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以前にも”環境問題はなぜウソがまかり通るのか”という本を読みましたが、同じ著者の”リサイクル幻想”を読みました。
私自身はそれほど環境問題に関しての批判を声高に訴えているわけでもありませんが、元々理系の私でも科学的検証を示され、いちいち納得し、引き込まれてしまいます。でも、よく考えると訴えていることはちょっと現実離れしている所もあり、信用してついていこうというところまではいきません。
現実今の社会を見回してみると、リサイクルという免罪符が与えられたからなのかわかりませんが、以前より、全体としてのごみの量は増えているような気がします。
また、日々分別している中で、燃えないごみである、ビニールやプラスティック。ペットボトル。ダンボールなど、結局全て石油製品なのに、燃えない・リサイクル・燃えると分けるのはどうしてだろうと疑問を抱いていました。また、”リサイクル”には”リサイクル”するためのエネルギーや労力が必要ではないのか。そのエネルギー自体はリサイクル出来ないのではないかと感じていました。
本の中ではその疑問は解消されていますし、現実的には難しいと思いますが、進むべき方向性も示されています。
私は元々、鯨問題をきっかけにして社会や環境を考えるようになったのですが、その時代、農学系はまだバイオ全盛の時代で環境の話をしても誰も相手にしてくれず、馬鹿呼ばわりされました。
だからこそ、今の環境問題、ECOには違和感を感じています。
まずは、今のECO、環境問題は流行であるということを自覚し、その上で本質を見極めなければいけないと思います。
北京オリンピックで、室伏選手が予選突破を軽く投げて通ったときに、『これも一種のエコですね』と言ったのが印象に残っています。一昔前でしたら『省エネ』と言っていたことでしょう。
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