ここから本文です

書庫全体表示

記事検索
検索
イメージ 1

素晴らしいエンディング

機動戦士ガンダムUC episode 7 虹の彼方に』のBlu-rayが届いたので観ました。

地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。
その場所は、事件の始まりの地、〈インダストリアル7〉の〈メガラニカ〉であった。ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、 甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、〈インダストリアル7〉に急ぐバナージだが、眼前に《バンシィ・ノルン》を駆るリディ と、アンジェロの《ローゼン・ズール》が立ち塞がる。
『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして――。

素晴らしいエンディング巻でした。

ユニコーンとバンシィの戦いに始まり、そこにクシャトリア・リペアードが絡み、
ラストの戦闘ではユニコーンとバンシィの共闘によりネオ・ジオングに挑む。
もう一連の流れにシビレっ放しでした。

物語として一番グッと来たのは、マリーダ・クルスの死とそれに向き合うジンネマン
の大きな父性。
逆にフル・フロンタルはネオ・ジオングともに尻窄みな活躍で拍子抜けでした。
もっと倒すべき大きな壁としての活躍を期待していたのですが、その点はがっかり。

ラプラスの箱の正体にも、ユニコーンがなぜ鍵なのかも大いに納得の内容でした。
宇宙世紀を本当に綺麗にまとめ上げたという感が強く、素直に脱帽もの。
(逆にVガンダムの立場がないです)

「虹の彼方に」というサブタイトルも秀逸です。

もう一度、episode1から観直します。


ファースト・ガンダムのOPを新作画で観れたのは、予想外のご褒美でした。


清須会議

イメージ 1

役所広司は凄い


三谷幸喜監督の『清須会議』を観ました。

天正10年(1582年)本能寺の変。一代の英雄織田信長が死んだ―。跡を継ぐのは誰か?後見に名乗りを上げたのは2人。筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)。勝家は、信長の三男でしっかり者の信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を信長の後継者として推す。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、秀吉への恨みから勝家派に。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいく。 そして、開かれる清須会議―。会議に出席したのは4人。勝家、秀吉に加え、勝家派の策士・丹羽長秀(小日向文世)、会議の行方を左右する池田恒興(佐藤浩市)。繰り広げられる一進一退の頭脳戦。様々な駆け引きの中で騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合う! 勝家派か?秀吉派か! ?

原作は読んだうえでのDVD鑑賞。

一番の楽しみは原作のあの役やあの役に誰がキャスティングされているのか?

大泉洋の秀吉役を始めとして無難な配役が行われる中、個人的に一番意外だった
のは、柴田勝家に役所広司を充てたこと。
「役所広司では線が細すぎやしないか?」との心配をよそに見事に柴田勝家を
演じきっていました。

このドラマの中で一番難しいのは間違いなく柴田勝家。
無骨な歴戦の勇者である一方、愚直なまでにお人好しという二面性を見事に演じ
きっていたと思います。

映画そのものは制作費や制作日数の問題か分かりませんが、細かなアレンジが
加えられており、その点は残念でした。(イノシシ狩りなど)

個人的には原作を先に読むよりも、DVDを先に観てから原作を読んだ方が
いろいろ気にならなくて良いのかも?と思います。


それにしても鈴木京香のお市の方は、気持ち悪かった。。。
アレに惚れるかい、柴田勝家。


ゼロ・グラビティ

イメージ 1

一番ひとりになりたくない場所


サンドラ・ブロック主演の『ゼロ・グラビティ』を観ました。

女性エンジニアであるストーン博士は、ベテラン宇宙飛行士コワルスキーと共に、地球より遥か上空の無重力空間〈ゼロ・グラビティ〉で、システムの修理をしていた。だがスムーズに作業を遂行し終えようとしたその時、彼らに思わぬ危機が訪れる…。《無限の宇宙》に取り残された宇宙飛行士が、酸素・重力・生存率《ゼロ》の極限状態に立ち向かう、予測不能のSFサスペンス!

宇宙空間でシステム修復の途中、大量のスペースデブリに襲われた宇宙飛行士
サンドラ・ブロックが仲間を失い、宇宙船を失った後、どうにか地球に戻るまでの
お話です。

公開当時、TV-CMを観た時に「宇宙船失ってどうやって生き延びるの?」と
思っていたのですが、その気になればいろいろとあるもんですね。生きるすべ。

この映画の見所は、宇宙での孤独。
重力も空気も仲間さえいない空間で生きるすべを失っていく絶望感は、かなり
味わいたくない経験です。
おそらく宇宙飛行士の適正訓練は、こういう状況にも負けない精神力を持った
人間を育て上げることもあるんだろうなぁと感心してしまいました。

映画そのものは若干平坦な感じもしたのですが、90分という尺にまとめ上げて
いるので退屈することはなかったです。
これが2時間以上だったら、ちょっと辛かったかもしれません。


三谷幸喜 『清須会議』

イメージ 1

悲喜こもごも

映画化もされた三谷幸喜の『清須会議』を読みました。

日本史上初めての会議。「情」をとるか「利」をとるか。
本能寺の変、一代の英雄織田信長が死んだ。跡目に名乗りを上げたのは、柴田勝家と羽柴秀吉。その決着は、清須会議で着けられることになる。二人が想いを寄せるお市の方は、秀吉憎さで勝家につく。浮かれる勝家は、会議での勝利も疑わない。傷心のうえ、会議の前哨戦とも言えるイノシシ狩りでも破れた秀吉は、誰もが驚く奇策を持って会議に臨む。歴史の裏の思惑が、今、明かされる。

全編が登場する武将たちのモノローグで語られるといった一風変わった構成です。

出てくる武将たちが平気で「パーティ」とか「プラトニックラブ」とか
「3メートル」とか外来語を話す軽いノリなのも、とっつきやすくて読み易かった
です。
いや、外来語を除いても武将たちの語り口は軽妙で時代劇の割に堅苦しさを感じ
させません。

肝心の物語は、信長の次男(バカ)を推す秀吉と、信長の三男(まじめ)を推す柴田
勝家との駆け引きを周囲の武将を巻き込んでの愛憎劇で描いています。

狡猾な秀吉に対して、愚直な勝家はお市の方に利用され、朋友に裏切られ、哀れな
限りなのですが、物語の展開をみていると「あんた、それじゃあしょうがないよ」と
言わずにはいわられなかったりします。
要するに滑稽なんですね。

滑稽といえば、信長の遺児二人も、秀吉に与する丹羽長秀も池田恒興も、それぞれで
思惑があるにも関わらず、第三者的には滑稽なんです。
秀吉が一人狡猾で、一人勝ちなのですが、あまり爽快感は感じません。
とにかく柴田勝家が哀れ(笑)

結局は秀吉一人に振り回されるお市の方や幹部武将たちの葛藤を楽しむ物語でした。

清須会議で秀吉が信長の孫である三法師を擁立する史実や、お市の方が柴田勝家と
再婚する史実は知っていたのですが、物語の中で上手く結びつけている点は流石
でした。


作家、三谷幸喜の手腕は十分に堪能出来ましたので、今度は監督、三谷幸喜による
映画「清須物語」をDVDレンタルして堪能したいと思います。

オススメの一冊だと思います。

竹内結子さん(102)

イメージ 1


映画『天国の本屋〜恋火』のチラシ画像です。

映画のタイトルや文字などを消してみました。


とても暖かい気持ちになれる映画なので、大好きな主演作のひとつです。


本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事