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本日は,「避難所に本を」プロジェクトを実行してきました。
東北大学生のボランティアグループHARUに同行して,約300冊の書籍を宮城県亘理郡山元町に届けてきたのです。
 
このHARUという組織は,「東北大学生によって組織された,東日本大震災から東北地域の復興を支援する東北大学地域復興プロジェクト」ということで,実は,附属図書館本館の書架復旧作業も強力に手伝ってくれているのですね。
(東北大学地域復興プロジェクト"HARU")
http://tohokugakuseifukko.blogspot.com/
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早朝から集合する東北大学生の面々!
 
このHARUは4月6日から山元町に入り始め,町の社会福祉協議会の方たちと連携しながら,交通規制補助,救援物資整理,ボランティアセンター受付,避難所の運営補助,子供たちの学習支援・遊び相手などを行っているのです。
この日は,約40名の学生たちが集合し,現地に入りました。
ひとりひとりの顔をみると,どの学生さんたちも,とてもよい面持ちだと思いました。
 
朝7時半の待ち合わせ場所で6箱の書籍ダンボールを積み込み,大学がチャーターしたバスに乗った私は,車中で「いかにして避難所で的確に本を配布する図書館員となるか」という命題を夢見ていました。
居並ぶ避難所の方々に,「はい,きちんと並んで本を選んでくださ〜い」と呼びかけながら,手渡す姿を妄想していたのですね。
 
ところが,現地が近づくにつれてボランティアの方々の緊張感が増し,避難所に到着すると山元町のスタッフの厳しい指示があり,まずはダンボールを支援物資の受付に持っていくのが精一杯でした。
物資の配給方法については,避難所現地のルールに従うよりほかないと即座に判断したのです。
 
そうして自分の仕事を終えた私は,HARUの皆さんが仕事を終えて帰るまでの時間を,避難地で皆さんの邪魔にならないように過ごすこととしました。
基本的に担当の仕事は持たなかったのですが,ボランティアセンター受付窓口にたむろしながら,その補助的な作業をしたり,避難所の様子を見回ったりしたのです。
イメージ 2
ボランティア受付窓口の学生たち
 
山元町の公民館や小中学校には,全体で2,600人の方々が避難していました。
住民の方々の居室となっている部屋や体育館は,その方々のプライベートルームとなっていましたので,撮影はおろか,垣間見ることもはばかれるように感じました。
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福岡市から来た給水所
 
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炊き出しの作業に集うボランティアの方々
 
それでも,共用スペースではテレビを見ていたり,子供たちが遊んでいたり,異例ながらの集団生活をなさっている現場を見ることができました。
そして,公民館や小中学校ならではでしょうか,児童向けの書籍は豊富にそろっていることを確認することができました
一方,大人向けの書籍はそれほどなく,ますます「避難所に本を」の必要性を感じたのです。
 
雨模様で,それほどボランティア受付の業務が忙しくなかったこの日,ボランティア受け入れ側の社会福祉協議会の職員の方々と学生と,色々なことを語らいながら時間を過ごしました。
「まだまだ,これからが長い。2年後ぐらいまで,ずっと継続して支援していかなくては」という,協議会の局長のお言葉が印象的でした。
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いまだ被災者の探索を行っている自衛隊第10連隊
 
イメージ 6
そして総動員の地元消防隊
 
この惨事を忘れず,ずっと何かの役に立つには,今の被災地を一目見ることが大事ではないでしょうか。
今回,避難所図書館員の夢はやぶれましたが,とても有益な一日だったと思っています。

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