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極めた人は常に謙虚

ニコラス・ペタスの『最強の武道とは何か』を読みました。

全日本人、いや世界中の人間が知りたい永遠のテーマ、それは「最強の武道」――地上最強と謳われた極真空手の創設者、大山倍達の最後の内弟子にして「碧い目のサムライ」と呼ばれたK-1ファイター、著者が自分の肉体を的に実地に体験した結果を全報告!
極真、沖縄空手、柔道、相撲、合気道、剣道、弓道、あるいはK-1……最強の武道とは何か!?

K1でも活躍した極真空手のニコラス・ペタスの著書。

タイトルのような刺激的な内容ではありません。
著者が日本の伝統武道を身をもって体験し、その特徴を読み手に分り易く伝える
内容となっています。

体験した際、その理解のバックボーンとなるのは常に極真空手。
初めて経験する各武道の奥深さを理解するのに極真空手で培った日本魂を一つの
判断基準としています。
そして自らが全身全霊を込め、修練の礎となった極真空手を誇りとしながらも、
その武道へのリスペクトを忘れません。

そこには極真空手こそがナンバーワンという奢った姿勢は全く感じられず、
より強く、より深く、より高みに辿り着きたいという一人の武道家の覚悟が
確かにあります。

個人的にはK1のエピソードよりも各武道を青い目のサムライがどう理解する
のか、その過程が一番興味深くもあり、楽しめました。

とても謙虚な姿勢と分り易い説明で、ニコラス・ペタスという武道家のひととなりが
窺い知れて、好感のある1冊でした。


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