Bric-a-brac 〜我楽多工房〜

≪ 我・楽・多(=がらくた)≫ depuis KOBE♪

foyer ・・ホワイエにて

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‘ホワイエ’とは仏語で劇場などホールのロビーのことをさします。
     (もうひとつ‘家庭=home’という意味もあります)
 2つの‘ホワイエ’を何往復も出来たらいいでしょうねぇ・・
(↑遠い目)
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この記事も早く書きたいなぁ・・・と思いながら、もう1年近く放置していました (汗)

我が家のライブラリーにも鎮座している 『オズの魔法使い』。 古き良き時代の名作です(^^)

見たことはなくても、ジュディー・ガーランドが歌った

Somewhere Over the Rainbow’は聴いたことがない人のほうが少ないですよね、きっと。

(この時↑はセピア色なのに、オズの国に入ったとたんいきなりカラーになるのがイイ♪)






その『オズの魔法使い』の隠されたもうひとつの物語が『ウィキッド』。

ドロシーが『オズの国』に迷い込むずっと前に起こったお話です。

もちろん、‘エメラルドの国’も‘オズの大王’なども登場します。

この物語のラストの方で、丁度ドロシーたちがエメラルドの国にやってくる・・・というような

話の繋がり方になりますが、この『ウィキッド』でのドロシーたちの立ち位置や、

‘魔女を倒す’という行為は、ちょっと‘悪人’?に見えてしまうから不思議(笑)

『オズの魔法使い』と『ウィキッド』との関係と 相通ずるところがあって、面白いなーと。


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でも、この『ウィキッド』、原作を知らなくて見たとしても、全然大丈夫。

ややこしくないし、充分理解出来るストーリーだと思います。。

でも知っていれば、なお楽しめるかもしれませんね。




主人公は2人の魔女。


一人は、不遇な生い立ちや、他人と違う緑の肌やその境遇もあってか、

激しい気性で周囲の誤解を受けやすく、

でも、生まれつき賢く、孤独の中で心の強さを身につけてきたエルファバ。


そしてもう一人は、天性の美貌と天真爛漫な明るさで人気者。ちやほやされて自意識も過剰で、

他人にも優しいが、でもその一方で(秘めた野心もあって)常に他人の評価を気にしているグリンダ。


後に「オズの魔法使い」では、‘西の悪い魔女’と呼ばれるようになるエルファバと

ドロシーたちを導く‘善い魔女グリンダ’。

このまったく対照的な二人の少女の、出会いと友情と成長の物語。



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人間の誰もが持つ 『 長所 (善)』と『 短所 (悪)』

他人から見える‘それ’もあるけれど、自分の心の中に沸き起こる‘それ’も絶対ある。

きっと人間が二人いれば、その関係性の中で多かれ少なかれ、必ず生まれるであろう、

優越感・劣等感・プライド・嫉妬・・・葛藤や苦しみ・自己嫌悪。

でもそれにも増して、楽しく幸せな、‘友情の名の元に共有した時間’。


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何が『善』で何が『悪』なのか。。。

状況や環境、立場変わればそれはすべて相反するものであってとても曖昧。



見かけも正反対の二人なのに、でも見ている人には、

きっとどちらの立場にも‘理解できる’部分があるのではないかと思う。

この複雑な人間関係の中では、きっと誰もがその立場ごとで

‘エルファバ’だったり‘グリンダ’だったりすることがあるはず。

だからこそ、孤独だったエルファバが真実の愛に報われたり、

グリンダが心の成長を遂げる姿がとても嬉しく思えてしまうのだと。




一度、ママ友さんたちと見に行ったんです。

当初そんなに期待して行ったわけではなかったのだけど。。。。

『これ、私好きかも・・・♪』

1幕の終わり、決意を胸にエルファバが歌う 「Defying Gravity」! これは圧巻です!!!



それにね・・・あまりにも、主役の2人が、ウチの2人の娘達によく似ていて。。。

下の娘が‘エルファバ’(誤解されやすいところ、その誤解を解く努力をしないところがソックリ)

上の娘が‘グリンダ’(考えることが出来るのに、それをめんどくさがるところなんかソックリ)



『これは‘娘達にこそ見て欲しい!!’』   

それぞれ、互いの立場に立って、なにかを感じて欲しいと、

昨年夏に、再度2人を連れて足を運びました。


ゲームなどのバーチャルな世界に多く触れる機会が多かったことも関係あるのかもしれませんが、

私達の世代以上に、人間関係を上手く保つことが苦手な娘達の世代。

私達大人ですら、何度でも見たくなる、

素敵なそして見るほどに奥の深いお話ですが、でも、やっぱりこの物語は、

‘少年・少女時代そして青春時代まっさかり’の若者(この言い方自体おばさんよね〜)に

是非是非見ていただきたいなぁ・・と思う私なのでした。



ウチの娘たちにも、

(これを見て‘お腹か心にストン’と落ちた‘何か’があったのならいいのにな・・)と願いつつ。。。

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大阪公演の千秋楽は、いよいよ今月、2月の13日。

関西近郊にお住まいで、未だご覧になられてない方は、どうぞ、急いで急いで!!


西日本・九州方面にお住まいの方は、いよいよ今春!  福岡公演(4月3日から)開幕ですね♪

お楽しみに〜♪
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前記事 の続きです)

登場人物は、初演の時とは随分メンバー変更したようです。

それぞれの役への私の感想です。

エリックの心の闇に差す‘光’・

      ヒロインの  クリスティーン役に ‘ちゃん’ 
      
     あまり期待をしてなかっただけに、先入観を見事覆された感じです。
      初舞台・初ミュージカルとは思えない、美しいソプラノに正直ビックリしました。
      まだまだ発展途上だけど‘素直な歌声’にとても好感が持てました。
      宝塚出身の女優などキャリアを持った人達との共演の中での歌ですからね、
      大きなプレッシャーもあったでしょうね。
      場数をこなしてきて、この日迎えた千秋楽。
      今の自分の持ってるものを出し切ったような清々しい歌声でした。

      台詞回しはドラマ同様ちょっと一本調子で淡白気味?
      でも‘初’にしては セ・パ・マル(悪くない)♪ 今後の成長が楽しみです。
      背は高いし、スタイルはいいし、ドレス姿がとってもかわいかったです♪



ストーリーの鍵を握る元劇場支配人、ゲラール・キャリエール が ‘篠井英介さん’
      
      『鹿男』の教頭先生、さすがです〜!!!!
      ドラマや普通の舞台にはよく出ておられますけど、
      ミュージカルは久しぶりなんだそうです。

      抑えた演技から、キャリエールの心が抱える後悔や葛藤・苦しみが
      じわ〜と伝わってきました。このお芝居に深みを与え、
      舞台を引き締しめる存在だったと♪      
      ‘静’を受け持つので、動きはあまり大きくないけど、
      その立ち姿がなんとも美しいのですっ!!
      (カツラをかぶった後ろ姿は小泉元総理にとてもよく似てる・笑)
      他の出演者の背がとても高いので、とっても小柄に見えちゃうのだけど
      その存在感たるや!素晴らしかったです!

       
           

新支配人と歌姫を兼任する、カルロッタ  に  樹里咲穂さん
    クリスティーンに声を潰す毒を盛ったけど、憎めないですこのお方(^^)♪
       
       クリスティーンの歌声を引き立てなきゃいけないので、
       あえて下手にうたっておられるのですが。。。。
       上手い人は・・・それでも『上手い!』
       さすが、古巣・宝塚で鍛え上げられた実力を持たれる方でした。


カルロッタの旦那さん、アラン・ショレー役・石橋祐さん
       歌姫を妻に迎えての成り上がりだけど、でもそれだけで結婚したんじゃない。            
    妻の我儘さえ可愛く思うほど、ちゃんと妻を愛していたんですね。
        カルロッタの死に際して、彼がこぼした言葉が印象的でした。

       石橋さんのアランが、カルロッタをより魅力的にしていたのかもしれません。
      

ルドゥ警部 を演じたのは 中村まことさん (中村主水と藤田まことを一緒にした感じで妙に親近感)   
      ゲラール・キャリエールとは旧知の仲。
      この二人の会話の中で、それぞれの人物にまつわる背景と関係性が見えてきます。
      
        キャリエールと橋の上でしっとり語り合ったり、
      カルロッタをからかってみたり、ファントムの捜索に走り回ったり、と
      楽譜でいうなら、まるで‘演奏記号’のような役割で、
      いろんな顔を見せて下さってとても楽しかったです。
      
      
      
シャンドン伯爵(クリスティーンを見初めるオペラ座のパトロン)に古川雄大さん。
      (海宝直人さんととWキャストでしたが、千秋楽のこの日、この方↑でした。)

       甘めのマスクは松田翔太君似。
       オーバーな愛の台詞、やっぱりまだちょっと照れくさかったかな?(笑)
       
       
       
       
        
ジャン・クロード、永島克さんの見せ場がもっと欲しかったな〜。
       上手い役者さんでした。
       この度の『ファントム』ではなんとなく影が薄い役・・というか
      他の登場人物との関係性がはっきり見えにくかったかも・・う〜ん、ちょっと残念。
       



・・・・・・・で、最後に『ファントム=エリック』 こと 大沢たかおさん♪

    大沢さんの歌声をちゃんと聴くのは初めて。とても新鮮。
    ほんのちょっと音がぶれるところもあったけど、充分声量があるんですよね。

    (ピンマイクのボリュームも少し大きかったのかもしれないけど)
   『‘こぶし’を取った西城秀樹さんの歌声 』にもなんとなく似ているような・・・(爆)
    歌唱力のレベルを上げるために、ご本人もかなりの努力をされたようです。
     
    

    歌も悪くはなかったですが、でもやっぱりその‘お芝居’には本当に引きこまれました!!

    何と言っても一番印象に残っているのがこの場面。  (注意:ネタバレあります)
       、

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エリックが母の面影をダブらせ想いを寄せるクリスティーン。
彼女が彼に「仮面を取って素顔を見せて欲しい。愛の力があれば大丈夫」と懇願。
でもその醜い素顔を目にした瞬間、あまりの恐怖に彼女は悲鳴を上げてその場から逃げ出す。。

光が一瞬にして闇に。一人地下室に取り残されるエリック。

悲鳴とも嗚咽ともつかない声とともに床に小さく倒れ込んだ姿はまるで‘うち捨てられた胎児’のよう。
身体を丸めながら幼い子供のような声で泣きつづけるエリック。
絶望に打ち拉がれながら、搾り出すような声でうたい始める‘My mother bore me'(もちろん日本語で)


涙もろい私はここでもうボロボロ・・ちょっと恥ずかしいな〜と思いきや、なんのなんの!
客席のあちこちかで目をぬぐう人、鼻をすする音が。。。
ここは大沢さんの熱演にしてやられました〜!!(TT)


このあとの終幕部での、
キャリエール(篠井英介さん)と、エリック(大沢さん)の二重唱も重く深く胸を打ちます。

エリックの生まれ育った世界は、光のあたらない『オペラ座の地下室』だったけど、
その名乗らない父親でもあるキャリエールは、葛藤の中でもそっと彼をを見守り続けていて、
そしてエリックも本当はちゃんとそれに気付いていた。
母からの得られない愛を求め、
誰かから(特に父親から)自分の存在を認めてもらいたいと切望し、
音楽の調べを唯一心のよりどころとし、闇の中で‘生きることの意味=光’を捜し求めていたエリック。

それぞれの想いが錯綜するクライマックス。
こういう‘親子物’にことごとく弱い私は、ハンカチ無しでは見られませんでした。

《余談ですが、ドラマ『マザー』(松雪泰子さんと芦田愛菜ちゃん)も号泣しながら見てました》


2回の休憩を挟んで3時間を越える上演時間、とても見応えがありました。
登場人物の心情を掘り下げた人間味溢れるドラマ。
‘シャンデリア落下事件’も
劇団四季(ウェバー版)のような豪華さ華やかさはないけれど、
人間味溢れる内容で、一味違う感動を味わえました♪

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舞台の手前のボックス(オケピ)には、ちゃんと指揮者(女性?)とオーケストラがいて、
まるでオペラのようだわ〜♪♪ なんてかなりテンションUP!  

奏でられるイェストンの音楽もすばらしくて!!
(この話をし出すと、ここがパンクするので割愛しますが)
一言だけいうと、クラシックっぽい要素がいっぱいで、耳馴染みが♪私は好きです〜♪


劇場の入場時、カードをもらったんですよ。

その中には 『千秋楽公演にお越し頂き有難うございます。』という言葉と、
クリスティーンがオープニングで唄う『メロディ・ドゥ・パリ』の歌詞と譜面が。
大阪公演の千秋楽だったこの日。カーテンコールの際、舞台と会場の皆でこの歌を一緒に2回も大合唱。
ちょっとしたサプライズ♪に大感激してしまったのでした(^^)


大沢さん、ミュージカルはもう最後のつもり・・・・?って言ってるけど。
でも、もし本当なら、やめちゃうのもったいないです。
普通の舞台はまたやるのかな? 

また機会があれば大沢さんが出る舞台、見に行ってみたいです。



あ、そうそう!!

12月17日、 金曜ロードショーで 映画版『オペラ座の怪人』やりますね〜♪
   こちらは前出のアンドリュー・ロイド=ウェバー版ですね。
    ‘The Phantom Of The OPERA’ ‘Music of the night'を聴いただけで、
       その世界に瞬間移動できる名曲ばかり。
   ( ‘All I ask of you’ や ‘MASQUERADE’もいいですね〜♪)
  
   なんと声の吹き替えは「劇団四季」のメンバー!!  楽しみー♪
     下手なタレントさん起用するよりずっと聴きごたえがありそうですが、
 慣れないアフレコマイクの前で勝手がちがってやりにくかったかもしれないな〜、なんて(笑)

              


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『オペラ座の怪人』
           
このタイトルからして、好奇心でオペラ座入り口のドアを叩いてしまいそうです(心だけはパリへ・笑)

ガストン・ルルーの原作は、今まで何度も映画化されてますね。
お芝居でも上演されてきました。
私も『オペラの怪人』などの過去の何作かをDVDで見ました。

日本での知名度の一番の立役者は何と言っても、劇団四季の『オペラ座の怪人』かな。
公演でご覧になられたかたも多いと思います。
アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲のテーマソングの出だしは知らない人の方が少ないハズ。

一つの原作からいろいろな作品が生みだされてきましたが、
それぞれに役柄の設定や名前、着眼点や表現方法が異なってて。ストーリーの展開の仕方も違います。
真剣に見比べたわけではありませんが、面白いなぁと。
それだけ想像力を掻き立てる素材なんでしょうね。


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このウェバー版の陰に隠れてちょっと地味な存在の、『ファントム』を
先日9日、大阪・梅田芸術劇場まで見に行ってきました♪

(休みで、やっとこさ感想書けました〜)

この『コピット(脚本)&イェストン(音楽)版』の中の曲も、TVで何回か聞いた事があって、
前からちょっと気になっていたんですね。
以前宝塚でもやっていて、その時は見にいけなかったので。
決して大沢たかおさんに浮気したわけではございませんよ〜(笑)


玉ちゃんファンで玉ちゃんが好きなのは当たり前田のクラッカーですが、
でも、大沢さんもけっこうお気に入りの役者さんの一人です。

大好きな×2『深夜特急』の実写版で主演を演じて以来、けっこう注目。
モデル出身にしてはお芝居上手いじゃないか!というのが最初の印象でした。
最近だったら、もちろん『仁 −JIN−』も!
何故かこの人のお芝居には惹かれるものがあります。
全ての作品を見ているわけではないですが。(←ここが玉ちゃんと違うトコ・笑)


『歓喜と賞賛のうちに幕を閉じた初演から2年』と前ふれこみにあるように、(でも評判二分は聞いた)
この度再演の『ファントム』・・・といっても、大沢さんの初ミュージカルだった前公演からも
そんなに間があいてるわけでなく、それなのに
大沢さんの「ラスト・ミュージカル」というふれこみが出回ってて、正直??でした。
多分本人の『今回の公演が最後のミュージカルというつもりで演じる』の
‘つもり’と言う言葉が独り歩きしちゃったのかな・・・?


今回、ヒロインを演じるクリスティーンが、いつも見ているNHK『Jブンガク』の杏さん。
こちらもモデルの出身で、それも初舞台・初ミュージカル! 
いきなりの大役。。。見に行くのが場数こなした千秋楽日とはいえ、
(大丈夫か〜?)とちょっと心配もしていたんですが。。。 (笑・ロシアン・チーケット?)
でも、あの‘渡辺謙さん’の娘さんだから、腹は据わっていそうだな〜と(笑)
ならなるべくまっさらな気持ちで見れるよう、あえて前評判(批評)などは調べないで行きました。


この『ファントム』
ウェバー版とは根本のとこでかなり趣が違って、これまでの『怪人』像を払拭するものでした。

まず『ファントム(怪人)=怪人』ではなく、
『ファントム=エリック』という、一人の孤独な人間として描かれていたような感じがします。
自分から『怪人』となったのではなく、『醜い容姿』と、『自身が置かざるをえなかった環境』とから、
自ずとそう呼ばれるようになってしまっただけ・・という解釈。


世間を知らないが故に、心の中は子供のまんま。
純粋無垢な精神と、それゆえに持つ特有の残酷さ・・エリックの二つの顔。

クリスティーンと地底を散策するエリックの様子は、
恋に出逢って頬染める初心な少年そのものでした。

亡き母の愛を追い求め、母と同じ声を持つクリスティーンを愛するも、
いずれその想いも引き裂かれることに・・・・。
                  
(長くなるので、だいたいのあらすじはこちら・宝塚版で読んでいただいたら。)







                         字数制限のため、文章分けました。
                                 その2へ
 

 
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夢の‘行列’

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シルク・ド・ソレイユの『コルテオ』見てきました。

前から5番目というとても恵まれた席でした。(企画したJAさんありがと〜!)



会場に入って真っ先に目にとびこんできたのが、

写真の柄の紗がかかった巨大な2枚のカーテン。

ヴァザーリ や フォレンティーノ の描いた絵に登場するような、でも

ちょっとカジュアルに可愛く描かれた天使やキャラクターたち。


円形の観客席を真ん中で二分するかのように、両脇から挟みつつ舞台を横断するスクリーンが

不思議で幻想的な雰囲気を醸していて、雰囲気は中世のヨーロッパ(イタリア)風。


海外でもとりわけヨーロッパの歴史と文化が大好きな私。。。

この雰囲気はたまりません♪

気分だけは「ルネッサ〜ンス♪」(←ちと古い・笑)

クラウン(出演者・道化師)達の衣装も、

いわばルーツともいえるその時代を忠実に再現してありました。


主人公の夢の中の世界を表現しているんでしょうか?

『行列(コルテオ)』というタイトルどおり、明るくにぎやかな祝祭のパレードのようでもあるけれど、

どこか儚く哀愁が漂うのは、サーカスと道化師達の辿った歴史が紡ぎ出す雰囲気に他なりません。

この行列、違った見方をすれば、

‘仲間に見守られながら天国に旅立つ主人公の物語’と解釈できなくもないなぁ・・とも。

いろんな解釈が楽しめます。



空を舞う3つの大きなシャンデリア。

空からあらわれるたくさんの天使達。

踊り子、歌手、大道芸人・・

行列をつくるクラウンたちの持つ 振り香炉 の煙が私達を夢の世界にいざないます。


アクロバティックな演出は、前回見た『ドラリオン』より少し控えめでしたが、

それでも限界近くまで鍛錬された肉体から溢れ出る躍動感は

シルク・ド・ソレイユならではの芸術作品。素晴らしいです。



華やかなメンバーの1人として選ばれ、母国日本に見事凱旋を果たした日本人男性の姿も。

(奥澤秀人さん とおっしゃるそうです。)

誇らしげで晴れやかな彼の笑顔がとっても印象的でした。

いろんな国の人がしのぎを削る中で、

こうやって日本人が活躍してる姿を見るのは、やはり嬉しいものですね。




娘達にはチケットやポスターでよく見る可愛い絵柄のノートをお土産に買って帰りました。

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そして私は、毎度のクリアファイル。    (どんどん溜まるクリアファイル・笑)

ノートと同じ柄もあったけど・・・

どう考えても私はやっぱり『バロック』で『ゴシック』なこっちでしょう!(笑)

(最初のカーテン柄の写真・・・・・一番下の部分でわかるかな?

        クリアファイルの両面をスキャンして繋げてるの。(苦肉の策?笑)

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大まかな物語の内容はつい先日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/bric_a_brac1103/11867481.html にて書きました。
ちょうど春に奈良の東大寺を家族で訪れたところにこのミュージカルの案内が届きました。
家族で見れるテーマだったので、躊躇することなく申しこみました。

娘たちを前回『アニー』を見に連れて行ったので、
以前と同じような華やかさを期待していたら・・・?
今回は、『アニー』とはかなりギャップのある内容だったので、
家族の反応も正直ちょっと心配だったんです。



でもさすが!わらび座さん、魅せてくれました!

原作の要所をかいつまんで繋げていかなければならなかったにしても、
原作のままいくと、重たくなりがちな話をどうお芝居にするんだろう・・・?
というような素人の懸念は全く持って余計なお世話でした(笑)


上手な場面転換に、小道具の使い方。
耳に馴染みやすいミュージカル・ナンバーには、物語の要になる大切なメッセージが
たくさん込められていて、それがストレートに伝わってきます。
原作のイメージを損なうどころか、より‘らしく’なったキャラクターたち。
とても生き生きと、またわかり易く見やすくなってたように思いました。


客演で‘我王’役を演じられたパク・トンハさんの素晴らしい歌声とお芝居は圧巻!
茜丸と絡む、‘野荒しのブチ’も本当に可愛くて魅力的で♪


今までほとんど舞台などには関心の無かった我家のダンナさま・・・
今回強引に連れ出して‘ミュージカル観劇デビュー’したのですが、
「ミュージカルって面白いなぁ!」とのたまった♪
でしょ?でしょう〜♪  


来年もいいお芝居があったら、また家族で見に行きたいと思います。

今回の『火の鳥』は娘たちにはちょっと難しいテーマでしたが、
おぼろげながらでも、‘命へのメッセージ’が心の片隅に残ってくれていたら
いいのになぁ・・・と思います。

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