鉄塔探訪記(北陸・関西の鉄塔なんでもリポート)

身近な存在の鉄塔にスポットを当てて紹介します。

送電線鉄塔

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

北陸電力 新富山幹線

富山の郊外の国道沿いで遭遇しました送電線。片側回線にはアクセが!?
いえいえ、これはサンダー対策の無続流ホーン装置が取り付けられています。

イメージ 1

北陸電力 新富山幹線といい275kv2導体送電線です。北陸電力では初めての275kv超高圧送電線としてデビューを果たしたレジェンド幹線です。
ルートは富山県南砺市城端の城端開閉所〜富山県射水市小杉の新富山変電所間を結んでいます。

鉄塔設計が関西電力 大黒部幹線にかなり似ています。アームといいスタイルといい一見、見間違うくらいの鉄塔形状です。

従来は関西電力との連系は笹津開閉所で154kvで運用していましたが、この幹線の建設を機に城端開閉所で275kv超高圧連系を行えると考えられます。

イメージ 2

イメージ 3


ルートが丘陵エリアを通過しているためなかなか近くまで撮影できませんでした。受電先の新富山変電所付近の鉄塔です。1枚目の2基は後に建て替えられたものだと思います。さらに後方にある送電線は154kv 新富山北笹津線といい、富山市の北笹津開閉所〜新富山変電所間を結んでいます。

2枚目は変電所付近の手前の鉄塔で建設当時ものです。まるで大黒部幹線にそっくりの設計です。

イメージ 4


新富山幹線 最終接続の鉄塔です。(杉の木がジャマに)
直角にエイやーっと曲がり変電所に接続されていますね。
以前まではオメデタ紅白に塗装されていましたが、今回取材のときにはシルバー塗装になっていました。
富山県高岡市郊外にある大型の変電所。
北陸電力 塚原変電所です。

イメージ 1

イメージ 2

こちらの送電線は154kv 北金沢線で石川県金沢市の北金沢変電所間を結んでいます。福井火力線に似たような造りの鉄塔ですよね。長いとんがりヘッド。

イメージ 3

こちらがスタートラインの北金沢線鉄塔になります。変電所構内に立っているので、県道ぞいなので容易に近づけません。

イメージ 4

こちらが154kv 火力塚原線といい富山新港火力発電所からやってくる送電線です。4回線設計の鉄塔なのでかなり高いのが建設されています。そのためにおめでた赤白鉄塔がいくつもの見かけることができます。

イメージ 5

変電所の後方にあるおめでた赤白の送電線が154kv 富山新港火力線で同じく富山新港火力発電所から富山変電所等を経由してやってきます。
鉄塔形状が福井県の松岡連絡線(新福井変電所〜松岡変電所間)の鉄塔と同様です。

特徴としては、射水市新湊の富山新港のあいだを2基の115メートルの鉄塔が横断しています。建設当時としては陸電の中でも最大の高さだったそうです。(ちなみに、陸電管内で最大の高さを記録する鉄塔は、2005年に崩壊し建て替えられた500kv 能登幹線鉄塔で149メートルです。)
福井県越前市の新武生変電所周辺の鉄塔をいくつか見ていきましょう。

イメージ 1

イメージ 2

この送電線は154kv福井幹線(福井武生線)といい、永平寺町松岡室の松岡変電所とを結んでいます。鉄塔形状もかなり古い昭和の雰囲気を出しています。

イメージ 3

若番側 松岡変電所方向の福井幹線鉄塔。手前と後方の鉄塔は今年建て替えたばかりのピカピカです。手前はかなり変わった形状ですねぇ〜(笑)

プライベートで北陸道を米原方面に走行しているときに、建て替えているのはちらほら見かけましたね。

イメージ 4


北陸道脇の墓地に立つ鉄塔も同じような仕様にチェンジしていました。関西電力の北陸幹線がアンダークロスしていますね。おそらく、原型の老朽化に対応して更新されたのではないかと思います。

イメージ 5


イメージ 6

こちらは154kv2導体の南条新武生線で、南越前町市野々の南条変電所とを結んでいます。2000年建設の送電線です。

下段の送電線は越前市粟田部の粟田部変電所に通じる77kv粟田部線を併架しています。南条新武生線との併架区画が8基となっています。

イメージ 7

若番側 南条変電所方向の鉄塔群。奥の3基目から粟田部線を併架しています。方向変換をしているため、鉄塔も頑丈なものに建て替えられています。

イメージ 8

老番側 新武生変電所方向の鉄塔群。手前は航空障害灯付きのおめでた赤白鉄塔です。対岸の鉄塔と北陸道と並走する関西電力の北陸幹線をスパンの長い送電線で繋いでいます。 大縄飛びみたいな弛んだ送電線ですね(笑)

北陸電力 新武生丹生線

福井県鯖江市郊外の田園の中に立っている鉄塔。

イメージ 1

北陸電力 154kv新武生丹生線です。
老番側 丹生変電所方向

イメージ 2

イメージ 3

No.31号鉄塔を真下からのアングルで撮影。フェンスなしのため容易に近づけました。
下段には77kv吉川線を併架しています。

鉄塔プレートです。
新武生丹生線 三一 北陸電力株式会社
1975年4月建設

吉川線 三〇 北陸電力株式会社

イメージ 4

若番側 新武生変電所方向に望むNo.30号鉄塔。

新武生丹生線はその名の通り、福井県越前市の新武生変電所〜福井市清水の丹生変電所間を結ぶ系統です。
丹生変電所が開設する前は、福井市天菅生町の北庄変電所間を結ぶ新武生線として運用していましたが、丹生変電所が完成したのと同時に分割され、新武生丹生線と北庄丹生線と名称変更されました。

イメージ 5

河川脇に立っているNo.32号鉄塔です。
ここではラインマンたちが何やら作業をしている最中でした。

イメージ 6

イメージ 7


電工のラインマンたちが気を配りながら慎重に作業をしていますね。私はあのようなところでの作業は怖そうで、見ているだけで足に寒気が(笑)

イメージ 8

起点の新武生変電所構内に立っている新武生丹生線No.1号鉄塔。かなり低い原型鉄塔です。

イメージ 9

お次の新武生丹生線No.2号鉄塔で、その他の6回線送電線(2段目、新武生変電所〜東郷変電所間を結ぶ東郷新武生線。3段目、新武生変電所〜鯖江変電所間を結ぶ鯖江線。4段目、❓)が併架されたおめでたい赤白鉄塔です。もちろん夜間航空障害灯もついています。

イメージ 10


右手奥がおめでた赤白鉄塔の新武生丹生線No.3号で吉川線が併架しています。左手前が吉川線1号鉄塔です。
1995年に完成したサンドーム福井を迂回するルートとして移設建て替えとなったと思います。

イメージ 11

こちらが迂回ルートになった新武生丹生線No.3号、同じく4号鉄塔です。
いずれも1995年に建て替えです。
今年で丸20年のブランクになるんですね
図書館で関西電力五十年史の中にある送電系統ネットワークマップをコピーしました。

イメージ 2


京阪神一円の管内のネットワークマップです。わかるようですが、500kv系統のほとんどは福井県若狭湾の原発からきているのがわかります。

イメージ 1


兵庫県朝来市の奥多々良木発電所〜北摂変電所に通じる500kv・奥多々良木線や大河内発電所〜京都府綾部市の新綾部変電所に通じる500kv・大河内線が見えます。奥多々良木線は1973年に関西電力では初めて500kv運転開始をしたレジェンド幹線です。
大河内線は大河内発電所の電力を新綾部変電所に送電をしていますが、1992年の建設当初は大河内支線の名称で既設の奥多々良木線【No9外1号鉄塔】に接続し北摂変電所まで送電していましたが、東播線【奥多々良木線の分割ルート】の送電容量が限界に達していた理由とし、新綾部までのルートに変更されました。
系統変更工事としては、関電では初めての500kv4回線鉄塔を建設したそうです。

イメージ 3


滋賀県管内や福井県の嶺南地域の設備です。福井県美浜町の嶺南変電所に、敦賀や美浜の原発からの電力を経由して京都市や滋賀県東近江市の開閉所、さらに中部電力との連系線を経て三重県いなべ市の中部電力・三重開閉所に、また北陸電力との連系線を経て福井市の北陸電力・越前変電所に500kv基幹系統の流通システムを張り巡らされています。

福井県三方郡美浜町の嶺南変電所から若狭幹線【山側】を経て京都市の京北開閉所に。一方は北近江線を経て滋賀県東近江市の東近江開閉所に、さらに北陸電力との連系線として越前嶺南線を経て福井市の北陸電力・越前変電所にとそれぞれ結ばれています。
北近江線は滋賀県米原市にルート中間あたりに北近江開閉所が新設され、中部電力との第二連系線の関ヶ原北近江線を建設するそうです。

京北開閉所には若狭幹線【山側ルート】や500
kv外輪系統のリーダー格、南京都変電所とを結ぶ山城北線、福井県おおい町の大飯原発からの第二大飯幹線と西京都変電所とを結ぶ若狭幹線【里側ルート】や猪名川変電所とを結ぶ丹波線がそれぞれ接続されています。

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事