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山で待っていた不安感

東京にある高尾山の頂上近辺を

夕日を見たりしながら歩いていたら


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ただ1匹だけ そこにいた猫を観察したり

薄暗くなっていく下界にある町の灯を眺めたりして

ベンチに寝そべって6月の風を頬に受けたりしながら


「静かな山って落ち着くものなんだな〜」

などと、ひたすら暗くなっていく空を見上げながら黄昏ていた。

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そうこうしているうち ふと辺りの景色に目線が移った・・・


そして 少し寂しさと不安がやってきた


下山道を見てみると・・・


おいおい! なんかやばそうな色合いになっていないか!?

陽が落ちきらないうちに下山しなければ・・・!!

と思い 少し足早に下山道を歩き出した。 

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うわあ〜

予想外の展開になってきた・・・


高尾山は老若男女が安心してハイキング感覚で歩ける山で

ビアガーデンなどもあり

夜景を観に来る人もいたりして

薬王院(寺院)や参道にある店に住んでいる人もいるから安心

などという情報が頭の片隅にはいっていたから

少し準備不足だったな(ライトを持っていなかった)・・・・

と思いながら ようやく薬王院に辿り着いたら・・・


なんとおーーー!!?

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門が・・・

下界に通じている寺の入り口が封鎖されていた・・・


しかも鉄柵に有刺鉄線かよ・・・


これは どうすればいいのかな・・・?

と思っていた矢先

門の左の方に下りの細い道があった。


この闇の中を行けと?いうのだな。

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この写真は カメラのフラッシュで 少しクッキリと道が見えるが

フラッシュがないと見事に真っ暗だ・・・

こういった類の経験は以前 南米のアンデスや

エジプトの地下墓地へ潜入した時に経験していたから

撮ったデジカメ画像を再生して それをズーム拡大して

そのカメラの液晶を地面に向けると

液晶が放つ光だがペンライト程の明るさは確保出来る。


そうやって 何歩か歩いたら フラッシュで道の形を確認しながら

足を踏み外さないように 高尾山を下っていった。

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道中で 木々の隙間から下界が見え隠れする箇所に出くわすと

まだ 空はわずかだが明るさが残っていて


下界に見える町の光を眺めていると

その景色も結構きれいだな〜

などと思いながら歩き続けた。


そうして あっという間に

街灯が寂しく灯っている参道に辿り着いた。

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ここからは足場が整備されたコンクリート状のような道になっていて

電柱の下には クワガタなんかもいたりして

電気があるが誰もいないという とても静かで不思議な参道だった・・・


しばし 虫の声に耳を傾けながら

静まり返った参道を テクテクと歩いていった。


その後に待っていた インパクトを知る由もなく・・・


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