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二幕。 これはもう待ちに待った松岡梨絵@ミルタ。 これが観たくて足を運んだといっても過言ではないのです。 数年前に松岡さんのミルタに感激し、そこから数年経って、その間にプリンしパルに昇格し、どんどん上手になっている松岡さんがどのようなミルタを演じてみせてくれるのか本当に楽しみだったのです。 ところが。 うんうん、いいんですよ、本当に。 技術に関しても申し分ないし、やはり松岡さんは女優バレリーナの道を進んでいるのだわ、という感じで演技にも磨きがかかっています。 ただ、ちょっと怖い。。。。。 とにかくもう目が怖いの(泣)。 森で会ったら怖くて足がすくんじゃう。 松岡さんは美しく威厳があり、踊りも柔らかだけれどまさに要所をピシッ!と音がしそうに歯切れのよい所作で締める、まさに私の好きなミルタの振る舞いなんだけど如何せん視線が怖すぎます。 睨んでるんだもん(泣)。 私のミルタのイメージは氷のように冷たく、言ってみれば孤高と威厳の女性。 人間どもを見下す感じで静かに冷たくばっさり切り捨てる、、、、とこんな感じなのですが、この日の松岡さんは徹底的に戦いを挑むような攻撃的ミルタで、いやいやホント、ここまで敵意をむき出しにするミルタはやはり珍しいので、これはこれで面白かったのですが、そりゃー、怖かったですよ。。。。 次回はもう少しお手柔らかにお願いしたいです。 あ、でもこれはこれで楽しめました。 もう少し反芻が必要ですが、こんな鬼のように怒りに包まれ、いや怒りをここまで表すミルタという解釈もまた。。。。うん。 さて、二幕でどうしても引っかかってしまうもの。 それは熊川さんへの暗黙的崇拝的愛慕的光輝的憧憬的渇仰的な拍手喝采。 最近は、楽しみにしている人がいるは事実だし、と半ば諦めて飲み込むようにはしているのですが、多少ジャンプが綺麗で高いからとて、多少回転が速くて美しいからとて、あそこまで盲目的になれるものなのだろうかと。 熊川さんは素晴しいし、間違いなく一流のダンサーで、テクニックはずば抜けているのだけれど、だからと言ってあの盲目的喝采が舞台を盛上げているかといったらそうでもなくて、拍手をしようと大きく手を打とうと息を吸った瞬間、あの必要以上の喝采に溜息。そしてなんだか変な白けた気持ちになってしまうのです。 もう少し、熊川さんのバレエ芸術を真っ当な形で鑑賞することは出来ないのでしょうか? じゃぁ、何が真っ当なのかというと、やはりアイドル的喝采を送るということも一つの真っ当な形であると言われたら何も言い返すことが出来ない以上、白けてしまったとしても受け入れざるを得ないのでしょうかね。 はぁ〜 =3 ってなわけで、その部分に関してはもう忘れることにして。 東野さんの二幕のジゼルも良かったです。 やはり彼女に対する期待感が物凄かったのですが、その期待そのままのジゼル、儚げだけれどアルブレヒトを思う強い気持ちが滲み出て滲み出て、彼を守り抜こうとする静かで強い意志に満ち満ちた素敵なジゼルでした。 これから先、まだまだ続く公演で東野さんはどのようにジゼルを完成させていくのでしょう。 最終は神戸に行かれる方が羨ましいです。 練って練って練って、 絞られて絞られて絞られて そして舞台を経験する毎に輝きが増していく東野さん。 近い将来、いいニュースが入ってくるような、そんな期待感ももててしまうような素敵な舞台だったと思います。
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またまた同感です!
熊哲の技術は本当に素晴らしいと思いますが、あのアイドルの顔が見れるだけでキャー!というノリと同じような盲目的な喝采は、私もドン引きしてしまいます。。。
彼ももっと彼自身のその日のパフォーマンスに対する評価が欲しいだろうに、と思うのですが、反面、真のバレエオタクだけで、団員が公演だけに打ち込めるだけのギャランティを得られるだけのチケットが売れる土壌が今の日本にあるとも言えないし・・・
もともとのバレエオタクだけでなく、それ以外の一般の方が、アイドルのような気持ちで支えてくださるからこそ、という一面も、熊川さん自身狙っていると思うので、仕方ないかもしれませんね・・・
東野さんの二幕のジゼル、「儚げだけれど強い気持ちが滲み出て」というよるさんのコメントに、そうだろうな〜と想像が膨らみます!!!
そうそう、ダンサーは舞台で成長するもの。
全国公演で数多くの舞台を踏んで、さらに彼女なりのジゼルの役作りを深めた神戸公演を、ゼヒ観たかった!
2009/5/18(月) 午後 11:03
なぜ、地元公演なのに、見られないんだ〜!(涙)
数少ない関西でのバレエ公演の日時が全く同じ時に被るなんて、本当にあり得ないです・・・(×_×;)
2009/5/18(月) 午後 11:04
YUKIさん、
同感頂きありがたい!
そうなんです、彼自身が素晴しいからこそ拍手とブラボーで称えたい気持ちもわかりますし、だからと言ってもう少し抑えて欲しい気持ちもありつつ本当に微妙です。
あの拍手喝采だって紛れもなく心の底から出たものでしょうから、それをただ単に「抑えてください」と言うのはあまりにも高飛車な気がして。
バレエ・ダンサーはアイドルなんかじゃない!とは言えません。アイドルだっていいじゃない、という気持ちもありますし。
この辺りは主観ですから、色々思うことはあれど、、、、、、ね。
2009/5/20(水) 午後 10:55
おはようございます!! やっとレポをupしました。
素直に書き過ぎてyolさん家方面からミサイルが飛んで来ないか危惧しているところです。
最終神戸公演が無事に行われますよう祈ってます。
2009/5/22(金) 午前 5:46 [ F ]
Fさん、
私もコメントいれておきましたよー。
でもね、本当に私この頃思うんですが、レポをあげるに当たっては、それが人としてナントカに抵触したりしない限りはやはり主観を感じたままに書くべきだと思います。
知り合いがこの人を好きだから、あの人が気にするかもしれないから、ということで知らず知らずに多少の気を使ってしまうことはあるにしても、やはり個人の感じたものを出していっていいんだと思いますよ。
それが不快であればきっともう読みに来ないでしょうし、それを受け止めきれるのであれば、時々来てくださるのでしょうし。
舞台は生ものですから、ダンサーが素晴しくても調子が悪ければそれも結果だし、舞台が素晴しくてもそれが好みでないならそれも感想だし、好きでなかったダンサーがある瞬間から好きなダンサーに変わったり。
主観と客観は紙一重ですし、私のミサイル攻撃を気にせず、悪いところは悪い!と書き捨てて私のミサイルを両手を広げてお持ち下さい(笑)。
2009/5/23(土) 午後 0:08