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クリーピー 偽りの隣人

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もっともっと後味の悪さを出せたはず


大好きな竹内結子さんが出演している「クリーピー 偽りの隣人」の感想。
もちろん映画館で観ました。

西島秀俊、竹内結子の夫婦が引っ越してきた一軒家の近所には一風変わった人たちばかり。
特に隣家の西野家の主人は、一見愛想がいいように見えるが、何か違和感を感じる人物。
その違和感とは一体何なのか?


怪しい隣人を香川照之が演じているのですが、この人は本当に達者な役者さんです。
この映画の香川照之が不気味で、いわゆるジワジワ来る恐怖というのを見事に演じきっています。
この映画、香川照之なしでは成り立たない怪演っぷりです。


一方で脚本の方は不親切の一言に尽きます。
物語の起承転結において、いちいち説明不足が目立つのです。
例えば、竹内結子さん演じる妻が、香川照之に籠絡されていく過程の描き方が雑なんです。
最終的にはクスリによって自我を奪われるわけですが、もういきなりクスリです!って感じで唐突に過ぎるのです。


クスリに至るまでの香川照之による心理的圧力をもっと丁寧に描いていれば、もっともっと不気味で怖かったはず。
心理サスペンスのはずなのに物語の展開が雑なんです。
クライマックスも含めて、一事が万事、説明不足の一言に尽きます。


あまりに気になったので、原作小説のあらすじを調べたところ、原作の方はもっと複雑な物語とのこと。
映画化するにあたり、エピソードの取捨選択はあって然るべきと思いますが、登場人物の行動原理について大事な部分を省き過ぎているように思えます。


物語が凄惨なものだけに鑑賞後の感想は ”後味悪い” のですが、登場人物それぞれの心理について丁寧に描いていれば、「もっともっと後味の悪い」面白いし作品になっていたはずです。


決してつまらない映画ではありませんが、もっと磨く余地のある映画でもありました。


一方で竹内結子さんですが、既婚者役は今回が初めてではありませんが、なんか主婦主婦してる姿が新鮮でファンとしては、これだけで満足感で一杯なんですけどね。はい。

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