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分かったつもりになることが大事


村山斉の『宇宙は何でできているのか』を紹介。

物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。

宇宙論の本は定期的に読んでいるのですが、この本はその中でも抜群に分り易く
書かれていると思います。

元来が文系の人間である私なので、内容の半分も理解しているのか怪しいもの
ですが、それでも一気読みしてしまう面白さがあります。
入門書として書かれいているにも関わらず、最新宇宙論までを網羅した内容は
単純に「好奇心を刺激してくる」のです。
語り口が優しいのも取っ付き易い原因かもしれません。

私はこの本を3回ほど読んでいるのですが、そのたびに「うーん、なるほど」と
唸ってしまいます。その割に本当のところでの理解度は低いと思います。

でも、この「分かったつもりになる」ってことが、割りと大切なんじゃないかと
思いますし、この本はその点については大成功しているのではないでしょうか?

ちょっとオススメの一冊です。




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