お寺での話

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うちのお寺では、10月1日が終われば一年が終わったと言われる。
裏を返せばそれまでの行持が大変だということです。

病気からも回復し、休む暇も無く9月の行持月間に突入しました。
9月はまず檀家さんのお施食が2つのお寺であり、そのための準備及び大掃除。そしてお彼岸に突入。さらに10月1日には霊園の方に向けた祈祷と供養法要があり、それまで気が抜けません。
特に、10月1日の法要は、お寺での一年を通しての最大の行持であり、申し込み約600件。参拝者約700名、僧侶を含めたスタッフ数約100名でした。
 今年は特に私にとっては、取りまとめの長(おさ)としての初めての年だったので、いろいろと気を使い、怒られながらも何とか無事に終了することができて安心しました。
 しかし、10月1日の法要は、年々申し込み件数が少なくなっているので改革をしていかなければいけないと話しています。
 行持としての内容はしっかりしていますし、スタッフの心遣いなどもここはよいほうだと思います。何が足りないのか。何を足せばいいのか。
 一般の方の仏教離れ。法事離れが叫ばれている昨今。もっと来て貰いやすいしかけ。また、法要自体の意味ももっと伝えていかなければと感じています。
今は、どの業種でも説明責任を果たせなければ顧客は離れていってしまいます。
 説明責任を果たすということは、行う側の意識を高めることにもつながります。
 いろいろと、来年までの課題が見えてきました。

蓮が咲きました。

イメージ 1

イメージ 2

お寺の蓮が咲きました。
大きな植木鉢?に移して、水漏れにもめげず(朝水を満杯にしても夕方にはほとんどこぼれている)、台風にもめげず、なんとか咲いてくれました。

ホーミー

時々私のお経はホーミーみたいだと言われる。
ホーミーとはモンゴル民族の独特な歌唱法で、倍音唱法と言われるものです。
具体的には、一人で合唱しているようなものといえばいいのか、
独唱なのですが、二つの音階を歌っている唱法です。
朱旋律のメロディが、その唱法によって絡み合い、違うオクターブで朱旋律と同じようなメロディが聴こえるというものです。

楽器で言えば、
オーストラリアのディデュリデュ(ユーカリの木で作った大きな尺八のようなもの)
北海道アイヌのムックル(口琴)
また、尺八もそのような音が出るようです。

私自身特にそのような練習をしたわけではないのですが、
できるだけお参りの方にしっかり聴いていただき(ちなみに声量もあるとい言われます)、
安らんでもらえるようなお経を唱えようと日々精進しています。
その結果が倍音唱法となったようです。

また、お堂によっても響き方が違うようで、
お経終わってから
「いい声でありがとうございました。安らぎました」
と言われやすいお堂もあります。

このように言われることは、坊さん冥利につきますし、励みになります。
また、お経によってお参りの方が実際に安心していただけたのでしたらありがたいことです。

ちょっと狙っているのは、子どもや赤ちゃんが、お経によって泣き止んだり、静かになったり集中してもらうことです。
実際そのようなときにはお経中、心の中で喜んでいます。
お寺に来て、”怖い・伝わらない"お経や”つまらない”話を聞いて帰ってもらうより、”安らぐ"お経で”わかる”話を聞いたほうが、親しみを持ってくれるのではないでしょうか。
『また来たい・法事がしたいお寺』とは。
まずは一つ一つの法事をしっかりと、一生懸命、伝わるように遂行することかなと考えています。

木魚の音が悪い

お寺にある木魚(モクギョ)の音が悪くなった。
木魚というのはお経を読む時にリズムを取るドラムのようなものです。
よく音は”ポクポク"と表現されます。
木魚という名の通り、材質は木で、魚をかたどった装飾をしています。

音が悪くなった木魚は、無垢の木でなく、なぜか真っ黒に塗られた木魚です。
この間、その塗装がはがれ、直してもらってから音が悪くなった。

音の良し悪しというのは感覚なのでなんともいえませんが、他の木魚は"ポクポク"と、あまり混じりの無いシャープな音をしているのに対し、この悪い音の木魚は”パコ、パコ"と軽い、何か挟まっているような音をしている。

そもそもよい音悪い音とは何なのだろうか。
音というのは音の周波数が重なり合い耳に届き、耳の中で鼓膜が震え、身体の中で音として認識される。
認識される音(言葉)と、響きとしての音(楽器)とは、基本的に同じだが、感じ方はかなり違う。
歌などは、それが重なり合い、良し悪しが決まる。

実は、学生時代のとき、私はヒラメの聴覚閾値(ちょうかくいきち)の研究をしていた。
簡単に言うと、どの周波数の音がヒラメにとって一番聞こえ易い音か調べていた。
実際400Hz位が一番聞こえやすかったと認識している。
これは、船舶のエンジン音くらいの周波数でした。

仏教にとってよい音とは何でしょうか?
まずは、木魚をもう一度直してから考えてみます。

頭を剃りました。

今、頭を剃りました。

どうやって剃っているの?とよく聞かれますが、

曹洞宗は、修行中は、かみそりでお互いの頭を剃り合うのが原則なのですが、

現在は通常のひげ剃り用かみそりで、自分で剃っています。

私の今のお気に入りは、貝印の使い捨てT字かみそりで、荒く剃り、
ジレットマッハ3という替え刃かみそりで細かく仕上げていきます。

『後ろの方とかできるの?』とよく聞かれますが、慣れですね。
でも、あまり上手なほうではないので時々頭皮を切ってしまい、血が出てしまうこともたびたびあります。

お坊さんが髪を剃るのは、煩悩、執着を離すためと言われます。
煩悩が離れるかははなはだ疑問ですが、すっきりすることは確かです。
まあ、見分けがついて、あまり悪いことができないというのもあります。

今は、いろんな方が髪を剃っています。
でも、同じように普通の服を着たり、スーツを着ていたとしても、お坊さんはすぐわかってしまいます。
別に徳があるからというわけではないと思うのですが、
立ち振る舞いかなぁ。

お坊さんでも、禅宗僧侶は髪を剃っている方が多いですが、
伸ばしている方が多い宗派もあります。
でも、ロンゲの僧侶は見たことありません。

剃っているからどうだ。伸ばしているからどうだということはありませんが、
私にとって髪を剃ることは、法衣をまとう時と同じく、”ああ、お坊さんなんだなあ”と実感できる瞬間です。

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