Bravo!! がんちゃん!!

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本日は9/1。
すっかり記憶も薄いのだけれど何とか駆け足ながらレポします。
さすがにもう誰も興味なし、、、、ってか?



第1部

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス
  振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ヌニェスは本当に表現力のあるダンサーだと思う。
身体もしなやかだし技術も高い。舞台に出てきた瞬間に華のあるのがわかるし、昨年も主役をつとめていなくても彼女に目が行ってしまう、そんな魅力のあるダンサーである。
この「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は彼女のイメージではなかったのであれ?とおもったが、どうしてどうして。とても可愛らしく素敵に演じていた。
その時には全く感じなかったのだけれど、ソアレスは若干身体が硬いような印象を受けた。何をするにしても、肩が必要以上に上がってしまうのが気になってしょうがなかった。
それでも彼のサポートとリフトは安心で、2人がしょっちゅう見つめ合っては笑顔全開でラブラブ・オーラを発散する、そんなパートナーシップが微笑ましくてついつい表情を追って見入ってしまった。


「コッペリア」 ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
  振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ

コンヴァリーナは何となく気になるものの(ドスンドスンしている割には結構な技術屋さんなのだ)、どうしてもサレンコが好きになれない。
こんなことをいっては祖母に怒られるかもしれないが、あの、祖母にそっくりな顔が踊っていると、、、、ま、それはともかく、何より『技術はあるのに華がない』というのが大きな理由か。。。


「アレクサンダー大王」 ポリーナ・セミオノワ、フリーデマン・フォーゲル
  振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマー

最高、素晴しい!
2人の肉体、踊り、表現のどれもが研ぎ澄まされていて、あれ?この2人こんなにうまかったっけ?と思ってしまったほど。
衣装がこれまた2人にピッタリで、ギリシャ彫刻のような身体に当時の勇者のようなコスチュームのフォーゲルに、長いスカートに黒のビスチェのようなトップスのセミオノワ。2人とも浮き出た腹筋が強烈で、バレエダンサーの身体の強靭さ、それなのに非常にしなやかなその身体全てに改めて敬服。
今回のこの世バ・フェスでの収穫の一つがこの2人のペア。
数年前のドタドタヨロヨロが嘘のように、素晴しく素敵なのである。
技術の確かさもそうだけれど、2人の表現力、2人のパートナーシップが妬けてしまう位素晴しくてたまらずブラボー(但し勇気がないので心の中)。


「海賊」より "寝室のパ・ド・ドゥ"  シオマラ・レイエス、ホセ・カレーニョ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ

カレーニョは跳べなくても、回転が以前より不安定でもノーブルなのには変わりなし。
なんといっても彼のリフトとサポートの確かさにはいつもいつもどんな時でもうっとり、溜息なのだ。今年は最後かも、今年は、、、なんて思いながら数年経ってもまだ現役の彼だけれど、彼はやはりコンテよりクラシックの人なので、いつまでもクラシックを踊り続けて欲しい。
レイエスはごめんなさい、、、、、やはり好きになれないかも。
ABTの女性ダンサーは大味だなぁ、、、、。


「白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"  上野水香、デヴィッド・マッカテリ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ごめんなさい!もう勘弁してーーーーーーっ!もうやだやだ。
なんで彼女がこのフェスティバルに出るのか、、、、きーーーーっ、もう我慢ならないっ!
彼女の甲って人工的な感じがしてならないのだけれど、じっと見ていたらこつんと蹴躓いてしまった。
それにしてもマッカテリも損な役回りでんな。。。。

「パリの炎」  マリア・コチェトコワ、ダニール・シムキン
  振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ

そんな私のストレスを吹っ飛ばしたのがこの2人。
とにかく2人ともパワー全開。
技術も出るわ出るわ繰り出すわ。既に噂は広まっていると見えて、彼らが登場してきた時の熱狂振りといったらそりゃもうハンパじゃなかった。始まってからもヤンヤヤンヤ、ヒューとかうわぁ、とか禁断と声出しマダムが大勢。だけれど世界バレエなんだから。ガラなんだから許しちゃう。
それほど2人の技術の高さを見せ付けられた。さすがガラの王道「パリの炎」。シムキン君の背中の柔らかさが抜群に引き立った作品だった。
2人の若くて溌剌とした踊りがもう可愛すぎる。
何だかお祭りモードが高まってきた。


 
第2部

「ナイト・アンド・エコー」 エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
  振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ

とても素敵なコンテでノイマイヤーっぽい。
だけれど、Aプロに引き続いてコンテの2人なので、もう少し違った作品を持ってきても良かったかもしれない。


「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」 アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネス
  振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズ

文句なしに好きなこの二人。この作品も2人がぴったり合っていてとても良かった。
この2人はクラシックもいいけどコンテンポラリーもいい。
マルティネスなんて普段はあんなに面白いのに急にシャープになるんだもの。
ルテステュは普段どおりのクールな感じで淡々と踊っているのだけれど、終わった後に見せる笑顔がとてもチャーミング。


「白鳥の湖」第3幕より  ルシンダ・ダン、レイチェル・ローリンズ、ロバート・カラン
  振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

うーん、今回はオーストラリア・バレエは好きになれなかった。
そもそもストーリー性のある、クラシックを現代ものにデフォルメした作品をばかりを今回持ってきているのだが、ガラで見せるにはちょっと無理がある。余計に中途半端になってしまう感が拭えない。
ちなみにダンサーが揃いも揃って魅力がない。ルシンダ・ダンは重鎮の割りに見事なまでに魅力がないし、カランはリフトのために呼ばれただけか?的な役回り。

「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ  アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
  振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ

いやいや、コジョカル嬢はパワーアップしてますな。
怪我からカムバックしてきた彼女だけれど、その間何をしていたのだろう?何が出来ていたのだろう?といい意味で思ってしまうほどの安定ぶり。それどころか以前にも増して感情表現が豊かになっているではないか。
以前からも感情表現には長けていると感じてはいたが、可愛いらしさがまずは前面に出ていたように思う。
今回は「女」らしさを増し、コボーと踊っていても守られているだけではない凛とした強さが漂っていた。


「アパルトマン」より "ドア・パ・ド・ドゥ"  シルヴィ・ギエム、ニコラ・ル・リッシュ
  振付:マック・エック/音楽:フレッシュ・カルテット

面白い。
二人だからこその作品と言えるかもしれない。
その時は気付かなかったのだが、マック・エックと知って納得。


「ベラ・フィギュラ」  オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ
  振付:イリ・キリアン/音楽:アレッサンドロ・マルチェッロ

デュポンのウエストの太さに目が行ってしまい、殆んど記憶なし。
残念。
つまりは好きな作品じゃなかったのだと思う。

閉じる コメント(5)

待ってました!レポ!!!
1部は、がっかりな黒鳥の雰囲気を、シムキン君が一気に払拭してくれましたね!一気にテンションがアップしました!
2部のコジョカルは、私も同意見で、女らしさが増した感があって良かったです♪(*´艸`*)

2009/9/6(日) 午後 0:40 yuki

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YUKIさん、
その節はお会いできず本当に残念でした。
思えばお会いしたのはフェリの引退公演のときだったのかしら。。。。
あの当時から比べると、何年も経っていないのに、新しい顔ぶれが沢山出てきましたね!

2009/9/6(日) 午後 10:12 がんちゃん

yolさん、私もちょうどこの日に観に行っていました!記憶は薄まってはいますが、yolさんに想い出させて頂いた感じです。ありがとうございます。
私は初ヌニュスでした。以前からロンドンのROHファンの友人にヌニュスは良いですよ!と言われていて、色々な方の意見を参考に、自分はどう感じるのかなぁと思っていたのですが、足さばき等、私が好きな形でツボでした。雰囲気も可愛くて素敵で、気に入ってしまいました。ダンサーって本当に動いている姿を観ないと、写真でだけでは本当に想像が膨らまないですね。
サレンコは、以前観た彼女のエスメラルダで音とタンバリンがかなりズレていたのが気になっていたのですが、コッペリアはまぁ、何だか清楚な感じ(衣装のせいで?)がしました(笑)。
久しぶりに観た大好きなポリーナは、確かにあの腹筋が凄かったですね。あのワイルドなポリーナと私が持っていたイメージが暫く合致せず...(苦笑)。ちょっと危なっかしくあどけない、お姫様な感じのポリーナが好きだったのかな、と思ったりして。技術を身につけて非常に大人っぽくなっていたポリーナでした。
続きます☆☆☆

2009/9/21(月) 午前 1:02 [ nut*c*ack*r62* ]

☆☆☆続きです。
そして、皆さん絶賛のシムキン君は本当に可愛いですよね。文句無く自分の技術を見せつける事が楽しい感じのこの若々しさ!懐かしい!!みたいな感じでした(笑)。
強烈な印象だったのは、オーストラリアバレエですね...私も...ダメでした(苦笑)xxx
休憩時間に、あのさわりを観て全幕観たくなった、と話している方がいて、やはり、そういう方もいるのだなと...内心びっくりしてしまいましたが(笑)、本当にこういうのは個人の趣味や感覚なので、賛否が分かれるのも仕方がないですね。
アパルトマンは流石としか言い様がなかったです。
あの長時間でも、そんな事は忘れてしまうほどで、改めて、やはりフェスは素晴らしいイベントだなぁと(笑)。会場にいるとあの活気を感じられることが一番嬉しいです。

2009/9/21(月) 午前 1:12 [ nut*c*ack*r62* ]

顔アイコン

nut_cracker627さん、お久し振りです!
同じ日にガラの公演会場にいらっしゃったのですね!
そう、結局はダンサーも演目も全てが全て万人に受け入れられるものではないので私も時に(いや頻繁???)辛辣なコメントを書いてしまいますが、誰に迎合するわけでもないので、と割り切って書いています。
アパルトマンは好きなダンサーというのももちろんあるかもしれませんが、ダンサーの雰囲気も音楽も衣装も全て私のツボでした。
NBSには一言ならず三言でもいやいや百言でも言いたいことは山ほどありますが、この世界バレエフェスを続けてきた功績はやはり大きいといわざるを得ません。
しかしながら、同時に東バ抱き合わせだけは受け入れられないので何とかこの部分においてはもっと公平な選択をして欲しいな、と。。。。

2009/9/21(月) 午前 11:17 がんちゃん


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