これはなかなか単調で面白くない作品だった。 スジェに昇進したアクセル・イボが笑顔でタンバリン叩きながら一生懸命踊っていたのがよかった。タンバリンが物凄い弾けた音を出していたのが元気一杯の雰囲気をかもし出してかわいかったけれど、メラニー・ユレルが単調すぎた。彼女の衣装は胸元がきわどくってそのうちポロリと出ちゃうんじゃないかと気が気じゃなかった。位置が低すぎるのだ。 メラニー・ユレルは今回残念ながら期待が大きすぎたのか全ての演技に華がなくがっかり。衣装はフランスらしくお洒落で可愛らしかったのだけれどね。白のふわふわの幾重にも重ねたスカートの縁取りがボディーと同じ赤で小洒落た感じがいかにもおフランスざんす。
これはグレゴリー・ドミニャック、ステファン・ビュヨンというギリシャ彫刻のような顔と身体を持つ二人が若々しく踊った。非常にフレッシュな緊張感があった。 作品自体熟年ダンサーと言うよりこういった若々しい男子達が踊るのがテーマに沿っていると思うので、多少危うい場面はあったけれどそれはそれでよかった。 上半身裸に白の太目のパンツもシンプルでテーマに合っている。聖書の中でのカインとアベルという双子の兄弟からヒントを得たと言うことだが、二人の身体つきが本当に似ていてバランスがよく、均整が取れていて美しかった。 公開レッスンでは心許なかったドミニャックなのだけれど、本番ではビュヨンに引っ張られながらいい踊りを見せてくれた。 満足。
衣装が可愛いと言うか激しいと言うか。何だかまるでミッソーニ(よりももっと激しい)な感じの色使いのドレスと男性もお揃いの模様の衣装。ドロテ・ジルベールはハイネックなんだけれど、首から胸元にかけて大きなカットが施してある形がかわいい。マチューはそんな激しい色使いの衣装はあまり似合わないのだけれどドロテがキュートだったのでよしとしよう。 肝心の踊りはさすが技術に定評あるルグリの振付だけあって、抑えてあるんだけれど難しいステップが結構入っている。ドロテもマチューもそれをあのキラキラの笑顔でこなしていくのだから見ている方も楽しくなる。この二人の組んだ時の爽やかさとキラキラ感は本当にすごい。
モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ Aプロで観て大感激だった同作品。 心の準備は既に出来ていたはずなのに、Aプロを上回る2人の迫力と熱演にまたしても涙腺が爆発。 2人とも感情移入が凄まじく、私の胸にとにかくどんどん響いてくる。 なんて素晴らしい。 2人の「オネーギン」を例え一部分だけでも観られて、しかも二回も観られたことに感謝。 神様ありがとう! たった一部分だけでこんなに感激しているのだから、もしも全幕を観る事が出来ていたなら私は帰り道思い出すたびに号泣していたかもしれないのだ。いや、それでも観たい。しかし残念なことにもうそれは叶わないことなのだ。 この夏は観たくてたまらないけれどもう絶対に不可能な場面にぶち当たりまくりである、、、。 カーテン・コールはAプロの時以上に熱狂した。これを第一幕の最後にするとは何ともったいない。
第二PDD: エレオノーラ・アバニャート、ステファン・ビュヨン 第三PDD: ドロテ・ジルベール、オドリック・ベザール 3組のカップル: マチルド・フルステー、ローラ・エッケ、シャルリーヌ・ジザンダネ アクセル・イボ、グレゴリー・ドミニャック、マルク・モロー これは本当につまらない作品だった。 メラニー・ユレル&マチアス・エイマン、エレオノーラ・アバニャート&ステファン・ビュヨン、ドロテ・ジルベール&オドリック・ベザールの3ペアがどうもしっくり来ない。 今回参加の女性ダンサー(プルミエ・ダンスーズ)でオーラがあったのはドロテのみ。他は、ミリアムなどは結構いいな、と思いはしたがいかんせんオーラが足りない。 お気に入り(に入りかけている)のオドリック・ベザールでござーるは頑張っておりました。 タイトル通りマルク・モローと組んでいたマチルド・フルステーが「きゃっ!!!!!」という悲鳴と共にフォール。どっちが悪いのかはわからないけれど(でもどんな場合でも車と一緒で男性側が全責任を負うことになるのだ)、大体悲鳴が馬鹿でかい。ホール中に響き渡った。しかもその後マチルドはマルク・モローが微笑みかけても目を合わせない。なかなかスリリングだった。
これは一体、、、。 今回の来日で私の評判を著しく下げたのはこのペッシュなのだが、とどめにこんな作品を見せてくださってありがとう。 白のブリーフ一枚で舞台を走り回っているのだが、こういう人はよく町屋辺りにいる。もっと汚いが。 ペッシュは6頭身なのでブリーフ一枚というのがリアルすぎる。 一緒に行ったYさんに「ブリーフが気持ちワルイ」と言ったら、 「あれはブリーフじゃないよ、ブリーフっぽく見せているだけ。だって前が開いてないもん」と言った。 、、、、いやいや、ホンモノのブリーフでないことくらい私もわかってますって、、、、(汗)。
お気に入りのべザールでござーるは少々姿勢が悪いのだ。 せっかく背も高く均整の取れた身体をしているのにもったいない。 ローラ・エッケの踊りもつまらない。
Aプロではのっぽカップルのルテステュとジョゼ・マルティネスだったがBプロではちっちゃいカップルのミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン。 ダンサーの身長が変わるとこうも作品の雰囲気が変るとは。大人なエスプリの雰囲気が消えてちんまりとしたメルヘンの世界のドリーブ組曲になってしまった。 これはこれでいいのかもしれないがやっぱりドリーブで可愛い音楽を使った面白い振付だからこそ大人な感じのほうが好きだな〜。 2人とも技術がしっかりしているのでマチアスは見せ場を作って盛上げた。
これももう観られない作品と思っていただけに今回上演が決まった瞬間から思い入れが強過ぎてウルってしまった。 実際2人の長年のオペラ座での絆が凝縮されていて胸がキュンとなってしまった。 ローランはルグリと並ぶと少し老いてしまったように見えたのだが、この長い作品を息切れとか疲れを見せずに見事に踊りきったのが素晴らしい。まだまだこんなに踊れるのに、モニク・ルディエールの引退にしてもローラン・イレールの引退にしても定年制とは何とも酷過ぎる。 自分で引退を選択したフェリとは違って二人はまだ踊りたいという意思を残して引退をし、そして今尚こうして素晴らしい踊りを見せてくれるのだから。 最後ルグリに手を引かれて舞台の奥に去っていきながら何度も何かを乞うかのような表情で去っていくローラン・イレールの表情に「まだ踊らせてくれ」という意思を感じたのは私だけではないはず。 カーテン・コールの最後にルグリと手をつないで出てきたローラン・イレールとモニク・ルディエールのスリー・ショットを見て一気に涙どぉ〜っ、だった。 ルグリも間もなく定年と言うのが今もまだ信じられない。
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あの「オネーギン」を二度も観れるとは、羨ましい〜〜〜!!!
「ドニゼッティー」のマチューとドロテ、キラキラしてて可愛かったですね♪でも、チャイコが観たかった(しつこい。笑)
「ビフォア・ナイトフォール」、そんなアクシデントがあったとは・・・私は、舞台で悲鳴を上げた人を見た事がないので、びっくりでしょうね〜!
「ドリーブ」は大阪もこのカップルだったと思いますが、感想は全く同じです。やっぱりジョゼペアで観たかった(やっぱりひつこい。笑)
イレールとルグリの「さすらう若者」は、二人の代表作だけあって、一度観てみたかったです・・・!
ルグリの引退、私も信じられないし受け入れ難いです!定年になっても、フリーダンサーとして、あちこちでゲスト出演して欲しいですが・・・ルグリはこのままパリオペの芸術監督になりそうな気がするのは、私だけでしょうか?パリオペにとっては、すごくいいコトだと思うんですが、あの超ノーブルなダンサールグリを、まだまだ観ていたい私です。
2007/8/14(火) 午前 10:02
「オネーギン」は2回どころか何回でも観たいですね。
本当にものすごく観たい。もっともっと観たい、、、、なんて書きながらまたウルウル。
「チャイコ」はやはりかわいいですもんね〜。2人にぴったりなだけに無念さ分かります!
2007/8/15(水) 午前 0:15
Bプロもやっと感想書いたので、心安らかに(?)人様のを読むことができます(^^)「オネーギン」「さすらう若者」は涙なくしては語れませんね・・・!最後の3人の笑顔には私も号泣でした〜(T-T) 思い出すだけで涙が・・。 バンジャマンの「牧神」は思い出すだけで笑えます(^O^)
マルクくんのサポート失敗はチラっと聞いたのですが、そんな凄い失敗だったとは!どっちもかわいそうに・・・ハラハラ。
TBさせていただきます〜。
2007/8/16(木) 午後 0:41
Chelseaさん、Bプロの感想も早速読ませていただきました。
それぞれにそれぞれの感想がありますが、モニク、ルグリ、ローランの三人に関しては皆同じように感動、というのが多いですね。さすがです、、、、うわーん、また泣けてきた。
2007/8/17(金) 午後 6:20