鉄塔探訪記(北陸・関西の鉄塔なんでもリポート)

身近な存在の鉄塔にスポットを当てて紹介します。

送電線鉄塔

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こちらの鉄塔が北陸電力 神通川第一線No.4号鉄塔で、高い鉄塔に更新されています。しかも、河川を渡るために航空標識(ハーフおめでた紅白)にペイントされていますね。
その名の通り、神通川第一発電所〜北笹津開閉所間を結ぶ送電線です。

長野県で信越放送(SBC)のヘリコプターが送電線に接触した事故を受け、各電力会社は航空標識の徹底をということで、河川や山間部を通過する送電線鉄塔には高さも関係なく昼間航空標識塗装にしなければなりません。もちろん、閃光式のフラッシュ航空障害灯でもOKのことです。

神通川第一線も至るところの鉄塔も高さに関係なく全て紅白になっていました。

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左手の鉄塔が大正時代に整備された歴史あるレジェンド幹線の関西電力 飛騨旧幹線No.19号鉄塔で右手がこちらも後に更新された神通川第一線No.5号鉄塔です。
飛騨旧幹線はルートを見ていると神通川をクネクネと遠回りしているルートに対し、新幹線は神通川沿いをほぼ直線的に進んでいるルートであることに気づきました。

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出発点の笹津から岐阜県の北方まで長い旅をする老兵No.19号鉄塔と北笹津に向かう女性No.5号鉄塔が仲良く立っています。
しかし、北方へ旅する老兵たちもまもなく役目が終わります。

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国道を挟んだ田畑に立っている飛騨旧幹線No.18号鉄塔。大正からの老兵ではなく電線幅の狭い面長の鉄塔にチェンジされたものでした。こちらも神通川第一線同様のハーフオメデタ紅白になっています。
そして、向かいの山には同じ北方へリレーする老兵の新幹線と、隣にはそのバトンを受け継ぐ新たにデビューを果たした2幹線統合鉄塔が立っています。

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神通川第一線No.6号鉄塔から老番側 北笹津開閉所方向に立つNo.7号鉄塔。神通川を挟んだ山に立つNo.8号鉄塔共々オメデタ紅白の建設初期鉄塔です。
さらに、その山にも新たにピカピカデビューを果たした2幹線統合鉄塔が立っていますね。

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飛騨旧幹線No.18号鉄塔を真下からのアングルより。初期鉄塔よりも面長な設計となっていますね。
1994年10月建設でデビューから23年目になるベテランさんですね。

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対岸の山に立つNo.17号鉄塔になります。同じく1994年10月建設の面長鉄塔ですね。これらの鉄塔もまもなく役目が終わります。そして、後方に新たに誕生したピカピカデビューの統合ルート鉄塔にリレーバトンを受け継ぐことになっています。
お疲れ様でした〜。そして、サヨウナラ。さらに、建替チェンジのデビュー鉄塔よ。今後ともヨロシク頼むよっ。
富山の神通川付近をリレーするいろいろな送電線の勇姿を追跡しました。

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はじめは、41号線沿いにフェンスありで
立っている関西電力 柳河原線で、その名のとおり黒部川水系の新柳河原発電所〜新愛本変電所〜笹津開閉所に至る送電線です。

この柳河原線は中継ポイントの新愛本からスタートし即山間部に入り直ぐ水平配列1回線2ルート区間(バンザイ栓抜き鉄塔)で上市町〜立山町の小高い丘陵エリアを離れたり接近しあいながらリレーをして平野部あたりで2回線1ルートに集約し終点の笹津までリレーされています。

2枚目、3枚目は北陸電力 北笹津線でそばの北笹津開閉所〜富山市の富南変電所間を結んでいます。No.2号鉄塔とNo.3号鉄塔の上空を関電の柳河原線が越えているのが見えますね。

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住宅地と空き地の間に見える、北陸電力北笹津開閉所です。奥の左手鉄塔が北笹津線No.1号鉄塔で、真ん中が神通川第一発電所からの電源線 神通川第一線のラスト鉄塔。右手の4回線鉄塔が上段の牧線と下段の有峰第一線です。

主に、神通川水系や有峰の小口川系の水力からの発生電力を受電する役割の開閉所で、ここから新富山北笹津線を経て新富山変電所や北笹津線を経て富南変電所にネットワークを張り巡らしています。

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154kv牧線と有峰第一線の併架鉄塔です。1981年ごろにかけて有峰第一線の新設に合わせて開閉所近辺のルートのみ統合ルートとして建て替えられたと考えられます。

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こちらが神通川第一線の開閉所近辺の鉄塔です。一部所々で建て替えられたものがちょくちょく見かけることができます。これは周辺の宅地化を理由で更新されたと考えられます。

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あの山の上の鉄塔が、関西電力
飛騨旧幹線と飛騨新幹線の統合ルートになります。両幹線No.3号鉄塔あたりから新たにデビューを果たしたピカピカの鉄塔に付け替えられ、今後は大正時代から現代まで存在していた既設の老兵たちはまもなく役目を終えます。

そして、新設された30基の背の高い50mの鉄塔たちにリレーバトンを託して老兵は去っていきます。

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左手には老兵の飛騨旧幹線が立ち、右手には逆光ですがピカピカデビューの2幹線統合ルート鉄塔(オメデタ紅白塗装)が姿を現し、既に送電線も張られていてスタンバイを待っています。

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道の駅 細入の駐車場から望むピカピカデビューの2幹線統合ルート鉄塔です。
既設の鉄塔とは遥かに高〜いですね。

4回線設計となっており鉄塔もコンパクト化されて軽量化によるコストダウンを
図っています。

関電 北陸支社の情報によると、出発点の笹津開閉所付近〜蟹寺発電所間の建設初期の既設鉄塔を全て撤去して、30基を新設デビューさせるという計画で、メリットとしてはこれにより鉄塔の数を減らすことでメンテナンスコストも手間が省けるということだそうです。そしてなんと関電では初めての大規模なルート統合工事だそうです。

完成するとどのような姿に様変わりしているだろうか?ワクワクワクワク(笑)

関西電力 新北陸幹線

今回の目玉幹線に到達しました。

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関西電力275kv 新北陸幹線です。
近くの北陸電力 富南変電所付近での取材で、ここで2枚目の画像の鉄塔で1回線2ルートのえぼし形鉄塔からノーマル2回線鉄塔に集約されています。

この場所でアンダークロスしている送電線は154kvの北陸電力 北笹津線で、北笹津開閉所〜富南変電所間を結んでいます。そのために鉄塔も珍しいドナウ鉄塔になっています。

昭和27年に初めての275kv超高圧送電線としてデビューを果たしたレジェンド幹線です。立山連峰の黒部川第四〜新愛本変電所〜城端開閉所〜成出発電所〜御母衣開閉所〜栗東変電所へと繋ぐロング幹線です。まさに超高圧送電線のパイオニア的存在でしょう。

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間近で見るえぼし形鉄塔はスケールが大きいですね。右ルートの鉄塔が1992年に建て替えたもので、左ルートの鉄塔は1984年に建て替えたものでさほど変わらない設計になっています。
275kv単導体送電を採用していますね。

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建設当時(新北陸幹線の前身・黒部笹津線)のものもあれば、建て替えられたものもあり、並びもバラバラですが立山連峰をバックに若番の新愛本からツノがある栓抜きが左右に分かれてやってきて富南変電所付近で2回線ルートにドッキングします。
神通川堤防付近を通過する送電線

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北陸電力 154kv富南線といい、富山市郊外の富南変電所〜富山変電所を結ぶ系統です。主に、神通川水系の水力発電所からの発生電力を送電する役割を果たしています。

神通川を越えるルートはなぜか、1回線2ルート方式のえぼし形鉄塔になっていて、しかも、2導体送電となっています。

もしや、新北陸幹線?まさかぁ〜(笑)

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北陸電力の系統ですから、関西電力ではないですね。向こうが青空であれば、立山連峰をバックに対岸のえぼし形鉄塔がマッチングしていたはず。

おまけとして、直下に掲げられている注意書きプレートをセットにえぼしを撮影。

「送電線に注意‼ 釣竿は電気が流れ感電します。」と。

確かに、釣竿が触れなくても感電しますね。カーボン釣竿は電気を通しやすいし、これだけの高さでは届かないっしょ(笑)

この辺りは鮎釣りのポイントであれ、送電線が通過しているのならば間違いなく危険です。(あたりまえやんかっ。危ないやんけ。)

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様々な送電線が接続されている新富山変電所付近の送電線。

まず、このメチャクチャ高いオメデタ紅白は154kv 新富山北笹津線といい北笹津開閉所間を結ぶ系統です。

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構成的には単導体送電線ですが、新富山変電所付近の鉄塔は、この画像でも分かるようですが大黒部幹線の鉄塔に似ていますね。理由では、変電所付近の接続スペースが確保されていないため、新富山幹線の鉄塔をかさ上げしたルートを流用したと考えられます。

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No.78号鉄塔を真下のアングルで撮影。かなり低い原型です。

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お次の送電線は1974年建設の275kv 新港幹線といい、射水市新湊の富山新港火力発電所〜新富山変電所間を結ぶ系統です。福井県で例えてみれば第二福井火力線の275kv設計区間の鉄塔をイメージしていますね。似てるね〜(笑)

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鉄塔設計も平野部を通過するものは海風による塩害対策に施された設計となっていて、個々に特徴的な対策がされています。

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新港幹線No.28号鉄塔です。田園地帯にひっそり立っています。
並走する154kv 富山線を越えるためにオメデタ紅白鉄塔になっています。もちろんピカピカ航空障害灯も付いた鉄塔。

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フェンスなしなので安心して撮影オーケー(笑)
青空にマッチングした女性鉄塔。電飾もついていてホントキレイですよ(笑)

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