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1975年秋、国鉄SL時代最後の秋である。この時点では、室蘭本線と夕張線だけになっていた。 9月、今回の撮影は、今まで行ったことのない場所に行くことを決め、2日目の日程では室蘭本線が室蘭からほぼ北東方向に進んできて北へ方向転換する早来の駅から約1.5km安平側へ進んだ小高い丘を目指した。 この丘はTopが標高55mと決して高くは無いが、周囲に高い山などない平原のようなところを走るので、このわずかな高さの丘でも十分俯瞰の雰囲気が出せる。駅まで距離があるので200mmの望遠レンズをセット。 丘からは上り列車が近づいてくるのは見渡せないため、基本的には下り列車が狙い目となる。しかも貨物列車は早来には止まらないので煙はあまり期待できない。 早来へのアクセスは室蘭本線の列車のみなので苫小牧から221レで行き2本後の225レで移動するとすると、撮影は約3時間。この間には、上り列車は5本あるが、下り列車は乗ってきた221レを含めて4本(丘からの撮影では3本)しかない。しかも上りの1本は、DD51だった。続いてきた上りの単機回送もDD51。従って本命、煙の期待できる列車は、C57牽引の223レのみ。 その客223レが早来に近づいてくるところから見え始めたが、ここでは割愛。 そして早来に停車して発車寸前の姿から。 発車直後。 すさまじい煙。もし窓が開いていたらひとたまりもないだろう。 SLダイヤ情報のダイヤグラムには記載がないが早来構内を出るとわずかに上り勾配がある。それも強力な煙の原因らしい。 ここから先はレベル(平坦)。 一番良い雰囲気なのだが、電線が邪魔をしている。 ズームレンズではなく固定焦点の200mmだったのでカマ全体を画面に入れるのが難しくなってきたが、交換している暇はないので諦めてシャッターを切る。 ほとんど横並びになる頃は、動輪を全部入れるのが精一杯だった。 もう動輪も2つしか入らなくなった。 撮影日は、1975年(S.50年)9月18日。 カメラは、ミノルタSR-1s。 フィルムは、Kodak TriX。
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こんにちは。
素晴らしいお写真、楽しませて頂きました。
お写真のような鉄道の風景が日常にあったこと自体が、とても新鮮に映ります。旧型客車を牽く姿がとても凛々しく見えます。音も周りに響いていたことでしょう。
今では室蘭本線を走る列車も画一的になりましたが、それでも北海道の鉄道は魅力満載ですね。
なかなか渡道する機会は持てないのですが、行く度に素晴らしさを体感しています。
どうか、今の歯車の狂ってしまったJR北海道が自律的に立ち直り、多くの人に愛され活用される鉄道に戻って欲しいと願っています。
他の記事も楽しませて頂きます。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/?pc
2016/4/19(火) 午後 1:55 [ 風旅記 ]
> 風旅記さん、ご訪問ありがとうございます。最近はFacebookの方に多くupしていてこちらの更新・追記等少なくなっていますが、よろしくお願いします。実のところ写真はまだまだあるのですけど。追々投稿して行きますね。
2016/6/10(金) 午前 0:09