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何だか ミニチュアの中にいる気分だった 目の前のすべてが実物大なんだけど 幼かった私の記憶の中では もっと広くって もっと大きかったのにね 家の斜め前には 細い路地があって 川本整骨院のおじいさんが購入した別荘?横の路地は 子供の頃によく使った道 でも 今見てみると やっぱり小さいってか 狭かった 誰も手入れをしていないようで 垣根がうっそうとしてて ちょっと通り抜けるには なんだか躊躇してしまった この道をまっすぐ行ったら 川に出て 小さな水門がある 水門に腰掛けて 水辺の生き物を観察してたな で この道を通って さっきの二葉パン屋さんへよく行ってた 私の初めてのお使いが この道を通ってのふたばパン屋へパンを買いに行くことだった このことは よ〜く覚えてて 行きたくないよぉ〜と めそめそ泣いてぜんぜんお使いに行かないから 業を煮やした母さんが 見送るからと数メートル離れてついてきて ちらちらと後ろを振り返りながら やっとお店まで行ったのを覚えてる で お店は店舗兼 奥が工場だから結構大きな音がしてて 小さな声では かき消されてしまう・・・ なかなかお店の人が出てきてくれないのよね あの時は ホントに長い時間に感じたわ 「すみませ〜ん」とかなんとか言って ちょうど目に入ったおばちゃんが出てきてくれたのを覚えてる もっと買いに行きやすい初めてのお使いをしてくれればよかったのに 母さん そんな回想をしながら 近所の家を見ながら歩く 「あぁ もうここのおじいさん住んでないんじゃね」と母さんが言いながら歩く 「でも 庭の手入れはされとるみたいじゃね 松がきれいなわ〜」 1本道を歩くと道が開けて分かれ道 そこには 夏の花が咲き乱れ アゲハチョウが何匹も何匹も飛んでた 大阪じゃ こんなに群がって飛んでるのなんて見れることがない 子どもも 何でこんなに蝶が飛んでいるのかと 興奮して眺めてた 道を左に曲がり 再び細い道へ進みしばらくすると 郵便局前や最初に寄った商店の前の道と同じ通りに出る ごみステーションがあって 「ここまでごみ捨てにきょおったわ〜」と母さん 遠いなぁ〜こんな所まで・・・ 田原ストアー通り過ぎたねと言いながら道をまっすぐ進む 理容室と美容院が並んで建つ 「こっちの理容室でお兄ちゃんが散発してもらよぉったんよね あ、おじさんまだおるわ」 そりゃ おじさんはいるだろ!母さん その先の駐在さん?交番は建物だけ残ってて閉まってた その先に大きなビルが見えてくる 中野建設のビル ここの男の子G君と同級生で 裏のお家で遊んだことがある お家のおもちゃには 戦隊モノの大きな変体ロボット?があって 初めて見たそんなおもちゃに こんなのがあるんだ!すごいなぁ〜って思ったのを覚えてる 母さんが「G君 もう社長になっとるかね〜」 お父さんがおるんじゃけん 専務じゃない?なんて勝手な話しをしたり 向かいの社会福祉協議会でも よく遊んだ ここのスロープ部分で当時、買ってもらった新しいローラースケートを履いて滑って遊んだ 手すりにつかまりながら 恐る恐る滑ってた 社会福祉協議会の反対側は 当時はまだまだ何もなくって 空き地にコンクリートのドカンがゴロゴロとあって資材置き場になってた (今思えば ドラえもんの空き地と同じ感じか) この周辺で遊びまわって ドカンの中で一休みしたな 今思えば 資材置き場で遊ぶのって危ないな〜って思うけど 当時は子どもだけで色々な所へ行って 何でもしてたね サザエさんのたらちゃんが1人で出かけたり クレヨンしんちゃんが 子どもたちだけで外に遊びに行くのと一緒だね 当時の資材置き場は クロネコヤマトの営業所?になってた
その横には 大きなホームセンター(ジュンテンドー)があった |
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