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俺がいた頃の香港には、 16シーターという小型バスがたくさん走っていいた。 言葉通り、 16人がけのバスで、 それぞれ一定のルートを走り、 ルート上で手を上げると止まってくれ、 行き先に近づいたら、 大声で 「ボマーサン・ファーエン!」 とか言えば、 運転手が了解の印に手をあげてくれる。 座れるだけしか載せない。
値段は、忘れちゃった。 多分10角だったかな。 とても安いのだ。 俺がよく乗ったのは、 北角(パッコーとよむ。) から、 マーブルヒルをめぐるバスだが、 ある意味、 この路線は、 かなり裕福な人たちが乗っていて、 上記の巨大コンドミニアムで多くの人が降りた。 家賃が月に30万もかかるから、 日本人とか地元の金持ちとか、 欧米か!
俺も、 そのコンドミニアムの20階に小さな部屋を借りていた。 日本で言うと1LDK。 6畳ぐらいの寝室に、 10畳ぐらいの居間けん食堂に、 キッチネットがついていて、 月に34万。 家具込みで、 乾燥機付き全自動洗濯機、 ガスオーブンの他ほとんどの家電はそろっている。 俺は、 カーペットをピンクにして、 食卓には、 花柄のクロスをかけ、 ビューローには、 ちょっとモダンにデザインした仏壇をおき、部屋のかどかどには、 香港フラワーで作った生花的オブジェ(?)をたくさん置いた。
一度親会社の人がきたが、 「わっ綺麗!」とおじさんが言ったほどだから、それなりに綺麗に住んでいた。 もちろんサウナに大風呂、 ジムにプールがついていた。 「ブルースさん、 いいなあ。 こんな暮らしで来て。」 ありがとう! と思ったが、 これが失敗だった。
その人、 俺が経営しているはずの香港支社の中国人女性事務員と不倫関係に有り、 俺がその女性を不正の塊として追求していることに腹を立てていたのだ。 この女、 俺が来た時は俺にも色目を使っていた。 結婚して子供もいる女だが、 別に中国側にも男がいた。 俺の運転手だったのだが、 日本語も英語もできない。 日本に不法労働者を送り込む組織のようなものを作り、 中国の大学卒業証書日本の大学の卒業証明書等を偽造して、 人を送り込んでいた。
ある日、日本の長崎通関から、 ファックスが入った。 俺の会社の雇用証明書で、 FAXは、 その真偽を確認するものだった。 ハンコウも偽造だったので、 俺は、 その人(さっき家に来た人)に、 その旨を伝え、 女性の即解雇と、 運転手の即解雇を進言した。 犯罪者はいらない。
結果、 俺に「諏訪本社勤務を命ず。」 という辞令がきた。 あのなあ、 ヘッドハントして、 高給を出して、 香港に寄越したんじゃないのか。 何かがおかしいという、 上の持株会社の疑惑を払拭するために、 特命したのではないのか。 色々言っては見たが、 日本側では、 もう物語が出来ていた。 Bruceは ホモらしい。 家に行ったが、 カーペットもピンクだし、 花柄のテーブルクロスを使っている。 もしくは、 女がいる。 部屋が綺麗すぎる。 男であそこまで家事はできないはずだ。 よう、 田舎のおっさんたちよ、 できないのはお前たちだけだよ。 男の嫉妬ほど怖いものはないなあ。
ということで、 俺は、 日本に帰ることになった。 ボーマーサン・ファーエンからは、 追い出されたが、 また、 16シーターに乗って、 自由に遊んだ。 日本に帰ると、 諏訪か。
諏訪、 いいかも。
じゃあ またね。
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ふらっと日記
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最近、 冷凍食品への農薬の混入問題で、 大騒ぎになっているが、 食品を作るというのは本当に大変な作業なのだと、 改めて感じている。 冷凍食品は、 我が家ではあまり使わないが、 幾ら技術が進歩したといっても、 ちょっとした人為的ミスや、 まして悪意があったとなると、 もう世の中がパニックになるほどの大問題になってしまう。
それほど大げさな問題ではないが、 我が家の常備食である駄菓子にも、最近不思議なことがあった。
娘が好んで食べるので、 このような駄菓子はいつでも(いまだに・・・笑!)ストックしているのだが、 この蒲焼さん、 なんと、 2枚入りが出てきたのだ。
当たりという訳ではないだろう。 何でこうなったかは分からないが、 一枚のはずが2枚入っていて、 びっくり! もう何年も食べているが、 初めてだ。 これも、 製造工程でのミスなんだろうが、 まあのんきなわが一族は、 「あれ、 凄い〜!」 などと喜んでいた。 そして、 疑いもなく食べた。
神経質な方々なら、 メーカーに送り返すところだろう。
話は変わるが、 この技術という分野、 俺は最近なんだか世の中についていけない。 スマホもロケットも、 食品も遊び道具にいたるまで、 すっかり人知を超えた分野にあるのに、 コマーシャリズムに乗って誰でも使っていて、 その使い方はいかにも原始的ではあるが、 当たり前のものになってしまった。 これでよいのだろうかなどと考える暇もないままに。
原子力エネルギーなんて、 使いかすを捨てる場所もないのに、 平気で使っている。 そのうち、 宇宙戦艦大和のような世界が来て、 地球に人が住めなくなるかも知れない。 あーあ、 どうなるんだろうなどと嘆いているのは、 俺だけではないはずだ。 本当に、 人間って、 不思議な生き物だ。
じゃあ またね。
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相当、 何にも書かなかったので、 少しは中身がたまったのかと思いきや、 何にも変わらずに年が明けた。 ひとつ歳を取っただけではあるが、 このまま何もしないでいると、 相当に孤独な爺さんになってしまうだろうから、 大変にご無沙汰していたにもかかわらず、 また、 楽しいことなどを思い出しつつ、 ブログを書き始めるので、 よろしくお願いします。
去年のビッグニュース
もっと昔のことも思い出すのだが、 きりがないので、 おいおい書いていこうと思う。 やはり、 歳を取ったのだなあ。 将来のことよりも、 昔が懐かしい。
これは今年の我が家の御節。 古い家だが、 みんなが集まってくれて嬉しかった。 サーちゃんはイクラばかりを食べて、 ママに叱られていた。 好き嫌いが多いのは、 どうやら遺伝するらしい。
なんて、 書き始めにしてはこんなところか。 今年は、 いろんなことをしようと思う。 鬱病の薬のせいか、 あんまり感情が高ぶらない。 たぶんそのために歌がかけないのかもしれない。 でも、 なんだか、 頑張るぞ!
じゃあ またね。
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やっぱり、 動けないと気持ちも落ち込むので、 痛風の発作は、 本当に困りものだ。 尿酸値は正常の範囲なのに、 時々出てくる。 痛みには慣れたが、 かといって、 散歩ができるほどではない。 そんなときには、 古い友達と会って、 話すのもいいものだと思っていると、 運よく、 貰い物があるので、 持って行くよと、 大学時代の友人、 クーちゃんが来てくれた。
出身が九州の炭鉱町なので、 九州には知り合いが多いらしく、 喜界島というところの柚子製品詰め合わせを持ってきてくれた。 食べるラー油は、 白いご飯で、 おかずになるし、 癖になりそうだ。
早くに引退して、 すでに数年は、 引退生活をしているクーちゃんは、 中野に住んでいるので、 そのうち、 中野ブロードウェイでも行こうとか何とか、話しながら、 地元のサウナ付き銭湯に行ったり、 久しぶりにチャウダーを練ってみたりしながら、 楽しく過ごした。 まあ、 クーちゃんも外資系一筋。 友人も多くて、 中国人の友達が、 豚足をくれたということで、 それも持ってきてくれた。
が、 これは大誤算。 豚足を五香粉で煮ただけの物で、 一口食べて、 全部捨てることになった。 中国の豚足というから、 にんにく入りの甘辛い醤油ベースに香辛料の効いたものを想像したのだが、 がっかり。 今度は、 俺が特製の豚足煮を作って持っていってあげよう。
さて、 そんなこんなで、 しばらく家でぶらぶらしていたが、 天気がよいので、 地元の散歩にも出かけた。 地元の北区は、 老齢化率が東京 No.1 ということで、 テレビに出るくらいだから、 すっかり寂れてきてはいるが、 小さな建売がどんどんできて、 若い人も入ってきている。 しかし・・・
王子駅南口。 柱に貼ってある看板には、 23時まであいていると書いてある。 あのなあ、 いまどき東京で、 23時にしまる駅なんか、 他にないぞ。 それなのに、 駅前には、 バスが一台も来ないバスターミナルまで作って、どういう心算なんだろう。 大体、 ここに入ってくるバスの通れる道路がない。 税金とは、このように使うものだという、 好事例だ。
そうはいっても、 王子駅北口あたりは、 賑やかになっている。 それはそれで、 嬉しいことではあるが、 南口が近い俺としては、 何とかしてもらいたい。 それなりに、 有名な会社もあるんだし。
ちなみに、 化粧品のコーセー研究所は、 南口に近い。 大体、 創業者の小林コーセーさんは、 地元の人だ。 それに、 教科書で有名な東京書籍もある。 今は、 女子レスリングで名をはせて言える高校のレスリング場になっているが、 昔は 帝拳ジムというボクシングジムがその場所にあり、 大場政男さんという世界チャンピオンもいた。 格好よかったなあ。
などと、 昔話が多くなるのは、 年寄りになったということか。 北口では、 王子駅130周年のお祝いに 王子稲荷の狐ばやしを小学生たちが演奏していた。 上手にやっていたので、 嬉しくなった。 近いうちに、 稲荷前の石鍋の葛餅、 ハニーに買ってあげよう。
じゃあ またね。
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やっと本格的に雨も降り、 ちょっとは東京の水がめにも水がたまったかもしれない。 暑いときの節水は、 きついし、 作物も値段が上がるので、 ちょっと安心なのか、 これでは足りないのか、 よく分からない。
ところで今日は父の日だそうで、 娘とハニーから、 思わぬプレゼントをもらった。 いつものように、 「パパいる。」 と裏から入ってきて、 なんだか飛び切りの笑顔だったので、 何かと思うと、 早速開けてみろという。 開けてびっくり、 あらまあ、 小倉山荘というメーカーの カルタ遊びあられだった。
洒落たパンフレットもついていて、 和歌好きの俺の趣味をよく分かっていてくれて、 旦那さんと一緒にかって来てくれたのだそうだ。 確かにこれほど嬉しいプレゼントはないかもしれない。 先生らしく、 いくつかテストだれたが、 何とかクリアーした。
あまり百人一首はやらない娘では有るが、 よくぞ 思いついてくれたと、 嬉しくなった。 娘というのは、 かわいくてかわいくて、 いてくれるだけで充分プレゼントのようなものなんだから、 気を使ってくれなくてもいいのに、 このあられのおかげで、 今日からはまた元気に頑張ろうという気になったのである。
ハニーは 肉球グミをくれた。 何でもにゃんこ関係になるところが面白い。 が、 それはおまけで、 本命のプレゼントは、 スライムの 座布団だった。 腰が痛いといっている俺を気使ってくれているのだ。
銀のメタルスライムか。 義彦の冒険にも出てこない珍品である。 座ると姿勢がよくなり、 腰の痛みがなくなるそうだ。 後楽園のヴィレッジ・バンガード(遊べる本屋として有名で、 楽しい雑貨いっぱいのお店。)という店の袋に入っていたから、 安くはないだろうに。 ありがとう! ハニー!
だが、 猫たちは、 気に入らないらないらしく、 プレゼントの周りに どでんと横になり、 テーブルを占拠する。 お前たちも、 時々はささみ茹でとかもらっているだろう。 が、 今日は、 どけといっても、 動かない。
仕方がないので、 孫の手で掻いてやった。 ちょうごろごろ言っているところを見ると、 やはりやきもちを焼いていたのだ。 そのうち、 お転婆娘のななも参加してきた。
「あたしも掻いてよ。」 こんな風に、 家族と猫に囲まれている生活は、 なんとも極楽である。 これでいいのかと、 もしかしたら、 本当に極楽にいるんじゃあないか なんて、 気持ちにもなるのである。
感触が肉球そのもの! おまけっぽくなってしまったが、 パンフレットは、 百人一首のなぞ解きも書いたあり、 よく知られていることとはいえ、 改めて図解して有るので、 興味深いものになっている。
みんな、 本当にありがとう!
じゃあ またね。 |




