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キングダム

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ハッタリのかまし方が凄い


原泰久の『キングダム』を1巻〜40巻までを一気読みしました。

時は紀元前——。 いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!

人気漫画なので既に読んでいる方も多いかと思います。
私の場合、中国史が好きなのになぜか敬遠していた漫画です。

この漫画の凄いところは、ハッタリ(虚構)のかませ方。
一線級の将軍たちはどれも実在している武将をモデルにしているのですが、
どの武将もビジュアル面や戦い方のデフォルメが突き抜けているんです。

どの国の武将も濃すぎるぐらいに濃く、中国史における大規模な合戦(万単位)で
キャラを埋没させることなく嬉々として描かれています。
この武将たちの生き様を追うだけでも、かなり面白いです。

一方で主人公の一人である少年、信(後の秦の勇将、李信)の描き方。
下僕から成り上がっていくさまは、そのビジュアルを含め王道的な描写だと思います。
しかし、その前に立ちふさがる武将たち(敵味方問わず)があまりにも濃いので、
印象が薄いです。キャラ負けしています。
この辺り、すごく残念でもう少し濃い敵将に勝つに至る説明付けをしてくれると
共感できるのですが、すごい惜しいです。

40巻まで読んで秦はまだ一国も滅ぼしていません。
一体、何巻で終わるのやら。

個人的には中華統一後の始皇帝も描いて、若かりし頃の政との対比を魅せて欲しいと
願っています。
あのイケメンが不老長寿求めたり、水銀飲んだり、土木事業にはまったりするに至る経緯には興味があります。
でもまぁ、普通に考えれば中華統一して大団円なんでしょうけど。



All You Need Is Kill 全2巻

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とても惜しい気がする

原作 桜坂洋/漫画 小畑健の『All You Need Is Kill』全2巻を読みました。

人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく──。

「DEATH NOTE」や「バクマン」の小畑健が作画担当ということで興味を持ちました。

いわゆる異生物との戦争ものなのですが、主人公が死を繰り返すという設定が
面白いと思います。
主人公は異生物ギタイとの戦闘で死んでもまた数日前に戻り、ループを繰り返すの
ですが、その特性を活かして「実戦を訓練化する」ことで戦闘スキルを上げていく
という着想が面白かったです。

ただ、なぜ死を繰り返すのか?という点の謎解きが少々唐突な感じがして、とても
惜しい気がしました。
主人公もヒロインもそれなりに魅力的だったので、謎解きにもう少し時間をかければ
ラストの戦闘にもっと感情移入できたと思います。

私はKindle版で読みましたが、全2巻だし読んでみても損はしないと思います。




竹内結子さん(104)

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竹内さんとは関係ないですが、

   みなさん、ブラジルW杯観てますか??


私は今のところ、全試合ライブ観戦しているのですが、寝不足でヘロヘロです。

大会が終了したら、もう少しブログ更新の頻度を高めたいと思います m(__)m



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光の時代、影の時代


宮戸優光の『U.W.F. 最強の真実』を読みました。

あらゆる格闘技のスタイルが乱立し、多くの団体が設立されては解散していた激動の1990年代初頭。U.W.F.は、プロレスの「ショー的要素」を廃し、真剣勝負を追求することで、熱狂的なファンを獲得した。順風満帆に見えたU.W.F.だったが、度重なるルール変更や、資金繰りの悪化から崩壊がはじまる…。高田延彦、桜庭和志など多くのスターを輩出し、さまざまな仕掛けでファンを魅了した最強団体の誕生から崩壊までの舞台裏に迫る。

宮戸優光といえば、高田延彦率いるUWFインターナショナルでレスラー兼
フロントとして活躍した選手。
その宮戸がUWFを語るというので興味を持って読みました。

まず、UWF系のノンフィクションを読むと必ず「新日本プロレス時代」を眩しい
青春の日々として振り返っています。
前田や高田、船木などの本を読んでも、共通して新日本プロレス時代をもう戻っては来ない青春の日々として描かれています。

皮肉にも彼らをスターダムにのし上げたUWF時代以降、そのエピソードは苦労や
確執といったゴタゴタが大半を占めるのです。
時代を彩ったスターたちが口を揃えて語る「親日時代の光」と「UWF時代の影」、
光を飛び出した結果が影だったという結果にはいろいろ考えさせられます。


本著ですが、各時代においての苦労話や確執、マッチメイクのエピソードが
散りばめた飽きない内容になっていると思います。

ただ、UWFインターにおいて高田vsマイク・タイソン戦を画策し、その実現に向かって考えだした手段として、
収監中のタイソンに高田と二人で面会に行き、ケンカを吹っかけてしまうという
計画があったというエピソード。
看守に止めらてしまっても世界的ニュースになることは間違いなく、そこから因縁の
対決に繋げようというもの

真っ当な人間の考えることではないし、底が知れるとはこのようなことだと思います。
UWFインターは潰れるべくして潰れたんだと感じたエピソードです。


全体的に主観的になりすぎて公平性には欠けるものの、ひとつひとつのエピソードに
ついては読み応えはあったと思います。

アマゾンでもKindle版以外は取り扱いを終了しており、入手しにくい本ですが、
興味を持たれた方はKindle版でどうぞ。
私もKindle版で読みました。

竹内結子さん(103)

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ネットで拾った雑誌?の切抜き画像です。

邪魔な文字や折り目を消してみました。



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