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このセーター、よーく見ると2種類の赤い毛糸で編んであります。
袖の赤がちょっと濃い。曲げた方の袖は途中から身ごろと同じ赤。
縁取りも身ごろの赤です。
袖丈が七分というのも珍しいセーターで、手作りです。
毛糸が足りず同じような赤を足したんじゃないかなと、想像ですが。
手編みだとしたら、かなりお上手。きれいに目が揃っています。
胸のリボンは私がスパンコールで付けました。
袖口にも赤い水玉のレースを加えて、ちょっと独特に。
下にシャツや長袖カットソーなんか着て、袖を出してもかわいい。
子どもの頃、母が時々セーターを編んでくれました。
昔はセーターの編み直しをどこの家庭でもやっていて、
ほどいて染め直したりしていましたね。
いろんな毛糸を少しずつ足して編んだりもしていましたから、
身ごろと袖が違うなんてまだいいほう。
いろんな色が脈絡なく継ぎ合わさって、
だんだら模様になっているものとか、子ども心にイヤでしたねえ。
今考えれば、すごくオリジナリティに富んでいるんですけど。
そういえば、ある時期、家庭用の編み機がうちにありました。
家庭にあっては手編みが主流の時代です。
こりゃあ便利とばかりに母が意気込んで作っていましたが、
一着も出来上がらなかったような・・・・。
使いづらいとか何とか言って、
ずーっと押入れの中にあった記憶があります。
母は和裁をやっていたので「作る」ということは好きだった・・・
というか、もう生活の一部でしたから、この機械編みは画期的な商品でした。
今と違って家事労働が大変な時代ですから、手編みよりずっとラクなはずです。
思うに母は、きっと「機械」が手に負えなかったんでしょう。
時間をかけても「手」で作るものの方がラクだったんでしょうね。
(そういえば、編み機はいつの頃からか姿消しましたねぇ・・・。)
DNAとは恐ろしいもんで、
若い頃は手作りなんて全然興味なかったのに(身近すぎて)
最近、私もいろいろと自分で作るようになりました。
母や姉のようには上手にできないので、
まあ、古着をリメイクするくらいが関の山ですけど、
少しずつ作り直して着ています。
おかげで(?)世のトレンドとは縁遠い
ハズしたファッションを確立しつつあります。(笑)
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