Bravo!! がんちゃん!!

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そろそろ疲れも溜まって来る第三幕なのだがもう一頑張りである。


 第三部 ----------------------------------------
「ラ・シルフィード」
  出演:ナターリヤ・オシポワ、レオニード・サラファーノフ
  振付:オーギュスト・ブルノンヴィル

「ラ・シルフィード」という作品はさほど面白くないと思っているので、またなんでこんな演目を選んじゃったかなー、、、、、と思った私は大馬鹿。
そうそう、この作品のこの部分は男子の技術の何気ない見せ所じゃなーい?
いやいやいやいや、サラファーノフのザンレールの美しさにただただうっとり。
でもでも、これだけじゃなくて、彼の動き全てが美しく、三日間彼が踊った演目の中で一番満足したのがこの作品。
オシポワも相変わらず羽のように軽やかで、もういい加減聞き飽きたとは思うが、是非二人でペアを組んで欲しいものだと、、、、、切望。


「アルミートの館」よりシャムの踊り
  出演:ティアゴ・ボァディン
  振付:ジョン・ノイマイヤー

わかりました。
はい、すごいです。
でも、もう食傷気味なの、あまりにも似たような演目ばかり持ってくるから。

観客はブラボーだったけれど、私は座席でぐったり。


「マクベス」
  出演:スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ
  振付:ウラジーミル・ワシーリエフ

マクベスはやはろオペラの方が断然似面白いと思う。
けれども、ザハロワもウヴァ様もボリショイらしいこの作品をきっちり踊っていて、作品そのものは面白くないけど二人の踊りに満足。
ザハロワはシェヘラザーデも素敵だったけれど、「スパルタクス」とかボリショイらしい作品がとても合っていると思う。
白いバレエももちろん美しいけれど、似合わないドンキはこの際封印してボリショイ作品に回帰してみるのも面白いかも。あ、回帰はすでにしているので、もっと国外でこういった作品を見せて欲しい。


「じゃじゃ馬ならし」第1幕のパ・ド・ドゥ
  出演:マリア・アイシュヴァルト、フィリップ・バランキエヴィッチ
  振付:ジョン・クランコ

いやー、期待はしていたけれど、その期待を遥かに超えた素晴しい作品だった。
全体コメディーな感じなのだが、じゃじゃ馬なアイシュヴァルトが可愛いし面白い。まさかこんなキャラが彼女に演じられるとは思わなかった。期待を見事に裏切ってくれた。
対するバランキエビッチはこのじゃじゃ馬に付き合いながらも次第に心を振り向かせていくという、なんだかなー、こんな男性がいたらもうイチコロではないかと思うくらい、面白いし、優しいし、辛抱強くてスマートな青年なのである。
2人とも技術に定評があるが、バランキエビッチのピルエットの何とまぁダイナミックで素敵なこと!クルルルルルルンンンンッ!
そしてアイシュバルトも思いっきりがに股アンデオールが可愛いったら。
この十数分のガラですっかり心を鷲づかみされた私。
次回シュツットガルト公演@日本にこの作品を持ってきていただきたいと切に願う。


ロミオとジュリエット」
  出演:シオマラ・レイエス、ホセ・カレーニョ
  振付:ケネス・マクラミン

しかししかし。
レイエスのジュリエットはジュリエットじゃない。
本当に口が過ぎて毎回申し訳ないとはちょこっとくらいは思っているのだが、彼女のジュリエットは田舎の小娘でしかなかった。キャピュレット家のお嬢様という感じが全くしなくて残念。

カレーニョのロミオは予想外に良かった。
きっと若いうちに観ることが出来ていたならば、もっと感動したのだとは思うけれど、お年を召した今でも十分にノーブル。所作が美しいのだな、本当に。






 第四部 ----------------------------------------
「パリの炎」
  出演:ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
  振付:ワシリー・ワイノーネン

2人ともやっぱり素晴しいですな。
前回Bプロのシムキン君とコチェトコワ嬢ペアには及ばないものの、それでも沢山の拍手とブラボー。
サレンコのバランスはなかなか素晴しい、、、、、が如何せん、何度も言うけど華がない。
コンヴァリーナはなかなかダイナミック。
ベルリン所属のサレンコとは違ってナショナル・カナダの方なのでペアも違うんだろうけれど、日本に呼ばれる時は何故か毎回揃っている。しかし、次回からはそれぞれに出来ればペアを変えていただきたい。二人ともとても素晴しい技術の持ち主なのに揃った華がなさ過ぎる、、、地味なのである。


「三人姉妹」
  出演:マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス
  振付:ケネス・マクミラン

これもヌニェスが素晴しい。
彼女は踊りにも安定感があるが、演技にもキラリ光るものがある。
と同時にAプロ、Bプロとやや消化不良気味にさせてくれていたソアレスが演技がとてもよかった。
残念ながらドゥミ・フェッテやソ・ドゥ・バスクのターンで肩が上がってしまうのが本っ当に残念。ルティレにして瞬間足と一緒に肩が上がっちゃうんだな。。。。
16歳でバレエを始めるまではアクロバットをやっていたそうだけれど、そのときのクセが抜けないのかな?とにかくこれはかなり意識しないと直らないのでなんとか頑張れ。


「ザ・ピクチャー・オブ」
  出演:マニュエル・ルグリ
  振付:パトリック・ド・バナ

これは素晴しい!
ルグリが舞台上でただ1人で踊るこの作品に何故か心を打たれてしまった。
彼の端正な佇まいと確かな技術、そして何より観客をひきつけるオーラが圧倒的だった。

今までの彼のコンテは面白くなかった。
しかし、イレールと踊る「さすらう若者の歌」は涙が出るほどぞくぞくするし、じゃぁ何でだろう?って考えると、やはりオレリー・デュポンとのコンテはどうも、という結果になってしまうのだ。
オレリーとはやはりクラシックであって欲しいな。


「ロミオとジュリエット」
  出演:オレリー・デュポン、ローラン・イレール
  振付:アンジュラン・ブレルジョカージュ

しかしこの作品でのオレリー・デュポンは良かった。
というか、イレールとの息がピッタリだった。このイレール役がルグリで合ってもこうまでピッタリにはならなかったと思う。
ブルーカラーな出で立ちののイレールと部屋着のまま飛び出てきたようなデュポン。しかし良くみると彼女の背中は幾重にも編まれていてシンプルながら素敵な衣装だな、と思った。

丁度2人がキャピュレット家の霊廟にいて、行き違いのために互いに自決する最終シーンなのだが、その凄まじさたるや、ぞくぞくすると同時にあまりの激しい愛に目頭が熱くなった。
デュポンがここまでに取り乱し、髪を振り乱し、まるで狂ってしまったかのような激しい女性を演じるとは思っていなかった。
イレールは包み込むような優しいオーラを放ちながらも激しい慟哭を表現し、やはり彼はまだ舞台人であると確信し、嬉しくなってしまった。

素晴しい作品である。
しかしながら全幕をこのテンションでみるとなると二幕途中あたりで私までもが崩壊してしまうかもしれない。
それほどまでにパッションに覆われた作品であった。


「春の声」
  出演:アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
  振付:フレデリック・アシュトン

可愛い。
可愛いたら可愛い。
それ以外に表現のしようがないのだからしょうがない。
リフトされて花びらをまく彼女はまるでコボーの肩に留った小鳥のようだと思ってしまった。

そして今回書くのは二回目になるが、やはりコボーがいい。
以前より丸くなったような、優しい雰囲気を漂わせ、ちょっぴり大人な女のテイストを身につけたコジョカル嬢と見詰め合ってはなんとも表現しがたい空気を醸し出していた。


「ドン・キホーテ」
  出演:上野水香、デヴィッド・マッカテリ
  振付:マリウス・プティパ

マッカテリは決して悪くはないんだけどやはり重い。
だけれど佇まいがノーブルなので、違うパートナーで見たほうがいいかもしれない。

最終ガラを上野水香が飾るとはがっかりである。
NBSのさしがねに違いないであろうが、最高潮を超えていた観客席のボルテージは一気にダウンしてしまい、淋しい、拍手もまばらな、ここ数年で最低の最終上演をこんなかたちで終えたのであった。




今年のファニーガラはジゼルをマラーホフが、海賊のメドゥーラをサラファーノフが。
パ・ド・カトルと思しき4人の女性(いや、男性か、、、)をフォーゲル、バランキエビッチ、マッカテリ、コンヴァリーナがつとめており、そのやさぐれた感じがなんともいえないいいお味。
ジゼルのマラーホフは自分が美しいと信じて疑わない様子だし、メドゥーラのサラはキュートで意外にもノリノリ。
その後に出てきたバヤデールの「影の王国」シーンは圧巻。

以前レニングラードの群舞のヨレヨレっぷりに激怒した私だが、今回はそれを上回るよれっぷりで大笑い。

大将マルティネスに続いてソアレス、ボァディン、カレーニョら早々たるメンバーの中に一人美しいセミオノワ。この対比がもうなんとも言えずおかしくて大笑い。

この様子は後日、何とか時間を作って記憶が残っているうちにもう少し書けたら、と思う。

ファニー・ガラ直前の最後に舞台に挨拶に上がったササチューは驚くほど衰えていてびっくり。
なんだかんだ言いながらも口だけは相変わらず達者で、今回はお金を張り込んで東フィルにしたと言っていたが、残念ながらその価値は一切といっていいほどなかった。

しかも相変わらずの例の東バお抱えのピアニストに至っては、毎回間違えるわ、テンポはおかしいわ、なんだかバレエのピアニストを長年務めていると思えないほどひどい有様なので、これならお金をそんなところに使わずもっと安いところでもっと質のいいものが揃えられるのではないかと思った。


近年の東バ丸抱えには閉口するが、しかしそうは言っても、まだバレエが庶民には遠かった時代からこうして招聘を定期的に行い、ダンサー達とのつながりを深めてきた功績は大きい。

どうか三年後も変わらずササチューに悪口がいえますように。
あっという間に最終ガラの日が来てしまった。
相変わらず怒涛のような仕事っぷりの合間に凄まじい勢いで遊んでいる私はこの日はかなりへろへろ。
睡眠時間は既に3時間を切っているのでいつ寝てももうおかしくないのである。

しかし、6時間近い長丁場を乗り切らなくては!
目を瞑っては罰が当たりますぞい!


 第一部 ----------------------------------------
「白鳥の湖」第1幕より パ・ド・トロワ
  出演:ルシンダ・ダン、ロバート・カラン
  振付:グレアム・マーフィー

お腹一杯、もういいや。。。。。
うんうん、やっぱりこの手の作品が私の苦手分野だということはよくわかった。
すみません。


「カルメン」
  出演:タマラ・ロホ、フェデリコ・ボネッリ
  振付:ローラン・プティ

同行の友人Yさんはボネッリには男らしさが足りないと言ってはいたけれど、本来ホセは女々しいオトコなのであるからして、私はボネッリのホセに満足。ここのところ割とオトコっぽいホセばかりを観てきているので何となくボッレのような大柄のダンサーを求めてしまいがちだが、女のために婚約者も家族も、そして仕事まで投げ出してしまうとんでもなく女々しいヤツなのである。
彼の踊りは繊細なんだけどそこかしこにそれなりの力強さもあって私は好きだな。

意外や意外、ロホのカルメンにあまり心を動かされなかったのであるが、きっと彼女があまりに冷たく無表情に淡々と踊っていたからか?それぞれの解釈があるのだと思うが、もう少し悪女を漂わせて欲しかった。


「ダンス組曲」
  出演:ニコラ・ル・リッシュ
  振付:ジェローム・ロビンス

ただひたすら延々と踊るル・リッシュ。
この作品はジェローム・ロビンスというだけあって、なんとなくミュージカルチックに舞台のあちこちを所狭しと駆け巡るのだが、よくもまぁここまで体力が続くものだとびっくり。
バレエという感じはあまりせず、本当に楽しげに踊っている感じなのだが、やはりそこはバレエ・ダンサー。すっと伸びた指先や爪先が時毒はっとするほど美しかった。
彼の踊りには色気がある、、、、好きだな。


「いにしえの祭り」
  出演:エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
  振付:ジョン・ノイマイヤー

前日のデュポンの腰の太さにも驚かされたが、今日はブシェの腰の太さにびっくり。
これで日々日替わりで腰の太い女性ダンサーにお目にかかったことになるのだけれど、全体が細いから腰が太く見えるのか、それとも本当に腰が太いのかは未だわからず(ロホは間違いなく太いはず)。
そろそろ彼らペアのコンテに食傷気味。


「ジゼル」
  出演:アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネス
  振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー

素晴しい。。。。
まずマルティネスが現れたときの全身から漂う、ジゼルを失った悲しみ。嘆きのオーラが満々に溢れていて、その立ち姿だけで早くもウルってしまった。マルティネスよ、素晴しすぎます。
そして現れたジゼルを演じるルテステュ。
無表情で、全てを諦めきった表情ながら、彼女からも哀しみのオーラが漂っている。まるで本当の亡霊のように目が虚ろで決してアルブレヒトの方を見ようとしないのだが、PDDの時の、二人が楽しく過ごした時間を愛しむ様が伝わりここでもまたウルルルルル。
ルテステュのトゥ・シューズの音が静かな舞台に響いてしまうのが若干気になってしまったが、それを除くと全てが素晴しく、最後、夜明けと共に真の意味での別れがやってきた時は涙はほぼ滝状態。
彼らの全幕ジゼルが観たい。





 第二部 ----------------------------------------
「ジュエルズ」より "ダイヤモンド"
  出演:ディアナ・ヴィシニョーワ、ウラジーミル・マラーホフ
  振付:ジョージ・バランシン

3年前もこれだったよなぁ。。。。。手抜き!
たぶんその当時もヴィシの衣装が真っ白じゃなかったのが気になったのだが、今回は更に「生成り」。
マラーホフがダイヤモンドに相応しく真っ白な上下にキラキラした飾りをつけているにもかかわらず、ヴィシの衣装があまりに黄ばんでいるのでみすぼらしく見える。
ってなわけで、難癖つけているうちに終了。

実はこの「ジュウェルズ」もガラ公演で良く踊られる割に、個人的にはどうしても面白い作品だとは思えないのだ。


「カンティーク」
  出演:エリザベット・ロス、ジル・ロマン
  振付:モーリス・ベジャール

Bプロの時からうすうす感じていたのだが、
っていうか、いつも思っていたのだが、
エリザベット・ロスってドラグクイーンと紙一重なナリである。
作品自体は、これも新しいものではないのだが、好きな作品ではあるのでそれなりに楽しむことは出来た。
しかし、今回はコンテがあまりにも多すぎて若干食傷気味なのも事実。
大好きなベジャール作品ですらこの有様である。


「グラン・パ・クラシック」
  出演:ポリーナ・セミオノワ、フリーデマン・フォーゲル
  振付:ダニエル・オーベール

なので、こうしたキラキラのバレエ的作品が来るとほっとする。
ジャジャーン♪というあの音楽の後に金管のほのぼのメロディー。
(失敗するなよ、金管め!)
と心の中でエール、ではなく叱咤しながらそのうちに弦が入りまたもやジャカジャーン。
もうこの下りが大好きなのである。
そして2人が前後で揃ってのパッセから回転につなげるところが大好き。
だって、ほら、バレエの王道っぽいと思いませんか?
すっかり風格を身につけたこの2人だからますます映えるのだ。
そして2人それぞれのヴァリエーション。フォーゲルのソロでのグラン・ジュテも綺麗だし、セミオノワのパッセ、そしてフェッテしながらどんどん角度を変えて加速していくところも大好き。
最後のジャンジャカした音楽にのせて踊るところは妙にツボ。落ち着く。。。。

そう言えばこの二人の選んだ演目は非常にバランスがよく、どれも全て満足した。


「TWO」
  出演:シルヴィ・ギエム
  振付:ラッセル・マリファント

これも演目を観たとき「手抜き!」と思ってしまったものの、前回は初演ということもあり次に何が起こるか想像もつかないうちに終ってしまったとか、舞台が暗すぎたので良く見えなかったとか、色々な不満があったのだが、今回その全てが解消され非常に満足した。
動くたびに浮き出るギエムの背中の筋肉が圧巻。


「ソナチネ」
  出演:オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ
  振付:ジョージ・バランシン

ということで、クラシックを観たいと思っているペアのコンテほど辛いものはない。
よほど素晴しい作品でなければただ苦痛なだけ。

もう一つ新発見が。
実は私、バランシンが好きじゃないのかもしれない。


「海賊」
  出演:マリア・コチェトコワ、ダニール・シムキン
  振付:マリウス・プティパ

シムキン君、ここでも大活躍。
グランピルエットから速度を落としながら足を下げたり後ろに引いたりする技術は最高でんな。
まだまだ荒削りで技術だけには知っている部分はあるが、若さ満々の輝きで全てを許してしまう。
コチェトコワはシムキン君の陰に隠れがちだが、彼女も相当な演技者であり、相当な技術の持ち主である。サンフランシスコ・バレエ、恐るべし。



これにて半分終了。
いつもは三部までのガラも今日は第四部まで。
しかもその後にはまた更なる楽しみが待ち受けているのである。

体力の限界に挑戦!


 
第3部

「海賊」  ナターリヤ・オシポワ、レオニード・サラファーノフ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ

サラ、ここでもまだ調子は完全ではないけれど、グランピルエットの美しさは相変わらず。
しかしそれよりも何よりも、オシポワの羽のように軽いジャンプ、ポール・ド・ブラの柔らかさ、シェネの素晴しく安定して美しいのにうっとり。
この2人ペア組んで欲しいなー(つまりオシポワ嬢、マリインスキーへ、、、、、うふふ)、なんて思ってしまうのであった。


「ル・パルク」  ディアナ・ヴィシニョーワ、ウラジーミル・マラーホフ
  振付:アンジュラン・ブレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト

久し振りに観たけれど、以前観たときのほうが印象深かったような気がした。
今回この2人もAプロに引続きBプロもコンテで押してきたのが残念。


「ブレルとバルバラ」  エリザベット・ロス、ジル・ロマン
  振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラ

うーん。
本当に本当にベジャール作品は好きだし、エリザベット・ロスもジル・ロマンも大好き。
だけれど、そろそろコンテに食傷気味な頃合に差し掛かってきた。
とてつもなくいいコンテ以外は受付けなくなってきている。。。。


「エスメラルダ」  タマラ・ロホ、フェデリコ・ボネッリ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:チェーザレ・プーニ

いやはや。
これはロホのためにあるといっても過言ではないかもしれない。
なんと言っても彼女の強靭なコアが如何なく発揮できる作品であると同時に、Aプロのコンテで既に消化不良を持て余していたので大喜び。
なにしろ、もしかしたらサポートがなくても一生1人出回り続けていられるんじゃないかと思うほどの回転も凄ければ、トゥで足を上げてもびくともせず、涼しい顔で「きっ」とメンチをお切りになるんですもの。これが喜ばずして如何致しましょうか。
ボネッリはロホの陰にすっかり隠れてしまったものの、技術も以前より向上しているし、あとは頑張ってオーラを出しましょうというところか。
そう言えば、彼を初めて生で観たのは、一昨年の来日公演で、私の大好きなジョナサン・コープの最後の舞台だと期待満々で行ったのにやむなく降板、、、、しくしく。けれどそう言えばボネッリが代役をつとめたんじゃなかったっけ?既に記憶が曖昧だけど。。。。そしてその後の新国立での「シンデレラ」も彼が王子様だったような。
当時はまだまだ弱々しかった印象があるんだけど、すっかり男らしくなっていい感じ。但し見せ場がロホに押されてこれといって印象に残らなかったのが残念。



「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ 
マリア・アイシュヴァルト、フィリップ・バランキエヴィッチ
  振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ついこの間のシュツットガルト・バレエの来日公演で涙を流したペア。
大好きな作品で大好きなこの2人をもう一度観ることが出来て純粋に嬉しい。
ガラ公演なので本当に本当に最後のシーンだけ。それなのに泣けた。
あの来日公演で、たった一公演しか観なかったことが悔やまれてしょうがない。
作品自体も素晴しいけれど、演じるアイシュヴァルト、バランキエヴィッチの素晴らしい演技にまたしてもやられてしまった。

「ドン・キホーテ」  スヴェトラーナ・ザハロワ、アンドレイ・ウヴァーロフ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス

やはりザハロワのキトリは好きじゃない。
けれどもウヴァ様のノーブルなバジルに大喜び。
さすがにウヴァ様ほど身長があるとザハロワの長身も全く気にならず、逆に可愛らしくもある。前回この2人のドンキを観たのは新国立だったが、バックのちいちゃな日本人ダンサーの中、二人がガリバーみたくて滑稽を通り越して悲しかったのだが、今回はガラ公演で2人だけなので何とまぁバランスのいいカップル。
でも、彼女のキトリは嫌だ。




しかし何より腹立たしいのがオケ。
Aプロもそうだったが、散々な演奏である。
本当に信じられない!!!!!
ここまで間違えると、「手抜きか?」と疑いたくもなる。


そして今日も何度も「ぶっ殺す!」と心の中で罵り倒したのであった。
本日は9/1。
すっかり記憶も薄いのだけれど何とか駆け足ながらレポします。
さすがにもう誰も興味なし、、、、ってか?



第1部

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス
  振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ヌニェスは本当に表現力のあるダンサーだと思う。
身体もしなやかだし技術も高い。舞台に出てきた瞬間に華のあるのがわかるし、昨年も主役をつとめていなくても彼女に目が行ってしまう、そんな魅力のあるダンサーである。
この「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」は彼女のイメージではなかったのであれ?とおもったが、どうしてどうして。とても可愛らしく素敵に演じていた。
その時には全く感じなかったのだけれど、ソアレスは若干身体が硬いような印象を受けた。何をするにしても、肩が必要以上に上がってしまうのが気になってしょうがなかった。
それでも彼のサポートとリフトは安心で、2人がしょっちゅう見つめ合っては笑顔全開でラブラブ・オーラを発散する、そんなパートナーシップが微笑ましくてついつい表情を追って見入ってしまった。


「コッペリア」 ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
  振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ

コンヴァリーナは何となく気になるものの(ドスンドスンしている割には結構な技術屋さんなのだ)、どうしてもサレンコが好きになれない。
こんなことをいっては祖母に怒られるかもしれないが、あの、祖母にそっくりな顔が踊っていると、、、、ま、それはともかく、何より『技術はあるのに華がない』というのが大きな理由か。。。


「アレクサンダー大王」 ポリーナ・セミオノワ、フリーデマン・フォーゲル
  振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマー

最高、素晴しい!
2人の肉体、踊り、表現のどれもが研ぎ澄まされていて、あれ?この2人こんなにうまかったっけ?と思ってしまったほど。
衣装がこれまた2人にピッタリで、ギリシャ彫刻のような身体に当時の勇者のようなコスチュームのフォーゲルに、長いスカートに黒のビスチェのようなトップスのセミオノワ。2人とも浮き出た腹筋が強烈で、バレエダンサーの身体の強靭さ、それなのに非常にしなやかなその身体全てに改めて敬服。
今回のこの世バ・フェスでの収穫の一つがこの2人のペア。
数年前のドタドタヨロヨロが嘘のように、素晴しく素敵なのである。
技術の確かさもそうだけれど、2人の表現力、2人のパートナーシップが妬けてしまう位素晴しくてたまらずブラボー(但し勇気がないので心の中)。


「海賊」より "寝室のパ・ド・ドゥ"  シオマラ・レイエス、ホセ・カレーニョ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ

カレーニョは跳べなくても、回転が以前より不安定でもノーブルなのには変わりなし。
なんといっても彼のリフトとサポートの確かさにはいつもいつもどんな時でもうっとり、溜息なのだ。今年は最後かも、今年は、、、なんて思いながら数年経ってもまだ現役の彼だけれど、彼はやはりコンテよりクラシックの人なので、いつまでもクラシックを踊り続けて欲しい。
レイエスはごめんなさい、、、、、やはり好きになれないかも。
ABTの女性ダンサーは大味だなぁ、、、、。


「白鳥の湖」より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"  上野水香、デヴィッド・マッカテリ
  振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ごめんなさい!もう勘弁してーーーーーーっ!もうやだやだ。
なんで彼女がこのフェスティバルに出るのか、、、、きーーーーっ、もう我慢ならないっ!
彼女の甲って人工的な感じがしてならないのだけれど、じっと見ていたらこつんと蹴躓いてしまった。
それにしてもマッカテリも損な役回りでんな。。。。

「パリの炎」  マリア・コチェトコワ、ダニール・シムキン
  振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ

そんな私のストレスを吹っ飛ばしたのがこの2人。
とにかく2人ともパワー全開。
技術も出るわ出るわ繰り出すわ。既に噂は広まっていると見えて、彼らが登場してきた時の熱狂振りといったらそりゃもうハンパじゃなかった。始まってからもヤンヤヤンヤ、ヒューとかうわぁ、とか禁断と声出しマダムが大勢。だけれど世界バレエなんだから。ガラなんだから許しちゃう。
それほど2人の技術の高さを見せ付けられた。さすがガラの王道「パリの炎」。シムキン君の背中の柔らかさが抜群に引き立った作品だった。
2人の若くて溌剌とした踊りがもう可愛すぎる。
何だかお祭りモードが高まってきた。


 
第2部

「ナイト・アンド・エコー」 エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン
  振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ

とても素敵なコンテでノイマイヤーっぽい。
だけれど、Aプロに引き続いてコンテの2人なので、もう少し違った作品を持ってきても良かったかもしれない。


「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」 アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネス
  振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズ

文句なしに好きなこの二人。この作品も2人がぴったり合っていてとても良かった。
この2人はクラシックもいいけどコンテンポラリーもいい。
マルティネスなんて普段はあんなに面白いのに急にシャープになるんだもの。
ルテステュは普段どおりのクールな感じで淡々と踊っているのだけれど、終わった後に見せる笑顔がとてもチャーミング。


「白鳥の湖」第3幕より  ルシンダ・ダン、レイチェル・ローリンズ、ロバート・カラン
  振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

うーん、今回はオーストラリア・バレエは好きになれなかった。
そもそもストーリー性のある、クラシックを現代ものにデフォルメした作品をばかりを今回持ってきているのだが、ガラで見せるにはちょっと無理がある。余計に中途半端になってしまう感が拭えない。
ちなみにダンサーが揃いも揃って魅力がない。ルシンダ・ダンは重鎮の割りに見事なまでに魅力がないし、カランはリフトのために呼ばれただけか?的な役回り。

「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ  アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
  振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ

いやいや、コジョカル嬢はパワーアップしてますな。
怪我からカムバックしてきた彼女だけれど、その間何をしていたのだろう?何が出来ていたのだろう?といい意味で思ってしまうほどの安定ぶり。それどころか以前にも増して感情表現が豊かになっているではないか。
以前からも感情表現には長けていると感じてはいたが、可愛いらしさがまずは前面に出ていたように思う。
今回は「女」らしさを増し、コボーと踊っていても守られているだけではない凛とした強さが漂っていた。


「アパルトマン」より "ドア・パ・ド・ドゥ"  シルヴィ・ギエム、ニコラ・ル・リッシュ
  振付:マック・エック/音楽:フレッシュ・カルテット

面白い。
二人だからこその作品と言えるかもしれない。
その時は気付かなかったのだが、マック・エックと知って納得。


「ベラ・フィギュラ」  オレリー・デュポン、マニュエル・ルグリ
  振付:イリ・キリアン/音楽:アレッサンドロ・マルチェッロ

デュポンのウエストの太さに目が行ってしまい、殆んど記憶なし。
残念。
つまりは好きな作品じゃなかったのだと思う。

ハウス食品の思うツボ

イメージ 1

とんがりコーンを毎日食べ続けたり会社に持っていたりして、
最初は20箱あったものもようやく2箱まで減りました。

昨日、追加を買おうとスーパーに出かけたら売り切れでした。。。。。

スープでおこげは会社に持って行き小腹が減った時のおやつになっております。
これも20個近くあったものがここまで減ったのです。
(まだ会社の引き出しに大量にあるけど)

バーコードを切り取った後のカレールーを会社で配ろうとしたら

「作ってきてください!」

と言われたので大量に作り、
あまりの重さに手が千切れそうになりながらも、
そして、電車の中とカバンの中をカレー臭で満々にしながら
頑張って通勤もしました。

Yol特製カレーランチ第二段もまもなく!



、、、、、こんなに努力してるのです。

、、、、カロリーの高いカレーやシチュー、グラタンばかり食べているので体重も増えました。

だけど私は今日もスーパーに買い物に出かけるのです。





お願い。

ディズニー・シーに行かせてーーーーーーー。

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