Bravo!! がんちゃん!!

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ここのところ数週間、いつもより疲れが溜まっているなぁ〜、とは思ってはいたものの、とうとう医師診断「過労と栄養失調」により、この間のGWは結局、週末を含めて4連休のうち2日間を寝込む(寝込みながら仕事もした、悲しすぎる。)こととなってしまった。

栄養失調というのは、本当に食べるタイミングが難しくて適当に済ませていたから。

電話による会議が延々夜中、場合によっては早朝まで続くので、その会議が始まる前までに食べないと、結局食べそびれる、というのが続いていたのだ。
それでも、昼は相当な量を食べていたので大丈夫だと思っていたし、お酒もちゃんと飲みに行ってたし、適当とは言えどきちんと食事はしてたんだけどなぁ。
この食糧飽和な時代に、、、、ハズカシー!

でも、ただで寝込んでいるわけにはいかない!
とばかりに、寝ながらも溜まっていたDVD鑑賞その他諸々に精を出した。

まず、1998年ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」で出鼻をくじかれる。
これは、昨年メトのショップで購入したのだが、ワルトラウト・マイヤー、ジョン・フレデリック・ウエス、クルト・モル、という面子で楽しみにしていたのだけれど、まとまった時間がなかなか取れず(だって劇場でインターミッション入れて5時間半くらいかかるんだから、、、、)お蔵入りになっていたもの。

DVD再生機に入れるがウンともスンとも言わない。

どうやら私の再生機では不適合のリージョンのものを買ってきてしまったらしい(涙)。大抵のリージョンのものは大丈夫なはずなのに、なぜかこれだけがダメだった、、、、ぐすん。

ついでに新しいリージョン・フリーのDVD再生機のオーダーをすることに決めたが、この長編作品、見ると決めるだけでも時間がかかるのに、今度は一体いつ見られるのだろう?

次にシドニー・オペラハウスでの「ノルマ」(1978年)。
これはサザーランド見たさに買ったのだけれど、ロナルド・スティーブンスというテノール(実はよく知らない)もサザーランドも残念ながら期待通りの歌唱ではなかった。
1981年のトロヤノスと共演したものを選ぶべきだったか、、、?
グルベローヴァを買うか迷ってサザーランドにしたのだが、完全に下調べ不足であった。
うーん、これは作意的にお蔵入り。

さて、オペラで立続けに二本失敗し、出鼻をくじかれてしまったため、バレエのDVDに切替る。

ミーシャ(ミハイル・バリシニコフ)を二本。
以前ビデオで見た事があると思うのだけれど、記憶が曖昧。
今回DVDを購入したので改めて見ることにした。

まずマルセイユ・バレエの「カルメン」
これはミーシャが32歳の時に55歳のジジ・ジャンメールと共演したものなのだけれど、ジジが清川虹子みたいでちょっとつらかった。しかし、そのジジ、さすがプティのミューズといわれただけあって、55歳とは思えないいい踊りである。何しろ100万ドルといわれたその脚線美は、「おや、太い?」と一瞬思ったものの、カルメンを踊るにはふさわしいエロティックな足で、宙を泳ぐそのラインの美しさには驚かされた。

清川虹子、いや違った、ジジは、若いダンサーにはない余裕をもって、終始ミーシャと向かい合っており、だからこそミーシャとのバランスがとれていたのではないかと思った。これが若いダンサーであれば、相当なカリスマ性オーラを放っていなければ完全にミーシャに呑まれてしまったのではないだろうか?

しかし、しかし、しかし、しかーし!

ミーシャがいい。
ものすごく粋なのである。
ミーシャというと小さくて溌剌と踊っているイメージなのだけれど、愁いを帯びた真っ青で透き通る眼が、ホセの苦悩を一層際立たせて、可愛いミーシャの影はどこにもない。ただただ素敵な「ホセ」。
短い作品ながら釘付け。

この作品を見ると、熊川哲也さんがミーシャのことをものすごく好きだったというのがよくわかった。何気ない仕草がよく似ているのだ。出来上がりはまったくテイストが違うというのが面白いのだけれど。

ミーシャはやはり只者ではなかったのだと改めて思った。
歴史に名を刻む素晴しいダンサーであることを更にまた思い知ったのであった。

ちなみにマチューのパパ、デニス・ガニオがトレアドールでの出演。ルイジ・ボニーノ等、周りを固める男性陣の格好良さに惚れ惚れ。

この頃のマルセイユ・バレエってスゴイ人たちの集まりだったのね(今は勉強不足でよくわからない。後で時間があったら調べてみよう)。

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次に見たのが「Baryshnikov at Wolf Trap」という1976年のShowcase。

いやはや、これはこれはスゴイ。

跳べばふわりと滞空時間が長い上に普通の着地なんかしない。
回れば軸がぶれずに美しく回る。
全ての動きに余裕があり、美しい、その上チャーミング。

「コッペリア」「薔薇の精」「Vestris」「ドン・キホーテ」
の4作品の一人ガラなのだけれど、パートナーのカークランドにもチェルカスキーにも、申し訳ないけれど全く目が行かない。
ミーシャに釘付けになってしまうのだ。

そうなってしまうのは、たぶん私だけではないはず。その場にいた観客だって、拍手の量からしてもミーシャしかきっと見ていなかったのだと思う。

それほどスゴイ。

こちら↓の「コッペリア」からドンQ、Vestrisに辿り着けます。
http://www.youtube.com/watch?v=coe9eSLKclM&feature=related

世代交代がどんどん行われ、技術も身体能力も格段に進歩している現在、映像の音質も画質も桁違いによくなっている。
それなのに、こんなにざわざわした画質で、音質も最悪、そんな中でミーシャの踊りは今も、現代のどのダンサーにも負けない輝きを放っているとは何とすごい事なのかと改めて思った。

技術だけじゃないのだ。
ミーシャのその表現力も何とまぁ魅力的なこと。

一本目の「カルメン」など、凄まじいばかりの熱を放って踊りきっているのだが、ジジがそれに動じなかったのもお見事だった(さすが年の功?)。

さぁ、まだ「くるみ割り」も封を切られず積みっぱなしになっているのだけれど、これも断然楽しみになってきた。


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最後にオペラのDVDをリベンジで一本。
2004年、バルセロナ・リセウ劇場での収録「マクベス」。
これは、カルロス・アルバレス、マリア・グレギーナ、ベゴニャ・アルベルディ、ロベルト・スカンディウッツィ マルコ・ベルティ、ハビエル・パラシオスが出演。

友人が丁度いいタイミングでシリウスでの「マクベス」のことをレポにあげている中で書いてあったのが、キャストが一人一人よくっても、なんかケミストリーが違うと、、、、(むにゃむにゃ、、、以下省略)というようなことだったのだが、こちらも同様。
グレギーナもいいし、アルバレスもいい。でも、なんか物足りない。

あまりにも清楚なセットの中で、どこをどう見たらいいのかあたふたしている間に、淡々と舞台が進行していってしまい、印象薄めの舞台だった。
なので、逆にあんなに嫌がっていた前衛的演出が懐かしかったりなんかして。

そして、このDVD鑑賞の間にも相変わらず仕事をし、読書に励む私。
更には音楽鑑賞にも励む(これは普段から家には音楽が流れっぱなしなので、励むというほどのものではないが)。

iPod(nano)を買換えるついでに、ずっと買おうと思ったまま放置していたMadokakipと、久し振りに登場マニ友Yさん揃ってお薦めのBOSEのイヤホンも併せて購入。
音楽の入れ替えをしていたのだが、その作業途中、封を切っていないCDを発見。

DVDと本は溜まりまくりだが、基本的にCDは買ったその日、若しくは翌日までには必ずiPodに移し替えるので、そんなことは滅多にないのだが、、、、。

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見るとメトのShopの店員さんに「お薦めパペ」という条件付で探してもらって購入した「魔笛」。
元来、モーツァルトが好きではない、というのもあるのだが、同じくお薦めされて購入したドレスデン交響楽団の「MEIN HERZ BREN NT(Torsten Rasch)」というCDがびっくり!魔女のうめき声みたいなCDだったので、今や家のどこにあるかもわからないほど奥にしまいこまれてあるのだが、そのショックで聴くのを忘れていたのを思い出した。

この魔笛はアバドの指揮によるマーラー室内管弦楽団の演奏なのだが、私が今まで聴いていた唯一の「魔笛」(指揮オトマー・スイトナー、ドレスデン・シュターツカーペレ)とは違う〜!
入りから信じられないほどのテンポでどんどん進んでいくのだけれど、若い歌手達の集まりということで今までの「魔笛」のイメージをいい意味で変えた。
今回、前からもっていた「魔笛」は新しいiPodに移さない代わりに、こちらを投入することに決定。

これ↓はその舞台とは別、METでの舞台なのだけれど、舞台上のパペが原形をとどめていないのが悲しい(これはちょっと低音の出もよくない)。
http://www.youtube.com/watch?v=oeP0NOPAIys

ま、そんなわけで私の寝GWはあっけなく終わりを告げたのだけれど、これはこれで休養出来てよかったのではないかと、一人納得。

仕事の資料も溜まってるけどもういいの、、、、(ぐったり)。

さてさて、今日は更に数本DVD鑑賞を続行。
とあるDVDを見て、家で大号泣したのだけれど、それはまた別の機会に。。。。

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>但し、実際の舞台はパペが原形をとどめていないのが悲しい

このセットどこかで見た事が、、と思ったら、メトの公演の映像だったのね!
パぺって、なにげにコスプレ好きだと見たわ。
彼のサイトから、Photo Galleryの、ON STAGEという、舞台写真を取り揃えたページに行くと、かなり来てるわよー。

http://www.renepape.com/

私の連れは生ミーシャを何度か見た事があるそうですが(羨ましい!)、
その舞台での存在感は本当に強烈だった、と懐かしんでおります。

2008/5/11(日) 午前 5:17 [ Madokakip ]

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Madokakip、
あぁ、そうそう。METの映像なんだけれど、今読み返すとまるでその舞台の映像化のようにかいているので追記を入れておいたわ。

これは2006年のモーツァルトの記念イベントで上演されたものの一つらしいのだけれど、このアバド指揮の舞台は私の今までの「魔笛」を覆しました。
この舞台はメト以上にコスプレっぽさそうだから、彼がどんなサラストロだったののか興味あるわ、、、夜の女王がスキンヘッドでパンクのヤンキーみたいなの。
DVDは発売されているのだけれど、何故かパペの画像がどこを探してもないということは、、、、あぁ、恐ろしい。

えぇぇっ!ミーシャを生で観たと!!!!??????
だからバレエのほうが好きだという言葉が出るのだと思うわ。だってあんなブツブツの映像でも感動するもん。生は云わんやおや。

パペってよく見るとあの低音も併せて、中尾彬に似てるわよね?
実は中尾彬も好きよ。

2008/5/11(日) 午前 10:09 がんちゃん

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>パペってよく見るとあの低音も併せて、中尾彬に似てるわよね?

わ!同じ感覚の人がいた!
私もそう思います♪
でも、お顔が小さいのぉ〜。

2008/5/11(日) 午後 1:25 [ sya*a_s*b*ria ]

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そうですね、中尾彬、、、じゃなくてパペ、顔が小さい(身体が大きい?)ですよね。

あの流し目は杉良太郎にだって負けてないと思います!

2008/5/11(日) 午後 4:14 がんちゃん


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