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蟲愛ずる日々
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皮の流れのように

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これまでのあらすじ
http://blogs.yahoo.co.jp/bpjjy686/34829092.html
有り余るタケノコの皮を、これまた有り余ったコンポストで完全処理しようと目論んだによ。しかしタケノコ好きのによ一家は無敵のソルビレンジャーの能力を上回るスピードでタケノコを食いまくり、皮クライシスが訪れたのであった。果たしてによの野望は実現するのか。

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この季節、近隣の畑の畝にはタケノコの皮が撒かれているのを見かけます。わざわざ細かく刻んで畝に均等に敷いてあるところを見ると、捨てているのではなく、明らかに堆肥として利用していると思われます。竹には抗菌作用があるので、その皮も良い土を作ってくれるのではないでしょうか。タケノコの特産地なので皮は文字通り捨てるほどあります。それを利用したこの地ならではの農法なのかもしれません。

これにインスピレーションを得て、私も溢れる皮の有効利用を試みる事にしました。
腐葉土ならぬ、「腐竹土」に加工してコンポスト材を作ることが出来ないでしょうか。
しかし、皮だけを蓄積してもすぐに分解が進むとは思われません。そこで、少量のコンポスト材をベースにして醸した皮で次の皮を醸し、皮を以て皮を醸す、曹植の「七歩の詩」の境地を目指してはどうでしょう。


この計画には、米子旅行に同行した腐葉家族の「旅コン」を使用する事にしました。
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箱ごと計量すると1500g。現在5箱あるコンポストの中で最も小さいことから白羽の矢が立ちました。
前回の記事の最後、4月11日に500円で購入したタケノコの皮は700g。そのうち、200gは前部屋コンのソバビオに投入し、残りの500gをこの「旅コン」に投入し、野望の基礎を築いて貰う事にしましょう。

ところが、そのすぐ2日後、嬉しくも恐れていた事が起こってしまいました。
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大家様から大量のお裾分けが到来したのです。毎年伸びすぎたタケノコを下さるのですが、竹林の土質が良いのか、市場に出回っているものに劣らない美味しいタケノコです。
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これで一挙に1100gの皮が排出されました。勿論、旅コンに全て投入します。
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地上で太陽の光を浴びた皮は硬く、ハサミで全てを切り刻み終わる頃には右手親指の付け根が擦り剥けてしまいました。
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文字通り血のにじむ努力で刻んだ皮を投入すると、箱の蓋は閉まらなくなってしまいました。

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皮の処理の後は、「身」の処理です。実は2日前に炊いたタケノコがまだ食べ終わっていません。とにかく食べまくります。同じく春の味覚・イカナゴの煮汁での煮物、味噌だれに漬け込んでオーブン焼き、タケノコごはん、そして例年になく肌寒いので大根の代わりにタケノコで豚汁...
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ウーとガンダーとスノーゴンとフブギララとマーゴドンとグローザムとアルビノギラドラスが一度に来襲したのではないかと思われた寒波の夜には、ついにタケノコ鍋なるものが登場しました。春キャベツまで入っています。

こんなに苦労して皮も身も分解したのに、路上で呼びかける声には懲りずについ立ち止まってしまいます。
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4月17日、ついに一袋(約1kg強)200円という出物を見つけてしまっては、もう素通りする事ができません。
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皮300gをまた投入します。

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その2日後。様子を見るとまだ皮の色や形に変化はありませんが、最初に投入したものは随分馴染んできているように見えます。

4月20日、またも200円タケノコに遭遇。
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当地の農家では特産品のタケノコに特に力を入れているので、この季節は他の野菜が品薄になってしまいます。ならば流れに身を任せてタケノコを食いまくろうではありませんか。
今回の皮は350g。
硬い穂先をハサミで刻むとまた流血してしまうので、包丁で細かく刻んで穂先を落としてから皮を剥きます。

ここで、他の袋の様子も見てみましょう。
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ソバビオの様子を見ると、11日に投入した皮はもう跡形無く醸されていました。他の袋でも順調に分解は進んでいます。

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しかし今回の皮も容赦なく旅コンに入れます。皮の流れは留まるところを知りません。

そして一週間。皮だらけとなった旅コンの様子はどうでしょう。
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皮の形は残っていますが、柔らかい白い部分は無くなり、全体がソルビオ色に馴染んでいます。皮の流れはスムーズです。

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そして4月28日。そろそろシーズン終了なので食べ納めと思っていたところ、また一山500円の物件に遭遇しました。
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皮は480g。

これで「旅コン」に投入した皮の総量は2730gとなりますが、箱からのはみ出し具合は最初の投入からあまり変わっていません。
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この濁流を我が微生物たちは受け止め、清流と化す事ができるのでしょうか。

  • 沢山食べましたね♪
    私のベランダ兄弟は全て休息状態です。。GWには晴えれてファームの土壌としてデビュー予定です!
    茹でる前の皮なんですね?先日私がたけのこ堀をさせていただいたお宅では、皮ごと茹でてました。それならば、分解もずっと早いでしょうね。。
    先日わた

    ままだびょん

    2010/4/30(金) 午後 3:36

  • 顔アイコン

    ままだびょんさん、その事について書くのを忘れていました。朝掘の柔らかいタケノコを午前中に買ってすぐ茹でる時は、外側の土が付いた皮だけを取り除いて、皮ごと茹でています。香りが良いです。
    午後に買ってきたものや、穂先に緑の葉が出たものは、全部剥いてから茹でています。
    この旅コンに投入したのは全て茹でる前の皮です。皮ごと茹でた時の皮は部屋コンに投入していますが、すぐ分解して無くなりますよ!
    ベランダファームでの兄弟達の活躍、楽しみですね♪

    によ

    2010/4/30(金) 午後 4:37

  • おはようございます。↑午前中と午後の購入で、下処理の方法を変えていらっしゃるのは何故ですか?えぐみ等何か関係があるのでしょうか?

    ままだびょん

    2010/5/3(月) 午前 9:16

  • ままだびょんさん、皮を剥くか否かは悩ましい所なんですが、あくまでその時の気分で(笑)。

    筍は朝堀られるので、午後は鮮度が落ちてえぐみが出ます。直売所によっては午後から値下げする所もある位です。この辺ではフカフカに手入れした竹林の土の中から掘り出す「白子筍」が名物なので、地上に伸びて葉が緑になったものもえぐみがあって商品価値が落ちるようです。そういうものは皮を剥いて念入りに茹でるようにしています。茹で上がってまだえぐみが残る時は、切ってから調理前にもう一度軽く茹でたりもします。

    新鮮な白子筍ならヌカも要らない位なので、敢えて皮を剥いて、きれいな茹で汁でご飯を炊く事もありますよ。

    タケノコ、美味しいですよね〜♪

    によ

    2010/5/4(火) 午前 0:12

  • によさんはタケノコ族なのですね〜でもかなり安いですね。スーパーでは生タケノコといえば高級品ですもん。そりゃ買いたくなるのも当然です⌒▽⌒
    皮ばかり見てきて、ここではじめて本体を見た気がいたしました。
    によさんの虫たちへの愛情をみていると、本体もコンポスト行きにして栄養つけさせようとされてるのかとちょっと勘ぐったりしてました⌒▽⌒

    竹の抗菌作用、なるほど〜!
    皮を乾かして家庭内で他の使いかたはできないものでしょうか?

    ふまふま

    2010/5/5(水) 午後 3:49

  • 顔アイコン

    ふまふまさん、そうなんです。でも長い法被は着てませんよ(笑)
    前の記事であれだけタケノコタケノコと書いたのに、皮の写真しかアップしていなかった事に後で気付きました。これでちゃんと本体が人類の口に入っている事を確認していただけましたね♪
    竹の皮はおむすびやお寿司を包んだり、梅干しを包んでチューチューしたり利用できますが、タケノコの皮は厚くて柔軟性が無いので包装には使えませんね...一番外側の硬い所は一部イチゴの根元に藁の代わりに敷き詰めました。モグラの攻撃を防いでくれれば良いのですが。

    によ

    2010/5/5(水) 午後 9:29

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