だいだらぼっち

ひょっとして、18歳未満の方は読まない方がいいかも♪いろいろ裏話も書くことがありますから…。

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【思考力】
 
思考力、表現力、判断力の向上が新学習指導要領の大きな方針ですが、
その中の思考力について考えていることを述べます。
 
新学習指導要領では思考力、表現力等を高めるために、言語活動を取り入れることとなっています。
これは大変重要なことです。
言語活動を行うことで、自分の考えをまとめ、他者の考えを知ることになるからです。
他者の考えを知るとはどういうことか。
それは、自分の考えを確かなものにすることに他なりません。
まったく同じであるならば、自分の考えは正しかったと確信します。
修正意見、反対意見ならば、新たな視点で物事を見つめることができます。
この新たな視点で物事を見つめることが思考力の向上に結びつくのです。
 
作文では、古来から推敲の重要性が述べられてきました。
古代中国の名文を書くと言われていた人は推敲に70%の能力を使いなさいと言っているほどです。
推敲は自分自身がするのではないかとお考えでしょうが、少し違います。
書き上げた自分と、頭の中で別にいる自分とが文や文章について比べ、よりよい方を選んでいるのです。
つまり、頭の中にいる自分というのが前段で述べた他者に当たります。
新たな視点で考えるという作業を自分の中でやってしまっているのです。
ですから推敲は思考力を高める、文章を書くと思考力が高まるのです。
 
これまで述べたことは「比べる」「比較」ということでくくれます。
最近、「比較」を意図的に取り入れることで思考力は向上すると思っています。
 
またまた国語のことで恐縮ですが、物語文を読むときに「比較」を活用すると読解力が高まります。
どういうことかというと、登場人物(特に主人公)が最初と最後ではどう違っているのかを比べるのです。
わかりやすいのが「モチモチの木」でしょう。
最初臆病だった豆太が臆病じゃなくなる。
それはどうしてか。
臆病じゃなくなるときはどの場面か。
最初に登場人物の変化を理解させ、その原因を考えながら読む。
そうすれば読解力が高まります。
 
もっとマクロな例を挙げれば、光村図書の新しい教科書です。
これは違いを比較ではなく、読解を確かなものにするという比較です。
新しい教科書(H23年度版)では、説明的文章の教材がセット教材となります。
簡単な教材を学んだ後、本来学びたかった教材に取り組むといった構成です。
これも比較の応用だと考えます。
 
国語教育に関するだけでも「比較」の大切さは明らかです。
でも、「比較」は国語だけではないのです。
算数の例です。
2×3=6というかけ算があります。
2+2+2=6でも求められます。
これを比べてみて、答えは同じであるが2×3が便利であると見いだします。
ここに「比較」という思考が入り、子どもたちは思考力が伸びるのです。
図工です。
背景がしっかり描かれた絵とそうでない絵を比べます。
前者がよりいいと考えます。
これも比較です。
 
教科だけではありません。
二つの班があり、一つのグループは作業がどんどんはかどり、他方はうまくいかないとします。
当然、どうしてそうなるのだろうかと考えさせます。
そうすると、うまくいかない方の課題が明らかになり解決方法が考えられます。
 
つまり、すべての面で比較することにより思考力が高まるのです。
実は比較することは経験上、教師はよく知っていて指導にも活用しています。
ただ意識していないだけです。
意識することはとても大切だと思います。
 
比較をキーワードに思考力を高める。
有効な一つの方法だと考えます。

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