のタイヤチェック!!
サイズは今となっては代替品も購入困難であろう5.00−9インチ、
ラビットやシルバーピジョンは8インチが主流サイズだったのに対して、
三光ジェット号など一部のモデルで9インチサイズが採用されていたようです。
注目すべきはタイヤにも「HONDA」の文字が入っているところでしょうか♪
これならいくら経年劣化していようとも、交換したってタイヤ捨ててはイケマセン!(笑)
 
イメージ 9
 
ギリシャ神話の女神の名を冠した、豪華絢爛スクーター、ジュノオ・・・
 
イメージ 2
 
奇跡的に火を逃れて、ジュノオが残っているのを望みたいところですが・・・
館長さんも気丈な方らしく、昭和館を再建されるつもりだとも聞きました!
その時が来れば、必ずや足を運びたいと思います!!

閉じる コメント(17)

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悲しぃねぇ〜寂しいねぇ〜諦めきれないねぇ〜 ( T T )

2012/2/10(金) 午後 0:39 錆道楽

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ご無沙汰しております。
貴殿に此方の昭和館を教えて頂きまして、私が訪れたのも一昨年の話になりますね。
残存数も然る事ながら、これだけ原型を保っている個体は日本にそう多くはないのでしょうね。ジュノオ号だけではなく、その他の貴重な品々が焼失してしまったと思うと、本当に残念でなりません。
三光ジエットもモーターサイクリスト誌の創刊号表紙を飾ったモデルであったかと記憶しておりますが、その姿も同様にして見る機会はありません。

2012/2/10(金) 午後 0:48 [ えんどう ]

火災被害の方は全焼レベルだったのでしょうか?少しでも多くのお宝が難を逃れている事を祈りたいですね

2012/2/10(金) 午後 1:22 [ - ]

コメしてから次の記事みました・・・

2012/2/10(金) 午後 1:24 [ - ]

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旧車2輪は専門外なのですが メチャ形が美しいです
特にメーター周り、ハンドル 超かっこいい!!
昭和28年で外装が樹脂製 驚きました

2012/2/10(金) 午後 2:11 [ おとん改 ]

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錆道楽さん

火災という惨事故に、もう一度最後に再訪したくとも出来ないのが悲しいですね。。

まだ未定で当然だとは思いますが、再開したときは必ず見学に行きましょ〜♪

2012/2/10(金) 午後 9:18 崔君

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えんどうさん

お久しぶりです!
あの時は夏頃だったかと思いますが、その後はたしか東尋坊まで観光されたのでしたね(^^)
少なくとも当方は三国以外で未再生のジュノオを見た事ありませんね〜
三光ジェットはもっと見た事ありませんけど!(苦笑)

スクーターといえばラビットorピジョンが大多数を占めているかと思いますが、
ヒラノはまだ見れても・・・ナカジマとかカタログの世界になっちゃいます(^^;

2012/2/10(金) 午後 9:30 崔君

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ぱぱんさん

新聞やニュースでは全焼となっていましたが・・・後日、自分の目で見ても紛れもなく全焼の姿でした。。

最善の消火活動により、僅かでも昭和の欠片が多く残っているものだと信じたいです(><)

2012/2/10(金) 午後 9:34 崔君

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おとんさん

優雅な曲線美は正に女神の名に相応しいですよね〜(^^)
ハンドルも当時であればハイプハンドルが当たり前の時代なのに、
ジュノオはご覧のように凝った造形となっています♪

現代のビッグスクーターも外装は同じ樹脂でも、ジュノオと全然雰囲気違うのナゼでしょう!?(苦笑)

2012/2/10(金) 午後 9:41 崔君

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バイクの運転でもどんなに気をつけていてももらい事故ってことも
ありますが、これは・・・なんともやりきれないですね。。。
私にはこのディープな世界は難し過ぎますが貴重で希少な
歴史的価値が失われたことだけはわかります( ̄― ̄°。)

2012/2/10(金) 午後 10:15 airheads_masa

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昭和の20年代にもホンダでスクーターあったんだ?オートマで??
今のモデルで言うゴールドウイングみたいなものなのかな〜、ラジオ付いていたってのは凄い!!

2012/2/10(金) 午後 10:29 [ A君 ]

家事でしたか…お宝がいっぱいなのにほんとに残念です。(>_<)

2012/2/10(金) 午後 10:53 ケンケン

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masaさん

おっしゃるとおり、心痛な出来事となりました。。
たられば話をすればキリがないのですが、当日が大雪に見舞われていたなら・・・
全く被害が無かったにしても、延焼が少しは免れたんじゃないかと思ってしまいます(^^;

美術工芸品のように保存を前提としたモノではないだけに、尚更儚さを感じずにはいられません。。

2012/2/11(土) 午前 1:26 崔君

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A君

操作は手動クラッチで足踏み3速ミッションを介しての駆動伝達みたい!
いやいや〜、ゴールドウィングよりもインパクトあったんじゃないかな?
少なくとも当方はGLよりジュノオのほうが欲しいし乗ってみたい(笑)

2012/2/11(土) 午前 1:34 崔君

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ケンケンさん

ここは昭和の色んなお宝がギッシリ詰まっていました!
他の昭和館にはない、独自の趣向を凝らした展示コーナーもあって、本当に残念で仕方ないです。。

2012/2/11(土) 午前 1:40 崔君

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こんにちは。
全焼ですか・・・貴重なものだっただけに残念ですね。
鋼製であれば、一応形が残っているかもという期待もありますが・・・
記事になっているのが、万分の一の救いか。。

2012/2/12(日) 午後 4:11 たからった

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たからったさん

形あるもの、いつかは・・・それがあまりに唐突だと、名残惜しむ事すら難しいです。。

そうなんですよね!たとえ焼けても残る素材であれば、生きる選択肢があると思います!!
ここには猫も2匹いたので、猫好きにもおススメな昭和館でした。。

2012/2/12(日) 午後 11:26 崔君


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