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皆さん、こんにちは!
7月にブログに書きました準備編(https://blogs.yahoo.co.jp/bsrs19/40634747.html)の通り、8/15-9/15にかけアメリカにわたり、米国西部シエラネバダ山脈にあるロングトレイル(長距離自然歩道)"John Muir Trail(ジョン・ミューア・トレイル)"で移動野営を実施してきました。(1)〜(6)ぐらいに分けてその模様をご紹介します。
(1)「出発」 8/15〜17
朝1000、キュポラ広場。雨にもかかわらず来てくれたスカウト・リーダーたちに見送られる中、ビーバー隊S副長の車に乗り、成田空港へ。
私の今回の移動野営については、埼玉県連経由で日本連盟に書類を送り、日本連盟から米国連盟に連絡がなされました。日本連盟から正式に『国際紹介状』を発行していただきました。
スカウト活動として制服を着ていくことにしたため、特製チーフリングを作りこれを付けていきました。
航空券の関係で、日本からいったん台湾にわたり、台湾からアメリカに行くことに。14:15成田発⇒16:50台北着、19:40台北発の便で8/15(水)16:30(⇔日本8/16(木)朝08:30)、アメリカ西部のサンフランシスコに到着。
空港から市内へはBARTという電車を使った。おつりが出ない仕組みのアメリカの販売機に苦戦したが、何とか切符を買ってサンフランシスコ市内の駅Powell Station(パウエル駅)に到着。地上に出た時、自分はアメリカに来たのだなと強く実感した。
PowellStation(パウエル駅)から地図を頼りに20分ほど歩き、18時ごろにこの日の宿“Amsterdam Hostel(アムステルダムホステル)”に到着。受付のお姉さんがちょっとそっけなく、「超フレンドリーであたたかい宿です」と紹介していたガイドブックの記事との差に驚く(笑) 私の部屋は二段ベッドが二つある四人部屋で、私以外に日本人、インドネシア人、アメリカ人が泊まっていた。晩ご飯は、宿のキッチンで持参したごはん、ふりかけ、味噌汁の夕食を作り食べる。食後は、この宿で出会った日本人旅行者4人と遅くまで語りあい、一日が終了…。
8/16(木) ◆天気:晴れ ◆行程:San Francisco(サンフランシスコ)滞在日
朝、この宿の名物パンケーキ(ホットケーキ)とコーヒーで朝食。クリスチャンというコロンビア人バックパッカーに話しかけ仲良くなる。元スカウトらしく、彼が右手で握手を求めてきたので、私から「スカウトの握手は左手だろ!」と言って二人で笑って握手。これから友人のゴンザレスとヨセミテ国立公園にキャンプに行くということで二人を見送り、さらに日本人旅行者二人を見送った。旅には出会いと別れがつきものだが、やはり別れはさびしいもの…。
そのあとは、歩いてアウトドアショップに行き、以下の装備を購入。
1.ベアキャニスター(クマ対策用の食糧保管容器)
…ヨセミテ国立公園で野営するハイカーに携行が義務付けられているもの。
食糧や生ゴミ袋は全てこの中に入れなければならない。
2.ソーヤー(浄水器)
…アメリカの原野にはジアルディアという寄生虫がいるため、
淡水を飲むためには浄水器でろ過してから飲む必要がある。
3.消毒薬 …浄水器が故障した時の非常用として購入。
4.シャベル …移動野営中は野外で穴を掘ってトイレしなければいけないため。
5.ガスカートリッジ(携帯ガスコンロ用)
6.防中スプレー …プラスチックキャップが溶けるほど強力なもの。効果絶大。
7.バグネット …蚊がとても多いエリアで頭にかぶるネット(網)。
8.足の豆対策用のクリーム
9.ナチュラルソープ …食器、身体、頭すべてを洗え、自然にやさしい石けん。
このあと、日本から持参したデジカメが故障していることを発見しあわてる。急いで携帯電話からインターネットで市内の電気屋さんを調べ、お店の人に相談。結局、お金を節約するために携帯のカメラを使うことに。長期間山にこもるため、ごつい充電器などを購入してしまい、あとあとその重さに泣くことになる…。
スーパーで食材を追加購入したあと、実際にベアキャニスターに全ての食糧を入れてみた。ベアキャニスターとは、食糧のにおいが漏れないように、またクマが開けられない構造になっている容器で、アメリカ西部の国立公園で野営をする人にはすべてこのベアキャニスターに食糧を入れて運ぶことが義務づけられているもの。全ての食糧を入れてみたらパンパンで入りきらず、日本から持参したパスタ、米、アクエリアスの粉を半分に減らす。
8/17(金)
◆天気:くもり
◆行程:San Francisco(サンフランシスコ)⇒Tuolumne Meadow(トゥオルミー・メドウ)
0500起床。トルティーヤとチリビーンズ缶詰の朝食。0620に宿を歩いて出発したものの、バスターミナルに到着したのはバス発車5分前!掲示板を見ても自分のバス停が分からずパニック状態。黒人の係員に相談したら、「君のバス停はだな、あの目の前のビルの13階にまず上がってだな…うそうそ、冗談だよ!」と笑えない冗談を言われたあと、「俺が案内したる!大丈夫!絶対に間に合うし、俺がバスを待たせたる!」と。彼のおかげで本当に無事にバスに乗れたが、乗車したのは発車3分前(危なかった!)。0705 Temporary Transbay Terminal発⇒0735Emerybille(エメリービル)着。
Emerybille(エメリービル)では0745発の“San Joaquins(サンホアキン号)”という電車に乗り換え、1037 Merced(マーセド)駅着。1055 Merced発バスに乗り換え、1320にYosemite Valley(ヨセミテ渓谷)に到着。1700発のTuolumneMeadow(トゥオルミー・メドウ)行きバスに乗るまで、ヨセミテ渓谷で時間をつぶすことに。
Yosemite Valley(ヨセミテ渓谷)は、ヨセミテ国立公園の玄関口で、Half Dome(ハーフドーム)やEl Capitan(エルキャピタン)などの有名な巨大岩など、壮大で美しい景色が楽しめる人気の観光地。年間約400万人がヨセミテ国立公園を訪れるが、そのほとんどはこのヨセミテ渓谷を訪問する観光客と言われるほど。いろいろ見て回ろうかとも思ったが、これから控える移動野営を前に観光する気分になれず、バス停近くにあるビジターセンターでヨセミテ国立公園の歴史を学んだり、お土産を買って時間をつぶすことに。
私のキャップのスカウト章を見て話しかけてくれたボーイスカウト一家。“What’s your rank?(あなたは何級?)”と聞かれた。この質問は、今後ちょいちょい聞かれることになる。
やはり私のキャップを見て話しかけてきたサンフランシスコでボーイ隊副長をつとめるスコット。アメリカ連盟が所有する高度な野外活動のための広大な敷地“Philmont Scout Ranch(フィルモント・スカウト・ランチ)http://www.philmontscoutranch.org/ ”での移動野営やプログラムについて貴重な生の話を聞くことが出来た。
John(ジョン)バックパッカーとも仲良くなり、話しているうちにバスの時間に。1700 ヨセミテ渓谷発⇒1845 Tuolumne Meadow(トゥオルミー・メドウ)のビジターセンター前に到着。誰もおらず、キャンプサイトはここじゃないのかなと思っていたら、シャトルバスのおじさんが声をかけてくれ、キャンプサイトの予約受付事務所まで送ってくれるという。いかにもアメリカという風貌のおじさん、元海軍で横須賀にいたことがあるらしく、日本の話をいろいろ聞かれる。
バックパッカー専用キャンプサイトはすでに混んでいたが、ようやくテントを張れそうなサイトを一つ見つけ、夜はこのサイトで一緒になったジム、および“Papa Bear(パパベア)”というニックネームのドンと三人でたき火をしながら語り合った。寝る前、木々の間から見えた美しい星に一瞬言葉を失う…。 つづく…
(記:ボーイ隊副長 K)
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