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サラファーノフ君のことはとっても見たいのだけれど相手のキトリが、、、という事で買ったチケットはやはりタマラ・ロホ&ホセ・カレーニョ、世界バレエ・フェスカップルの日。ついでにいうならお友達のYさんのリベンジのためにも迷わずこの日。

しかし数日前に2人で話した結果「やはりスカラ座カップルも見ておかねば」ということになりロマーニャ&ゼーニの日も行くことを決心。

これだけ行ってもまだ行きたいサラファーノフ君の日。でもやっぱり上野水香との抱き合わせが腹立つNBS商法。うーん、、、、と迷っていたら、かわいいバレリーナのイラストで沢山の方に御馴染みのChelseaさんがブログにコメントを下さり私の背中を後押し。急遽当日券を求めて文化会館へ。

ちなみにYさんも一緒に背中を押され、突然のお誘いだったのですが彼女もタクシーすっ飛ばして文化会館に駆けつけたのでした。

バジル: レオニード・サラファーノフ
キトリ: 上野水香
エスパーダ: ミック・ゼーニ
ジプシー: アントニーノ・ステラ
*出演者は抜粋。長い名前の方が多いので印象に残った方だけリスト・アップしました。

いきなり結論。
サラファーノフ君は期待通りでした。楽しかった、行ってよかった。
もうとにかく彼のバジルは可愛らしい。初々しいながら茶目っ気があり、遊び人でちゃらちゃらしているバジルではなく、好きなのに優しく出来ない男の子を髣髴させるバジルでした。

彼の身体のしなやかさ、技術の高さと確かさには元々定評がありますが、やはり美しい、、、。トゥール・ジュテのなんとまぁきれいなライン。足は誰よりもまっすぐに高くするすると上がり、ジャンプは高く着地もお見事。しかし何といってもそのしなやかな身体を十分使い切った一つ一つのポーズは、どんなに早く動いていようと一瞬ごとのスナップ・ショットが絶対に乱れず美しいと断言できるくらい本当に本当にしなやか。

しかし残念だったのが上野水香と息が合っていないのが明らか。
片手リフトを決めるところなどはさすがだけれど、それ以外の箇所でコンビネーション・ミスが目立った。リズムのとりかたもずれているし、なんだかあちこちちぐはぐで「バジル&キトリ中心のどたばた恋の物語」、というより、バジルの物語とキトリの物語が一つの物語の中で別々に平行して進んでいる感じ。どたばたしている茶番の中で最後まで2人の息のあった楽しさといのが伝わってこなかった。
新国立でやったプティの「コッペリア」の時もも本島さんとなかなか息が合っていないという感想をあちこちで読んだけれど、練習量が少ないのでしょうがないと一言で片付けるべきかどうなのか。

その上野水香。実は今回全幕を見るのは初めて。
もともと好きなタイプのダンサーではないということもあるのだろうけれど、回転の時に顔に力が入りすぎて笑顔がこわばりいつもかえるちゃんみたいになる、それだけじゃないけれどやはり苦手だと思った。
ダンスマガジン7月号にも彼女のキトリが大絶賛されていたが、その日の彼女の踊りも素晴らしかった。技術もしっかりしていて安心できるしサラファーノフやパパのロレンツォ、ガマーシュとの掛け合いもコミカルで会場から度々笑いが漏れ聞こえた。今まで観たガラ公演の中での彼女とは全然違っていた本当はこういうダンサーなんだ、ということもわかった。

しかし何故か全然心を動かされないのだ。
凄いなーとは思うけれど残念ながら感動は全くなかった。

そうは言っても彼女の体型はこのスカラ座陣の中に入ってもさほど見劣りもしないというのは凄いことだと思う。手足の長さもさることながらやはりその身長の高さはアドバンテージだと思う。(並んだサラファーノフ君があんな可愛い顔をしていながら実はトゥでたった水香ちゃんより背が高いのにはもっとびっくりした。)

ま、でも東バの女子陣の中に入るとどうしてもいつも一人だけ浮いて見えちゃうんだけどね。

意外とよかったのが明日主役のバジルを演じるミック・ゼーニとジプシーのアントニーノ・ステラ。男性は全員「チョイ悪」ふうでいかにもイタリアの男、色気がむんむんしていたので思わずオペラ・グラスでつぶさに観察してしまった私。あちこちに胸毛を発見し、胸毛フェチの私は途中から大興奮。
同じ外国人でもやはりイタリア、色が浅黒い上に闘牛士の衣装なんかつけちゃった日にゃあ「UOMO」じゃないですかっ!?かっちょいいです〜。

ミックは「DANZA」にへんてこりんな服を着て写っていたので怪しいのだが、実際はなかなか素敵。明日が楽しみになってきました。
1幕目は物足りなかったのだけれど、3幕目のダンスがよかった。

アントニーノは男の色気がプンプンし、チョイ悪オーラ振りまきすぎ。何度も鞭で床を叩くその様が決まってる。鞭を叩いて跳ね返った紐をとりポーズを決める、というのを繰り返す場面があるのだけれどどれもポーズが決まっていてこの人も「UOMO」。

しかし元気なしなのが女性陣。はっきり言って誰も印象に残らず。
軸がぶれることが多かったのと、踊りがこじんまりとしていて「あれ?」と拍子抜け。

ただ、今日は上のほうから見たので舞台から遠く一体感をもつことが出来なかった分、余計シビアに見てしまっているのかもしれない、、、。明日のチケットは劇場にて良席ゲットしたのでまたゆっくり観察してきます。

期待したフォーメーション(上から見るときの期待はやはりこれでしょ?)は大した工夫はないものの、三幕でのコール・ドはなかなか迫力あるユニークな踊りで面白かったと思いました。
舞台装置は暗い感じだけど、其々の役に応じて違う赤の衣装が舞台全体に遠くの山の紅葉のようなグラデュエーションを作り出していた。真っ赤の衣装のその赤もどこか違う素敵な赤だし、全体がシンプルだけど上品な色合い。

会場ではFREDDYのラ・スカラ・シリーズの販売が行われていたがどれも可愛い。さすがファッションの国イタリアだけあってデザインはそれもシンプルなのに工夫があり素材もいい。こんなウェアはスポーツの時だけでなく街中で着ないともったいない。

財布の紐が緩みそうになるが明日も行くので今日のところはきゅっと締める。

明日はスカラ座プリンシパル同士のマチネと待ちに待ったロホ&カレーニョのソワレ。

閉じる コメント(6)

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「UOMO」に敏感に反応してしまうさね母には刺激的なレポートでした。《どんなに早く動いていようと一瞬ごとのスナップ・ショットが絶対に乱れず美しい》さねが先生にうるさく言われていることですね。<さね母>

2007/6/9(土) 午後 0:20 [ - ]

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おっ、ちょうど始まりましたね。
予習はバッチリだし、楽しんできてください。
そしてホセら〜ぶのF嫁の為に、バジルレポを少々・・・

2007/6/9(土) 午後 6:36 [ F ]

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さね母さん、どうもお久しぶりです。サラファーノフ君の踊りはホントにロシア・スタイルの基本の美しさが身体に染み付いてますよー。ちなみに今回の舞台にはジプシー野営地の場面でパペットに扮する子供達が沢山出てきます。今回は東京バレエ学校の生徒さん達だそうです。

2007/6/10(日) 午前 10:17 がんちゃん

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Fさん、行かなかったのですね!F嫁さんがホセ・ファンと読んでいたので会場でお会いできないかとずっと探しておりました!既にFさんの面は割れていますので探すなんてたやすいことですからね、、、、えへへ。舞台は最高でした。レポ間もなくUPします。

2007/6/10(日) 午前 10:19 がんちゃん

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やっぱり行ってしまったのですね。うふふ・・(^^;;;
サラファーノフの踊りはいい〜ですね。スカっとを通り越して何だか感涙状態・・。
水香ちゃんも今まで見た中で一番好きでした。楽しかったです♪♪
UOMOには爆笑しました(^O^)私も胸毛嫌いじゃないです〜(笑)
トラバさせて下さいね。

2007/6/11(月) 午後 9:04 -

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行ってしまいましたとも!Chelseaさんにまんまとのせられ、、、、楽しんできました!よくぞ後押ししてくださいました!やっぱり観たいものは今観ておかないと〜。とは言え、一緒に行った友人は「三連チャンしてる人たちって少ないよね」と冷静に言っていましたが。

2007/6/11(月) 午後 10:05 がんちゃん

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