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マニとキャブの合わせは終わったものの、ある点が気になります。
タコ足との干渉です。現在のタコ足はヘッドから横に伸びている分、余裕が殆どありません。A12はカムとリフター交換で降りていたので、載せ換えの際に現物を合わせながらの装着となります。
左オプション、右が東名。キャブの角度の違いが一目瞭然です。
これまでの東名マニはキャブが斜めに付く為、タコ足との隙間がありました。
が、対するオプションは水平なのでスペース的に厳しそう…。
エンジン載せ換え当日。搭載も終え、残すはマニ取り付けです。
案の定、実際に取り付けると笑ってしまうくらい付きません。
ヘッドとマニの隙間が20mm以上ありました(笑)
一旦バンテージを剥がし、まずはマニ側の当たる箇所を削り単体で付くまで逃がします。マニが収まったら再びキャブをセット。インシュレーターは勿論、断腸の思いでキャブにも逃がしを入れます。
それでもまだこの隙間。
あとは光明丹を塗ってパイプ側を叩いて…
翌日、ようやく収まりました。何だか記事に書くとあっさりですが、心が何度も折れました。いっそ元通りにしようかと思ったくらいであります…。でもこうして形になると頑張って良かったなぁと思います。
オプションマニ。これってオプションヘッドありきの物だったのかな?と思うのですが、実際のところどうなのでしょうか…。オプションヘッドは余裕でINポートの位置を高く出来るのでキャブを水平にセット出来るしEXマニとのスペースも確保出来る。対して東名マニは油面の水平は犠牲になるけど、ノーマルヘッドベースでもレース用タコ足が付くようキャブを斜めにセットさせて干渉を防いた…。
なんて、これはあくまでも個人的な推測なのでありますが…間違っていたらごめんなさい。
で…取り付けに戻ります。
キャブがセット出来たので今度は負圧の取り付け。
東名は4番に対しオプションマニは1番です。当然届かずホース繋いで延長致しました。普通は前者の方が一般的だと思うのですが…。これを1番に持ってきた理由は何故…?
リンゲージはオプション本来の方向ではなく東名と同方向に。不要なマニのタワーは削除。シャフトはオプション、レバーと扇は東名を使います。扇の逃がしは東名であれば必要ありませんが、オプションはリブが厚く逃がしが必要でありました。
シャフトのブッシュは東名製では合わず、内径をリーマで広げベアリングを入れます。
後で外側にスナップリング、内側にセットカラー固定にてズレの対策を致しました。
ついでにフィルターも交換。
しかし、まだまだ完成ではありません。
そう、インダクションボックスであります。
キャブが下に下りた分、タコ足に干渉してしまうので
アルミ板で取り付け面を作り直します。
キャブ〜ポートの段差を無くしても入り口が歪では意味がありませんので今回は丁寧に開けました(笑)
それでも一度失敗して開け直し…。
セットする位置を確認してFRPと組み合わせます。
仮付け。 インシュレーターが長くなった分、蓋が干渉してしまいます。
インナーフェンダーは若干凹ませておりましたが、逃げが足りません…。
蓋の厚みを20mm程カット。ようやくこの隙間を確保するも、ファンネルが25mm伸びた事を忘れ脱着は非常に困難となりました…。
FRPは一旦サフを塗り黒く塗装、アルミはあえてそのままであります。
ようやく完成…長いファンネルは見栄えが良いです。
でも、この状態だと手持ちのシンクロテスターでは1番しか計れません(笑)
計測時はいちいちファンネルを外さないといけないのがネックであります。
グリルから見た位置。悪くはないかな…?
真横から。
キャブがヘッドに対し水平なのがよく判ります。
当然、油面も水平です(笑)
これだけ角度が違うとコーナーで空燃比に変化があります。
物凄くという程ではありませんが、数字にも違いはありました。
小さくなったマニのポート。
限りなく段差を無くす。
アウター絞る。
インシュレーター伸ばす。
ファンネル伸ばす。
この効果でエアは以前より小さく、メインは同じ〜5番上げくらいで走れるようになりました。
色々苦労致しましたが、個人的には大成功だったと感じております
懸念していたパーコもこの夏場を乗れておりますので今のところ問題はありません。
強いて言えばマニの脱着が非常に煩わしくなった事でしょうか…。
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日産A12型原動機
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コメント(8)
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どうもご無沙汰しております。
ブログ放置してから随分経ってるんじゃないかと思っておりましたが…。
最後の記事からもう10ヶ月近く経ってるのですね。
いやぁ、月日が流れるのは早い(笑)
こんなに日が経つとこれまでの事がたくさんあり過ぎて多分書けません(笑)
① INマニ変更
② ①に伴うアウターベンチュリー、ファンネル。その他関連する箇所全ての変更
③ カム
④ リフター
⑤ 点火(今も悩みの種、正確にはまだ未解決
⑥ サイドマフラー取り付け見直し(ジャンボリーでまたも落とす
⑦ クラッチ(バネ逝った
⑧ 錆、腐りの切り貼り(始めたばかり、ちゃんと形になるのか
それぞれ気が向いたら後日書きますが、今回は①と②のその壱であります。
⑧を除けばこれが1番予想以上に苦戦したような…今回、Lポートだった東名INマニをやめ無加工のオプション2次仕様マニに変更→拡大、段差修正致しました。
このオプションマニ、4~5年前に未加工品がヤフオクに出ていたのを駄目もとで入札→落ちたという部品であります。当時は東名ばかり高くオプションマニは不人気でしたが今ではそれが嘘のよう…。ちなみにこの時、出品者の方がおまけをつけてくれたのを良く覚えております。でもそれがKARAのCDだったというのは未だに
入り口側も段差を無くし、これでキャブからポートまでの段差は完全に無くなりました。当たり前の事を今までスルーしていた自分が恥ずかしい…。
DCOE9は購入から丸2年になりましたので洗浄O/H。さすがにもう新品ではありませんが各部の状態はとても良いです
日頃の手入れと乗り方が優秀?(笑)だったのでしょう。ここは素直に自分を褒めておきます…(笑)
インシュレーターは油面の振動をより減らす事、キャブ〜ヘッドの距離を延長する目的でOリングラバー→純正に変更致しました。幸いにも程度が良かった為買わずに済んだ
ガスケットは枚数がかさむのでガスケットシートで切り抜き…(笑)
と、ここまでほぼ順調。東名とオプションでは異なるリンゲージの取り回しに少し悩むだろうという点以外は何も問題はないと思っておりました。
少なくともこの時点までは…(笑)
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A12の組み付けもいよいよ終盤に差し掛かってまいりました。
連日頑張ったお陰で最終日はわりと楽な1日でありました。ヘッドを本締めの後、ロッカーを組んでバルタイの測定を致しました。数値は前回と同じで組みましたので正確には測定というより確認でありますが、暫くやらないと中心角の計算を忘れそうなのでこれはこれでいい勉強になります…。
フロントカバーも一気に組むつもりだったのですが…
何とここにきてウォーターポンプG/Kが無い事が判明致しました
昼間凸さん宅に行ったのに早く気付けば良かったです
残すは上記の取り付けとストレーナー、オイルパンでありますが、
あとはウォーターポンプG/Kが揃えばゴール出来ます
おまけ
PA11バイオレットであります。
ミラー、ストライプにホイールリングからするとグレードは一番上のGX-Eでしょう
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早いもので盆休みもあと1日を残すのみとなってしまいました。
この連休、皆様は有意義に過ごされましたでしょうか?
僕は木曜から何かに取り憑かれたかの如く(笑)1日の半分以上をA12復帰作業に費やしておりました。まぁ、正確には日程的にそろそろキツくなり尻に火が付いたという表現の方が正しいですが…。
金曜日は8時起床、ブロックから着手致しました。先日メタルを仮組みしたままでしたのでまずは内寸の確認から…NDC製、やはり国内トップメーカーだけあって精度が素晴らしいです。この状態で前回とほぼ同等の数値でした。一応組み替えるも殆ど変わらず結局このまま決定致しました。クランクの方はラッピングにより約5/1000程痩せましたので約1/100広くなる計算でしょうか…。
ちなみにヘッドはダミーヘッド的な考えで毎回組んで計測しております。
次はロッカーシャフトの溝切りであります。
まずはジャンクで試してからという事で…
万力に切削砥石を付けたサンダーをセットしてシャフトを回しながら当ててみました(笑)手作業で案の定下書きの線よりずれてしまいましたが、バリの方は取り越し苦労だったようでスチールウールでちょっと磨けばアームはスルスル入っていきました
う〜ん…やはり綺麗にはいきません(笑)でも一応穴から伸びてるので良しとします
あと、今回A12を組み直すきっかけ、とういか元凶となったオイルストレーナーでありますが、考えた末にある細工を施しました。
街乗りではまず心配無いと思われる部品ですので詳細はここでは明かさずにおきます…。この方法、以前から何となく頭に中にあったのですが、ムーンM様や凸さんからのアドバイスが決定打となりました。恐らくこれで純正仕様よりは使えるかと思います。あくまでも自己責任でありますが
夕方嫁さんが出掛けましたので夜はナイターを見ながらピストン組立(笑)
そういえば朝から何も食べて無かった…という事で…
沼津家へ行きました(笑)
チャーシュー麺 固め、薄め、多め
いや〜、やっぱり美味しかった
帰宅後、時間も遅いので作業終了。
風呂に入ってるナイターの録画分を見た後、
CSのディスカバリーチャンネルを見ておりました。
このチャンネル、車やバイクの番組が凄く多いですね。全て海外の番組なのですが、どれもクラシックカーのレストアや改造を取り上げた番組で毎回見ていて飽きません
翌土曜日、朝6時に
生まれて今年で10年目、だいぶお年を召してこられたのが最近起きるのが早い…
暫くぼーっとした後で作業開始、ショートパーツをもう一度洗浄し直し、必要なガスケット類を整理致しました。
クランク修正後、どの位の数値で戻ってきたのか確認してみます。(今回の引き取り時はちょっと聞けませんでしたので
しかしよく戻ったなぁ…でもまた戻る(曲がる)だろうな…次は削ります
今回は久々にワコーズのペーストを使ってみました。
リフター、カム、クランク組み付け完了。
ここで一旦、ヘッドをバラしブロックをスタンドより降ろします。
オイルシールをこの段階で打ち込みました。ここの工程、いつも組んだ後にやっておりましたので軽いうちにやっておけば楽だという事を恥ずかしながらようやく気付きました…。
今回もSさん特製77パイ用ピストンスライダーの出番であります。
う〜ん、素晴らしい…しかも早い
次回使うともう終わりであります。万が一のリスクも怖いのでメタルはあまり好きになれませんが、無ければ使うしかないのです…
明日(もう今日ですね
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