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百田尚樹 『大放言』

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言葉足らず

百田尚樹のベストセラーエッセイ『大放言』を読了。

炎上覚悟。思ったことや軽いジョークを口にしただけで、クレーム、バッシングの嵐。 求められるのは人畜無害な意見ばかり。こんな世の中に誰がした! 数々の物議を醸してきた著者が、ズレた若者、偏向したマスコミ、 平和ボケの政治家たちを縦横無尽にメッタ斬り。

「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」などのベストセラー作家として有名な百田尚樹。

その小説は高い評価を受ける一方、数々の発言によりバッシングを受けることでも
有名な作家ですが、私はこの人の出版物を1冊も読んだことがありませんでした。
でもまぁ、一時期は品切れ状態が続いていた本だし、一連の発言の真相も知りたかった
ので手に取ってみました。

一番感じたことは「言葉の切り取り」の怖さ。
バッシングを受けた数々の発言も前後の文脈をしっかり読めば、大騒ぎするほどの
ものでがなかったということ。
なのにマスコミが過激な語句のみを切り取り、報道、宣伝することで大炎上が発生
する仕組みには、素直に同情します。

実際、この本でも過激な発言や言い回しを多用していますが、文脈を素直に読めば
著者の言わんとすることは容易に理解できます。
ただ、著者側もあえて過激な発言や言い回しを選択している節もあり、作家という
職業で他人に理解してもらおうとするならば、「もっと素直になればいいのに」と
強く感じます。
言葉を生業にしているのであれば、もう少しデリケートになってもいいかと思います。
ある意味、開き直っている面もあるので、余計にたちが悪い。

実際、数々の社会問題についてその背景もよく勉強されているし、私自身得るものも
少なくありませんでした。
だからこそ、余計に敢えて敵を作る言い回しが惜しいです。



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