脳の不思議を追いかけて

『脳からみた認知症』『社会脳からみた認知症』(講談社ブルーバックス)著者ブログです。脳科学、認知症について綴ってまいります。

脳科学研究抄録

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社会脳保存例

 記憶障害を中心とした認知症と社会的認知の障害を中心とした認知症では 大きく異なる。前者は素直な会話が可能で、「車の運転は危ないよ」と言えば 納得して、運転を止める意思表示をしてくれる。  社会的認知の障害が主体となる認知症では、病識が欠如し、拒否症状が強く、 何を言っても「心配ない」「俺は(私は)元気、何も必要ない」「車、大丈夫、 運転はうまいんだ」などと返ってくる。  両者は脳の障害部位が相当にことなる。同じアルツハイマー型認知症とは言っ ても、かなり異なるのだ。  前者は側頭葉内側部分を中心に委縮している。前頭葉・頭頂葉の内側面の障害 が少ない。ここが保存されると生活能力は保たれる。  後者では前頭葉・頭頂葉の内側面が強く障害されている。

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 『週刊現代』2016年12月31日/2017年1月7日新春合併号 p25〜33で大型巻頭企画 「“脳の寿命”を延ばす方法」が掲載されています。  私はそのコメンテーターを務めています。コメンテーターは私一人で、監修的なことも ...すべて表示すべて表示

 『週刊ダイヤモンド』誌に作家の佐藤優氏が『40歳からの「認知症予防」入門』の 書評を書いてくださった。  ここに掲載させていただきます。

 読書人雑誌『本』(講談社)11月号にエッセイ「高齢者の師と性」を 書きました。このエッセイがWEB版に転載されました。下記から閲覧 できます。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5 ...すべて表示すべて表示


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