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「ロミオとジュリエット」第1回(1976)より
マーゴ・フォンティーン イワン・ナジー
バレエって必ずしも詳細まで見なくてはならないものではない、と改めて思いました。
個人的感慨は何も持っていないけれどフォンティーンってきっと素敵だったのでしょう。が、やはりアップの皺を見るにつけ、彼女は私が思うジュリエットではありませんでした。
3階くらいの席からこそっと観るのが良かったのかもしれないなんて思ってしまったり。
「ラ・バヤデール」第1回(1976)より
マリアーナ・チェルカスキー フェルナンド・ブフォネス
50歳という若さでがんで亡くなってしまった彼の、若い弾けるような一瞬を切り取ったソロルのソロに溜息。
チェルカスキーもとても美しい身のこなしでうっとり。
30年も前の映像なのに色褪せませんね。
「レダ」第2回(1979)より
マイヤ・プリセツカヤ ジョルジュ・ドン
この2人はやはり独特なオーラが漂っています。
プリセツカヤは幾つになっても美しい!
身体のラインの美しさは、技術の確かさがチュチュを纏っていなくとも「白鳥」を感じさせます。
「パ・ド・カトル」第2回(1979)より
アリシア・アロンソ カルラ・フラッチ ギレーヌ・テスマー エヴァ・エフドキモワ
元々「パ・ド・カトル」は退屈なので好きではないのですが、早々たるメンバーですね。
......でもそれだけ。
「ドン・キホーテ」第2回(1979)より
エカテリーナ・マクシーモワ ウラジーミル・ワシーリエフ
ワシーリエフは典型的なロシア男性ダンサーでものっすご力強くて、マクシーモワはちっちゃくて可愛らしくて、、、このドンQでこれでもか!という2人の素晴しいテクニックを見ることが出来、なんか嬉しい〜。
「ボレロ」第3回(1982)より
ジョルジュ・ドン
これは私の鬼門。見るたびに何だかいつも目鼻の奥がツーンとしてしまうのだけれど今日もまた然り。
あの魂のこもったボレロはコメントのしようがないほど私をドンのボレロの世界に引き込んでしまうのです。
「海賊」第3回(1982)より
エヴァ・エフドキモワ ペーター・シャウフス
やっぱり「海賊」ってダンサーの見せどころが多いです。端正なイメージのペーター・シャウフスがこんなにもダイナミックに踊っているのに「ほぅ〜」と。
そしてエヴァ・エフドキモワのほっそりしなやかな肢体があまりに上品でうっとり。彼女も残念なことに60歳という若さで今年の4/3にご逝去されましたが、鮮やかな彼女の踊りがこうして映像で見られることに感謝。
「ジゼル」第3回(1982)より
アリシア・アロンソ ホルヘ・エスキヴェル
これはあまりに映像が不鮮明で、残念ながらコメントなし。
この映像は本当に同頑張っても無理。それならば、先日友人 Madokakipのブログの社交場であるコメント広場にて教えていただいた、94年のルディエールとデュポンの「ジゼル」を見せてほしかったなぁ。。。
「白鳥の湖」より"黒鳥のパ・ド・ドゥ" 第3回(1982)より
ジョイス・クォーコ ピーター・ブロイヤー
どうでもいいところで(いや、確かに素晴しいです)拍手が沢山起きていたこの映像を見て、なんだ、熊川さんのバレエで必要以上に拍手が起きるのと一緒じゃない?誰が何をどういおうといつの時代も根本は変わらないのね、と思いました(笑)。
「オネーギン」第4回(1985)より
マリシア・ハイデ リチャード・クラガン
これは全幕見たい。見たいったら見たい。何が何でも見たいっ!
鏡のPDD部分だけでしたが素晴しいですね。本当に素晴しいです。
「ドン・キホーテ」第4回(1985)より
モニク・ルディエール パトリック・デュポン
デュポンの俺様オーラ大全開。
俺様デュポンとあんなに上品なルディエールが毎回絶妙のコンビを組んでいたのって今から考えるとすごくないですか?
「失われた時を求めて」第4回(1985)より
ドミニク・カルフーニ デニス・ガニオ
自分が持っている映像がまさしく1985年のものなのですが、こちらの方が映像が鮮明でちょっと嬉しくなりました。これは全幕でオペラ座がDVDを出しましたが、この2人がデフォの私はどうしてもアバニャートとモローは今更見たくもなく買わずじまいでいるのですが、カルフーニとガニオの映像は頑張ってもここまで。やはりいい現代映像でこの作品見たいなぁ、、、うーむ。
「グラン・パ・クラシック」第5回(1988)より
シルヴィ・ギエム マニュエル・ルグリ
ギエムに思ったほどの輝きはなくてあれ?という感じ。
ルグリはやはりさすがだと思いました。華麗な足捌き、上品な佇まい、まさしくダンスール・ノーブルです。
特別プログラム「白鳥の湖」第5回(1988)より
ペーター・シャウフス パトリック・デュポン アニー・マイエ ヤナ・クーロワ
イルジ・ホラック エヴァ・エフドキモワ デヴィッド・ニクソン シルヴィ・ギエム
マニュエル・ルグリ カルラ・フラッチ ウラジーミル・デレヴィヤンコ
シリル・アタナソフ マリシア・ハイデ リチャード・クラガン
どうや、どうや、どやどやどやどやどや〜っ!
、、、、というデュポンの俺様オーラ。
それに負けていない物凄い回転に思わず会場のあちこちがざわめいていました。
回転しながら手をぱっぱっ、と入れ替えるのもそうだけど、ピシッと決めたときのあの「どや顔」、いいですねー。熊川様を髣髴させます。
熊川氏は自身のカンパニーでスマートに「どや顔」を披露していますが、オペラ座といういわば伝統に溢れたカンパニーで天真爛漫にどや顔どや精神を貫いたデュポンに改めて拍手。
「ライモンダ」第6回(1991)より
ニーナ・アナニアシヴィリ アンドリス・リエパ
ニーナがかわいいのはもうわかってはいるものの、改めてリエパの王子キャラにうっとり。
そう言えば昨年CSで彼のお父さんのドキュメンタリー、「マリス・リエパ 〜栄光と失墜」が放送されていましたね。私は録り損なって見たことはないのですが、こんなハンサムさんのお父様なのでやはりDVD買うかー、と思って調べたら意外と高いのにびっくり。、、、、もう少し検討しよう。
「椅子」第7回(1994)より
マリシア・ハイデ ジョン・ノイマイヤー
いいですねー、本当に。
ノイマイヤー自身の作品をノイマイヤーが踊る映像なのですが、やはりどのダンサーが踊るよりしっくり来るな、と思いました。
「パリの炎」第8回(1997)より
フェルナンダ・タバレス=ディニス ホアン・ポアダ
これは世バでも拍手喝采の超絶技巧を尽くしたものだったらしいのですが、私は見損ねております。
うーん、映像が短すぎます、全体的にね。
「エスメラルダ」第8回(1997)より
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス
大好きなお二人さん。
2人とも若くてカワイイー。
「マノン」より寝室のパ・ド・ドゥ 第9回(2000)より
アレッサンドラ・フェリ ウラジーミル・マラーホフ
もう何も言いますまい。
この2人が素晴しいことはもうわかっております。
ねっとり絡みつく雰囲気がさすがの2人、誰も寄せ付けない雰囲気にしてしまっていますね。
「アダージェット」第10回(2003)より
ジル・ロマン
私のデフォはこれもまたドンなんだけど、ジルの「アダージェット」も許そう!と思ったのをふと思い出しました。、、、、許すとか許さないとかの問題じゃないのに(笑)。
心が狭かったぞ、私。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」第10回(2003)より
アリーナ・コジョカル アンヘル・コレーラ
いやー、もうかわいいっ!
アンヘルの笑顔は太陽のようですなー。
で、コジョ嬢はこれまたちっちゃくてカワイイ。
「優しい嘘」第10回(2003)より
シルヴィ・ギエム
素晴しいの一言。
彼女のコンテは素晴しい技術と元々の身体能力という基盤の上に、厚みを増した表現がかぶさっており圧巻以外の何者でもありません。ニコラと一緒の彼女はケミストリーが合うのか更に輝くと感じるのは私だけでしょうか?
ニコラと一緒の出演なのにパンフレットにはギエムの名前だけ、という些細なことに腹を立てる私。一方で、映像を見ながらニコラのこと好きなくせに「ゴリラ・ル・リッシュ」と思ったフトドキモノな私。
「椿姫」より第三幕のパ・ド・ドゥ 第11回(2006)より
ジョエル・ブーローニュ アレクサンドル・リアブコ
リアブコの映像って本当にないんですよね、残念なことに。本当に貴重です。
ブーローニュも魂のこもった静かだけど情熱的な踊りに溜息したのを思い出します。
これもまた全幕観たいものの一つでもあります。
「扉は必ず。。。」11回(2006)より
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ
オレリーは好きなダンサーではなく、作品も残念ながら好きなものではないという二重効果で寝てしまうのではないかと心配していたのですが、それ以上にお腹がグーグー鳴り止まず困りました。
「TWO」11回(2006)より
シルヴィ・ギエム
舞台でも相当見辛かったのですが、映像は殊更に見辛く、そうまでしてでも見たかった作品ではなかったので、セレクションにちょっと疑問。そうでなくともギエムは既に三作品も上映しているので他のダンサーの上映にして欲しかったです。
「ロミオとジュリエット」より"バルコニーのパ・ド・ドゥ" 11回(2006)より
ポリーナ・セミノオワ フリーデマン・フォーゲル
SHOKOのジュリエットもこんな感じになるのかなー、なんて想像しながら見てしまいました。
背の高い彼女にジュリエットの可愛らしさが表現できるのか?と疑いながら挑んだ舞台鑑賞でしたが、思いのほか満足して帰った記憶があります。
「ジュエルズ」より"ダイアモンド" 11回(2006)より
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ
爬虫類な2人のジュエルズはなかなかねっとりですな。
この作品も私にとってはちょっと退屈なので、これが最後ということで若干消化不良。
さてさて。
今回は貴重な記録映像をこうして、ようやく公開してくださったNBSのやる気とようやく出てきたサービスには感謝しつつ、やはり中途半端だったなと思ったのが正直なところです。
まず、これはガラ公演。
つまり、既に抜粋であるということ。
それをまた更に抜粋してしまうということで、一作品あたりの上映時間が余りに短すぎると思いました。
作品数を見たいのも事実ですから、その辺りも考慮に入れたのかもしれませんが、場面場面が細かくぶち切れており、私の頭も危うくぶち切れかけそうになりました。
映像と音響の悪さは既に織り込み済みで承知していますが、スピーカーの音量の小ささは質とは関係ないと思います。
ちゃんとした音量で聞かせてくださいませ。
そして直近の映像の画質と音質の悪さにはあれ?と。
公開を前提にしていなかったので気にかけていなかったのかもしれませんが、そうだとしてもNBSとしての責任において標準画質と標準音質レベルでの録音が可能だったのでは、と考えるとなんとお粗末なことかと思いました。
そうは言いましても、貴重な映像をこうしてみることは出来たのですから、適当なところで口はつぐんでおきましょうか。。。
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