namu999のブログ

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楊朱 2

『荘子』に、楊朱に言及したところが3か所ある。みな否定的な言及だが、いまそのうちの一か所を写す。
一番詳しいのが新訂中国古典選『荘子 外篇』のようなので、これを。p212

【人間の本性を失わせるものには五種のものがある。その第一は人間の目を外にかき乱し、本来的な目のはたらきを盲めしいさせる青・黄・赤・白・黒の五色であり、第二は耳を外にかき乱し、本来的な耳のはたらきをつんぼにする宮・商・角・徴・羽の五音、第三は鼻の本来的な機能を不当に刺激し、その結果の障害が頭痛として集約する羶せん・薫・香・腥・腐の五臭、第四は口の本来的な機能を鈍麻させ、味覚を病的にする酸・辛・甘・苦・鹹の五味、第五は心の本来的な安らかさをかき乱し、自然の本性を飛散させる是非好悪の取捨選択、心知の思慮分別である。そして、以上の五者はいずれも人間の生を害うもの、生命にとっての危険物である。にもかかわらず、楊朱・墨翟の徒輩は今や力みかえって是非好悪の議論に心をかき乱し、自分ではとらわれなき真実を会得したものと得意がっているが、我々のいわゆる「得」・・・とらわれなき真実の会得とは似ても似つかぬものである。
楊朱・墨翟の徒輩は、是非好悪の議論に心を苦しめ身を苦しめながら、とらわれない人生の真実を会得したものと得意がっている。しかしながらいったい、とらわれなき真実を会得したという人間が現に心身を苦しめていながら、その苦しみをしも真実の会得といえるのであれば、籠の中に閉じ込められている鳩や小鳩にしたって真実を会得しているといえるであろう。】

引用文がちょっと長いが、自分ががんじがらめに縛られ捕らわれていながら、それに気づかない・・・・というより自ら求めて縛られていながら、自由だと勘違いしていては、話にもならない、と言っているようである。
・・・・・分類すると老荘思想に入れられているようだが、セクト同士の対立のように妥協できないようだ・・・・私は老子と荘子もずいぶん違うと思っているのだが。

・・・・・・・・・

今日はいい天気なのでドライブもいいな、などと思うのだが・・・・その傍から、面倒くさいな、とささやく声が聞こえる。さて、どうなるか


追記:昨日の写真は数年前ペルーで撮ったものです。グラスに入っていたのはワイン、コップは、確かチチャモラーダとか言った。黒いトウモロコシから作られる飲み物。慣れるととても美味しい。私はこのときチチャモラーダを飲みました。
この間、チャナ先生にお会いしたので、懐かしくなり、古い写真を載せました。ここにはチャナ先生は写っていませんが、校長先生が写っています。確か校長先生のお誕生日をお祝いしての会食でした。


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